JP3085766U - ペット用リード構造 - Google Patents

ペット用リード構造

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JP3085766U JP2001007148U JP2001007148U JP3085766U JP 3085766 U JP3085766 U JP 3085766U JP 2001007148 U JP2001007148 U JP 2001007148U JP 2001007148 U JP2001007148 U JP 2001007148U JP 3085766 U JP3085766 U JP 3085766U
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locking ring
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は支持輪の大きさが固定的になっている
と共に、部品点数の増加を招き、製造作業能率の低下と
コストの高騰を招来している。 【解決手段】 可撓変形自在な長尺なリード本体12の
両端部12a、12bに、ナス環13をそれぞれ設ける
と共に、リード本体の所定位置に、前記一方のナス環を
フックする係止手段15を設けている。係止手段は、リ
ード本体が挿通される係止環17と、内径が前記係止環
の外径より小さく設定されて、該係止環の投影面に対し
て直交する方向から係止環の外縁に当接して、係止環に
挿通してほぼU字形状に折曲されたリード本体の挿通部
12cに係止環をロックするロック環18とから構成さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
【0002】 本考案は、一端部が犬や猫などのペットの首輪に係止されて散歩用等の紐とな るペット用リード構造に関し、とりわけ、人などが把持する側の支持輪の径を自 在に変化させることのできるペット用リード構造に関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】 例えば通常は家の中で飼っている犬や猫などのペットを散歩などに連れ出した り、支柱などに繋いで置きたい場合などには、一般的に細長い丸紐状や帯状のリ ードが用いられており、この種の従来のペット用リード構造としては、例えば図 6に示すようなものがある。
【0005】 概略を説明すれば、このペット用リード1は、長尺なリード本体2と、該リー ド本体2の両端部2a、2bに取り付けられたナス環3,4と、リード本体2の 一端部2a側に所定間隔を置いて固定された4つの係止環5、6,7,8とから 構成されている。
【0006】 前記リード本体2は、可撓変形自在な厚手の布を帯状に形成してなり、両端部 2a、2bが折り返し状に折曲されている。
【0007】 前記両ナス環3,4は、金属材で形成されており、フック状に折曲された本体 3a、4aと、該本体3a、4aを回転自在に支持し、前記リード本体2の両端 部2a、2bに折曲自在に取り付けられた支持部3b、4bと、前記本体3a、 4aの基部とフック状先端部との間の開口部に介在して、基部側からばね力によ って先端部に軸方向から弾接して前記開口部を開閉するロック部とから構成され ている。そして、一方のナス環3は、前記各係止環5〜8のいずれかに係止して 円環状の支持輪9を構成するのに対して、他方のナス環4は、図外の犬や猫の首 輪の留め具10に係止するようになっている。
【0008】 前記各係止環5〜8は、図示のように、金属材によってほぼ円環状に形成され て、リード本体2の長手方向の位置に所定の間隔を置いてそれぞれ回動自在に取 り付けられている。
【0009】 したがって、このリード1の使用に際しては、図7に示すように、一方のナス 環3を予め選択されたいずれか1つの係止環5〜8に係止させて、リード本体2 の全体の長さを自由に設定したり、支持輪9を所定の大きさに設定しておき、そ の後、他方のナス環4を前記留め具10に係止させて、ペットの散歩用などに供 されるようになっている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
【0011】 しかしながら、前記従来のリード構造にあっては、支持輪9の大きさを1つの 係止環5〜8のいずれかを選択することによって、使用目的、例えば人が手に持 つためか、比較的太い柱に繋ぎ留めするのか等によって種々の大きさに設定する ことができるものの、各係止環5〜8はリード本体2に所定の間隔を置いて固定 的に取り付けられているため、その支持輪9の大きさも自ずと4つに制限されて しまい段階的な設定にならざるを得なくなる。
【0012】 したがって、支持環9の大きさを自由に設定することができず、使用目的に十 分に対応することができない。
【0013】 しかも、多くの係止環5〜8を用意しなけれなならないことから、部品点数の 増加を招き、製造作業の煩雑になると共に、その取付作業性も悪化して、各作業 能率の低下とコストの高騰を招来している。
【0014】 本考案は、前記従来のペット用リード構造の実情に鑑みて案出されたもので、 支持輪の大きさを無段階に変更設定することができると共に、製造及び取付作業 の簡単なリード構造を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
【0016】 請求項1に記載の考案は、可撓変形自在な長尺なリード本体の両端部に、フッ ク状のナス環をそれぞれ設けると共に、前記リード本体の所定位置に、前記一方 のナス環が係止して支持輪を形成する係止手段を設けてなるペット用リード構造 において、前記係止手段をリード本体に対して長手方向の所定位置に摺動自在に 設けると共に、前記所定位置に位置決め固定可能に形成したことを特徴としてい る。
【0017】 したがって、この考案によれば、長手方向への自由な摺動及び所定位置でのロ ック可能な係止手段を用いることにより、一方のナス環との共同によって形成さ れる支持輪の大きさを無段階に設定することができると共に、製造、取付作業能 率も向上する。
【0018】 請求項2に記載の考案は、前記係止手段を、前記リード本体が挿通される係止 環と、内径が前記係止環の外径より小さく設定されて、該係止環の投影面に対し て直交する方向から係止環の外縁に当接して、係止環に挿通してほぼU字形状に 折曲された前記リード本体の折曲端部に係止環をロックするロック環とから構成 したことを特徴としている。
【0019】 請求項3に記載の考案は、前記リード本体を、多重布材によって帯状に形成し たことを特徴としている。
【0020】
【考案の実施の形態】
【0021】 以下、本考案にかかるペット用リード構造の実施形態を図面に基づいて詳述す る。
【0022】 すなわち、このペット用リード11は、図1及び図2に示すように、長尺なリ ード本体12と、該リード本体12の両端部12a、12bに取り付けられたナ ス環13,14と、リード本体12に長手方向へ摺動自在に設けられ、かつ所定 位置に位置決め固定可能に形成した係止手段15とから構成されている。
【0023】 前記リード本体12は、可撓変形自在な厚手の布を帯状に形成してなり、両端 部12a、12bが折り返し状に折曲形成されている。
【0024】 前記両ナス環13,14は、金属材で形成されており、フック状に折曲された 本体13a、14aと、該本体13a、14aを回転自在に支持し、前記リード 本体12の両端部12a、12bに折曲自在に取り付けられた支持部13b、1 4bと、前記本体13a、14aの基部とフック状先端部との間の開口部に介在 して、基部側からばね力によって先端部に軸方向から弾接して前記開口部を開閉 するロック部13c、14cとから構成されている。そして、一方のナス環13 は、前記各係止手段15に係止して任意の大きさの支持輪19を構成するのに対 して、他方のナス環14は、図外の犬や猫の首輪の留め具16に係止するように なっている。
【0025】 前記係止手段15は、図1に示すように、リード本体12が挿通される金属製 の係止環17と、該係止環17に挿通された前記リード本体12のほぼU字形状 の挿通部12cに係合して前記係止環17のリード本体12に対する摺動を規制 する金属製のロック環18とを備えている。
【0026】 具体的に説明すれば、係止環17は、円環状に形成され、この内部をリード本 体12が挿通されているのに対して、ロック環18は、リード本体12の幅方向 に沿ってほぼ長方形環状に折曲形成されて、係止環17の投影面に対して直交す る方向から係止環17の外縁に当接して、前記U字形状の挿通部12cに係止環 17を係止するようになっている。
【0027】 すなわち、係止環17とロック環18とを、リード本体12の長手方向の任意 の位置に位置決めし、この状態で係止環17両側のリード本体12を、図中矢印 で示すように、互いに反対方向に引っ張ると、その引っ張り力によってロック環 18が係止環17方向へ移動して該ロック環18の外周縁の一部が係止環17の 外周縁に当接して、該ロック環18と係止環17とによってリード本体12の前 記挿通部12cを挟圧支持する形になる。
【0028】 このため、係止環17は、この挿通部12cの位置にロックされた状態になっ てリード本体12の長手方向への自由な摺動が確実に規制されることになる。
【0029】 この状態で、図1に示すように、前記係止環17に一方のナス環13を係止す れば、所望の大きさの支持輪19を形成することができる。
【0030】 したがって、例えば、図3に示すように、人23の肩に支持輪19を掛けて、 ペットPの散歩を行うなどの場合などは支持輪19比較的大きく設定したり、あ るいは、図4に示すように支柱20などの比較的細い支持部材に支持輪19を引 っ掛けてペットを繋ぐ場合は、小さな支持輪19に設定し、また図5に示すよう に、車両のシート21のヘッド部21aに支持輪19を掛けてペットPを繋いだ り、その支持輪19の大きさを自由に設定することができる。
【0031】 このように、この実施形態によれば、係止手段15によって支持輪19の大き さを無段階にかつ任意に設定することができるため、使用目的に十分に対応させ ることができ、使い勝手が極めて良好になる。
【0032】 しかも、単に係止環17とロック環18との組み合わせ構造であるため、従来 に比較して部品点数を大幅に削減できると共に、製造作業や取付作業が極めて容 易になり、かかる作業能率の向上とコストの低廉化が図れる。
【0033】 本考案は、前記実施形態の構成に限定されるものではなく、リード本体12の 幅の大きさや材質などを対象ペットに応じて適宜自由に変更することも可能であ る。
【0034】
【考案の効果】
【0035】 以上の説明で明らかなように、請求項1及び2に記載の考案によれば、係止手 段によって支持輪の大きさを無段階にかつ自由に設定することができるため、使 用目的に十分に対応させることができ、使い勝手が極めて良好になる。
【0036】 しかも、単に係止環とロック環との組み合わせ構造であるため、従来に比較し て部品点数を大幅に削減できると共に、製造作業や取付作業が極めて容易になり 、かかる作業能率の向上とコストの低廉化が図れる。
【0037】 請求項3に記載の考案によれば、リード本体を布製で形成したため、洗濯して 汚れを落とすことができるので衛生的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施形態のリード構造の要部斜視図で
ある。
【図2】本実施形態のリード構造の全体斜視図である。
【図3】本実施形態のリード構造を使用した状態を示す
説明図である。
【図4】本実施形態のリード構造を使用した状態を示す
説明図である。
【図5】本実施形態のリード構造を使用した状態を示す
説明図である。
【図6】従来のリード構造を示す斜視図である。
【図7】同従来のリード構造の使用状態を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
11 リード 12 リード本体 12a、12b 両端部 12c 挿通部 13・14 ナス環 15 係止手段 17 係止環 18 ロック環 19 支持輪

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓変形自在な長尺なリード本体の両端
    部に、フック状のナス環をそれぞれ設けると共に、前記
    リード本体の所定位置に、前記一方のナス環が係止して
    支持輪を形成する係止手段を設けてなるペット用リード
    構造において、 前記係止手段をリード本体に対して長手方向の所定位置
    に摺動自在に設けると共に、前記所定位置に位置決め固
    定可能に形成したことを特徴とするペット用リード構
    造。
  2. 【請求項2】 前記係止手段を、前記リード本体が挿通
    される係止環と、内径が前記係止環の外径より小さく設
    定されて、該係止環の投影面に対して直交する方向から
    係止環の外縁に当接して、係止環に挿通してほぼU字形
    状に折曲された前記リード本体の折曲挿通部に係止環を
    ロックするロック環とから構成したことを特徴とする請
    求項1に記載のペット用リード構造。
  3. 【請求項3】 前記リード本体を、多重布材によって帯
    状に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載
    のペット用リード構造。
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