JP3085669U - ボールの表皮接着構造 - Google Patents

ボールの表皮接着構造

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JP3085669U
JP3085669U JP2001007021U JP2001007021U JP3085669U JP 3085669 U JP3085669 U JP 3085669U JP 2001007021 U JP2001007021 U JP 2001007021U JP 2001007021 U JP2001007021 U JP 2001007021U JP 3085669 U JP3085669 U JP 3085669U
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ball
adhesive layer
carcass
adhesive
solvent
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善治郎 潮津
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Mikasa KK
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Mikasa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】溶媒を用いない、即ち,無溶媒の手段により、
接着し、環境にやさしく、臭気がなく、溶媒による火災
の心配もなく、溶媒の乾燥時間が節約でき、場所も節約
でき、また、熟練を必要としないボールの表皮接着構造
を開発・提供する。 【解決手段】ボールにおいて、カーカス1の表面に接着
層2を設けて、該接着層2に表皮3を載置し、あるい
は、表皮3の裏面に接着層2を設け、該表皮3をカーカ
ス1に載置し、無溶媒の手段を用いて接着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、ボールの表皮接着構造に関するものである。
【0002】 従来、球技用のボールには、補強層に表皮を設ける貼りボール、補強層へゴム 層を設けるゴムボール、そして、球形に縫製した表皮内に、チューブを挿入し、 表皮とバルブ部分を固定する縫いボールがある。
【0003】 そして、これらのボール本体の内部には、バルブを有し、内部に空気を保持す る,チューブと呼ばれるゴム体に、空気を充填して球形にし、該チューブに補強 層を被覆したカーカスと呼ばれるものが存在する。
【0004】 そして、このカーカスに表皮を接着する構造がとられており、溶媒を用いるた め、臭気や火災の危険性があり、作業環境の悪いものであり、また、乾燥時間を 必要としたり、乾燥まで場所を必要としたり、粘度調整を必要とするため、熟練 を要する等の作業上の欠点があった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、この考案は、従来のボールの表皮の接着構造に代えて、溶媒を用いな い、即ち,無溶媒の手段により、接着し、環境にやさしく、臭気がなく、溶媒に よる火災の心配もなく、溶媒の乾燥時間が節約でき、場所も節約でき、また、熟 練を必要としないボールの表皮接着構造を開発・提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、ボールの表皮を接着するに際し、接着層を表皮側、あるいはカー カス側に設け、カーカスと表皮とを接着するものであり、また、カーカスが、チ ューブの上に接着層を設けるか、チューブの上に補強層を設け、該補強層の上に 接着層を設け、さらに、接着層が、接着フィルム、熱接着フィルム、粉末接着剤 、無溶剤の接着剤から選ばれたものを使用し、また、加熱接着の手段が、高周波 加熱、超音波加熱、熱プレスから選ばれたものでボールの表皮を接着する構造で ある。
【0007】
【考案の実施の形態】
この考案の一実施例を図1に従って説明すると、ボールにおいて、カーカス( 1)の表面に接着層(2)を設けて、該接着層(2)に表皮(3)を載置し、あ るいは、表皮(3)の裏面に接着層(2)を設け、該表皮(3)をカーカス(1 )に載置し、無溶媒の手段を用いて接着することを特徴とするボールの表皮接着 構造からなるものである。
【0008】 次に、図2に示すように、カーカス(1)が、チューブ(1a)の上に接着層 (2)を設けるか、図3に示すように、チューブ(1a)の上に補強層(4)を 設け、該補強層(4)の上に接着層(2)を設けるものである。
【0009】 さらに、この考案に用いる接着層(2)が、接着フィルム、熱接着フィルム、 粉末接着剤、無溶剤の接着剤から選ばれたものである。
【0010】 この無溶媒の手段が、熱手段、加圧手段、摩擦手段を用いるものであり、また 、加熱接着の手段が、高周波加熱、超音波加熱、常温プレス、熱プレスから選ば れたものである。
【0011】 また、表皮(3)は、天然皮革、合成皮革、天然ゴム、合成ゴム、天然ゴムス ポンジ、合成ゴムスポンジ、天然布、そして合成布等を使用するものである。
【0012】
【考案の効果】
この考案によると、溶媒を必要としない接着手段を用いることにより、カーカ ス、表皮に均一な接着層が得られ、また、接着層に接着フィルムを使用する場合 には、カーカスと表皮を接着することができ、また、接着フィルムは自由な形状 に型抜きすることができ、接着剤のはみ出しがなく、溶媒を使用しないことによ り、環境にやさしく、臭気がなく、触媒による火災の心配もなく、溶媒の乾燥時 間が節約でき、場所も節約できるものである。
【0013】 また、溶媒を必要としない接着手段のため、従来のように、溶媒と接着剤との 関係に対し、経時変化による対応をする必要がなく、また、硬化変質の恐れがな く、従って、熟練を必要とせず、コストダウンも可能となり、作業性・安全性に おいて極めて有益なる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す一部欠截断面図であ
る。
【図2】この考案の他の実施例を示す一部欠截断面図で
ある。
【図3】この考案のさらに他の実施例を示す一部欠截断
面図である。
【符号の説明】
1 カーカス 1a チューブ 2 接着層 3 表皮 4 補強層

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールにおいて、カーカスの表面に接着
    層を設けて、該接着層に表皮を載置し、あるいは、表皮
    の裏面に接着層を設け、該表皮をカーカスに載置し、無
    溶媒の手段を用いて接着することを特徴とするボールの
    表皮接着構造。
  2. 【請求項2】 カーカスが、チューブの上に接着層を設
    けるか、チューブの上に補強層を設け、該補強層の上に
    接着層を設けることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載のボールの表皮接着構造。
  3. 【請求項3】 接着層が、接着フィルム、熱接着フィル
    ム、粉末接着剤、無溶剤の接着剤から選ばれたものであ
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のボールの表皮接着構造。
  4. 【請求項4】 無溶媒の手段が、熱手段、加圧手段、摩
    擦手段であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のボールの表皮接着構造。
  5. 【請求項5】 接着の手段が、高周波加熱、超音波加
    熱、熱プレスから選ばれたものであることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のボールの表皮接着
    構造。
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EP02713246A EP1445004A4 (en) 2001-10-26 2002-03-28 METHOD FOR BONDING THE OUTER SHELL OF A BALL
US10/492,865 US20050000630A1 (en) 2001-10-26 2002-03-28 Method for adhesion of surface skin of ball
CNA028205324A CN1571689A (zh) 2001-10-26 2002-03-28 球的表皮粘结方法
PCT/JP2002/003132 WO2003035187A1 (fr) 2001-10-26 2002-03-28 Procede permettant de coller une peau de surface d'un ballon

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