JP3084852U - フェンスバンド - Google Patents

フェンスバンド

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JP3084852U
JP3084852U JP2001006258U JP2001006258U JP3084852U JP 3084852 U JP3084852 U JP 3084852U JP 2001006258 U JP2001006258 U JP 2001006258U JP 2001006258 U JP2001006258 U JP 2001006258U JP 3084852 U JP3084852 U JP 3084852U
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JP
Japan
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fence
piece
hole
projection
band
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JP2001006258U
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Inventor
公子 横山
Original Assignee
寿屋株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着脱作業が容易であると共に、繰り返し使用
できて経済的なフェンスバンドを提供する。 【解決手段】 隣接して配置された一方のフェンスの縦
枠とこれに隣接する他方のフェンスの縦枠の周囲を取り
巻いて両縦枠を相互に結合するバンド部2を設け、この
バンド部を、中央片2aと、この中央片の両端に屈曲可
能な連接部2bを介してそれぞれ連続形成された側片2
cと、この側片の端部にそれぞれ直角に内向きに形成さ
れた端片2dとで構成すると共に、各端片同士を相互に
連結する連結手段4を設けた。これにより、バンド部で
隣接する2本の縦枠を取り巻いた後、連結手段で各端片
同士を相互に連結することにより、隣接するフェンス同
士を容易に結合することができ、取り外しも容易で繰り
返し使用ができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、工事現場などに設置されるフェンスを相互に結合するためのフェ ンスバンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば工事現場などにおいては、複数のフェンスを配置して部外者の立ち入り を規制することが日常的に行われており、隣接するフェンス同士を相互に結合す る必要がある場合には、一方のフェンスとこれに隣接する他方のフェンスとをワ イヤなどで縛って両フェンスを相互に結合することが一般に行われている。しか し、このような結合方法は手間がかかるために結合箇所が多いと相当な作業量と なり、また結合を解く場合にはワイヤを切断して取り除く必要があってこれにも 相当な時間がかかり、更にワイヤは使い捨てとなるため資源保護の点でも好まし くないという問題点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案はこの点に着目し、着脱作業が容易であると共に、繰り返し使用でき て経済的なフェンスバンドを提供することを課題としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために、この考案のフェンスバンドは、隣接して配置さ れた一方のフェンスの縦枠とこれに隣接する他方のフェンスの縦枠の周囲を取り 巻いて両縦枠を相互に結合するバンド部を備えており、このバンド部が、中央片 と、この中央片の両端に屈曲可能な連接部を介してそれぞれ連続形成された側片 と、この側片の端部にそれぞれ直角に内向きに形成された端片とで構成され、更 に各端片同士を相互に連結する連結手段を設けてある。このような構成により、 バンド部で隣接する2本の縦枠を取り巻いた後、連結手段で各端片同士を相互に 連結することにより、隣接するフェンス同士を容易に結合することができ、連結 の解除も容易で取り扱いが簡単である。
【0005】 また、各端片の端部にそれぞれ外向きに直角に突設された結合片を備えており 、この結合片に上記連結手段を設けている。これにより、端片同士の連結が容易 となる。
【0006】 上記の連結手段は、一方の結合片に設けられた突起と、他方の結合片に設けら れた穴とで構成されている。これにより、突起を穴に挿入するという簡単な操作 で結合することができ、結合の解除も容易である。
【0007】 上記の突起の外周面と穴の内周面に抜け止め用の段部をそれぞれ形成しており 、これにより結合が確実となる。
【0008】 また、上記の突起と穴とは別に、一方の結合片に第2の突起を、他方の結合片 に第2の穴をそれぞれ設け、この第2の突起と穴によって補助連結手段が構成さ れている。これにより、結合片が連結手段を中心として相互に回動することがな く、強固な結合状態が得られる。
【0009】 また、結合片にサポートパイプの連結穴を設けている。これにより、フェンス の転倒などを防止するためのサポートパイプの連結や取り外しが容易となる。
【0010】 以上のような構成のフェンスバンドの材料としては、硬質プラスチックが用い られる。これにより、錆びることがなく軽量で耐久性があり、繰り返し使用でき て安価なフェンスバンドが得られる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図示の実施の形態の一例について説明する。図1はこの考案に係るフェ ンスバンドのフリーな状態の斜視図、図2はフェンスバンドの結合片を結合した 状態の斜視図、図3は結合片の要部を一部断面で示した図、図4はフェンスを結 合する手順の途中における斜視図、図5は結合後にサポートパイプが連結された 状態の斜視図である。図において、1はフェンスバンド、2は中央片2a、連接 部2b、側片2c、端片2dとで構成されたバンド部、3は結合片である。この フェンスバンド1は適宜の硬質プラスチックの成形品で全体が一体に構成されて いるので、材料費が安価であると共に軽量で耐久性があり、繰り返し使用できる ので経済的である。
【0012】 連接部2bはバンド部2を直線状に展開した状態で内側に断面直角な切り込み を設けて形成されており、側片2cはこの連接部2bを介して中央片2aの両端 に連続形成され、端片2dは側片2cの端部にそれぞれ90度の角度で内向きに 形成されている。側片2cの中央部の上下には切欠部21cがそれぞれ形成され ている。また結合片3は各端片2dの端部にそれぞれ90度の角度で外向きに突 設されたもので、且つ下向きに45度傾斜した方向に設けられている。
【0013】 図示のフェンスバンド1はプラスチック製フェンス用の例であり、フェンスの 縦枠の外形は一般に正方形であるから、中央片2aはその正方形の1辺の2倍に 対応する長さで、また側片2cと端片2dは正方形の1辺に対応する長さでそれ ぞれ形成されており、連接部2bを内側に折り曲げて一方の結合片3と他方の結 合片3同士を図2のように合わせた場合には、バンド部2がフェンスの2本の縦 枠の周囲を丁度取り巻くような矩形状となる。なお、2個の端片2dは同一の長 さでなくても合計の長さが中央片2aと同じであればよく、またフェンスの縦枠 の外形が正方形でない場合には、それに応じた寸法と形状でバンド部2を形成す ればよい。対象となるフェンスがプラスチック製以外で形状が異なる場合にも、 それらに合わせて形状や寸法を適宜選定すればよい。
【0014】 一方の結合片3のほぼ中央部には円筒状の突起4aが設けられ、他方の結合片 3には突起4aに対応する位置に穴4bを設け、この突起4aと穴4bによって 連結手段4が構成されている。図3に示すように、突起4aの外周面は僅かに突 出させてリング状の段部41aを設け、穴4bの内周面は突起4aが挿入される 側を僅かに小径として段部41bを形成してあり、これらは、結合片3、3を合 わせて突起4aを穴4bに挿入した時に、段部41aが段部41bに係合して抜 け止め機能が発揮されるように位置と寸法が選定されている。
【0015】 またこの連結手段4から端片2d側に寄った位置には、一方の結合片3に第2 の突起5aを、他方の結合片3に第2の穴5bをそれぞれ設け、この第2の突起 5aと穴5bによって補助連結手段5が構成されている。また、各結合片3の先 端部分にはサポートパイプ連結穴6がそれぞれ設けられている。
【0016】 フェンスバンド1は上述のように構成されており、使用の際には、まずフェン ス11、11の隣接する縦枠11a、11aをバンド部2で囲んだ状態となるよ うにフェンスバンド1を網目11bの間に差し込む(図4参照)。なお、側片2c の切欠部21cの部分に網目11bを位置させれば、相互の干渉は生じない。次 に、突起4aと穴4b及び突起5aと穴5bの位置をそれぞれ一致させて結合片 3、3の面を合わせ、強く押さえて結合片3、3を相互に結合させる。この時、 突起4aが穴4bに挿入されて段部41aが段部41bを越える位置でパチンと 音がし、また突起5aが穴5bに挿入される。
【0017】 これで、フェンスバンド1自体は図2に示した状態となり、隣接するフェンス 11、11は縦枠11a、11aがバンド部2で取り巻かれて相互に結合される のであり、この結合作業は容易に行うことができ、フェンスバンド1が縦枠11 aから抜けることもない。また、連結手段4の突起4aと穴4bによって抜け止 めされるので、結合状態を確実に保持することができる。
【0018】 なお、突起5aと穴5bで構成される補助連結手段5がない場合には、突起4 aと穴4bを軸として結合片3、3が相互に回動できるので強固な結合ができず 、所望の強度が得られない。しかしこの例では、補助連結手段5を設けてあるの で相互の回動は不可能であり、結合片3、3の結合は強固で確実なものとなる。
【0019】 また、フェンス11の移動や転倒などを防止するためにサポートパイプが使用 される場合には、図5に示すように結合片3の連結穴6を利用し、ボルトやナッ ト12a等を用いてサポートパイプ12を容易に取り付けることができ、取り外 しも容易である。
【0020】 またフェンスの結合を解く場合には、サポートパイプ12を取り外し、重なっ ている結合片3、3を引き剥がせば連結手段4の連結と補助連結手段5の連結が 外れるので、バンド部2を開いてフェンスから引き抜くことができる。この取り 外しの作業は容易であり、外したフェンスバンド1は再利用することができるの で経済的である。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案のフェンスバンドは、隣接して配置 された一方のフェンスの縦枠とこれに隣接する他方のフェンスの縦枠の周囲を取 り巻いて両縦枠を相互に結合するバンド部を備え、このバンド部を、中央片と、 この中央片の両端に屈曲可能な連接部を介してそれぞれ連続形成された側片と、 この側片の端部にそれぞれ直角に内向きに形成された端片とで構成し、更に各端 片同士を相互に連結する連結手段を設けたものである。従って、バンド部で隣接 する2本の縦枠を取り巻いた後、連結手段で各端片同士を相互に連結することに より、隣接するフェンス同士を容易に結合することができ、取り外しも容易であ る。
【0022】 また、各端片の端部にそれぞれ直角に外向きに突設された結合片を備え、この 結合片に連結手段を設けたものでは、端片同士の連結が容易となる。
【0023】 上記の連結手段を、一方の結合片に設けられた突起と、他方の結合片に設けら れた穴とで構成したものでは、突起を穴に挿入するという簡単な操作で結合する ことができ、結合の解除も容易である。また、上記の突起の外周面と穴の内周面 に抜け止め用の段部をそれぞれ形成することにより、結合が確実となる。
【0024】 また、上記の連結手段とは別に、一方の結合片に第2の突起を、他方の結合片 に第2の穴をそれぞれ設けて補助連結手段を構成したものでは、結合片が連結手 段を中心として相互に回動することがなく、強固な結合状態が得られる。
【0025】 また、結合片にサポートパイプ連結穴を設けたものでは、サポートパイプの連 結や取り外しが容易である。
【0026】 フェンスバンドの材料として硬質プラスチックを用いたものでは、錆びること がなく、軽量で耐久性があり、繰り返し使用できて経済的なフェンスバンドが得 られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るフェンスバンドのフリーな状態
の斜視図である。
【図2】同上の結合片を結合した状態の斜視図である。
【図3】同結合片の要部を一部断面で示した図である。
【図4】フェンスを結合する手順の途中における斜視図
である。
【図5】サポートパイプが連結された状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 フェンスバンド 2 バンド部 2a 中央片 2b 連接部 2c 側片 2d 端片 3 結合片 4 連結手段 4a 突起 4b 穴 5 補助連結手段 5a 突起 5b 穴 6 サポートパイプ連結穴 41a 段部 41b 段部

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接して配置された一方のフェンスの縦
    枠とこれに隣接する他方のフェンスの縦枠の周囲を取り
    巻いて両縦枠を相互に結合するバンド部を備えており、
    このバンド部が、中央片と、この中央片の両端に屈曲可
    能な連接部を介してそれぞれ連続形成された側片と、こ
    の側片の端部にそれぞれ直角に内向きに形成された端片
    とで構成されており、更に各端片同士を相互に連結する
    連結手段が設けられていることを特徴とするフェンスバ
    ンド。
  2. 【請求項2】 各端片の端部にそれぞれ直角に外向きに
    突設された結合片を備えており、この結合片に上記連結
    手段を設けてある請求項1記載のフェンスバンド。
  3. 【請求項3】 連結手段が、一方の結合片に設けられた
    突起と、他方の結合片に設けられた穴とで構成されてい
    る請求項2記載のフェンスバンド。
  4. 【請求項4】 突起の外周面と穴の内周面に抜け止め用
    の段部がそれぞれ形成されている請求項3記載のフェン
    スバンド。
  5. 【請求項5】 一方の結合片に第2の突起を、他方の結
    合片に第2の穴をそれぞれ設け、この第2の突起と穴に
    よって補助連結手段が構成されている請求項3又は4に
    記載のフェンスバンド。
  6. 【請求項6】 結合片にサポートパイプの連結穴が設け
    られている請求項2乃至5のいずれかに記載のフェンス
    バンド。
  7. 【請求項7】 材料として硬質プラスチックが用いられ
    ている請求項1乃至6のいずれかに記載のフェンスバン
    ド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200000197U (ko) * 2018-07-17 2020-01-29 이한민 경사지 지주 설치용 체결밴드

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