JP3084679U - 家庭用電器の遠端リモートコントロール装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用電器の遠端リモートコントロール装置
の提供。 【解決手段】 リモートコントロールしたい家庭用電器
赤外線信号を信号変換器に学習させ、並びに対応アドレ
スシリアルコードを与え、それを電話多重周波数ダイア
ルナンバーに組み合わせて電話リモートコントロール主
機を操作制御し並びに信号変換器の変換した信号により
全ての赤外線リモートコントロールの家庭用電器をリモ
ートコントロールする。本考案により設計した無線リモ
ートコントロール家庭用電器は電話リモートコントロー
ル主機で直接リモートコントロールを完成できる。本考
案は直接家電製品のリモートコントロール信号を学習
し、さらに電話を利用して家電製品のリモートコントロ
ールの目的を達成し、且つ安全秘密保持、操作使用が簡
単便利である機能を有する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の家庭用電器のリモートコントロール装置に係り、特に、赤外線 リモートコントロール信号の相互学習可能な特性を利用した家庭用電器の遠端リ モートコントロール装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

科学技術の発展は急速であり、人々の追求する生活水準も日増しに高くなり、 多くの人がますます生活上の利便性と敏捷性を求めるようになり、このため無線 リモートコントロールの方式が広く日常生活中に応用され、例えば、テレビ、扇 風機、音響装置、及びクーラーなどの家電製品に応用されて家庭を自動化に向け させている。

【０００３】 一般に、電話で家中の電器をリモートコントロールする技術はすでに大衆に受 け入れられており、周知のシステムは、通常、屋内電話線に直接リモートコント ロール装置を連接し、その後、該リモートコントロール装置に実体電線を連接し てリモートコントロールしたい電器設備に連接し、並びに電話で家中の電器製品 のリモートコントロールを行う。しかし、一般に常用される家電製品は、いずれ も直接赤外線でリモートコントロールされ、このようなリモートコントロール装 置は直接赤外線を利用してリモートコントロールできず、リモートコントロール したい電器設備があれば、電線をその回路の電源プラグ部分に連接するか或いは そのリモートコントローラ内部の配線を改修しなければ、このようなリモートコ ントロールが行えず、非常に不便であった。

【０００４】 周知のリモートコントロール装置は、実体電線でリモートコントロールしたい 家電製品に連接され、このため各一つの家電製品に別に実体電線を増設する必要 があるか、或いは家電製品の内部の回路を新たに設計したり、回路を更新する必 要がある。しかしこの工程は相当多くの時間と金銭を消費し、且つステップが煩 瑣で使用者が直接自分で設定することができず、業者により取り付ける必要があ り、実施上、非常に面倒で不便であった。このため、以上の問題を解決すべく、 本考案は一種の家庭用電器のリモートコントロール装置を提供し、家電製品のリ モートコントロール信号を学習させ並びにこれにより電話でリモートコントロー ルできるようにする。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

本考案の主要な目的は、一種の家庭用電器の遠端リモートコントロール装置を 提供することにあり、それは、赤外線リモートコントロール信号の相互学習可能 な特徴を利用し、直接家電製品のリモートコントロール信号を学習し、さらに電 話を利用して家電製品をリモートコントロールできるようにする機能を達成し、 家電製品に対して実体電線を増設したり或いはその内部の回路を更新する必要が ない装置であるものとする。

【０００６】 本考案のもう一つの目的は、一種の、使用者の暗号識別装置をビルトインした 家庭用電器のリモートコントロール装置を提供し、これにより使用者の暗号識別 を行えるようにし、該リモートコントロール装置の使用の安全性を保障できるよ うにすることにある。

【０００７】 本考案のさらに一つの目的は、一種の、操作が簡単で、使用に便利な家庭用電 器の遠端リモートコントロール装置を提供することにある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、電話を利用して備家庭用電器をリモートコントロールし、 且つ各一つの該家庭用電器がそれぞれ対応するアドレスシリアルコードを具えた 家庭用電器の遠端リモートコントロール装置において、該家庭用電器の遠端リモ ートコントロール装置が、 電話リモートコントロール主機とされ、メインマイクロプロセッサを具え、そ れが無線発射機、無線受信機、第１アドレス設定器、第１保存メモリに連接され 、該メインマイクロプロセッサが第１アドレス設定器の入力するアドレスシリア ルコードを受信しそれをディスプレイに表示し、並びに第１保存メモリに保存し 、該メインマイクロプロセッサが電話信号転送回路に連接して、電話回路の電話 信号を受信し並びにそれを該メインマイクロプロセッサに転送し、その伝送する 一つの制御信号が該無線発射機より発射される、上記電話リモートコントロール 主機と、 信号変換器とされ、マイクロプロセッサを具え、該マイクロプロセッサが無線 受信回路、赤外線受信回路、赤外線発射回路、第２アドレス設定器、第２保存メ モリ及びディスプレイモジュールに連接され、該マイクロプロセッサが該赤外線 受信回路により家庭用電器のリモートコントロール信号を受信し、並びに該第２ アドレス設定器で該家庭用電器の対応するアドレスシリアルコードを学習し、そ れを該ディスプレイモジュールに表示し並びに第２保存メモリに保存し、且つ該 無線受信回路が該制御信号を受信し、さらにマイクロプロセッサがそれを赤外線 リモートコントロール信号に変換して赤外線発射回路を透過して発射し、これに より家庭用電器をリモートコントロールする、上記信号変換器と、 を具えたことを特徴とする、家庭用電器の遠端リモートコントロール装置とし ている。 請求項２の考案は、前記メインマイクロプロセッサが入出力拡充回路を具えて 十分な入出力接点を提供することを特徴とする、請求項１に記載の家庭用電器の 遠端リモートコントロール装置としている。 請求項３の考案は、前記電話リモートコントロール主機が外部ディジタルシス テムに連接されるシリアルポートを具えたことを特徴とする、請求項１に記載の 家庭用電器の遠端リモートコントロール装置としている。 請求項４の考案は、前記電話リモートコントロール主機が予備直流電源供給設 備を具えたことを特徴とする、請求項１に記載の家庭用電器の遠端リモートコン トロール装置としている。 請求項５の考案は、前記電話リモートコントロール主機内に、電話マルチ周波 数識別回路が設けられて電話信号転送回路とマイクロプロセッサに連接されたこ とを特徴とする、請求項１に記載の家庭用電器の遠端リモートコントロール装置 としている。 請求項６の考案は、前記電話リモートコントロール主機が音声装置を具え、そ れはマイクロプロセッサと電話信号転送回路に連接されて使用者に音声表示を提 供することを特徴とする、請求項１に記載の家庭用電器の遠端リモートコントロ ール装置としている。 請求項７の考案は、前記音声装置が、音声発生装置と音声放送装置で組成され たことを特徴とする、請求項６に記載の家庭用電器の遠端リモートコントロール 装置としている。 請求項８の考案は、前記第１保存メモリ及び第２保存メモリがフラッシュメモ リとされたことを特徴とする、請求項１に記載の家庭用電器の遠端リモートコン トロール装置としている。 請求項９の考案は、前記信号変換器が電話リモートコントロール主機に連接さ れてその内部のリモートコントロールアドレスシリアルコードを学習するのに供 されるシリアルポートを具えたことを特徴とする、請求項１に記載の家庭用電器 の遠端リモートコントロール装置としている。 請求項１０の考案は、前記ディスプレイ及びディスプレイモジュールが液晶デ ィスプレイモジュールとされたことを特徴とする、請求項１に記載の家庭用電器 の遠端リモートコントロール装置としている。 請求項１１の考案は、前記家庭用電器がエアコン及びガスレンジより選択され ることを特徴とする、請求項１に記載の家庭用電器の遠端リモートコントロール 装置としている。 請求項１２の考案は、前記エアコンが信号変換器の発射する赤外線リモートコ ントロール信号を受信し、該エアコンのスイッチが制御され、該エアコンに検出 信号発射機が設けられ、該検出信号発射機がエアコンの実際の動作を検出して検 出信号を電話リモートコントロール主機に送り、遠端の使用者に該エアコンが既 に運転開始したことを告知することを特徴とする、請求項１１に記載の家庭用電 器の遠端リモートコントロール装置としている。 請求項１３の考案は、前記検出信号発射機がマイクロプロセッサを具え、該マ イクロプロセッサが無線発射回路、温度検出回路、アドレス設定器、保存メモリ 及びディスプレイモジュールに連接され、該マイクロプロセッサが該アドレス設 定器の学習したエアコンのアドレスシリアルコードを利用し、それをディスプレ イモジュールに表示し並びに保存メモリ中に保存し、温度検出回路が温度の変動 を検出すると、該マイクロプロセッサに通知し、無線発射回路により検出信号を 電話リモートコントロール主機に発射させることを特徴とする、請求項１２に記 載の家庭用電器の遠端リモートコントロール装置としている。 請求項１４の考案は、前記検出信号発射機がマイクロプロセッサに連接される シリアルポートを具えたことを特徴とする、請求項１３に記載の家庭用電器の遠 端リモートコントロール装置としている。 請求項１５の考案は、前記ガスレンジに専用コントローラが設けられ、それが 直接電話リモートコントロール主機の発射する制御信号を受け取り、ガスレンジ のガス出入り口のスイッチを制御することを特徴とする、請求項１１に記載の家 庭用電器の遠端リモートコントロール装置としている。 請求項１６の考案は、前記専用コントローラが、ＣＰＵを具え、該ＣＰＵが無 線発射回路、無線受信回路、設定学習器、保存メモリ及び電気制御ガススイッチ に連接され、該電気制御ガススイッチがガスレンジのガス出入口に位置し、該Ｃ ＰＵが該設定学習器を利用し該ガスレンジのアドレスシリアルコードを学習し、 並びにそれを保存メモリ中に保存し、無線受信回路が信号変換器の制御信号を受 信後、該ＣＰＵに送り、それに電気制御ガススイッチを制御させると同時に、無 線発射回路が確認信号を電話リモートコントロール主機に送ることを特徴とする 、請求項１５に記載の家庭用電器の遠端リモートコントロール装置としている。 請求項１７の考案は、前記専用コントローラが、予備直流電源供給設備を具え たことを特徴とする、請求項１６に記載の家庭用電器の遠端リモートコントロー ル装置としている。

【０００９】

【考案の実施の形態】

本考案は、電話リモートコントロール主機を具え、それは電話線に連接されて 、使用者が電話の多重周波数信号で家庭用電器をリモートコントロールできるよ うにし、一つの信号変換器は、エアコン等の家庭用電器の赤外線リモートコント ロール信号を学習並びに保存し、並びにそれに対応するディジタルアドレスシリ アルコードを獲得し、別の類型の無線リモートコントロールされるガスレンジは 、専用コントローラによりそのスイッチを制御し、該専用コントローラが対応す るアドレスシリアルナンバーを具えている。電話リモートコントロール主機を利 用し異なる制御信号を発射することによりそれぞれ該信号変換器及び専用コント ローラを制御し、信号変換器に制御信号を対応する赤外線リモートコントロール 信号に変換させて該エアコンの動作を制御させ、並びに専用コントローラに直接 該制御信号を受信させてガスレンジのスイッチを制御させる。その後、該エアコ ンは一つの検出信号発射機を透過して検出信号を電話リモートコントロール主機 に送り、且つ専用コントローラもまた確認信号を電話リモートコントロール主機 に送り、使用者にすでに命令を完成したことを告知する。

【００１０】

【実施例】

保存メモリ６１０は一般の家庭用電器の赤外線リモートコントロール信号が相 対学習されうる原理を利用し、家庭用電器の遠端リモートコントロール装置を提 供する。それは、家庭用電器のリモートコントロール赤外線信号を学習し、並び に対応アドレスシリアルコードを与え、それを電話多重周波数ダイアルナンバー を組み合わせて、全ての赤外線リモートコントロールの家庭用電器を制御する。 本考案により設計された無線リモートコントロール家庭用電器はまた無線方式で リモートコントロール可能である。

【００１１】 図１に示されるように、本考案の家庭用電器のリモートコントロール装置は、 電話リモートコントロール主機１０を具え、それは電話線２０に連接されて、使 用者が電話多重周波数信号でリモートコントロールするのに供される。信号変換 器３０は、まずエアコン４０等の家庭用電器の赤外線リモートコントロール信号 を学習並びに保存し、無線／赤外線リモートコントロールエンコード方式で、学 習した赤外線リモートコントロール信号をエンコードしてディジタルアドレスシ リアルコードとなす。別の類型の、無線リモートコントロールされる家庭用電器 、例えばガスレンジ５０は、専用コントローラ６０を利用してそのガス出入口の スイッチを制御し、該専用コントローラ６０は対応するアドレスシリアルコード を有する。電話リモートコントロール主機１０は該信号変換器３０内のエアコン ４０アドレスシリアルコード及び専用コントローラ６０のアドレスシリアルコー ドを設定し、異なる且つ各自独立した対応アドレスシリアルコードを利用し、電 話リモートコントロール主機１０に異なる制御信号を発射させてそれぞれ信号変 換器３０及び専用コントローラ６０を制御させ、これにより信号変換器３０が制 御信号を変換して対応する赤外線リモートコントロール信号に変換して該エアコ ン４０の作動を制御し、並びに専用コントローラ６０に直接該制御信号を受信さ せてガスレンジ５０のスイッチを制御させる。上述のエアコン４０には検出信号 発射機７０が設けられ、該エアコン４０が赤外線リモートコントロール信号を受 信して運転開始するとき、検出信号発射機７０がこのエアコン４０の実際の作動 により発生した変化を検出して検出信号を電話リモートコントロール主機１０に 送り、これにより遠端にいる使用者にこのエアコン４０が正常運転を開始したこ とを告知する。このほか、専用コントローラ６０が制御信号を受け取ってガスレ ンジ５０が開閉した後、専用コントローラ６０が即時確認信号を電話リモートコ ントロール主機１０に送り、使用者にガスレンジ５０がすでに命令動作を完成し たことを告知する。

【００１２】 続いて、本考案の作用を説明するため、上述の各部の詳細な構造について説明 する。

【００１３】 図２は本考案の電話リモートコントロール主機の構造表示図である。図示され るように、この電話リモートコントロール主機１０は、メインマイクロプロセッ サ１０２を具え、それは無線発射機１０４、無線受信機１０６、第１アドレス設 定器１０８、第１保存メモリ１１０、電話信号転送回路１１２、音声装置１１４ 及び液晶ディスプレイ１１６に連接され、該メインマイクロプロセッサ１０２は 第１アドレス設定器１０８の入力したアドレスシリアルコードを受け取り且つ液 晶ディスプレイ１１６に表示し、並びにそのデータを該第１保存メモリ１１０に 保存し、該第１保存メモリ１１０は通常フラッシュメモリとされ、さらに無線受 信機１０６によりその他の異なるディジタルエンコードされたアドレスシリアル コードを受信学習する。この電話信号転送回路１１２は電話回路１１８に連接さ れ、且つ電話信号転送回路１１２及びメインマイクロプロセッサ１０２の間に電 話マルチ周波数識別回路１２０が連接され、使用者の暗号識別に供されて、本リ モートコントロール装置の使用安全性を保障する。使用者が電話回路１１８を透 過して電話リモートコントロール主機１０に進入する時、音声発生回路１２２及 び音声放送回路１２４で組成された音声装置１１４が使用者に音声を提示し、使 用者が音声装置１１４の提示により簡単操作を達成できる。このとき、電話回路 １１８に連接された電話信号転送回路１１２はその受信した電話マルチ周波数信 号を、まず電話マルチ周波数識別回路１２０を透過して対比識別しエラーなしと 判断した後、この信号をメインマイクロプロセッサ１０２に送り、それに制御信 号を無線発射機１０４より発射させる。

【００１４】 そのうち、上述のメインマイクロプロセッサ１０２は、入出力拡充回路１２６ を具え、十分な入出力接点を提供してその他の部品との連接に供している。且つ 該メインマイクロプロセッサ１０２にさらにシリアルポート１２８が設けられ、 その他の外部ディジタルシステムとの連接に供している。電話リモートコントロ ール主機１０内にはもともとある電源供給のほか、さらに予備直流電源供給設備 がビルトインされ、電源供給及び予備電源１３０を組成し、それは電源停電時に 、暫時正常作業が行えるようにする。

【００１５】 図３は本考案の信号変換器の構造表示図であり、図示されるように、該信号変 換器３０は、マイクロプロセッサ３０２を具え、それは無線受信回路３０４、赤 外線受信回路３０６、赤外線発射回路３０８、第２アドレス設定器３１０、第２ 保存メモリ３１２及び液晶ディスプレイモジュール３１４に連接されている。該 マイクロプロセッサ３０２は該赤外線受信回路３０６を利用しエアコン４０等の 家庭用電気の赤外線リモートコントロール信号を学習受信し、これにより無線／ 赤外線リモートコントロールエンコード方式で、学習した赤外線リモートコント ロール信号を対応エンコードしてディジタルアドレスシリアルコードを得て、並 びに該第２アドレス設定器３１０で該エアコン４０に対応するアドレスシリアル コードを設定すると同時に、その液晶ディスプレイモジュール３１４に表示し並 びに該第２保存メモリ３１２中に保存する。該無線受信回路３０４は電話リモー トコントロール主機１０より発射された無線制御信号を受け取ると、まずマイク ロプロセッサ３０２に送り、それを対応する赤外線制御信号に変換させた後、さ らに赤外線発射回路３０８を透過して発射させ、これによりエアコン４０のスイ ッチを制御する。そのうち、該信号変換器３０はさらにマイクロプロセッサ３０ ２に連接されたシリアルポート３１６を具え、該シリアルポート３１６を電話リ モートコントロール主機１０のインタフェースとして利用し、電話リモートコン トロール主機１０内のリモートコントロールアドレスシリアルコードを学習し、 並びに第２アドレス設定器３１０と組み合わされて相互に学習する。

【００１６】 該エアコン４０が信号変換器３０の発射した赤外線リモートコントロール信号 を受信してエアコン４０のスイッチを起動した後、検出信号発射機７０が該エア コン４０を検出し並びに対応する応答を行う。図４は本考案の検出信号発射機の 構造表示図である。図示されるように、該検出信号発射機７０は一つのマイクロ プロセッサ７０２を具え、それは、無線発射回路７０４、温度検出回路７０６、 アドレス設定器７０８、保存メモリ７１０、液晶ディスプレイモジュール７１２ 及びシリアルポート７１４に連接されている。該マイクロプロセッサ７０２はア ドレス設定器７０８の学習したエアコン４０のアドレスシリアルコードを利用し 、液晶ディスプレイモジュール７１２に表示並びに該保存メモリ７１０中に保存 する。エアコン４０が赤外線リモートコントロール信号を受け取り起動する時、 該温度検出回路７０６が実際の冷気或いは暖気の吹き出しによる温度の持続変動 を検出すると、マイクロプロセッサ７０２に即時通知し、無線発射回路７０４よ り検出信号を電話リモートコントロール主機１０に送り、無線受信機１０６にそ れを受信させ、これによりメインマイクロプロセッサ１０２が音声装置１１４に より遠端使用者に該エアコン４０がすでに運転開始したことを告知する。

【００１７】 一方で、直接無線リモートコントロールされるガスレンジ５０は、ガスレンジ 専用コントローラ６０によりガスレンジのガス出入口のスイッチを制御する。図 ５に示されるように、この専用コントローラ６０はＣＰＵ６０２を具え、それは 、無線発射回路６０４、無線受信回路６０６、設定学習器６０８、保存メモリ６ １０、及び電気制御ガススイッチ６１２に連接されている。且つ電気制御ガスス イッチ６１２はガスレンジ５０のガス出入り口に位置する。該ＣＰＵ６０２は設 定学習器６０８を利用してガスレンジのアドレスシリアルコードを学習し、並び にそれを保存メモリ６１０中に保存する。無線受信回路６０６が直接信号変換器 ３０の制御信号を受け取った後、ＣＰＵ６０２に送り、電気制御ガススイッチ６ １２を開閉させ、このステップを完成した後、無線発射回路６０４が確認信号を 電話リモートコントロール主機１０に送り、遠端使用者にガスレンジ５０がすで に開閉したことを告知し、安全上の措置を提供し、ガスレンジのスイッチの開閉 を忘れることにより引き起こされる危機の発生を防止する。そのうち、専用コン トローラ６０はさらに電源供給及び予備電源６１４を具え、平時に必要な直流電 源を提供するほか、停電時に暫時専用コントローラ６０に電源を供給して正常な 運転を保持させる。

【００１８】

【考案の効果】

これにより、本考案は赤外線リモートコントロール信号相互学習の特徴を利用 し、直接家電製品のリモートコントロール信号を学習し、さらに電話を利用して 遠端の家電製品のリモートコントロールの機能を達成する家庭用電器の遠端リモ ートコントロール装置を提供し、それは家庭用電器に実体電線を増設したり或い はその内部の回路を改変する必要がない。このほか、本考案はまた操作が簡単で 使用に便利な機能も有している。

【００１９】 以上の実施例は本考案を説明するために提示したものであり、本考案の実施範 囲を限定するものではなく、本考案に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、 いずれも本考案の請求範囲に属するものとする。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の構造表示図である。

【図２】本考案の電話リモートコントロール主機の構造
表示図である。

【図３】本考案の信号変換器の構造表示図である。

【図４】本考案のエアコン検出信号発射機の構造表示図
である。

【図５】本考案のガスレンジ専用コントローラの構造表
示図である。

【符号の説明】

１０ 電話リモートコントロール主機 １０２ メインマイクロプロセッサ １０４ 無線発
射機 １０６ 無線受信機 １０８ 第１ア
ドレス設定器 １１０ 第１保存メモリ １１２ 電話信
号転送回路 １１４ 音声装置 １１６ 液晶デ
ィスプレイ １１８ 電話回路 １２０ 電話マ
ルチ周波数識別回路 １２２ 音声発生回路 １２４ 音声放
送回路 １２６ 入出力拡充回路 １２８ シリア
ルポート ２０ 電話線 ３０ 信号変換器 ３０２ マイクロプロセッサ ３０４ 無線受
信回路 ３０６ 赤外線受信回路 ３０８ 赤外線
発射回路 ３１０ 第２アドレス設定器 ３１２ 第２保
存メモリ ３１４ 液晶ディスプレイモジュール ３１６ シリア
ルポート ４０ エアコン ５０ ガスレンジ ６０ 専用コントローラ ６０２ ＣＰＵ ６０４ 無線発
射回路 ６０６ 無線受信回路 ６０８ 設定学
習器 ６１０ 保存メモリ ６１２ 電気制
御ガススイッチ ６１４ 電源供給及び予備電源 ７０ 検出信号発射機 ７０２ マイクロプロセッサ ７０４ 無線発
射回路 ７０６ 温度検出回路 ７０８ アドレ
ス設定器 ７１０ 保存メモリ ７１２ 液晶ディ
スプレイモジュール ７１４ シリアルポート

Claims (17)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 電話を利用して備家庭用電器をリモート
   コントロールし、且つ各一つの該家庭用電器がそれぞれ
   対応するアドレスシリアルコードを具えた家庭用電器の
   遠端リモートコントロール装置において、該家庭用電器
   の遠端リモートコントロール装置が、 電話リモートコントロール主機とされ、メインマイクロ
   プロセッサを具え、それが無線発射機、無線受信機、第
   １アドレス設定器、第１保存メモリに連接され、該メイ
   ンマイクロプロセッサが第１アドレス設定器の入力する
   アドレスシリアルコードを受信しそれをディスプレイに
   表示し、並びに第１保存メモリに保存し、該メインマイ
   クロプロセッサが電話信号転送回路に連接して、電話回
   路の電話信号を受信し並びにそれを該メインマイクロプ
   ロセッサに転送し、その伝送する一つの制御信号が該無
   線発射機より発射される、上記電話リモートコントロー
   ル主機と、 信号変換器とされ、マイクロプロセッサを具え、該マイ
   クロプロセッサが無線受信回路、赤外線受信回路、赤外
   線発射回路、第２アドレス設定器、第２保存メモリ及び
   ディスプレイモジュールに連接され、該マイクロプロセ
   ッサが該赤外線受信回路により家庭用電器のリモートコ
   ントロール信号を受信し、並びに該第２アドレス設定器
   で該家庭用電器の対応するアドレスシリアルコードを学
   習し、それを該ディスプレイモジュールに表示し並びに
   第２保存メモリに保存し、且つ該無線受信回路が該制御
   信号を受信し、さらにマイクロプロセッサがそれを赤外
   線リモートコントロール信号に変換して赤外線発射回路
   を透過して発射し、これにより家庭用電器をリモートコ
   ントロールする、上記信号変換器と、 を具えたことを特徴とする、家庭用電器の遠端リモート
   コントロール装置。
2. 【請求項２】 前記メインマイクロプロセッサが入出力
   拡充回路を具えて十分な入出力接点を提供することを特
   徴とする、請求項１に記載の家庭用電器の遠端リモート
   コントロール装置。
3. 【請求項３】 前記電話リモートコントロール主機が外
   部ディジタルシステムに連接されるシリアルポートを具
   えたことを特徴とする、請求項１に記載の家庭用電器の
   遠端リモートコントロール装置。
4. 【請求項４】 前記電話リモートコントロール主機が予
   備直流電源供給設備を具えたことを特徴とする、請求項
   １に記載の家庭用電器の遠端リモートコントロール装
   置。
5. 【請求項５】 前記電話リモートコントロール主機内
   に、電話マルチ周波数識別回路が設けられて電話信号転
   送回路とマイクロプロセッサに連接されたことを特徴と
   する、請求項１に記載の家庭用電器の遠端リモートコン
   トロール装置。
6. 【請求項６】 前記電話リモートコントロール主機が音
   声装置を具え、それはマイクロプロセッサと電話信号転
   送回路に連接されて使用者に音声表示を提供することを
   特徴とする、請求項１に記載の家庭用電器の遠端リモー
   トコントロール装置。
7. 【請求項７】 前記音声装置が、音声発生装置と音声放
   送装置で組成されたことを特徴とする、請求項６に記載
   の家庭用電器の遠端リモートコントロール装置。
8. 【請求項８】 前記第１保存メモリ及び第２保存メモリ
   がフラッシュメモリとされたことを特徴とする、請求項
   １に記載の家庭用電器の遠端リモートコントロール装
   置。
9. 【請求項９】 前記信号変換器が電話リモートコントロ
   ール主機に連接されてその内部のリモートコントロール
   アドレスシリアルコードを学習するのに供されるシリア
   ルポートを具えたことを特徴とする、請求項１に記載の
   家庭用電器の遠端リモートコントロール装置。
10. 【請求項１０】 前記ディスプレイ及びディスプレイモ
    ジュールが液晶ディスプレイモジュールとされたことを
    特徴とする、請求項１に記載の家庭用電器の遠端リモー
    トコントロール装置。
11. 【請求項１１】 前記家庭用電器がエアコン及びガスレ
    ンジより選択されることを特徴とする、請求項１に記載
    の家庭用電器の遠端リモートコントロール装置。
12. 【請求項１２】 前記エアコンが信号変換器の発射する
    赤外線リモートコントロール信号を受信し、該エアコン
    のスイッチが制御され、該エアコンに検出信号発射機が
    設けられ、該検出信号発射機がエアコンの実際の動作を
    検出して検出信号を電話リモートコントロール主機に送
    り、遠端の使用者に該エアコンが既に運転開始したこと
    を告知することを特徴とする、請求項１１に記載の家庭
    用電器の遠端リモートコントロール装置。
13. 【請求項１３】 前記検出信号発射機がマイクロプロセ
    ッサを具え、該マイクロプロセッサが無線発射回路、温
    度検出回路、アドレス設定器、保存メモリ及びディスプ
    レイモジュールに連接され、該マイクロプロセッサが該
    アドレス設定器の学習したエアコンのアドレスシリアル
    コードを利用し、それをディスプレイモジュールに表示
    し並びに保存メモリ中に保存し、温度検出回路が温度の
    変動を検出すると、該マイクロプロセッサに通知し、無
    線発射回路により検出信号を電話リモートコントロール
    主機に発射させることを特徴とする、請求項１２に記載
    の家庭用電器の遠端リモートコントロール装置。
14. 【請求項１４】 前記検出信号発射機がマイクロプロセ
    ッサに連接されるシリアルポートを具えたことを特徴と
    する、請求項１３に記載の家庭用電器の遠端リモートコ
    ントロール装置。
15. 【請求項１５】 前記ガスレンジに専用コントローラが
    設けられ、それが直接電話リモートコントロール主機の
    発射する制御信号を受け取り、ガスレンジのガス出入り
    口のスイッチを制御することを特徴とする、請求項１１
    に記載の家庭用電器の遠端リモートコントロール装置。
16. 【請求項１６】 前記専用コントローラが、ＣＰＵを具
    え、該ＣＰＵが無線発射回路、無線受信回路、設定学習
    器、保存メモリ及び電気制御ガススイッチに連接され、
    該電気制御ガススイッチがガスレンジのガス出入口に位
    置し、該ＣＰＵが該設定学習器を利用し該ガスレンジの
    アドレスシリアルコードを学習し、並びにそれを保存メ
    モリ中に保存し、無線受信回路が信号変換器の制御信号
    を受信後、該ＣＰＵに送り、それに電気制御ガススイッ
    チを制御させると同時に、無線発射回路が確認信号を電
    話リモートコントロール主機に送ることを特徴とする、
    請求項１５に記載の家庭用電器の遠端リモートコントロ
    ール装置。
17. 【請求項１７】 前記専用コントローラが、予備直流電
    源供給設備を具えたことを特徴とする、請求項１６に記
    載の家庭用電器の遠端リモートコントロール装置。