JP3083961U - 人体用脱臭シート体 - Google Patents
人体用脱臭シート体Info
- Publication number
- JP3083961U JP3083961U JP2001005235U JP2001005235U JP3083961U JP 3083961 U JP3083961 U JP 3083961U JP 2001005235 U JP2001005235 U JP 2001005235U JP 2001005235 U JP2001005235 U JP 2001005235U JP 3083961 U JP3083961 U JP 3083961U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- deodorizing
- nonwoven fabric
- sensitive adhesive
- sheet
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 体臭を直接かつ効率的に除去することができ
る人体用脱臭シート体の提供。 【解決手段】 脱臭性不織布と、該脱臭性不織布を被覆
固定する伸縮性粘着シートとから構成した。
る人体用脱臭シート体の提供。 【解決手段】 脱臭性不織布と、該脱臭性不織布を被覆
固定する伸縮性粘着シートとから構成した。
Description
【0001】
本考案は、直接人体に貼着して使用し得る脱臭シート体に関する。
【0002】
従来、脱臭剤を利用した脱臭具としては、種々の形態のものが実用に供せられ ている。然しながら、これらは何れもトイレや下駄箱あるいは冷蔵庫等の一定の 区画内に置き、当該空気中の悪臭や異臭を除去する目的で使用されるものであっ たため、そもそも人体には直接使用し得ないものであった。換言すれば、従来の 脱臭具によっては、体臭を直接かつ効率的に除去することは不可能であり、体臭 については香水等を利用せざるを得ないのが実状であった。
【0003】
本考案は上記の如き従来の問題に鑑みてなされたものであり、体臭を直接かつ 効率的に除去することができる人体用脱臭シート体を提供することを目的とする 。
【0004】
本考案人体貼付用脱臭シート体は、脱臭性不織布と、該脱臭性不織布を被覆固 定する伸縮性粘着シートとから構成することにより上記目的を達成したものであ る。
【0005】
以下本考案の実施の形態を図面と共に説明する。
【0006】 図1は、本考案人体用脱臭シート体に用いる不織布の概略断面説明図、また図 2は本考案人体用脱臭シート体に用いる伸縮性粘着シートの概略断面説明図であ る。
【0007】 図1において、1は脱臭性不織布で、その具体的構成としては不織布に活性炭 等の物理的吸着剤を結着せしめたものであっても良いが、セルロース繊維から成 る不織布にスルホン酸基とカルボキシル基を化学的に結合せしめたものが、物理 的吸着ではなく、化学反応によって悪臭の原因となるアンモニアやアミン類等の 塩基性ガスを効率良く脱臭し得るので特に良い結果が得られる。
【0008】 因に、斯かるスルホン酸基とカルボキシル基を化学的に結合せしめた不織布は 、例えば次の如く、ガンマ線同時照射グラフト重合法を適用することにより製造 される。
【0009】 ◎脱臭性不織布の製造例 スチレンスルホン酸ナトリウム(sodium styrene sulfonate, CH2=CHC6H4SO3 Na, 以後, SSSと略記)とアクリル酸(acrylic acid, CH2=CHCOOH, 以後, AAc と略記)のモノマー混合水溶液をセルロース繊維から成る不織布に浸透させた。 反応容器内の酸素を窒素で置換した後、ガンマ線を照射し、セルロースに生成し たラジカルを開始点として、SSS及びAAcを共グラフト重合させた。照射は 10kGy/hの線量率のもとで室温で行なった。所定時間経過後、不織布を取り 出し、水洗した。得られた材料を塩酸に浸して、官能基をH型に変換した。その 後、水で洗浄し、乾燥させて脱臭性不織布を得た。
【0010】 図2において、2は伸縮性粘着シートで、通気性支持体2aの片面に粘着剤層 2bが形成されており、前述の脱臭性不織布1を外側から被覆固定して人体に装 着するものである。尚、この伸縮性粘着シート2は、不使用時にはその粘着剤層 2bが剥離紙2cで被覆されている。
【0011】 斯かる本考案人体用脱臭シート体は、まず伸縮性粘着シート2の剥離紙2cを 剥離除去し、その露出した粘着剤層2bのほぼ中央部に、脱臭性不織布1を置き (図3及び4)、その状態で足の裏等の人体の所望部位に貼着して使用される( 図5)。
【0012】
本考案人体用脱臭シート体を用いれば、脱臭性不織布を、人体の所望部位に伸 縮性粘着シートで貼着固定することができるので、体臭を直接かつ効率的に除去 し得、特に異臭の生じ易い足の裏に貼着使用するのが効果的である。
【図1】脱臭性不織布の概略断面説明図。
【図2】伸縮性粘着シートの概略断面説明図。
【図3】伸縮性粘着シート上に脱臭性不織布を置いた状
態の平面説明図。
態の平面説明図。
【図4】A−A線断面説明図。
【図5】本考案脱臭シート体の貼着使用例を示す足裏説
明図。
明図。
1:脱臭性不織布 2:伸縮性粘着シート 2a:通気性支持体 2b:粘着剤層 2c:剥離紙
Claims (5)
- 【請求項1】 脱臭性不織布と、該脱臭性不織布を被覆
固定する伸縮性粘着シートとから成ることを特徴とする
人体用脱臭シート体。 - 【請求項2】 脱臭性不織布が、不織布にスルホン酸基
とカルボキシル基を化学的に結合せしめたものであるこ
とを特徴とする請求項1記載の脱臭シート体。 - 【請求項3】 脱臭性不織布が、ガンマ線同時照射グラ
フト重合法により、セルロース繊維から成る不織布にス
ルホン酸基とカルボキシル基を化学的に結合せしめたも
のである請求項2記載の脱臭シート体。 - 【請求項4】 伸縮性粘着シートが、通気性支持体の片
面に粘着剤層を形成すると共に、当該粘着剤層を剥離紙
で被覆せしめたものである請求項1〜3の何れか1項記
載の脱臭シート体。 - 【請求項5】 足裏貼付用である請求項1〜4の何れか
1項記載の脱臭シート体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005235U JP3083961U (ja) | 2001-08-08 | 2001-08-08 | 人体用脱臭シート体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001005235U JP3083961U (ja) | 2001-08-08 | 2001-08-08 | 人体用脱臭シート体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3083961U true JP3083961U (ja) | 2002-02-22 |
Family
ID=43235450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001005235U Expired - Fee Related JP3083961U (ja) | 2001-08-08 | 2001-08-08 | 人体用脱臭シート体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3083961U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008044388A1 (fr) * | 2006-10-13 | 2008-04-17 | Kiyohiro Wake | Outil pour déodorant corporel |
-
2001
- 2001-08-08 JP JP2001005235U patent/JP3083961U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008044388A1 (fr) * | 2006-10-13 | 2008-04-17 | Kiyohiro Wake | Outil pour déodorant corporel |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
NO985628L (no) | SÕrbandasje | |
JP3083961U (ja) | 人体用脱臭シート体 | |
JP3083962U (ja) | 人体貼付用脱臭シート体 | |
JP3078108U (ja) | 人体貼付用脱臭シート体 | |
JP2006212104A (ja) | 消臭シート | |
JP3273077B2 (ja) | シューズ | |
JP3381842B2 (ja) | 脱臭機能を有するベッド | |
JP2008094775A (ja) | 消臭シート | |
JP2005152033A (ja) | 複合臭気脱臭剤 | |
JP3190172U (ja) | 消臭シート及びその加工品 | |
JP2002325827A (ja) | 消臭吸湿シート材 | |
JP3921613B2 (ja) | 靴用吸湿脱臭材 | |
KR20220003722A (ko) | 발향 및 탈취 기능을 갖는 패치 | |
JP3035788U (ja) | 靴用使い捨てカイロ | |
JPH0365182B2 (ja) | ||
JPH0528345U (ja) | 脱臭性包帯 | |
JPS5940005Y2 (ja) | 人工肛門被覆シ−ト | |
JP2004237056A (ja) | 脱臭および消臭機能を有するオムツ | |
JP3094443U (ja) | 消臭、抗菌、吸湿性を付与した靴の型崩れ防止具 | |
JPH07116239A (ja) | 室内用消臭部材 | |
JPH11293212A (ja) | 粘着シート体 | |
JPH05168570A (ja) | 機能性衛生用紙 | |
JP3097715U (ja) | 消臭効果を持たせたウールを使用したクッション | |
JPH10113202A (ja) | 靴中置脱臭、吸湿具 | |
JP3089546U (ja) | 靴の脱臭用ぬいぐるみ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |