JP3083925U - 押し車機能を有する折り畳み式児童用三輪車 - Google Patents

押し車機能を有する折り畳み式児童用三輪車

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JP3083925U JP2001005186U JP2001005186U JP3083925U JP 3083925 U JP3083925 U JP 3083925U JP 2001005186 U JP2001005186 U JP 2001005186U JP 2001005186 U JP2001005186 U JP 2001005186U JP 3083925 U JP3083925 U JP 3083925U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押し車機能を有する折り畳み式児童用三輪
車。 【解決手段】 骨桿前端に支持桿が枢設され、後端に連
接ロッドが枢設され、別に連接棒により支持桿と連接ロ
ッドが枢設され、且つ支持桿前端に車頭が枢設され、連
接ロッド後端に逆U形ロッドが溶接され、骨桿の一側辺
に係止板とスプリングが枢設係止され、係止板の係止溝
に骨桿の一側辺の後ろ突出部が係止され、組み合わされ
て折り畳み連接棒装置とされ、且つ骨桿後側背部に回転
位置決め装置を具えた直棒が設けられ、回転位置決め装
置にグリップロッドが固定され、グリップロッドの前後
の傾斜角度が回転位置決め装置により調整され、異なる
身長の大人による握持に供され、グリップロッド不使用
時には折り畳まれ、直棒底端に車頭回転構造が設けら
れ、車頭回転構造の連接棒セットが車頭グリップと直棒
底端に設けられた円筒の平台間に組み付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、一種の押し車機能を有する折り畳み式児童用三輪車に係り、三輪車 を折り畳んで体積縮小して、携帯に便利で収納して場所を取らないようにし、並 びに車頭回転方向或いは定向走行を制御でき、児童の押し車として使用でき、多 用途の進歩性を有する、押し車機能を有する折り畳み式児童用三輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】
本考案はその出願人による台湾実用新案第164311号及び米国特許第6, 152,473号の折り畳み式児童用三輪車を改良したものであり、それらは児 童用三輪車を児童が乗るほか、収納時に折り畳めるようにしたものであり(図1 、2参照)、携帯に便利で且つ収納場所をとらず、大幅に運送コストを減らす効 果を有していた。且つ製品は市販されて国内外の人々に受け入れられている。 しかし、これらの周知の技術は使用上の欠点があった。即ち、三輪車が児童幼 児が乗るのに供される単一の機能しかなく、その他の付加用途がなく、このため 競争力を失い、また、車頭に走行方向を制御する装置がなく、三輪車の直線走行 を保持することができず、並びに曲がるところで車頭を曲げる時は、児童につき そう大人が三輪車を曲がらせて前進させねばならず、使用上、相当に不便であっ た。また三輪車折り畳み後の位置決め構造がなく、三輪車折り畳み後に簡単に張 開回復し、収納上の問題を形成し、加えて三輪車が初心者或いは幼児にとって、 サドルに座っても両足が宙に浮き、前車輪を回すためにペダルを踏み込むことが できず、このため幼児が不安定な状況に置かれ、転んで怪我をすることがあった 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述のように周知の折り畳み式児童用三輪車の構造は、いまだ完全ではなく、 ゆえに本考案は、その欠点を解決し、また押し車の機能も有する新たな児童用三 輪車の構造を提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、車頭に、一対のハンドル、一対のペダル、前輪及び支持桿 が組み付けられ、車頭に後ろ向きに順に一つの支持桿と一つの骨桿が枢接され、 該ハンドルの下板が弾性手段で支持桿に係止され、下板に止め孔が設けられ、該 支持桿の後端に補助ペダルロッドが設けられて児童が踏むのに供され、骨桿に、 第1ネジ部品と第2ネジ部品により上向きにサドルが固定され、骨桿の後側に背 もたれが延伸され、背もたれの後側に外側にストッパリングを具えた直棒が設け られ、骨桿の中央に一つの連接ロッドが枢接され、連接ロッドの後側にグリップ ロッドが枢接され、連接ロッドに後ろ向きに逆U形ロッドが溶接され、逆U形ロ ッドの底端に一つの軸棒が固定され、軸棒の両側端に一対の後輪が枢接されて、 児童三輪車が形成され、該児童用三輪車に折り畳み連接棒装置と回転位置決め装 置が設けられ、該折り畳み連接棒装置において、該骨桿の一側端辺に前突出部と 後ろ突出部が設けられ、一つの係止板は、第2ネジ部品に組み付けられ、係止板 に係止溝及び長溝が設けられ、係止板の長溝が連接棒の後ろ係止部に係止され、 係止板の係止溝が選択的に骨桿の前突出部或いは後ろ突出部に係止され、係止板 が安定して骨桿側辺に当接し、 該回転位置決め装置において、該回転位置決め装置が直棒上に設けられ、該回 転位置決め装置が上ブロック体、下ブロック体、スプリング、歯塊及び押圧ブロ ックで組成され、下ブロック体の中央に凸伸する一つの円筒が設けられ、スプリ ングが該円筒に套設され、上ブロック体と下ブロック体内部に環状に歯孔が設け られ、下ブロック体の上端にリングが設けられ、歯塊の外側に歯孔に対応して環 状に複数の歯が設けられ、中央に嵌め孔が設けられ、嵌め孔の上部に内向きに延 伸された当接壁が設けられ、歯塊が嵌め孔により円筒に套設され、歯塊が下ブロ ック体に組み込まれ、スプリングの上部が当接壁に当接し、歯塊の約半分を下ブ ロック体より押し離し、歯塊の半分が歯孔に噛み合い、上ブロック体の中央に円 筒に対応して一つの筒体が設けられ、リングに対応する部分に環壁が突伸し、上 ブロック体に並びに二つの半円貫通孔が設けられ、上ブロック体が筒体により円 筒に組み込まれ、さらに一つのリベットが円筒と筒体を結合し、環壁がリング内 に組み込まれ、歯塊のもう半分が上ブロック体内に収容され、歯塊の一部の歯が ちょうど上ブロック体の歯孔と噛み合い、これにより歯塊が上ブロック体と下ブ ロック体の内部の中間に位置し、両者が位置決めされ一体とされ、該押圧ブロッ クの両側にそれぞれ係止部が設けられ、二つの係止部にそれぞれ外側に向けてフ ックが形成され、且つフックの外壁が傾斜状を呈し、これにより押圧ブロックが 二つの係止部により上ブロック体の二つの貫通孔に組み合わされ、フックが貫通 孔の外側の上ブロック体の内壁を係止することにより、押圧ブロックが上向きに 上ブロック体より離脱不能とされ、押圧ブロックが下向きに押圧される時、二つ の係止部が歯塊を圧迫し、歯塊がスプリングにより下に移動し、並びに歯塊が完 全に下ブロック体内に収容され、歯が上ブロック体の歯孔より離脱し、上ブロッ ク体が下ブロック体に対して環壁によりリング内で回転可能とされ、押圧ブロッ クに対する押圧力を開放すると、定位の状態に回復し、下ブロック体が直棒に固 定され、上ブロック体の一側にグリップロッドが固定され、大人による握持に供 され、 該連接棒セットが前連接棒と後ろ連接棒で組成され、前連接棒の前端に引き段 が設けられ、後端が折り曲げられて係止部とされ、後ろ連接棒の前端に嵌め孔を 具えた凸耳が連設され、後端が折り曲げられてフック部が形成され、骨桿の側辺 が延伸され孔を具えた位置決めブロックが形成され、後ろ連接棒の後端のフック 部が前より後ろに位置決めブロックの孔に通され、フック部が平台の係止孔に係 止され、並びに係止片により係止位置決めされ、続いて、前連接棒の引き段が下 板の止め孔に挿入され、前連接棒の係止部が凸耳の枢接孔に枢接され、並びに一 つの位置決め片が套設されて位置決めされ、前連接棒、後ろ連接棒が枢接され、 グリップロッドにより直棒を回転させ、平台の係止孔を係止部より引き動かして 連接棒を後ろ向きとし、これにより前連接棒の引き段を駆動し止め孔により下板 を引き動かし、車頭を適時に回転させることを特徴とする、押し車機能を有する 折り畳み式児童用三輪車としている。
【0005】
【考案の実施の形態】
図3、4に示されるように本考案の児童用三輪車は車頭2と主体3で組成され ている。車頭2は一対のハンドル21、一対のペダル22、前輪23及び支持桿 24を具え、児童が一対のペダル22を踏み手で一対のハンドル21を握る時、 前輪23を前進させることができ、支持桿24の前端にコ形シート241が設け られ、コ形シート241を利用して該支持桿24が二つのハンドル21の上板2 11、下板212間に枢設され、下板212の適当な部分に止め孔213が設け られ、並びに一つの弾性手段242によりハンドル21と支持桿24が係止され て連動し、車頭2が弾性手段242で直線走行を保持し(図4参照)、支持桿2 4の後端に載置シート25が設けられ(図5参照)、載置シート25の二側端辺 の二つの載置辺251に内載置孔252、外載置孔253が設けられ、二つの載 置片251の間に枢接手段26で一側に突出ブロック271を具えた補助ペダル ロッド27が枢接され、突出ブロック271が内載置孔252内に突伸し位置決 めされ、突出ブロック271が補助ペダルロッド27に伴い枢接手段26を中心 として上下に回転する時、それぞれ内載置孔252、外載置孔253と係合し、 これにより幼児が両足を補助ペダルロッド27上に置き、並びに不使用時に折り 畳め(図6参照)、支持桿24の内側に後ろ向きにカバーロッド243が凸伸し 、且つ底端に枢接孔244が設けられ(図7参照)ている。主体3は骨桿31を 具え、上向きにサドル32が固定され、骨桿31の後側が延伸されて背もたれ3 6が固定され(図8参照)、骨桿31の後端にさらに連接ロッド41が枢接され 、連接ロッド41に並びに後ろ向きに逆U形ロッド33が溶接され、且つ逆U形 ロッド33の底端に軸棒34が套設され、軸棒34の両側端に一対の後輪35が 連接され、児童がサドル32上に座り、脚で一対のペダル22を踏むことにより 、前輪23と一対の後輪35が前方に自由に走行し、児童の三輪車乗車の目的を 達成する。
【0006】 本考案はさらに以下を設けている。 一つの折り畳み連接棒装置4は、図7に示されるように、連接ロッド41の一 端に前述の逆U形ロッド33が溶接され、連接ロッド41のもう一端に対応する 二つの貫通孔411が設けられ、並びに適当なところに二つの穿孔412が開設 され、一つの骨桿31の前端より二つの連接部311が凸伸し、支持桿24のカ バーロッド243に枢接され、骨桿31の後端の適当な部分に2対の貫通孔31 2が設けられ、前述のサドル32が底面より延伸された二つの連接片321で骨 桿31の後端に套設され、さらに第1、2ネジ部品N1、N2が連接片321と 二対の貫通孔312を貫通詩、ならびにサドル32と骨桿31がネジ止めされ、 骨桿31後端底縁の二側辺それぞれに一つの貫通孔313が設けられ、一側端辺 の適当な部分に前突出部314と後ろ突出部315が設けられている。係止板4 2は、第2ネジ部品N2に枢接され、係止板42に係止溝421及び長溝422 が設けられ、二側端辺の適当な部分より駆動ブロック423が凸伸されている。 一つの連接棒43は、その前端と後端がそれぞれ折り曲げられて前係止部431 、後ろ係止部432が形成され、前係止部431、後ろ係止部432がそれぞれ 支持桿24の枢接孔244及び連接ロッド41の穿孔412に挿入され、後ろ係 止部432が続いて係止板42の長溝422を通過し、並びに一つの位置決め片 424で係止位置決めされている。一つのスプリング44は、その二端がそれぞ れ穿孔412を通過した後ろ係止部432と第2ネジ部品N2を係止し(図8、 9参照)、また係止板42の係止溝421が骨桿31の一側辺の後ろ突出部31 5に係止され、こうして児童の乗車使用に供される。
【0007】 一つの回転位置決め装置6は、一つの直棒5が背もたれ36の後側に設けられ 、直棒5に回転位置決め装置6が固定され、該回転位置決め装置6は上ブロック 体61、下ブロック体62、スプリング63、歯塊64及び押圧ブロック65で 組成され(図10、11参照)、上ブロック体61及び下ブロック体62内部に 対応する複数の歯孔611、621が環状に設けられ、下ブロック体62内部の 上端にリング622が設けられ、一側より下スリーブ623が延伸され、下スリ ーブ62が直棒5にネジ止めされ、下ブロック体62の中央に凸伸する一つの円 筒625が設けられ、スプリング63が該円筒625に套設されている。該歯塊 64の高度は下ブロック体62内部の深さより小さく、外側に歯孔611、62 1に対応する複数の歯641が環状に設けられ、中央に嵌め孔642が設けられ 、嵌め孔642の上部に内向きに延伸された当接壁643が設けられ、歯塊64 が嵌め孔642により円筒625に套設され、歯塊64が下ブロック体62内に 組み込まれ、並びに歯641が対応する歯孔621中にあって噛み合い、且つス プリング63の上部が当接壁643に当接し、スプリング63が歯塊64を約半 分のところで下ブロック体62より押し離し、歯塊64の下半部の歯641を歯 孔621内に噛み合わせ、並びに歯塊64が押圧弾性回復能力を有するようにし ている。上ブロック体61の中央に円筒625に対応して一つの筒体612が設 けられ、リング622に対応する部分に環壁613が突伸し、上ブロック体61 に並びに二つの半円貫通孔614が設けられ、一側が延伸されて上スリーブ61 5が設けられ、上スリーブ615内にグリップロッド7がネジ止めされ、上ブロ ック体61が筒体612により円筒625内に組み込まれ、さらに一つのリベッ トDが円筒625と筒体612を通過し、並びに枢接し、こうして上ブロック体 61、下ブロック体62が枢接され一体とされ、且つ上ブロック体61の環壁6 13がちょうど下ブロック体62のリング622内に組み込まれ、下ブロック体 62の上方の部分の歯塊64がちょうど上ブロック体61内に収容され、歯塊6 4の一部の歯641がちょうど上ブロック体61の歯孔611と噛み合い、こう して歯塊64が上ブロック体61と下ブロック体62の間に位置し、歯641が 上ブロック体61と下ブロック体62の歯孔611、621と噛み合う。これに より上ブロック体61と下ブロック体62が一体に位置決めされ、並びに直棒5 が背もたれ36の後側に固定され、回転位置決め装置6が背もたれ36に固定さ れる。該押圧ブロック65の両側にそれぞれ係止部651が設けられ、二つの係 止部651にそれぞれ外側に向けてフック652が形成され、且つフック652 の外壁が傾斜状を呈し、これにより押圧ブロック65が二つの係止部651によ り上ブロック体61の二つの貫通孔614に組み合わされ、フック652が貫通 孔614の外側の上ブロック体61の内壁を係止することにより、押圧ブロック 65が僅かに下向きに押圧可能とされ、上向きに上ブロック体61より離脱不能 とされる(図11参照)。ゆえに押圧ブロック65を下向きに押圧する時、二つ の係止部651が下向きに歯塊64を圧迫し、歯塊64がスプリング63により 下に移動し、並びに歯塊64の一部の歯641が上ブロック体61の歯孔611 との噛み合いより離脱し、上ブロック体61が下ブロック体62に環壁613に よりリング622内で対応し、リベットDを中心として360°回転する(図1 2参照)。さらに上ブロック体61、下ブロック体62を位置決めしたい時は、 即ち押圧ブロック65に対する押圧力を開放すると、歯塊64がスプリング63 によりもとの位置に回復し、歯641が再度歯孔611に噛み合い、位置決めさ れる。該グリップロッド7の遊離端にハンドルカバー71が設けられ、大人が手 で握持して三輪車を前進させるのに供され、児童用押し車とされる。
【0008】 車頭回転構造8は、背もたれ36の後側にコ形ブロック81がネジ止めされ( 図13参照)、コ形ブロック81の後側にスリーブ82が固定され、直棒5の外 側にストッパリング51が溶接され、直棒5の外径がスリーブ82の内径よりや や小さく、直棒5がスリーブ82に挿入され、ストッパリング51がスリーブ8 2の上端を止め、並びに底部に連接孔521を具えた組み付け部52が露出し( 図13参照)、連接部52に円孔831を具えた円筒83が套設され、並びにボ ルトNが円孔831及び組み付け孔521を貫通し、ナットSで固定され、円筒 83の一側端より、係止孔841を具えた平台84が凸伸している。一つの連接 棒セット9は、前連接棒91と後ろ連接棒92で組成され(図14参照)、前連 接棒91の前端に引き段911が設けられ、後端が折り曲げられて係止部912 とされ、後ろ連接棒92の前端に嵌め孔921を具えた凸耳922が連設され、 後端が折り曲げられてフック部923が形成されている。骨桿31の側辺の適当 な部分より、孔316を具えた位置決めブロック317が凸伸し(図14参照) ている。後ろ連接棒92の後端のフック部923が前より後ろに位置決めブロッ ク317の孔316に通され、フック部923が平台84の係止孔841に係止 され、並びに係止片93により係止位置決めされ(図13参照)、且つ凸耳92 2が位置決めブロック317前側端に設置される。続いて、前連接棒91の前端 の引き段911が下板212の止め孔213に挿入され(図4参照)、前連接棒 91の係止部912が凸耳922の嵌め孔921に枢接され、並びに一つの位置 決め片94が套設されて位置決めされ(図14参照)、前連接棒91、後ろ連接 棒92が枢接され、連接棒セット9が円筒83により直棒5と一体に動作し、且 つ円筒83を利用し直棒5がスリーブ82より離脱せず、スリーブ82の内径が やや直棒5の外径より大きく、これにより直棒5がスリーブ82内で回転可能と され、直棒5が左側(或いは右側)に回転する時、円筒83もまた左側(右側) に回転し、これと同時に、平台84の係止孔841がフック部923により後ろ 連接棒92を後ろ向きに引き動かし(図15参照)、これにより前連接棒91の 引き段911が止め孔213より下板212を引き動かし、車頭2全体を左向き (或いは右向き)に回転させ(図15参照)、直棒5に対する回転の力を開放す る時、車頭2が弾性手段242によりもとの位置に引き戻され、車頭2が直線走 行を保持し、大人がグリップロッド7のハンドルカバー71を握持し三輪車を押 して前進させることができ、幼児の乗車を補助する。また、グリップロッド7に より直棒5を回転させ、これにより車頭2を左向き或いは右向きに回転させ(図 15参照)、これにより三輪車全体を曲がるところで適時に曲がらせるか、或い は全体を大幅に回転させ、全体をさらに機動的に運転させることができる。
【0009】 不使用で折り畳みたい時は、さきに係止板42に位置する駆動ブロック423 を握り、係止板42を外向きに回し、並びにスプリング44の弾力を克服すれば 、係止溝421より後ろ突出部315が離脱し、さらにサドル32を上向きに回 し(図8参照)、連接ロッド41を穿孔412内で後ろ係止部432を支点とし て前向きに回して垂直状となし且つ骨桿31に接近させ、並びに骨桿31に連動 する支持桿24のカバーロッド243を中心として前向きに回転させて垂直状と なし、さらに連接棒43の前係止部431、後ろ係止部432を支持桿24及び 連接棒41に挿入し、サドル32を支持桿24の内側辺に当接させ(図9参照) 、続いて、スプリング44の弾力回復を利用し、係止板42の係止溝421を骨 桿31の前突出部314に係止位置決めし、折り畳み連接棒装置4を回して後ろ 連接棒92を前連接棒91の係止部912を支点として上向きに回せば(図16 参照)、連接棒セット9を折り畳め、続いて、回転位置決め装置6の押圧ブロッ ク65を押圧し、上ブロック体61をリベットDを中心として前向きに回転させ て、グリップロッド7を折り畳み、大幅に児童用三輪車の体積を縮小し、収納空 間を減少する(図17、18参照)。もし再度乗車使用する時は、折り畳み動作 の反対の動作を行えば、使用状態となすことができる(図3参照)。
【0010】 本考案は握持し押して前進を補助する大人の身長に合わせてグリップロッド7 の傾斜角度を調整でき(図3参照)、大人がグリップロッド7を握持して三輪車 の前進補助を行え、児童用押し車とすることができ、該グリップロッド7が児童 が乗車しない不使用時には後ろ向きに回して収容可能で、グリップロッド7が軸 棒34に当接させられ(図19参照)、児童の乗車使用に便利である。
【0011】
【考案の効果】
ゆえに本考案と周知の技術は構造上、大きな違いを有し、本考案は以下の実用 機能上の増進の事実を有する。 1.本考案の車頭2は弾性手段242を利用して直線状前進を保持でき、大人 がグリップロッド7を握持して三輪車の前進を補助でき、さらにグリップロッド 7を操縦して直棒5を回転させられ、連接棒セット9で車頭2を制御して適当に 曲がらせることができ、操作使用上、機動性を有し、車頭2が曲がらず児童が転 んで怪我をするのを防止し、児童の安全を確保する。 2.本考案を押し車として使用する時、児童はサドル32に座り、且つ児童の 両足でそれぞれ支持桿24に設けられた載置シート25の補助ペダルロッド27 上を踏み、大人がグリップロッド7を握り三輪車を押して前進させ、グリップロ ッド7の回転或いは不動により車頭2の同方向弯曲或いは定向走行を制御でき、 走行方向操縦に極めて便利である。 3.本考案は折り畳み連接棒装置4を利用し三輪車を折り畳め、並びに回転位 置決め装置6により、グリップロッド7を車頭2に向けて回転させて折り畳め、 該連接棒セット9の後ろ連接棒92が前連接棒91の係止部912を支点として 上向きに垂直に回転させて折り畳め、児童三輪車全体の折り畳みに障害がなく、 三輪車全体の折り畳み後の体積を大幅に縮小し且つしっかりと係止位置決めでき 、携帯に便利で、収納運搬時に場所をとらず、包装運搬の運送コストを減らすこ とができる。 4.本考案の三輪車の折り畳みと展開の操作は、わずかに係止板42を回転さ せ、係止溝421を前突出部314、後ろ突出部315と係止或いは離脱させ、 さらに上向き或いは下向きにサドル32を回転させれば達成でき、簡単で楽に迅 速に行え、児童の乗車使用或いは不使用時の収納にさらに便利である。 5.本考案のグリップロッド7は大人の身長に合わせて傾斜角度を調整でき、 大人が握持して押すのに便利で、グリップロッド7を乗車しない時に、後ろ向き に回して軸棒34に当接させ(図19参照)ることができ、児童の乗車にさらに 便利である。
【0012】 総合すると、本考案は確実に予期された使用目的と機能を達成しており、且つ 周知の技術に較べて実用的であり、またその構造は同じ特徴を有する同類の物品 にはなく、空間形態の新規性を有し、実用新案登録の要件に符合する。
【図面の簡単な説明】
【図1】台湾実用新案登録第164311号及び米国特
許第6,152,273号の展開使用時の斜視図であ
る。
【図2】台湾実用新案登録第164311号及び米国特
許第6,152,273号の折り畳み時の斜視図であ
る。
【図3】本考案の斜視図である。
【図4】本考案の車頭回転回復構造の組合せ斜視図であ
る。
【図5】本考案の補助ペダルロッド部分の分解斜視図で
ある。
【図6】本考案の補助ペダルロッドの折り畳み動作図で
ある。
【図7】本考案の折り畳み連接棒装置の分解斜視図であ
る。
【図8】本考案の折り畳み連接棒装置の組合せ状態表示
図である。
【図9】本考案の折り畳み連接棒装置の折り畳み動作表
示図である。
【図10】本考案の回転位置決め装置の分解斜視図であ
る。
【図11】本考案の回転位置決め装置の断面組合せ動作
図である。
【図12】本考案の回転位置決め装置の動作表示図であ
る。
【図13】本考案の車頭回転構造部分の分解斜視図であ
る。
【図14】本考案の連接棒セット分解斜視図である。
【図15】本考案の車頭回転動作斜視図である。
【図16】本考案の車頭回転構造折り畳み動作図であ
る。
【図17】本考案のもう一つの方向の全体折り畳み表示
図である。
【図18】本考案の全体折り畳み表示図である。
【図19】本考案のグリップロッド折り畳み表示図であ
る。
【符号の説明】
2 車頭 21 ハンドル 211 上
板 212 下板 213 止め孔 22 ペダ
ル 23 前輪 24 支持桿 241 コ
形シート 242 弾性手段 243 カバーロッド 2
44 枢接孔 25 載置シート 251 載置片 252
内載置孔 253 外載置孔 26 枢接手段 27 補
助ペダルロッド 271 突出ブロック 3 主体 31 骨
桿 311 連接部 312 貫通孔 313
貫通孔 314 前突出部 315 後ろ突出部 3
16 孔 317 位置決めブロック 32 サドル 3
21 連接片 33 逆U形ロッド 34 軸棒 3
5 後輪 36 背もたれ 4 折り畳み連接棒装
置 41 連接ロッド 411 貫通孔 4
12 穿孔 42 係止板 421 係止溝 4
22 長溝 423 駆動ブロック 424 位置決め片 4
3 連接棒 431 前係止部 432 後ろ係止部 4
4 スプリング 5 直棒 51 ストッパリング 5
2 連接部 521 連接孔 6 回転位置決め装置 6
1 上ブロック体 611、621 歯孔 612 筒体 6
13 環壁 614 貫通孔 615 上スリーブ 6
2 下ブロック体 622 リング 623 下スリーブ 6
25 円筒 63 スプリング 64 歯塊 6
41 歯 642 嵌め孔 643 当接壁 6
5 押圧ブロック 651 係止部 652 フック 7
グリップロッド 71 ハンドルカバー 8 車頭回転構造 8
1 コ形ブロック 82 スリーブ 83 円筒 8
31 円孔 84 平台 841 係止孔 9
連接棒セット 91 前連接棒 911 引き段 9
12 係止部 92 後ろ連接棒 921 嵌め孔 9
22 凸耳 923 フック部 93 係止片 9
4 位置決め片 N ボルト S ナット N
1 第1ネジ部品 N2 第2ネジ部品 D リベット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車頭に、一対のハンドル、一対のペダ
    ル、前輪及び支持桿が組み付けられ、車頭に後ろ向きに
    順に一つの支持桿と一つの骨桿が枢接され、該ハンドル
    の下板が弾性手段で支持桿に係止され、下板に止め孔が
    設けられ、該支持桿の後端に補助ペダルロッドが設けら
    れて児童が踏むのに供され、骨桿に、第1ネジ部品と第
    2ネジ部品により上向きにサドルが固定され、骨桿の後
    側に背もたれが延伸され、背もたれの後側に外側にスト
    ッパリングを具えた直棒が設けられ、骨桿の中央に一つ
    の連接ロッドが枢接され、連接ロッドの後側にグリップ
    ロッドが枢接され、連接ロッドに後ろ向きに逆U形ロッ
    ドが溶接され、逆U形ロッドの底端に一つの軸棒が固定
    され、軸棒の両側端に一対の後輪が枢接されて、児童三
    輪車が形成され、該児童用三輪車に折り畳み連接棒装置
    と回転位置決め装置が設けられ、該折り畳み連接棒装置
    において、該骨桿の一側端辺に前突出部と後ろ突出部が
    設けられ、一つの係止板は、第2ネジ部品に組み付けら
    れ、係止板に係止溝及び長溝が設けられ、係止板の長溝
    が連接棒の後ろ係止部に係止され、係止板の係止溝が選
    択的に骨桿の前突出部或いは後ろ突出部に係止され、係
    止板が安定して骨桿側辺に当接し、 該回転位置決め装置において、該回転位置決め装置が直
    棒上に設けられ、該回転位置決め装置が上ブロック体、
    下ブロック体、スプリング、歯塊及び押圧ブロックで組
    成され、下ブロック体の中央に凸伸する一つの円筒が設
    けられ、スプリングが該円筒に套設され、上ブロック体
    と下ブロック体内部に環状に歯孔が設けられ、下ブロッ
    ク体の上端にリングが設けられ、歯塊の外側に歯孔に対
    応して環状に複数の歯が設けられ、中央に嵌め孔が設け
    られ、嵌め孔の上部に内向きに延伸された当接壁が設け
    られ、歯塊が嵌め孔により円筒に套設され、歯塊が下ブ
    ロック体に組み込まれ、スプリングの上部が当接壁に当
    接し、歯塊の約半分を下ブロック体より押し離し、歯塊
    の半分が歯孔に噛み合い、上ブロック体の中央に円筒に
    対応して一つの筒体が設けられ、リングに対応する部分
    に環壁が突伸し、上ブロック体に並びに二つの半円貫通
    孔が設けられ、上ブロック体が筒体により円筒に組み込
    まれ、さらに一つのリベットが円筒と筒体を結合し、環
    壁がリング内に組み込まれ、歯塊のもう半分が上ブロッ
    ク体内に収容され、歯塊の一部の歯がちょうど上ブロッ
    ク体の歯孔と噛み合い、これにより歯塊が上ブロック体
    と下ブロック体の内部の中間に位置し、両者が位置決め
    され一体とされ、該押圧ブロックの両側にそれぞれ係止
    部が設けられ、二つの係止部にそれぞれ外側に向けてフ
    ックが形成され、且つフックの外壁が傾斜状を呈し、こ
    れにより押圧ブロックが二つの係止部により上ブロック
    体の二つの貫通孔に組み合わされ、フックが貫通孔の外
    側の上ブロック体の内壁を係止することにより、押圧ブ
    ロックが上向きに上ブロック体より離脱不能とされ、押
    圧ブロックが下向きに押圧される時、二つの係止部が歯
    塊を圧迫し、歯塊がスプリングにより下に移動し、並び
    に歯塊が完全に下ブロック体内に収容され、歯が上ブロ
    ック体の歯孔より離脱し、上ブロック体が下ブロック体
    に対して環壁によりリング内で回転可能とされ、押圧ブ
    ロックに対する押圧力を開放すると、定位の状態に回復
    し、下ブロック体が直棒に固定され、上ブロック体の一
    側にグリップロッドが固定され、大人による握持に供さ
    れ、 該連接棒セットが前連接棒と後ろ連接棒で組成され、前
    連接棒の前端に引き段が設けられ、後端が折り曲げられ
    て係止部とされ、後ろ連接棒の前端に嵌め孔を具えた凸
    耳が連設され、後端が折り曲げられてフック部が形成さ
    れ、骨桿の側辺が延伸され孔を具えた位置決めブロック
    が形成され、後ろ連接棒の後端のフック部が前より後ろ
    に位置決めブロックの孔に通され、フック部が平台の係
    止孔に係止され、並びに係止片により係止位置決めさ
    れ、続いて、前連接棒の引き段が下板の止め孔に挿入さ
    れ、前連接棒の係止部が凸耳の枢接孔に枢接され、並び
    に一つの位置決め片が套設されて位置決めされ、前連接
    棒、後ろ連接棒が枢接され、グリップロッドにより直棒
    を回転させ、平台の係止孔を係止部より引き動かして連
    接棒を後ろ向きとし、これにより前連接棒の引き段を駆
    動し止め孔により下板を引き動かし、車頭を適時に回転
    させることを特徴とする、押し車機能を有する折り畳み
    式児童用三輪車。
JP2001005186U 2001-08-07 2001-08-07 押し車機能を有する折り畳み式児童用三輪車 Expired - Lifetime JP3083925U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2892797A4 (en) * 2012-09-03 2016-08-31 Galileo Trikes Ltd FREE-ROLLING, FREELENKENDES, MULTI-STAGE FOLDING TRIANGLE WITH SINGLE MOTION TRIGGER MECHANISM
CN113598961A (zh) * 2021-08-30 2021-11-05 孙赵旋 一种基于医疗护理用医疗器械转运车

Cited By (3)

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