JP3083909B2 - 浴室水廻りユニットの据付構造および運搬治具 - Google Patents

浴室水廻りユニットの据付構造および運搬治具

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JP3083909B2 JP04121317A JP12131792A JP3083909B2 JP 3083909 B2 JP3083909 B2 JP 3083909B2 JP 04121317 A JP04121317 A JP 04121317A JP 12131792 A JP12131792 A JP 12131792A JP 3083909 B2 JP3083909 B2 JP 3083909B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ユニット工法住宅等
の建物において、浴室水廻りユニットを基礎に据付ける
浴室ユニットの据付構造および運搬治具に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、一般住宅や集合住宅等の各種の建物において、独立
して運搬可能な浴室内に浴槽や付属設備を予め組み込ん
だ各種のユニットバスが使用されている。これらのユニ
ットバスは、建物としての構造強度を有するものではな
いため、ユニット住宅においてユニットバスを用いる場
合は、柱や梁からなるラーメン構造のユニットボックス
フレーム内に前記のユニットバスを組込んで浴室ユニッ
トとしている。
【0003】図3に示すユニットバス50は、1階用と
して一般に用いられているものであり、浴室51の床5
2から浴槽53内に入り易くする目的で、浴槽53を床
52よりも下方に突出させている。図4は、図3のユニ
ットバス50をユニットボックスフレーム54に組み込
んだ浴室ユニットを示す。しかし、このように1階用ユ
ニットバス50を用いた場合、浴槽53が下方に突出し
た複雑な形状となるため、運搬が行い難い。
【0004】このため、ユニット住宅における浴室ユニ
ットでは、一般に図5に示す2階用のユニットバス60
を採用している。この2階用バスユニット60は、浴槽
53が下方に突出していないので、運搬が容易である。
しかし、浴槽53の上レベル53aが床52よりも著し
く高くなるので、浴槽53に入りにくい。特に、幼児や
老人の場合は、浴槽53への出入りが大変になる。この
ようなことから、図6に示すように床52を一段上げた
1階用ユニットバス70を使用することもあるが、浴室
51の床52のレベルが隣室の床レベルよりも高くなる
ので、浴室51に入りづらくなる。
【0005】さらに、従来は、ユニットバスを組み込ん
だ浴室ユニットを、洗面所などの水廻りユニットと別体
のユニットボックスとして設けていたため、水廻り配管
を施工現場で行う必要があって、現場作業が多くなり、
施工時間が長くかかるという問題点があった。
【0006】この発明の目的は、浴室水廻りユニットの
運搬、据付を容易にする運搬治具、並びに、施工後、浴
室および浴槽への出入りが容易な浴室水廻りユニットの
据付構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の浴室水廻りユ
ニットの据付構造は、箱状の枠体内に浴槽を収納した浴
室ユニット部の隣に水廻りユニット部を一体に形成す
る。浴室ユニット部の床レベルを水廻りユニット部の床
レベルに設定すると共に、浴室ユニット部を水廻りユニ
ット部よりも下方に低く突出させる。この低く突出させ
た分だけ、浴室ユニット部を支持する浴室ユニット基礎
部の天端レベルを水廻りユニット基礎部よりも低く設定
する。
【0008】この発明の浴室水廻りユニットの運搬治具
は、前記浴室水廻りユニットの水廻りユニット部の下に
積み重ね可能な枠状に形成してある。この積み重ね状態
において、運搬治具の下面レベルが前記浴室ユニット部
の下面レベルと同一レベルに設定してある。
【0009】
【作用】この浴室水廻りユニットの据付構造は、浴室ユ
ニット部と水廻りユニット部とを一体に形成してあるの
で、両ユニット部の水廻り配管、特に両ユニット部の配
管の接続を工場で行える。また、床レベルが両ユニット
部で同一に設定してあるので、浴室と隣室との床レベル
に段差がなく、浴室への出入りが容易になる。さらに、
浴室ユニット部を水廻りユニット部よりも下方に突出さ
せてあるので、浴槽のレベルを下げることができ、その
ため浴槽への出入りも容易になる。
【0010】この浴室水廻りユニットを運搬するには、
まず、水廻りユニット部の下に運搬治具を積み重ね、運
搬治具の下面レベルを浴室ユニット部の下面レベルに合
せて、運搬し易くする。据付時には、運搬治具を水廻り
ユニット部から切り離して、浴室水廻りユニットを基礎
の上に設置する。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を図1および図2に基づ
いて説明する。図1(b)のように、浴室水廻りユニッ
ト1は、浴室ユニット部2と水廻りユニット部3とから
なる一体のユニットボックスとして形成してある。両ユ
ニット部2,3は、各々柱21,31、下枠材22,3
2および梁23,33などでラーメン構造に組まれた箱
状の枠体20,30で形成されている。両ユニット部
2,3は、一部の柱21Aを共に枠体20,30の構成
部材としており、この柱21Aにおいて、一体的にボル
ト等で組立てられている。
【0012】浴室ユニット部2には、浴槽24,床2
5,および壁面材,天井材等で構成される箱状のユニッ
トバス26を枠体20内に収納してある。26aはユニ
ットバス26の出入り口を示す。一方、水廻りユニット
部3には図示しない壁面材や床材,天井材等の面材を設
け、かつ洗面所やトイレ,台所等の設備機器が収納して
ある。両ユニット部2,3には、図示しない水廻り配管
が互いに接続して施してある。
【0013】浴室ユニット部2の床25は、下枠材22
よりも高く、そのレベルは、水廻りユニット部3の床3
5のレベルと同一レベルに設定してある。浴室ユニット
部2は、水廻りユニット部3よりも下方に突出してお
り、したがって、浴槽24の底部が浴室の床25よりも
下方のレベルにある。
【0014】浴室水廻りユニット1を据付ける基礎4
は、浴室ユニット部2を水廻りユニット3よりも低く突
出させた分だけ、浴室ユニット基礎部42の天端レベル
42aを、水廻りユニット基礎部43の天端レベル43
aよりも低く設定してある。なお、浴室ユニット基礎部
42および水廻りユニット基礎部43は、各々、浴室ユ
ニット部2および水廻りユニット部3を支持するもので
ある。
【0015】前記浴室水廻りユニット1は、工場組立時
および運搬時においては、図1(a)のように、運搬治
具5が組付けられている。図2のように、運搬治具5
は、柱5c、上枠材5aおよび下枠材5bからなる枠状
に形成してあり、図示しない締結具により、図1(a)
の上枠材5aが水廻りユニット部3の下枠材32に当接
した状態で締結される。このように、運搬治具5は、水
廻りユニット部3の下に積み重ね可能になっており、か
つ、この積み重ね状態において、運搬治具5の下面レベ
ルが、浴室ユニット部2の下面レベルと同一レベルに設
定してある。
【0016】つぎに、浴室水廻りユニットの工場組立、
運搬および据付について説明する。工場組立および運搬
時は、図1(a)のように、浴室水廻りユニット1の水
廻りユニット部3の下に運搬治具5を組付けた状態にな
っている。したがって、浴室水廻りユニット1の下面が
局部的に突出していないので、工場における組立や運搬
が容易になるとともに、浴槽24を損傷することもな
い。しかも、浴室ユニット部2と水廻りユニット部3と
が工場から据付現場まで一体になっているので、水廻り
配管の接続を工場で行うことができ、施工現場での作業
が少なくなる。したがって、作業性が向上し、コストも
安くなる。
【0017】現場据付時には、図1(a)の運搬治具5
を浴室水廻りユニット1から取外して、浴室水廻りユニ
ット1を図1(b)の基礎4の上に設置する。設置後、
運搬治具5は工場へ持ち帰り、何度も使用することでき
る。そのためコストを削減できる。
【0018】施工後は、両床25,35のレベルが浴室
と洗面所などで同一レベルになっているので、床レベル
に段差がなく、浴室への出入りが容易になる。また、浴
室ユニット部2を水廻りユニット部3よりも下方に突出
させてあるので、浴槽24のレベルを下げることがで
き、浴槽24への出入りも容易になる。
【0019】なお、この発明において、浴室の床25と
水廻りユニット部3の床35のレベルを同一レベルに設
定するとは、ほぼ同一レベルであればよいことを意味す
る。また、運搬治具5は、キュービックでなくてもよ
い。
【0020】
【発明の効果】この発明の浴室水廻りユニットの据付構
造は、浴室ユニット部と水廻りユニット部とを一体に形
成したので、両ユニット部の水廻り配管、特に両ユニッ
ト部の配管の接続を工場で行え、施工現場での作業が容
易になる。また、床レベルが両ユニット部で同一に設定
してあるので、浴室と隣室との床レベルに段差がなく、
浴室への出入りが容易になり、使い勝手が良い。さら
に、浴室ユニット部を水廻りユニット部よりも下方に突
出させてあるので、浴槽のレベルを下げることができ、
そのため老人や幼児でも、浴槽への出入が容易になる。
【0021】また、この発明の浴室水廻りユニットの運
搬治具は、水廻りユニット部の下に積み重ねた際にその
下面レベルが浴室ユニット部の下面レベルに合うので、
工場での組立や運搬が容易になる。据付時には、運搬治
具を水廻りユニット部から取外して、浴室水廻りユニッ
トを基礎の上に設置するので、運搬治具を何度も使用す
ることができ、経済性も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示し、(a)は浴室水廻
りユニットに運搬治具を組み込んだ状態を示す概略斜視
図、(b)は据付構造を示す分解斜視図である。
【図2】浴室水廻りユニットと運搬治具とを分解して示
す斜視図である。
【図3】従来の1階用ユニットバスの概略斜視図であ
る。
【図4】同ユニットバスを組込んだ浴室ユニットの斜視
図である。
【図5】従来の2階用ユニットバスの概略斜視図であ
る。
【図6】1階用ユニットバスの他の例の概略斜視図であ
る。
【符号の説明】
1…浴室水廻りユニット、2…浴室ユニット部、3…水
廻りユニット、4…基礎、5…運搬治具、20…枠体、
24…浴槽、25…床、42…浴室ユニット基礎部、4
2a…天端レベル、43…水廻りユニット基礎部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱状の枠体内に浴槽を収納した浴室ユニ
    ット部の隣に水廻りユニット部を一体に形成し、前記浴
    室ユニット部の床レベルを水廻りユニット部の床レベル
    と同一レベルに設定すると共に、前記浴室ユニット部を
    前記水廻りユニット部よりも下方に低く突出させ、この
    低く突出させた分だけ、浴室ユニット部を支持する浴室
    ユニット基礎部の天端レベルを水廻りユニット基礎部よ
    りも低く設定した浴室水廻りユニットの据付構造。
  2. 【請求項2】 箱状の枠体内に浴槽を収納した浴室ユニ
    ット部の隣に水廻りユニット部を一体に形成し、前記浴
    室ユニット部の床レベルを水廻りユニット部の床レベル
    と同一レベルに設定すると共に、前記浴室ユニット部を
    前記水廻りユニット部よりも下方に低く突出させた浴室
    水廻りユニットを運搬するための治具であって、前記水
    廻りユニット部の下に積み重ね可能な枠状に形成され、
    かつ、この積み重ね状態において、下面レベルが前記浴
    室ユニット部の下面レベルと同一レベルに設定された浴
    室水廻りユニットの運搬治具。
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