JP3083626U

JP3083626U - 封印カバー

Info

Publication number: JP3083626U
Application number: JP2001004847U
Authority: JP
Inventors: 徹添谷
Original assignee: DREAMS INC.
Current assignee: DREAMS INC.
Priority date: 2001-07-25
Filing date: 2001-07-25
Publication date: 2002-02-08
Anticipated expiration: 2007-07-25

Abstract

(57)【要約】【課題】車輌のナンバープレート上の封印を、保護する
と共に、装飾する封印カバーを提供することを目的とす
る。【解決手段】道交法車輌のナンバープレート上の封印に
被嵌させるカバーであり、その正面には、文字、図形、
記号のうち少なくとも１つ以上を表象する為の装飾部を
備え、該封印を保護すると共に、装飾する役目を果たす
封印カバーを提供する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、車輌のナンバープレート上の封印に、被嵌される封印カバーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、車輌のナンバープレートの錆びや、汚れを防止する為のナンバープレートカバー等や、また、車輌の外部アンテナの先端に装着する、キャラクター等のアクセサリーや、発光するアクセサリー等の車用アクセサリー等はあった。これにより、車輌の所有者や使用者等は、ナンバープレートにナンバープレートカバーを装着してナンバープレートを保護したり、あるいは車用アクセサリーを装着してその車輌を装飾することができた。

【０００３】ところで、車輌のナンバープレート上に、各都道府県の条例により定められ、各都道府県の識別マークが刻印された封印が存在する。この封印は、アルミニウム等で構成されている為、経年すると錆びたり、汚れる恐れがあり、また、各都道府県の識別マークが刻印されただけなので、味気ないものでもある。しかしながら、この封印を保護したり、装飾したりする封印カバーはなかった。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

そこで本考案、このような事情に鑑みてなされたものであって、車輌のナンバープレート上の封印を、保護すると共に、装飾する封印カバーを提供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

請求項１記載の考案は、封印カバーであって、車輌のナンバープレート上の封印に、着脱自在に被嵌されることを特徴とする。

【０００６】本考案よれば、前記封印カバーを、車輌のナンバープレート上の封印に被嵌することにより、該封印を錆びや、汚れなどから保護することができる。また、着脱自在に被嵌する為、道交法に違反しないと共に、状況や気分等によって自由に着脱したり、また、他の封印カバーと取り替えることが可能となり、車輌の所有者や使用者の遊び心や、おしゃれ心を満足させることができる。

【０００７】請求項２記載の考案は、請求項１記載の封印カバーであって、前記封印カバーの内側面に、複数のリブ部を備えることを特徴とする。

【０００８】本考案よれば、前記封印カバーを前記封印に被嵌する際、前記封印カバーの内側面に、複数のリブ部を備えることにより、前記封印カバーを前記封印に被嵌した後、前記封印カバーを前記封印から取り外そうとすると、前記リブ部が、前記封印に摩擦される為、取り外しにくくなる。これによって、例えば、該封印カバーの所有者に無断で、該封印カバーを封印から取り外そうとしても、なかなか取り外すことができず、従って封印カバーの窃盗の防止にも役立つ。

【０００９】請求項３記載の考案は、請求項１又は請求項２記載の封印カバーであって、前記封印カバーの正面に装飾部を備え、該装飾部に、文字、図形、記号のうち少なくとも１つ以上が、印刷、シール貼付、刻装、描画、塗料付着の少なくとも１つ以上によって表象されることを特徴とする。尚、図形、記号には、キャラクター等の絵柄、動物、植物、車、飛行機、船、人形、その他形象物の絵柄や、国旗、その他マーク等の絵柄を含む。

【００１０】本考案よれば、封印を装飾することができ、車輌の所有者や使用者にとって、車輌をより素敵に、お気に入りのものにすることができ、遊び心や、おしゃれ心を満足させることができる。

【００１１】請求項４記載の考案は、請求項１乃至請求項３記載の封印カバーであって、請求項１乃至請求項３において、前記装飾部に、文字、図形、記号のうち少なくとも１つ以上が、平面的又は立体的に形成されることを特徴とする。

【００１２】即ち、例えば、ポリ塩化ビニル等に流し込み製法によって、キャラクター等の形象物を絵柄で表象した部材を、前記封印カバーの装飾部に任意の接着手段によって接着しても良いし、又は該部材を一体で成形しても良い。また、キャラクター等の形象物をポリ塩化ビニル等で立体的に形成し、それを前記封印カバーの装飾部に任意の接着手段によって接着しても良いし、又はそれを一体で成形しても良い。

【００１３】本考案よれば、封印をより華やかに装飾することができ、車輌の所有者や使用者にとって、車輌をより素敵に、お気に入りのものにすることができ、遊び心や、おしゃれ心を満足させることができる。

【００１４】請求項４記載の考案は、請求項１乃至請求項３記載の封印カバーであって、前記装飾部は、前記封印カバーの外側にはみ出すように形成されることを特徴とする。

【００１５】本考案よれば、封印をより華やかに装飾することができ、車輌の所有者や使用者にとって、車輌をより素敵に、お気に入りのものにすることができる。

【００１６】

【考案の実施の形態】

本考案に係る封印カバーは、車輌のナンバープレート上の封印に被嵌させるカバーであり、その正面には、キャラクター等の形象物を表象する為の装飾部を備え、該封印を保護すると共に、装飾する役目を果たす。

【００１７】

【実施例】

以下、図面に基づいて本考案の実施例を詳細に説明する。尚、封印とは、図５の符号Ａに示すように、通常、アルミニウム等で構成され、その外径は、約３０ｍｍ前後、高さ約１０ｍｍ前後の円筒形状をしており、車輌のナンバープレート上の左上に配設される。また、その正面には、管轄の陸運局の各都道府県を示すマークが刻印されている。

【００１８】図１乃至図３は、本考案に係る一実施例である封印カバーの外観を示す図である。図１（Ａ）、（Ｂ）に示すように、符号１は、封印カバーの本体であり、シリコンで構成され、その正面の装飾部１０には、絵柄が少し突出するように形成されている。また、その背面は、開口２２を有し、道交法車輌の封印Ａと嵌合するよう、その内径は、封印Ａの外径と同程度又は若干小さめの大きさで、約２５ｍｍ前後、高さ約１０ｍｍ前後であり、円筒形状に凹陥している。

【００１９】また、図１（Ｃ）、（Ｄ）に示すように、符号２は、封印カバーの本体であり、ＡＢＳ樹脂、ポリ塩化ビニル等で構成され、その正面の装飾部１０には、絵柄や文字が印刷されている。又その形状は、本体から少しはみ出るように上部に２つの耳を有する動物を模した形状をしている。しかし、本体からはみ出ないような円形状であっても良い。また、封印カバー２の下部円周には、円周縁２１を有する。そして封印カバー２の背面は、開口２２を有し、車輌の封印Ａと嵌合するよう、その内径は、封印Ａの外径と同程度又は若干大きめの大きさで、直径約３０ｍｍ前後、高さ約１０ｍｍ前後であり、円筒形状に凹陥している。また、その内側面には、リブ部２２が複数形成されている。

【００２０】更に、図２（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）に示すように、封印カバー２と同じ構成の封印カバー３の装飾部３０に、ポリ塩化ビニル等で、流し込み製法等によりキャラクター等の絵柄を平面的に表象した表象部材３１を、接着剤などの任意の接着手段によって接着しても良い。尚、表象部材３１は、封印カバー３と一体的に成形しても良い。

【００２１】又更に、図３（Ａ），（Ｂ），（Ｃ）に示すように、封印カバー２と同じ構成の封印カバー４の装飾部４０に、ポリ塩化ビニル等で、キャラクター等の絵柄を立体的に表象した表象部材４１を、接着剤などの任意の接着手段によって接着しても良い。尚、表象部材４１は、封印カバー４と一体的に成形しても良い。

【００２２】そして、図４（Ａ）に示すように、封印カバー１を、開口１１から道交法車輌のナンバープレートの封印Ａに被嵌させると、封印Ａを錆びや汚れ等から保護すると共に、味気の無かった封印Ａを楽しく、素敵に、人目を引くように装飾することができる。また、封印カバー１は延伸性を有するシリコンで形成され、またその内径は封印Ａの外径より若干小さめに形成されると、封印カバー１と封印Ａの間の摩擦力が大きくなり、封印カバー１を封印Ａから外しにくくなる為、盗難防止の効果も得られる。

【００２３】また、図４（Ｂ）に示すように、封印カバー２も、開口２２から車輌のナンバープレートの封印Ａに被嵌させると、封印Ａを錆びや汚れ等から保護すると共に、味気の無かった封印Ａを楽しく、素敵に、人目を引くように装飾することができる。また、封印カバー２の内側面に、リブ部２２を有する為、封印カバー２と封印Ａの間の摩擦力が大きくなり、封印カバー２を封印Ａから外しにくくなる為、盗難防止の効果も得られる。

【００２４】以上、好ましい実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明はその実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術的範囲内で種々に改変できる。例えば、本体外部の形状は、上述通りでなくても良く、またその色彩も様々であっても良い。また、前記装飾部には、上述のキャラクター以外に、車、飛行機、船、動物、人形、植物、文字、国旗、マーク、その他形象物等が、描画、写真、ＣＧ等で合成されたもの等で表象されていても良いし、またその表象方法は、印刷、シール貼付、刻装、描画、塗料付着等であっても良いし、その色彩も様々であっても良い。

【００２５】更に例えば、前記装飾部が平面的又は立体的に形成される場合、その形状は、上述のとおりでなくても良く、上述のキャラクター以外に、車、飛行機、船、動物、人形、植物、文字、その他形象物の形状であっても良いし、その色彩も様々であっても良い。

【００２６】

【考案の効果】

本考案は、以上説明したような形態で実施され、次のような効果を奏する。

【００２７】本考案よれば、前記封印カバーを、車輌のナンバープレート上の封印に被嵌することにより、該封印を錆びや、汚れなどから保護することができる。また、着脱自在に被嵌する為、道交法に違反しないと共に、状況や気分等によって自由に着脱したり、また、他の封印カバーと取り替えることが可能となり、車輌の所有者や使用者の遊び心や、おしゃれ心を満足させることができる。

【００２８】本考案よれば、前記封印カバーを前記封印に被嵌する際、前記封印カバーの内側面に、複数のリブ部を備えることにより、前記封印カバーを前記封印に被嵌した後、前記封印カバーを前記封印から取り外そうとすると、前記リブ部が、前記封印に摩擦される為、取り外しにくくなる。これによって、例えば、該封印カバーの所有者に無断で、該封印カバーを封印から取り外そうとしても、なかなか取り外すことができず、従って封印カバーの窃盗の防止にも役立つ。

【００２９】本考案よれば、封印を装飾することができ、車輌の所有者や使用者にとって、車輌をより素敵に、お気に入りのものにすることができ、遊び心や、おしゃれ心を満足させることができる。

【００３０】本考案よれば、封印をより華やかに装飾することができ、車輌の所有者や使用者にとって、車輌をより素敵に、お気に入りのものにすることができ、遊び心や、おしゃれ心を満足させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る一実施例である封印カバー１、２
の外観を示す図で、（Ａ）封印カバー１の正面斜視図、
（Ｂ）封印カバー１の背面斜視図、（Ｃ）封印カバー２
の正面斜視図、（Ｄ）封印カバー２の背面斜視図。

【図２】本考案に係る一実施例である封印カバーの外観
を示す図で、（Ａ）封印カバー３の正面斜視図、（Ｂ）
封印カバー３の側面図、（Ｃ）は封印カバー３の背面斜
視図。

【図３】本考案に係る一実施例である封印カバーの外観
を示す図で、（Ａ）封印カバー４の正面斜視図、（Ｂ）
封印カバー４の側面図、（Ｃ）は封印カバー４の背面斜
視図。

【図４】本考案に係る一実施例である封印カバーを道交
法車輌のナンバープレートの封印に被嵌した状態を示す
図で、（Ａ）封印カバー１を被嵌した状態を示す図、
（Ｂ）封印カバー２を被嵌した状態を示す図。

【図５】車輌のナンバープレート上の封印を示す図。

【符号の説明】

１封印カバー１０装飾部１１開口２封印カバー２０装飾部２１円周縁２２開口２３リブ３封印カバー３０装飾部３３表象部材４封印カバー４０装飾部４３表象部材Ａ封印

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】車輌のナンバープレート上の封印に、着脱
自在に被嵌されることを特徴とする封印カバー。
【請求項２】請求項１において、前記封印カバーの内側
面に、複数のリブ部を備えることを特徴とする封印カバ
ー。
【請求項３】請求項１又は請求項２において、前記封印
カバーの正面に装飾部を備え、該装飾部に、文字、図
形、記号のうち少なくとも１つ以上が、印刷、シール貼
付、刻装、描画、塗料付着の少なくとも１つ以上によっ
て表象されることを特徴とする封印カバー。
【請求項４】請求項１乃至請求項３において、前記装飾
部に、文字、図形、記号のうち少なくとも１つ以上が、
平面的又は立体的に形成されることを特徴とする封印カ
バー。
【請求項５】請求項１乃至請求項４において、前記装飾
部は、前記封印カバーの外側にはみ出すように形成され
ることを特徴とする封印カバー。