JP3082753B2 - 位置決め制御装置、可換磁気ディスク装置及びヘッド制御方法 - Google Patents

位置決め制御装置、可換磁気ディスク装置及びヘッド制御方法

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JP3082753B2
JP3082753B2 JP10321354A JP32135498A JP3082753B2 JP 3082753 B2 JP3082753 B2 JP 3082753B2 JP 10321354 A JP10321354 A JP 10321354A JP 32135498 A JP32135498 A JP 32135498A JP 3082753 B2 JP3082753 B2 JP 3082753B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/54Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
    • G11B5/55Track change, selection or acquisition by displacement of the head
    • G11B5/5521Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks

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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、媒体のリード/ラ
イトを行うヘッドの位置決め制御を行う位置決め制御装
置、可換磁気ディスク装置及びヘッド制御方法に関し、
特に、交換可能な可換ディスク等の媒体のリード/ライ
トを行うヘッドの位置決め制御を行う位置決め制御装
置、可換磁気ディスク装置及びヘッド制御方法に属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の位置決め制御装置、可換磁
気ディスク装置及びヘッド制御方法としては、例えば、
特開平9−198816号公報に示すようなものがあ
り、バーストパターンのディスク半径方向の送りピッチ
をP、消去帯のディスク半径方向の幅をe、バーストパ
ターンを読み取る磁気ヘッドの幅をWとしたときに、P
+e≦W≦2P−eの関係を満たすように制御してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、バースト信号から得られる信号に不感帯が生じ
ることを防止できるものの、トラックピッチの1/2よ
り小さいヘッドトラック幅のヘッドを用いることができ
なかった。
【0004】また、下位互換性を保つために幅広のトラ
ックを狭小ヘッドで読む場合には、ヘッドが移動しても
位置誤差信号が所定範囲以内で変動しない可能性がある
ため、目標トラック中心の両側の不感帯領域間でヘッド
が行き来するリミットサイクルを起こす可能性があると
いう問題点があった。
【0005】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ヘッドが不感帯領
域にあり目標トラック中心とヘッド位置が離れている場
合に、不感帯領域の中心位置をヘッド位置とする位置決
め制御装置、可換磁気ディスク装置及びヘッド制御方法
により、ヘッドが不感帯領域にあり目標トラック中心と
ヘッド位置が離れている場合であっても、不感帯領域の
中心位置をヘッド位置とする位置決め制御装置を備える
目標トラック中心の両側の不感帯領域間でヘッドが行き
来するリミットサイクルを回避し、交換可能な媒体のリ
ード/ライトにおける下位互換性を保つ点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明の
要旨は、媒体のリード/ライトを行うヘッドの位置決め
制御を行う位置決め制御装置であって、交換可能な媒体
のリード/ライトを行う前記ヘッドの位置決め安定性を
確保するための位相補償フィルタと、前記ヘッドが移動
した場合であっても位置誤差信号の変動が所定範囲以内
に収まるまたは位置誤差信号の変動が無い不感帯領域を
有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対位置を示す位置誤
差信号を生成するためのバースト信号の組み合わせに基
づいて、当該ヘッドの存在する当該不感帯領域の位置を
取得する位置誤差信号を生成する位置誤差信号発生器と
を備え、目標トラック中心より略1/2トラック以上離
れた場所に前記ヘッドがある場合に、前記不感帯領域の
中心部をヘッド位置と判断することを特徴とする位置決
め制御装置に存する。また、請求項2に記載の発明の要
旨は、媒体のリード/ライトを行うヘッドの位置決め制
御を行う位置決め制御装置であって、交換可能な媒体の
リード/ライトを行う前記ヘッドの位置決め安定性を確
保するための位相補償フィルタと、前記ヘッドが移動し
た場合であっても位置誤差信号の変動が所定範囲以内に
収まるまたは位置誤差信号の変動が無い不感帯領域を有
し、前記媒体と前記ヘッドとの相対位置を示す位置誤差
信号を生成するためのバースト信号と前記媒体上に書か
れたトラック番号との組み合わせに基づいて、当該ヘッ
ドの存在する当該不感帯領域の位置を取得する位置誤差
信号を生成する位置誤差信号発生器とを備え、目標トラ
ック中心より略1/2トラック以上離れた場所に前記ヘ
ッドがある場合に、前記不感帯領域の中心部をヘッド位
置と判断することを特徴とする位置決め制御装置に存す
る。また、請求項3に記載の発明の要旨は、媒体のリー
ド/ライトを行うヘッドの位置決め制御を行う位置決め
制御装置であって、交換可能な媒体のリード/ライトを
行う前記ヘッドの位置決め安定性を確保するための位相
補償フィルタと、前記ヘッドが移動した場合であっても
位置誤差信号の変動が所定範囲以内に収まるまたは位置
誤差信号の変動が無い不感帯領域を有し、前記媒体と前
記ヘッドとの相対位置を示す位置誤差信号を生成するた
めのバースト信号の組み合わせに基づ いて、当該ヘッド
の存在する当該不感帯領域の位置を取得する位置誤差信
号を生成する位置誤差信号発生器とを備え、目標トラッ
ク中心より略1/2トラックより近い場所にヘッドが存
在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得の結果前記ヘッ
ドの前記トラック番号が変化する場合に、前記不感帯領
域の中心部をヘッド位置と判断することを特徴とする位
置決め制御装置に存する。また、請求項4に記載の発明
の要旨は、媒体のリード/ライトを行うヘッドの位置決
め制御を行う位置決め制御装置であって、交換可能な媒
体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位置決め安定性
を確保するための位相補償フィルタと、前記ヘッドが移
動した場合であっても位置誤差信号の変動が所定範囲以
内に収まるまたは位置誤差信号の変動が無い不感帯領域
を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対位置を示す位置
誤差信号を生成するためのバースト信号と前記媒体上に
書かれたトラック番号との組み合わせに基づいて、当該
ヘッドの存在する当該不感帯領域の位置を取得する位置
誤差信号を生成する位置誤差信号発生器とを備え、目標
トラック中心より略1/2トラックより近い場所にヘッ
ドが存在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得の結果前
記ヘッドの前記トラック番号が変化する場合に、前記不
感帯領域の中心部をヘッド位置と判断することを特徴と
する位置決め制御装置に存する。また、請求項5に記載
の発明の要旨は、媒体のリード/ライトを行うヘッドの
位置決め制御を行う位置決め制御装置であって、交換可
能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位置決め
安定性を確保するための位相補償フィルタと、前記ヘッ
ドが移動した場合であっても位置誤差信号の変動が所定
範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が無い不感
帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対位置を示
す位置誤差信号を生成するためのバースト信号の組み合
わせに基づいて、当該ヘッドの存在する当該不感帯領域
の位置を取得する位置誤差信号を生成する位置誤差信号
発生器とを備え、目標トラック中心より略1/2トラッ
クより近い場所にヘッドが存在し、かつ2サンプルのサ
ーボ信号取得の結果前記ヘッドのトラック番号が変化し
ない場合に、前記不感帯領域の目標トラック中心に最も
近い位置をヘッド位置と判断することを特徴とする位置
決め制御装置に存する。また、請求項6に記載の発明の
要旨は、媒体のリード/ライトを行うヘッドの位置決め
制御を行う位置決め制御装置であって、交換可能な媒体
のリード/ライトを行う前記ヘッドの位置決め安定性を
確保するための位相補償フィルタと、前記ヘッドが移動
した場合であっても位置誤差信号の変動が所定範囲以内
に収まるまたは位置誤差信号の変動が無い不感帯領域を
有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対位置を示す位置誤
差信号を生成するためのバースト信号と前記媒体上に書
かれたトラック番号との組み合わせに基づいて、当該ヘ
ッドの存在する当該不感帯領域の位置を取得する位置誤
差信号を生成する位置誤差信号発生器とを備え、目標ト
ラック中心より略1/2トラックより近い場所にヘッド
が存在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得の結果前記
ヘッドのトラック番号が変化しない場合に、前記不感帯
領域の目標トラック中心に最も近い位置をヘッド位置と
判断することを特徴とする位置決め制御装置に存する。
また、請求項7に記載の発明の要旨は、媒体のリード/
ライトを行うヘッドの位置決め制御を行うヘッド制御方
法であって、交換可能な媒体のリード/ライトを行う前
記ヘッドの位置決め安定性を確保するための位相補償工
程と、前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信
号の変動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の
変動が無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドと
の相対位置を示す位置誤差信号を生成するためのバース
ト信号の組み合わせに基づいて、当該ヘッドの存在する
当該不感帯領域の位置を取得する位置誤差信号を生成す
る位置誤差信号発生工程とを備え、目標トラック中心よ
り略1/2トラック以上離れた場所に前記ヘッドがある
場合に、前記不感帯領域の中心部をヘッド位置と判断す
ことを特徴とするヘッド制御方法に存する。また、請
求項8に記載の発明の要旨は、媒体のリード/ライトを
行うヘッドの位置決め制御を行うヘッド制御方法であっ
て、交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッド
の位置決め安定性を確保するための位相補償工程と、前
記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変動
が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が無
い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対位
置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号と
前記媒体上に書かれたトラック番号との組み合わせに基
づいて、当該ヘッドの存在する当該不感帯領域の位置を
取得する位置誤差信号を生成する位置誤差信号発生工程
とを備え、目標トラック中心より略1/2トラック以上
離れた場所に前記ヘッドがある場合に、前記不感帯領域
の中心部をヘッド位置と判断することを特徴とするヘッ
ド制御方法に存する。また、請求項9に記載の発明の要
旨は、媒体のリード/ライトを行うヘッドの位置決め制
御を行うヘッド制御方法であって、交換可能な媒体のリ
ード/ライトを行う前記ヘッドの位置決め安定性を確保
するための位相補償工程と、前記ヘッドが移動した場合
であっても位置誤差信号の変動が所定範囲以内に収まる
または位置誤差信号の変動が無い不感帯領域を有し、前
記媒体と前記ヘッドとの相対位置を示す位置誤差信号を
生成するためのバースト信号の組み合わせに基づいて、
当該ヘッドの存在する当該不感帯領域の位置を取得する
位置誤差信号を生成する位置誤差信号発生工程とを備
え、目標トラック中心より略1/2トラックより近い場
所にヘッドが存在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得
の結果前記ヘッドの前記トラック番号が変化する場合
に、前記不感帯領域の中心部をヘッド位置と判断する
とを特徴とするヘッド制御方法に存する。また、請求項
10に記載の発明の要旨は、媒体のリード/ライトを行
うヘッドの位置決め制御を行うヘッド制御方法であっ
て、交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッド
の位置決め安定性を確保するための位相補償工程と、前
記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変動
が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が無
い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対位
置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号と
前記媒体上に書かれたトラック番号との組み合わせに基
づいて、当該ヘッドの存在する当該不感帯領域の位置を
取得する位置誤差信号を生成する位置誤差信号発生工程
とを備え、目標トラック中心より略1/2トラックより
近い場所にヘッドが存在し、かつ2サンプルのサーボ信
号取得の結果前記ヘッドの前記トラック番号が変化する
場合に、前記不感帯領域の中心部をヘッド位置と判断す
ことを特徴とするヘッド制御方法に存する。また、請
求項11に記載の発明の要旨は、媒体のリード/ライト
を行うヘッドの位置決め制御を行うヘッド制御方法であ
って、交換可能な媒体のリード/ライ トを行う前記ヘッ
ドの位置決め安定性を確保するための位相補償工程と、
前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が
無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
の組み合わせに基づいて、当該ヘッドの存在する当該不
感帯領域の位置を取得する位置誤差信号を生成する位置
誤差信号発生工程とを備え、目標トラック中心より略1
/2トラックより近い場所にヘッドが存在し、かつ2サ
ンプルのサーボ信号取得の結果前記ヘッドのトラック番
号が変化しない場合に、前記不感帯領域の目標トラック
中心に最も近い位置をヘッド位置と判断することを特徴
とするヘッド制御方法に存する。また、請求項12に記
載の発明の要旨は、媒体のリード/ライトを行うヘッド
の位置決め制御を行うヘッド制御方法であって、交換可
能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位置決め
安定性を確保するための位相補償工程と、前記ヘッドが
移動した場合であっても位置誤差信号の変動が所定範囲
以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が無い不感帯領
域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対位置を示す位
置誤差信号を生成するためのバースト信号と前記媒体上
に書かれたトラック番号との組み合わせに基づいて、当
該ヘッドの存在する当該不感帯領域の位置を取得する位
置誤差信号を生成する位置誤差信号発生工程とを備え、
目標トラック中心より略1/2トラックより近い場所に
ヘッドが存在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得の結
果前記ヘッドのトラック番号が変化しない場合に、前記
不感帯領域の目標トラック中心に最も近い位置をヘッド
位置と判断することを特徴とするヘッド制御方法に存す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1は、本発明の位置決め制御装置の一実
施形態を示すブロック図であり、図2は、図1の位置決
め制御装置に使用できるディスク媒体1のサーボ領域2
1の一例であり、図3は、図1の位置決め制御装置で実
行される本発明のヘッド制御方法において用いられるバ
ースト信号と位置誤差信号10の関係図である。
【0009】位置決め制御装置は、図1,3に示すよう
に、ヘッド2が不感帯領域19にあり目標トラック中心
とヘッド位置20が離れている場合には、不感帯領域1
9の中心位置をヘッド位置20とすることによりヘッド
2の位置決め速度を向上させると共に、ヘッド2が不感
帯領域19にあり目標トラック中心付近では不感帯領域
19の目標トラック中心に近い位置をヘッド位置20と
することによりリミットサイクルを防止する機能を有
し、位置誤差信号発生器3、位相補償フィルタ4、パワ
ーアンプ5、アクチュエータ6、メモリ7を備えてい
る。
【0010】位相補償フィルタ4は、可換媒体(可換磁
気ディスク等の媒体1)のリード/ライトを行う磁気ヘ
ッド2の位置決め安定性を確保する。
【0011】位置誤差信号発生器3は、磁気ヘッド2が
移動した場合であっても位置誤差信号10の変動が所定
範囲以内に収まるまたは位置誤差信号10の変動が無い
不感帯領域19を有し、可換磁気ディスク1と磁気ヘッ
ド2との相対位置を示す位置誤差信号10を生成するた
めのバースト信号の組み合わせに基づいて、磁気ヘッド
2の存在する不感帯領域19の位置を取得する位置誤差
信号10を生成する。
【0012】また、位置誤差信号発生器3は、磁気ヘッ
ド2が移動した場合であっても位置誤差信号10の変動
が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号10の変動
が無い不感帯領域19を有し、可換磁気ディスク1と磁
気ヘッド2との相対位置を示す位置誤差信号10を生成
するためのバースト信号と可換磁気ディスク1上に書か
れたトラック番号9との組み合わせに基づいて、磁気ヘ
ッド2の存在する不感帯領域19の位置を取得する位置
誤差信号10を生成する。
【0013】このような位置決め制御装置は、目標トラ
ック中心より略1/2トラック以上離れた場所に磁気ヘ
ッド2がある場合に、不感帯領域19の中心部をヘッド
位置20と判断する。また位置決め制御装置は、目標ト
ラック中心より1/2トラックより近い場所に磁気ヘッ
ド2が存在し、かつ2サンプルのサーボ信号8の取得の
結果磁気ヘッド2のトラック番号9が変化する場合に、
不感帯領域19の中心部をヘッド位置20と判断する。
また、位置決め制御装置は、目標トラック中心より1/
2トラックより近い場所に磁気ヘッド2が存在し、かつ
2サンプルのサーボ信号8の取得の結果磁気ヘッド2の
トラック番号9が変化しない場合に、不感帯領域19の
目標トラック中心に最も近い位置をヘッド位置20と判
断する。
【0014】一方、可換磁気ディスク装置は、可換媒体
(可換磁気ディスク等の媒体1)に対して互換性、特
に、上位装置による下位媒体の読み込み機能を有し、位
置決め制御装置、ヘッド2を備えている。
【0015】通常、可換磁気ディスクを含む磁気ディス
ク等の媒体1には、図2に示すような半径上に広がるサ
ーボ領域21にサーボ信号8が書かれている。ヘッド2
を用いてこのサーボ信号8を読み出すことにより、可換
磁気ディスク1とヘッド2(磁気ヘッド2)との相対位
置を示す位置誤差信号10が離散的に得られる。
【0016】サーボ信号8としては、磁気ディスク装置
で一般的に用いられているバースト信号によるセクタサ
ーボ方式を用いている。バースト信号を用いるセクタサ
ーボ方式では、図3に示すように配置されたAバースト
信号(A−Burst)13、Bバースト信号(B−B
urst)14、Cバースト信号(C−Burst)1
5、Dバースト信号(D−Burst)16の4つのバ
ースト信号を用い、各バースト信号領域にかかる磁気ヘ
ッド2の幅によって磁気ヘッド出力の大きさが変動する
ことを利用してヘッド位置20を検出する。
【0017】このとき、トラック中心(Track C
enter)はAバースト信号13とBバースト信号1
4との差(図3中、Position Signal
(A−B),A−B位置誤差信号17)で検出し、トラ
ック間はCバースト信号15とDバースト信号16との
差(図3中、Position Signal(C−
D),C−D位置誤差信号18)を用いて位置誤差とし
て検出する。
【0018】このような検出方法を用いるのは、バース
ト信号の端において、出力乱れの影響やトラックピッチ
と比較してヘッドトラック幅が狭いため、バースト信号
の中心付近では、磁気ヘッド2が移動しても位置誤差信
号10が変動しなくなる影響を軽減するためである(図
3参照)。
【0019】以下では、ヘッド位置20に関わらず位置
誤差が検出できる領域を位置誤差検出領域、磁気ヘッド
2が移動しても位置誤差信号10が所定範囲以内で変動
しない、すなわち位置誤差を検出することができない領
域を不感帯領域19と呼ぶ。
【0020】ここで、位置誤差検出領域はヘッドトラッ
ク幅と同じ幅になり、不感帯領域19はトラックピッチ
の1/2からヘッドトラック幅を差し引いた大きさにな
る。例えばトラックピッチが10μmでヘッドトラック
幅が4μmのときには、位置誤差検出領域が4μm幅、
不感帯が1μmとなる。そのため、ヘッドトラック幅が
トラックピッチの1/2より大きい場合には、ヘッド位
置20に関わらず磁気ヘッド2の位置誤差を検出するこ
とが可能となる。逆に、ヘッドトラック幅がトラックピ
ッチの1/2より小さい場合に、図3に示すように不感
帯領域19が存在する。
【0021】また、可換磁気ディスク1には、図2に示
すような半径上に広がるサーボ領域21にサーボ信号8
が書かれてあり、磁気ヘッド2でサーボ信号8を読み出
すことにより、可換磁気ディスク1と磁気ヘッド2との
相対位置を示す位置誤差信号10が離散的に得られる。
【0022】磁気ヘッド2の位置決め制御装置には3つ
のモードがある。すなわち、磁気ヘッド2が目標トラッ
ク中心に追従しデータを読み書きするフォローモード
と、磁気ヘッド2を他のトラックに移動させるシークモ
ードと、シークモードから磁気ヘッド2を目標トラック
上に整定させてフォローモードに移行するセトリングモ
ードである。
【0023】フォローモードでは、位置誤差検出領域で
磁気ヘッド2が目標トラック中心に追従しており、シー
クモードでは主に媒体上に書かれたトラック番号9を読
み込むことにより磁気ヘッド2の移動を行うため不感帯
領域19の影響が少ない。それに対してセトリングモー
ドでは、不感帯領域19を通って目標トラック中心に精
密に磁気ヘッド2を移動させるため不感帯領域19の影
響を受ける。
【0024】本実施形態の位置決め制御装置では、セト
リングモードが実行される場合、図1に示すように、可
換磁気ディスク1に書かれたサーボ信号8を磁気ヘッド
2で読み込み、位置誤差信号発生器3で位置誤差信号1
0に変換して、位相補償器(位相補償フィルタ)4に位
置誤差信号10が送られる。このときトラック番号9も
磁気ヘッド2で取得し、目標トラック番号との差が位相
補償器(位相補償フィルタ)4に送られる。
【0025】図4は、図1の位置決め制御装置で実行さ
れる本発明のヘッド制御方法において用いられる位相補
償フィルタ4の周波数特性(ボード線図)の一例であ
る。位相補償器(位相補償フィルタ)4は、例えば、図
4に周波数特性を示した位相進み遅れ補償器のように磁
気ヘッド2の位置決め制御を行うためのアルゴリズムが
組み込まれており、図1に示すように、アクチュエータ
制御信号11をパワーアンプ5に出力し、パワーアンプ
5からアクチュエータ駆動電流信号12がアクチュエー
タ6に入力され、アクチュエータ6により磁気ヘッド2
が移動する。
【0026】位置誤差信号発生器3では、サーボ信号8
から目標トラック中心からの距離を算出して位置誤差信
号10を発生するが、不感帯領域19ではサーボ信号8
から位置誤差を取得することができない。ただし、図3
に示されるように同一トラック上で不感帯は2つに分か
れており、同一トラック上ではC−D位置誤差信号18
は同一であるが、A−B位置誤差信号17が異なってい
ることがわかる。そのため、A−B位置誤差信号17の
状態のパターンがわかれば、磁気ヘッド2がトラック中
心(Track Center)に対して外周/内周の
どちら側にあるかがわかることになる。
【0027】ここで、2トラックごとでA−B位置誤差
信号17の変化の仕方が同じになるためトラック番号9
によってA−B位置誤差信号17の状態パターンを判断
することが可能である。また、C−D位置誤差信号18
の状態はA−B位置誤差信号17とずれたパターンをし
ているのでC−D位置誤差信号18の状態によっても判
断可能である。
【0028】以上のように不感帯領域19に磁気ヘッド
2がある場合には磁気ヘッド2と目標トラック中心との
正確な位置誤差は取得できないが、磁気ヘッド2が内周
側/外周側のどちらにあるかはわかる。
【0029】図5は、図1の位置決め制御装置で実行さ
れる本発明のヘッド制御方法において実行される磁気ヘ
ッド2の移動の第1実施形態であり、図6は、図1の位
置決め制御装置で実行される本発明のヘッド制御方法に
おいて実行される磁気ヘッド2の移動の第2実施形態で
あり、図7は、図1の位置決め制御装置で実行される本
発明のヘッド制御方法において実行される磁気ヘッド2
の移動の第3実施形態である。
【0030】ここで、磁気ヘッド2が目標トラック(T
arget Track)以外のトラック上にいる場合
(図5)、位置誤差信号発生器3から発生する位置誤差
信号10として、不感帯の中央に磁気ヘッド2がある場
合の位置誤差信号10を出力し、セトリング時間を短く
する。同様に、前サンプル時刻でのトラック番号9と取
得したサンプル時刻でのトラック番号9が異なる場合
(図6)、位置誤差信号発生器3から発生する位置誤差
信号10として、不感帯の中央に磁気ヘッド2がある場
合の位置誤差信号10を出力し、セトリング時間を短く
する。
【0031】磁気ヘッド2が目標トラック上にあり、か
つ前サンプル時刻でのトラック番号9と取得したサンプ
ル時刻でのトラック番号9が同じ場合(図7)には、不
感帯領域19の中で最も目標トラック中心に近い位置と
して信号を出力する。これにより、シークモードから切
り替わった後のトラック中心(Track Cente
r)付近での位置誤差検出領域からのオーバーシュート
を小さくすると共に、トラック中心(Track Ce
nter)付近でのリミットサイクルをなくすことが可
能になる。
【0032】ここで、セトリングモードでの動作の一例
を図1を用いて説明する。まず、シークモードからセト
リングモードへの切り替わりは隣接トラック上または、
目標トラックの位置誤差検出領域で行う。ただし、目標
トラックの不感帯領域19が広い場合には、磁気ヘッド
2が目標トラックの不感帯領域19に到達すると同時に
モードの切り替えを行ってもよい。
【0033】セトリングモードに切り替わったときに磁
気ヘッド2が位置誤差検出領域にあれば、取得されたサ
ーボ信号8により位置誤差信号10を発生する。磁気ヘ
ッド2が不感帯領域19にあれば、取得したトラック番
号9とA−B位置誤差信号17により磁気ヘッド2のあ
るトラックのトラック中心(Track Cente
r)に対する不感帯領域19の位置を判断し、トラック
番号9が目標トラック番号と異なる場合、または前サン
プル時刻でのトラック番号9と取得したトラック番号9
が異なる場合には、不感帯領域19の中心位置での位置
誤差信号10を出力する。
【0034】これは、同一トラック上での不感帯領域1
9の中心とトラック中心(Track Center)
との位置誤差量を記憶しておき、磁気ヘッド2のあるト
ラック中心(Track Center)と不感帯領域
19との位置関係により符号を判断して位置誤差信号1
0として出力すればよい。隣接トラックに磁気ヘッド2
がある場合には、トラック番号9が位相補償器(位相補
償フィルタ)4に入力されるため位相補償器内部で位置
誤差は正常に判断される。
【0035】また、磁気ヘッド2が目標トラック上にあ
り、かつ前サンプル時刻でのトラック番号9と取得した
トラック番号9を比較して同じであれば、不感帯の目標
トラック中心に最も近い位置での位置誤差信号10を出
力する。これは、不感帯領域19とトラック中心(Tr
ack Center)との位置誤差量の最小値をメモ
リ7に記憶しておき、磁気ヘッド2のあるトラック中心
(Track Center)と不感帯との位置関係よ
り符号を判断して位置誤差信号10として出力すればよ
い。
【0036】以上のように不感帯領域19に磁気ヘッド
2があるときに2つの前もって記憶された値を用いてセ
トリング動作を行い、数サンプル時間連続で磁気ヘッド
2が目標トラック中心の近傍に追従したことを判断して
フォローモードに切り替える。
【0037】以上本実施形態を要約すれば、磁気ヘッド
2が不感帯領域19にあり目標トラック中心とヘッド位
置20が離れている場合、不感帯領域19の中心位置を
ヘッド位置20とし、磁気ヘッド2の位置決め速度を向
上させると共に、磁気ヘッド2が不感帯領域19にあり
目標トラック中心付近では不感帯領域19の目標トラッ
ク中心に近い位置をヘッド位置20とすることにより、
リミットサイクルを防止することができる。
【0038】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な磁気記
録媒体に対するデータの記憶や読み出しを行う装置の磁
気ヘッドに適用することができる。また、上記構成部材
の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本
発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすること
ができる。また、各図において、同一構成要素には同一
符号を付している。
【0039】
【発明の効果】本発明は、ヘッドが不感帯領域にあり目
標トラック中心とヘッド位置が離れている場合、不感帯
領域の中心位置をヘッド位置とし、ヘッドの位置決め速
度を向上させると共に、ヘッドが不感帯領域にあり目標
トラック中心付近では不感帯領域の目標トラック中心に
近い位置をヘッド位置とすることにより、リミットサイ
クルを防止することができるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置決め制御装置の一実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】図1の位置決め制御装置に使用できるディスク
媒体のサーボ領域の一例である。
【図3】図1の位置決め制御装置で実行される本発明の
ヘッド制御方法において用いられるバースト信号と位置
誤差信号の関係図である。
【図4】図1の位置決め制御装置で実行される本発明の
ヘッド制御方法において用いられる位相補償フィルタの
周波数特性の一例である。
【図5】図1の位置決め制御装置で実行される本発明の
ヘッド制御方法において実行されるヘッドの移動の第1
実施形態である。
【図6】図1の位置決め制御装置で実行される本発明の
ヘッド制御方法において実行されるヘッドの移動の第2
実施形態である。
【図7】図1の位置決め制御装置で実行される本発明の
ヘッド制御方法において実行されるヘッドの移動の第3
実施形態である。
【符号の説明】
1…ディスク媒体 2…ヘッド 3…位置誤差信号発生器(位置決め制御装置) 4…位相補償フィルタ(位置決め制御装置) 5…パワーアンプ(位置決め制御装置) 6…アクチュエータ(位置決め制御装置) 7…メモリ(位置決め制御装置) 8…サーボ信号 9…トラック番号 10…位置誤差信号 11…アクチュエータ制御信号 12…アクチュエータ駆動電流信号 13…Aバースト信号 14…Bバースト信号 15…Cバースト信号 16…Dバースト信号 17…A−B位置誤差信号 18…C−D位置誤差信号 19…不感帯領域 20…ヘッド位置 21…サーボ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/10 G11B 5/596

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体のリード/ライトを行うヘッドの位
    置決め制御を行う位置決め制御装置であって、 交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位
    置決め安定性を確保するための位相補償フィルタと、 前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
    動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が
    無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
    位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
    の組み合わせに基づいて、当該ヘッドの存在する当該不
    感帯領域の位置を取得する位置誤差信号を生成する位置
    誤差信号発生器とを備え、目標トラック中心より略1/2トラック以上離れた場所
    に前記ヘッドがある場合に、前記不感帯領域の中心部を
    ヘッド位置と判断する ことを特徴とする位置決め制御装
    置。
  2. 【請求項2】 媒体のリード/ライトを行うヘッドの位
    置決め制御を行う位置決め制御装置であって、 交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位
    置決め安定性を確保するための位相補償フィルタと、 前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
    動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が
    無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
    位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
    と前記媒体上に書かれたトラック番号との組み合わせに
    基づいて、当該ヘッドの存在する当該不感帯領域の位置
    を取得する位置誤差信号を生成する位置誤差信号発生器
    とを備え、目標トラック中心より略1/2トラック以上離れた場所
    に前記ヘッドがある場合に、前記不感帯領域の中心部を
    ヘッド位置と判断する ことを特徴とする位置決め制御装
    置。
  3. 【請求項3】 媒体のリード/ライトを行うヘッドの位
    置決め制御を行う位置決め制御装置であって、 交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位
    置決め安定性を確保す るための位相補償フィルタと、 前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
    動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が
    無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
    位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
    の組み合わせに基づいて、当該ヘッドの存在する当該不
    感帯領域の位置を取得する位置誤差信号を生成する位置
    誤差信号発生器とを備え、 目標トラック中心より略1/2トラックより近い場所に
    ヘッドが存在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得の結
    果前記ヘッドの前記トラック番号が変化する場合に、前
    記不感帯領域の中心部をヘッド位置と判断することを特
    徴とする位置決め制御装置。
  4. 【請求項4】 媒体のリード/ライトを行うヘッドの位
    置決め制御を行う位置決め制御装置であって、 交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位
    置決め安定性を確保するための位相補償フィルタと、 前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
    動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が
    無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
    位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
    と前記媒体上に書かれたトラック番号との組み合わせに
    基づいて、当該ヘッドの存在する当該不感帯領域の位置
    を取得する位置誤差信号を生成する位置誤差信号発生器
    とを備え、 目標トラック中心より略1/2トラックより近い場所に
    ヘッドが存在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得の結
    果前記ヘッドの前記トラック番号が変化する場合に、前
    記不感帯領域の中心部をヘッド位置と判断することを特
    徴とする位置決め制御装置。
  5. 【請求項5】 媒体のリード/ライトを行うヘッドの位
    置決め制御を行う位置決め制御装置であって、 交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位
    置決め安定性を確保するための位相補償フィルタと、 前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
    動が所定範囲以内に収 まるまたは位置誤差信号の変動が
    無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
    位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
    の組み合わせに基づいて、当該ヘッドの存在する当該不
    感帯領域の位置を取得する位置誤差信号を生成する位置
    誤差信号発生器とを備え、 目標トラック中心より略1/2トラックより近い場所に
    ヘッドが存在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得の結
    果前記ヘッドのトラック番号が変化しない場合に、前記
    不感帯領域の目標トラック中心に最も近い位置をヘッド
    位置と判断することを特徴とする位置決め制御装置。
  6. 【請求項6】 媒体のリード/ライトを行うヘッドの位
    置決め制御を行う位置決め制御装置であって、 交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位
    置決め安定性を確保するための位相補償フィルタと、 前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
    動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が
    無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
    位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
    と前記媒体上に書かれたトラック番号との組み合わせに
    基づいて、当該ヘッドの存在する当該不感帯領域の位置
    を取得する位置誤差信号を生成する位置誤差信号発生器
    とを備え、 目標トラック中心より略1/2トラックより近い場所に
    ヘッドが存在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得の結
    果前記ヘッドのトラック番号が変化しない場合に、前記
    不感帯領域の目標トラック中心に最も近い位置をヘッド
    位置と判断することを特徴とする位置決め制御装置。
  7. 【請求項7】 媒体のリード/ライトを行うヘッドの位
    置決め制御を行うヘッド制御方法であって、 交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位
    置決め安定性を確保するための位相補償工程と、 前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
    動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が
    無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
    位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
    の組み合わせに基づいて、当該ヘッドの存在する当該不
    感帯領域の位置を取得する位置誤差信号を生成する位置
    誤差信号発生工程とを備え、目標トラック中心より略1/2トラック以上離れた場所
    に前記ヘッドがある場合に、前記不感帯領域の中心部を
    ヘッド位置と判断する ことを特徴とするヘッド制御方
    法。
  8. 【請求項8】 媒体のリード/ライトを行うヘッドの位
    置決め制御を行うヘッド制御方法であって、 交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位
    置決め安定性を確保するための位相補償工程と、 前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
    動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が
    無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
    位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
    と前記媒体上に書かれたトラック番号との組み合わせに
    基づいて、当該ヘッドの存在する当該不感帯領域の位置
    を取得する位置誤差信号を生成する位置誤差信号発生工
    程とを備え、目標トラック中心より略1/2トラック以上離れた場所
    に前記ヘッドがある場合に、前記不感帯領域の中心部を
    ヘッド位置と判断する ことを特徴とするヘッド制御方
    法。
  9. 【請求項9】 媒体のリード/ライトを行うヘッドの位
    置決め制御を行うヘッド制御方法であって、 交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位
    置決め安定性を確保するための位相補償工程と、 前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
    動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が
    無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
    位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
    の組み合わせに基づいて、当該ヘッドの存在する当該不
    感帯領域の位置を取得する位置誤差信号を生成する位置
    誤差信号発生工程とを備え、 目標トラック中心より略1/2トラックより近い場所に
    ヘッドが存在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得の結
    果前記ヘッドの前記トラック番号が変化する場 合に、前
    記不感帯領域の中心部をヘッド位置と判断することを特
    徴とするヘッド制御方法。
  10. 【請求項10】 媒体のリード/ライトを行うヘッドの
    位置決め制御を行うヘッド制御方法であって、 交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位
    置決め安定性を確保するための位相補償工程と、 前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
    動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が
    無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
    位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
    と前記媒体上に書かれたトラック番号との組み合わせに
    基づいて、当該ヘッドの存在する当該不感帯領域の位置
    を取得する位置誤差信号を生成する位置誤差信号発生工
    程とを備え、 目標トラック中心より略1/2トラックより近い場所に
    ヘッドが存在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得の結
    果前記ヘッドの前記トラック番号が変化する場合に、前
    記不感帯領域の中心部をヘッド位置と判断することを特
    徴とするヘッド制御方法。
  11. 【請求項11】 媒体のリード/ライトを行うヘッドの
    位置決め制御を行うヘッド制御方法であって、 交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位
    置決め安定性を確保するための位相補償工程と、 前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
    動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が
    無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
    位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
    の組み合わせに基づいて、当該ヘッドの存在する当該不
    感帯領域の位置を取得する位置誤差信号を生成する位置
    誤差信号発生工程とを備え、 目標トラック中心より略1/2トラックより近い場所に
    ヘッドが存在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得の結
    果前記ヘッドのトラック番号が変化しない場合に、前記
    不感帯領域の目標トラック中心に最も近い位置をヘッド
    位置と判断することを特徴とするヘッド制御方法。
  12. 【請求項12】 媒体のリード/ライトを行うヘッドの
    位置決め制御を行うヘッド制御方法であって、 交換可能な媒体のリード/ライトを行う前記ヘッドの位
    置決め安定性を確保するための位相補償工程と、 前記ヘッドが移動した場合であっても位置誤差信号の変
    動が所定範囲以内に収まるまたは位置誤差信号の変動が
    無い不感帯領域を有し、前記媒体と前記ヘッドとの相対
    位置を示す位置誤差信号を生成するためのバースト信号
    と前記媒体上に書かれたトラック番号との組み合わせに
    基づいて、当該ヘッドの存在する当該不感帯領域の位置
    を取得する位置誤差信号を生成する位置誤差信号発生工
    程とを備え、 目標トラック中心より略1/2トラックより近い場所に
    ヘッドが存在し、かつ2サンプルのサーボ信号取得の結
    果前記ヘッドのトラック番号が変化しない場合に、前記
    不感帯領域の目標トラック中心に最も近い位置をヘッド
    位置と判断することを特徴とするヘッド制御方法。
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