JP3082494U - 化粧蹴込型枠板 - Google Patents
化粧蹴込型枠板Info
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- JP3082494U JP3082494U JP2001002814U JP2001002814U JP3082494U JP 3082494 U JP3082494 U JP 3082494U JP 2001002814 U JP2001002814 U JP 2001002814U JP 2001002814 U JP2001002814 U JP 2001002814U JP 3082494 U JP3082494 U JP 3082494U
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Abstract
(57)【要約】
【課題】階段室の踏面、蹴込部分のモルタル仕上げ作業
そのものにかかる施工日数を短縮し、天候によっても施
工日数が左右されず、特殊な技術を持った職人でなくて
も施工が出来る点である。 【解決手段】表面がモルタル化粧仕上げとなっていて、
なおかつ型枠の機能も有するモルタル製の化粧蹴込板を
予め工場で製作し、これを現地で組み立てることによ
り、躯体コンクリートを打設すると同時に蹴込部分と踏
面部分の仕上げが完了することを最も主要な特徴とする
そのものにかかる施工日数を短縮し、天候によっても施
工日数が左右されず、特殊な技術を持った職人でなくて
も施工が出来る点である。 【解決手段】表面がモルタル化粧仕上げとなっていて、
なおかつ型枠の機能も有するモルタル製の化粧蹴込板を
予め工場で製作し、これを現地で組み立てることによ
り、躯体コンクリートを打設すると同時に蹴込部分と踏
面部分の仕上げが完了することを最も主要な特徴とする
Description
【０００１】
本考案は鉄筋コンクリート造における階段室の踏面、蹴込部分のモルタル仕上 げ施工方法に関する考案である。
【０００２】
階段室の踏面、蹴込部分のモルタル仕上げは、躯体コンクリートを打設し、養 生期間をおいてから脱型し、墨出し、左官による清掃、接着増強剤塗布の後、一 段飛びにモルタル塗り又は流し込み方法にて塗付し、ノンスリップタイル貼付を 行ない、セメントの硬化速度に合せながら順次金鏝等にて仕上げを行なう。残り の段は日を変えて再度一段飛びに塗付仕上げを行なうため、コンクリートの養生 期間も含め作業そのものに多くの日数を要するばかりでなく、天候によっては作 業が出来ないこともあり、より多くの施工日数が必要である。また左官工という 特殊な技術を持った職人でなければ施工ができない。
【０００３】
階段室の踏面、蹴込部分のモルタル仕上げ作業そのものにかかる施工日数を短 縮し、天候によっても施工日数が左右されず、特殊な技術を持った職人でなくて も施工が出来る点である。
【０００４】
型枠の機能も有するモルタル製の化粧蹴込板を予め工場で製作し、これを現地 で組み立てることにより、躯体コンクリートを打設すると同時に蹴込部分と踏面 部分の仕上げが完了することを最も主要な特徴とする。
【０００５】
化粧蹴込型枠板（符号１）を、中央部は、階段天井型枠（符号１１）に寸切ボ ルトナット（符号８）で取り付けた穴あき山型鋼（符号３）２に、前後ころび止 金具（符号５）で取り付け、両端部は、壁面型枠（符号１２）より変形カスガイ （符号２）で固定する。
【０００６】
手順１．化粧蹴込型枠板（符号１）を所定の長さに切断し、裏面に接着増強剤 を塗る。
【０００７】 手順２．化粧蹴込型枠板（符号１）を変型カスガイ（符号２）とネジ釘（符号 ６）にて最下段壁面階段用欠込部に取付けて固定する。
【０００８】 手順３．化粧蹴込型枠板（符号１）を変型カスガイ（符号２）とネジ釘（符号 ６）にて最上段壁面階段用欠込部に取付けて固定する。
【０００９】 手順４．上下段に取り付けた化粧蹴込型枠板（符号１）の下辺に穴あき山型鋼 （符号３）を、側壁から階段幅の１／３と２／３の位置に、寸切ボルトナット（ 符号８）にて天井型枠（符号１１）に固定する。
【００１０】 手順５．化粧蹴込型枠板（符号１）についている前後コロビ止金具（符号５） と滑り止め金具（符号４）をボルトナット（符号７）で穴あき山型鋼（符号３） に固定する。
【００１１】 手順６．上段より下段へ全化粧蹴込型枠板を手順５に従って取り付ける。
【００１２】 手順７．取り付け完了後、踏面蓋型枠板（符号１０）にて踏面をふさぎ、浮き 止め角材（符号９）にて固定する。
【００１３】 手順８．コンコリート打設
【００１４】 手順９．浮き止め角材を外し、水引加減を見ながら順次上段より１段づつ踏面 蓋型枠板（符号１０）と四隅の変型カスガイ（符号２）を外し、踏面を仕上げる 。
【００１５】
以上説明したように、従来工法ではコンクリート打設後の養生期間が必要なこ とや、他職種とのカラミによる作業性も悪く、仕上げに要する日数は１階当り９ 〜１０日以上必要であるが、本考案による工法ではコンクリート打設と同時に仕 上げが可能である為、取付から仕上迄は４日で完了する又型枠そのものが予め工 場で製作された化粧仕上げとなっているため、天候にもあまり左右されず、実質 の施工日数は従来工法の約１／３となる。
【図１】化粧蹴込型枠板の外観図
【図２】階段中央部における化粧蹴込型枠板取付断面図
【図３】階段側壁部における化粧蹴込型枠板取付断面図
【図４】化粧蹴込型枠板を取付る部材の外観図
【図５】踏面蓋型枠取付外観図
１ 化粧蹴込型枠階段 ２ 変型カスガイ ３ 穴あき山型鋼 ４ 滑り止め金具 ５ コロビ止金具 ６ ネジ釘 ７ ボルトナット ８ 寸切ボルトナット ９ 浮き止め角材 １０ 踏面蓋型枠板 １１ 天井型枠 １２ 側面型枠
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１３年７月１２日（２００１．７．１
２）
２）
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (2)
- 【請求項1】階段の蹴込部分とノンスリップを取り付け
る踏面の先端部が一体となっていて、躯体コンクリート
打設時に階段室の蹴込部と踏面部の型枠としても使える
ことを特徴とするモルタル製の化粧蹴込型枠板（図
１）。 - 【請求項2】化粧蹴込型枠板（図１）を階段天井型枠と
壁面型枠より寸切ボルトナットや変形カスガイ、下り止
め穴あき山型鋼、前後ころび止金具等の部材（図４）を
使い固定する方法（図２）（図３）。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001002814U JP3082494U (ja) | 2001-05-09 | 2001-05-09 | 化粧蹴込型枠板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001002814U JP3082494U (ja) | 2001-05-09 | 2001-05-09 | 化粧蹴込型枠板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3082494U true JP3082494U (ja) | 2001-12-14 |
Family
ID=43215200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001002814U Expired - Fee Related JP3082494U (ja) | 2001-05-09 | 2001-05-09 | 化粧蹴込型枠板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3082494U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2020004540A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2021-07-15 | ダイセルミライズ株式会社 | 型枠ユニットおよびコンクリート構造物施工方法 |
-
2001
- 2001-05-09 JP JP2001002814U patent/JP3082494U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2020004540A1 (ja) * | 2018-06-29 | 2021-07-15 | ダイセルミライズ株式会社 | 型枠ユニットおよびコンクリート構造物施工方法 |
| JP7017213B2 (ja) | 2018-06-29 | 2022-02-08 | ダイセルミライズ株式会社 | 型枠ユニットおよびコンクリート構造物施工方法 |
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