JP3082093B2 - 二次元選択を用いてコンピユータ表示を制御する方法および装置 - Google Patents

二次元選択を用いてコンピユータ表示を制御する方法および装置

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JP3082093B2
JP3082093B2 JP02286041A JP28604190A JP3082093B2 JP 3082093 B2 JP3082093 B2 JP 3082093B2 JP 02286041 A JP02286041 A JP 02286041A JP 28604190 A JP28604190 A JP 28604190A JP 3082093 B2 JP3082093 B2 JP 3082093B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンピユータ表示領域の複数の部分の二次
元選択と、選択された1つの表示領域の中に表示すべき
情報の部分の二次元選択とに関する。特に、本発明の分
野は、利用可能情報の選択された一部分を表示領域の選
択された一部分の中に見ることができるような会話形コ
ンピユータ表示制御装置の分野である。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
情報管理システムでは、ユーザーに対して情報を表示
するために利用可能な物理的資源需要がますます多くな
つてきている。現在、コンピユータ表示管理の技術は、
表示スクリーンの複数の矩形の部分(一般にウインドウ
と呼ばれる)の中にデータを表示する能力を有してい
る。出願人が知つている中で最も精密な技術を示すもの
は、カリフオルニア州CupertinoのApple Computer,Inc.
が製造しているApple MacintoshTMコンピユータのFinde
rTMインタフエースである。通常、物理的な表示境界線
の範囲内でウインドウをリサイズし且つ移動させるため
に制御装置が提供される。さらに、先に規定したウイン
ドウ境界の限界の中で情報の観察可能部分をシフトする
ための補助的な制御装置が提供される。このように情報
の観察可能部分をシフトすることはスクローリングとし
て知られている。通常は、情報を水平方向にスクロール
するために1つの制御手段を設け、データを垂直方向に
スクロールするために別の制御手段を設ける。従来の技
術においては、表示領域を直接に操作することなく情報
の観察可能部分を2次元で同時にスクロールする手段は
提供されない。現在のスクロール方法によれば、ユーザ
ーは情報を含んでいるウインドウの内側にカーソルを位
置決めし、カーソルを動かすことによつて観察可能部分
を設定しなければならない。この方法では、情報ウイン
ドウを完全には観察できない場合又は表示すべき情報が
大量にある場合に問題が起こるであろう。さらに、従来
の技術によれば、データの観察可能部分が選択されてい
る間の動的フイードバツクの能力は与えられていない現
時点でのウインドウ規定能力は、そのときに観察可能で
ある利用可能情報の一部分の位置と大きさを、表示スク
リーンの別の領域に、そのまま2次元図形表示する手段
を提供しない。従来は、表示領域の物理的境界を越えて
ウインドウの大きさを規定したり、ウインドウを移動し
たりすることはできないのが普通である。従来の技術で
利用できる装置によりウインドウを操作するためには、
通常,ウインドウは見えていなければならず、隠れてい
てならない。これらの能力は限定された表示領域を効率
良く使用するためには重要である。本発明は、このよう
な表示管理の進歩を達成するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、表示スクリーンの選択された1つの領域に
表示するために利用可能情報の一部分を選択する方法及
び手段を提供する。本発明は、システムの構成要素を互
いに接続するバスと,プロセッサと,ランダムアクセス
メモリと,読取り専用メモリと,データを記憶するデー
タ記憶手段と,表示スクリーンを含む表示装置と,英数
字入力装置と,表示スクリーン上にカーソルを対話式に
位置決めするカーソル制御装置と,信号発生装置とを含
む会話形コンピユータ制御表示システムから成る。本発
明は、1つのウインドウ領域(「第1のウインドウ領
域」)の内容と大きさをカーソルの2次元の動きと,信
号発生装置の動作とにより別のウインドウ領域(「第2
のウインドウ領域」)の中で制御するように、表示スク
リーンにウインドウ領域を表示する方法及び手段を提供
する。第2のウインドウ領域は、第1のウインドウ領域
に対し作用する複数の異なる機能と関連する複数の所定
の領域を含む。カーソルがそれらの所定の領域の中の1
つに位置決めされるとき、カーソル記号は変化して、第
1のウインドウ領域をリサイズ又はスクロールする機能
を利用できることを示す。別の実現形態によれば、カー
ソルが所定の領域の中へ動く際に、カーソル記号ではな
く、その所定の領域の表示を変化させることにより、機
能が利用可能になつたことを示しても良い。第2のウイ
ンドウ領域を移動又は終了させるための所定の領域も設
けられる。また、第1のウインドウ領域又は観察可能領
域をフルサイズまでズーム,すなわち拡張する機能、パ
レツト及び第1のウインドウ領域の形状と最後の変更の
前の形状に逆戻りさせる機能、パレツト及び第1のウイ
ンドウ領域の形状をデイフオルト状態(たとえば、左上
角に配置させる)に構成させる機能、又パレツト及び第
1のウインドウ領域の形状をさらに早い時点で形状セツ
トアツプに設定し且つセーブさせる機能などの特殊な機
能を活動させるための所定の領域を設けることもでき
る。ウインドウ領域が表示装置から除去されるとき、ウ
インドウ領域の位置と形状をデータ記憶装置にセーブし
て、再び表示する際には、ウインドウ領域をセーブされ
ている形状に回復する。第1のウインドウ領域の大きさ
と形状に基づいてパレツトを最初に活動させるときに
は、パレツト及びその所定の領域の形状と大きさを計算
することもできる。また、カーソルの動きを水平方向又
は垂直方向のいずれか一方に押えるための制御も実行さ
れる。
本発明は、表示領域を2つの次元で同時に管理するこ
とができないという従来の表示システムの欠点を克服す
るための方法及び手段を提供する。
〔実施例〕
本発明は、コンピユータ又は情報管理システムにおい
て利用可能な表示領域の一部で情報の一部を二次元で選
択し且つ表示することに関する。以下の詳細な説明は、
このようにして利用可能表示領域を管理する手段として
の二次元(2D)スクロールパレツトを説明している。
本発明の好ましい実施例はApple MecintoshTMコンピ
ユータシステムで実現される。しかしながら、別のシス
テムを採用しても差支えないことは当業者には自明であ
ろう。一般に、第11図に示すようなシステムは、情報を
通信するためのバス100と、前記バスと結合して、情報
を処理するプロセツサ101と、前記バス100を結合して、
前記プロセツサ101に対する情報及び命令を記憶するラ
ンダムアクセスメモリ102と、前記バス100と結合して、
前記プロセツサ101に対する静的情報及び命令を記憶す
る読取り専用メモリ103と、前記バス100と結合して、情
報及び命令を記憶する磁気デイスク及びデイスクドライ
ブなどのデータ記憶装置104と、前記バス100に結合し
て、コンピユータのユーザーに情報を表示する表示装置
105と、前記バスに結合し、情報及び指令選択を前記プ
ロセツサ101へ通信する英数字キー及びフアンクシヨン
キーを含む英数字入力装置106と、前記バスに結合し
て、情報及び指令選択を前記プロセツサ101へ通信する
カーソル制御装置107と、前記バス100に結合して、指令
選択を前記プロセツサ101へ通信する信号発生装置108と
を含む。
表示装置105は液晶装置、陰極線管又は他の適切な表
示装置であれば良い。カーソル制御装置107は、コンピ
ユータのユーザーが表示装置105の表示スクリーン上の
可視記号の二次元的な動きを動的に信号により発生させ
ることを可能にするものである。当該技術では、トラツ
クボール,マウス,ジヨイステイツク又は英数字入力装
置106にあつて、所定の方向への動きを指示することが
できる特殊なキーを含めて、カーソル制御装置の数多く
の実現形態が知られている。
2Dスルロールパレツトは、これらのウインドウ規定シ
ステムやカーソルシステムに制御装置を追加し、さらに
向上させるものである。本発明のそのような特徴につい
て以下に説明する。ウインドウ又はカーソルを動作させ
る方法は当業者には良く知られているので、本発明を完
全に理解させるために必要な箇所でのみ、ウインドウ又
はカーソルの動作一般を説明する。
本発明の動作 ウインドウ領域(ウインドウ)は、通常、ユーザーに
対して情報が表示されるコンピユータの表示スクリーン
の矩形の一部分である。ウインドウ領域は円形,台形又
は三角形を含めた異なる形状をとつても良い。情報はテ
キストデータ,数値データ又は図形データの形態であれ
ば良い。ウインドウを、たとえば、カードのスタツクの
中の1つのノートカードを表わすために使用しても良
い。ウインドウの内部に表示されるデータは、そのノー
トカードに書込まれている情報を表わす。そのようなノ
ートカードを表示する周知のシステムの1つは、Apple
Computer,Inc.より販売されているHypercardTMシステム
である。ウインドウ管理システムは、表示装置の物理的
境界の中でユーザーがウインドウの大きさと位置を選択
できるようにするための制御装置を提供する。ウインド
ウ規定システムも、ウインドウの中で見ることができる
データの部分をスクロール又は選択するための制御装置
を提供する。本発明においては、2Dスクロールパレツト
を動作させるための追加制御処理手段を設ける。すなわ
ち、処理手段は、2Dスクロールパレツトとして機能する
ウインドウ領域を発生し且つ表示するのである。一度動
作されると、2Dスクロールパレツトによりユーザーは、
選択されたウインドウ及び情報の表示を操作できる。
第1図に、本発明のプロセスを動作させるためのメニ
ユーを示す。メニユーは、指令オプシヨンのリストをユ
ーザーに提示するウインドウである。ユーザーは、マウ
ス,ジヨイステイツク又はその他の二次元カーソル制御
装置を使用して所望の指令列11の中又は所望の指令領域
の中の所望の指令行12にカーソル記号を位置決めするこ
とにより、1つのオプシヨンを選択する。カーソルを位
置決めした後、カーソル制御装置と関連する1つ又は複
数のフアンクシヨンキーを操作して、指令を選択する。
1988年3月29日に発明者であるWilliam Atkinsonに対し
第32,632号として再発行され且つ本出願の譲受人に譲渡
された米国特許第4,462,652号は、カーソル制御装置と
して使用するのに適する装置と、上述のメニユー制御を
実現する手段とを開示している。この指令又は機能選択
方法は本発明の説明全体を通して採用されている。キー
ボード又は数字キーパツドから特殊なコード又は指令の
シーケンスを入力する方法又はアイコンを選択する方法
など、他の数多くの指令活動化方法を採用しても良い。
アイコンは、ユーザーに対して表示され且つ選択された
ときには何らかの機能を実行するものとして識別できる
小さな図形記号である。2Dスクロールパレツトを表わす
アイコンを選択しで、本発明を開始させても良い。ま
た、コンピユータのオペレーテイングシステムソフトウ
エア又は他のアプリケーシヨンソフトウエアとのソフト
ウエアインタフエースを介して本発明を活動させても良
い。この方法を使用すると、2Dスクロールパレツトをユ
ーザーの直接操作から独立して活動させることができ
る。
2Dスクロールパレツト1は、活動時には、第2図に示
すような表示スクリーン2上でユーザーに提示される。
パレツトは利用可能データ領域の縮小複製を表わすが、
これは観察可能領域の実際の寸法に対応していても、し
ていなくてもどちらでも良い。たとえば、パレツトが表
わす利用可能データは、表示スクリーンに全体を表示で
きる1つのノートカードに含まれている情報から構成さ
れても良い。また、利用可能データは、表示スクリーン
には一度に一部分しか表示できないような完全なドキユ
メント又は図形アートワークにより構成されていても良
い。利用可能データの寸法は、表示可能情報の水平方向
及び垂直方向の文字又は画素の最大数に基づく既知の量
である。この寸法を第10図に示す。利用可能データの幅
をiw(情報幅)として示し、利用可能データの高さをih
(情報高さ)として示している。2Dスクロールパレツト
を利用可能情報に関連させる方法については以下の節で
説明する。
パレツト自体を1つのウインドウとして表示しても良
い。ウインドウは、パレツト自体により提供される制御
装置を使用して、表示装置の任意の領域へ移動自在であ
る。パレツトは、通常、活動化されたとき、表示スクリ
ーンを占める入れ子形ウインドウ群の最上層に表示され
る。最上層にパレツトが表示された場合、パレツトは同
じ層又はそれより下方のウインドウ層に表示されている
情報を全て隠す。
2Dスクロールパレツトは、関連するアクテイブウイン
ドウと組合せて動作するように設計されている。表示ス
クリーンには一度に多数のウインドウ又はデータ領域が
表示されるであろうが、2Dスクロールパレツトを使用す
る操作のために、少なくとも1つ又は2つ以上のウイン
ドウをアクテイブウインドウとして識別しておく。アク
テイブウインドウは、表示に利用可能なデータ又は情報
の一部分をユーザーに対して表示するために使用され
る。ウインドウの大きさは変更自在であるので、情報の
一部分がアクテイブウインドウの境界の中に入り切らな
いこともある。すなわち、表示に利用可能な情報の一部
分が常に表示されるとは限らないのである。利用可能情
報についての寸法(上述のiw,ih)がアクテイブウイン
ドウの寸法と同じでないときもある。しかしながら、ア
クテイブウインドウはスクロールパレツト機能の開始前
から存在しているので、アクテイブウインドウの寸法も
当初からわかつている値である。従来の技術で知られて
いるウインドウ規定システムの多くは表示に利用可能な
情報と、アクテイブウインドウに現在、すなわち活動状
態で表示されている情報の部分とを関連させる。表示可
能情報をアクテイブウインドウで現在見ることができる
情報と関連させる1つの方法によれば、利用可能情報の
中に観察可能情報の2の角の位置を計算する。この関連
を第10図に示す。情報のうち観察可能な部分の左上位置
はオフセツト(cx,cy)により規定される。情報の観察
可能部分の右下位置はオフセツト(dx,dy)により規定
される。(cx,cy)と(dx,dy)により輪郭を定められた
観察可能情報の矩形の大きさと形状は、アクテイブウイ
ンドウの大きさ及び形状と同一である。利用可能情報の
寸法と、アクテイブウインドウの寸法とは当初からわか
つている値であるので、情報の観察可能部分の位置(c
x,cy)及び(dx,dy)も同様に既知の値である。
アクテイブウインドウは、ウインドウの中にカーソル
を位置決めし且つカーソルフアンクシヨンキーを操作す
るか、特殊なフアンクシヨンキーを操作するか、ウイン
ドウの名又は番号を利用してウインドウを識別するか、
もしくは信号発生手段などの他の手段を使用することに
より識別されれば良い。この実施例におけるカーソルフ
アンクシヨンキー又は信号発生手段の1例は、マウスに
配置されて、フアンクシヨンキーを活動状態にセツトす
るために押下げられるボタンである。アクテイブウイン
ドウ3は第2図に示されている。スクロールパレツトに
より操作するために、最上位置のウインドウ層にアクテ
イブウインドウを表示する必要はない。アクテイブウイ
ンドウは隠されるか、スクリーン外に表示されるか、又
は現時点では表示されていなくても良いが、依然として
スクロールパレツトによるアクシヨンの目的ではある。
アクテイブウインドウを動かすことによつて、パレツト
も対応して動くように、パレツトをアクテイブウインド
ウに付加しても良い。
表示スクリーンに表示される2Dスクロールパレツトの
初期寸法は、スクロールパレツトが関連している表示可
能情報の寸法から計算される。この機能によつて、パレ
ツトが表わしている情報の寸法と同様にパレツトの形状
を明らかにすることができる。初期パレツト寸法の計算
は、表示可能情報の大きいほうの寸法(第10図に示すiw
又はiih)について試験することによつて始まる。表示
可能情報の水平方向の寸法(iw)が表示可能情報の垂直
方向の寸法(ih)より大きい場合、2Dスクロールパレツ
トの水平方向寸法(第10図のpw)は、パレツトの最大サ
イズを表わす所定の定数値に設定される。パレツトの垂
直方向寸法(第10図のph)は、その所定の定数値に、表
示可能情報の垂直方向寸法を表示可能情報の水平方向寸
法により除算した比を掛けた値と同等の値に設定され
る。水平方向寸法のほうが大きい場合の表示可能情報領
域に関するパレツト初期寸法の計算は次の式により表わ
される。
iw=表示可能情報の水平方向寸法 ih=表示可能情報の垂直方向寸法 c=パレツトの最大寸法を表わす定数値 ph=c(ih/iw)式中: phはパレツトの計算上の垂直方向寸法である。
表示可能情報の垂直方向寸法(ih)が表示可能情報の
水平方向寸法(iw)より大きい場合には、上記の式の水
平方向成分と、垂直方向成分の役割を入れ換える。この
計算が完了したならば、パレツトの寸法(pw及びph)
は、スクロールパレツトが表示されている間を通して保
持される既知の値となる。
スクロールパレツトは利用可能データ領域を表わすの
であるが、利用可能データは必ずパレツトの境界の内側
に表示されるというわけではない。2Dスクロールパレツ
トの動作は、パレツトの中に利用可能データのいずれか
の部分があるか否かには無関係である。本発明のこの実
施例は、利用可能表示領域を含まないパレツトとして説
明される。すなわち、第2図に示すように、パレツト1
はアクテイブウインドウ3に表示されるデータを全く含
んでいない。しかしながら、別の実施例も考えられる。
パレツトを、パレツト内に表示される観察可能データの
縮小複製と共に表示しても良い。縮小データを発生する
方法は従来の技術において既に良く知られている。Appl
e Computer,Inc.から市販されているHypercardTMシステ
ムは、別のウインドウにフルサイズで表示可能な情報の
縮小複製を表示するウインドウを発生することができる
機能を含んでいる。この技術を本発明に取入れることは
それほど困難ではないであろう。
2Dスクロールパレツトは、第3図及び第4図に示すよ
うなパレツト境界の中のいくつかの異なる所定の領域か
ら構成されている。パレツトの最上部の色の濃い領域5
は、以下に説明するようにパレツトを移動させる機能を
活動させるために使用される。同様に、2Dスクロールパ
レツト機能を終了させるための制御装置が設けられてい
る。パレツト自体が機能を終了させる手段を提供する。
パレツトの左上側の小さい領域4はこの目的のために設
けられている。
第1のウインドウ領域又は観察可能領域をフルサイズ
にズーム、すなわち拡張する機能、パレツト及び第1の
ウインドウ領域の形状を最前の変更の前の形状に逆戻り
させる機能、パレツト及び第1のウインドウ領域の形状
をデイフオルト状態(たとえば、左上角に配置させる)
に構成させる機能、又はパレツト及び第1のウインドウ
領域の形状をさらに早い時点で形状セツトアツプに設定
し且つセーブさせる機能などの特殊な機能を活動させる
ために、所定の領域10を設けることもできる。それらの
特別の所定の領域10は2Dスクロールパレツトの中に第3
図に示すように配置される。
第4図に示すように、パレツト作業領域6の中には、
機能活動化のために他の2つの領域、すなわち、アクテ
イブウインドウをリサイズするために使用される観察領
域7と、アクテイブウインドウの中で観察可能な情報を
スクロールするために使用されるスクローリング領域8
とか規定されている。これらの領域は共に所定の領域で
ある。観察領域は常に作業領域の中に含まれている。観
察領域は作業領域より小さいか又はそれと等しい寸法に
リサイズされても良い。初期活動化のときに、観察領域
は第10図に示すようにアクテイブウインドウと同じ縮小
寸法にデイフオルトによつてサイズ規定される。作業領
域の寸法(pw,ph)は、先に示したように計算される表
示可能情報の全セツトの縮小寸法を表わす。観察領域の
寸法(角(ax,ay)及び(bx,by)により規定される)
は、アクテイブウインドウの縮小寸法を表わす。従つ
て、当初は、観察領域は、アクテイブウインドウの現寸
寸法(角(cx,cy)及び(dx,dy)により規定される)に
対応した寸法にサイズ規定される。前述のように、利用
可能情報の寸法(iw,ih)、アクテイブウインドウの寸
法(角(cx,cy)及び(dx,dy)により規定される)及び
パレツト作業領域の寸法は既知の値、すなわち計算上の
値である。観察領域の寸法(ax,ay)及び(bx,by)は、
以下に示し且つ第10図に示される式を使用して計算され
る。
ax=pw(cx/iw) ay=ph(cy/ih) bx=pw(d/iw) by=ph(dy/ih) 上記の計算が完了したならば、観察領域の寸法がわか
る。そこで、観察領域の境界、すなわち輪郭をパレツト
の作業領域の中に表示できる。2Dスクロールパレツトの
初期活動化に際しては、観察領域の輪郭は第2図に示す
ように作業領域の境界と重なり合うことがあるので、見
えない場合もある。観察領域が縮小されるにつれて、ア
クテイブウインドウは同じようにして縮小し、観察領域
の輪郭は第5図及び第6図に示すように目に見えるよう
になる。その輪郭は観察領域の境界と重なり合う。パレ
ツトが終了すると、観察領域の位置及び大きさと、パレ
ツトの大きさとはコンピユータメモリにセーブされる。
パレツトが閉鎖されている、すなわち隠れている間で
も、観察領域の位置と大きさを変更する場合には、セー
ブされているパラメータが常に観察領域の実際の位置と
大きさを表わすように、セーブされている位置と大きさ
は更新される。続いてパレツトが再び活動化されるとき
には、パレツトと観察領域はセーブされている位置に、
セーブされている大きさで表示される。再活動化の時点
で、先に説明したように、アクテイブウインドウの大き
さと形状からパレツトの大きさと形状を計算することが
できる。
スクローリング領域8は常に観察領域の中に含まれて
いる。スクローリング領域の大きさは、観察領域の大き
さから、水平方向寸法及び垂直方向寸法の双方でスケー
リングした長さを減じた値によつて規定される。観察領
域の一部はその4つの境界線の全ての周囲で常に目に見
えている。観察領域がリサイズされるにつれて、スクロ
ーリング領域は同じ量だけリサイズされる。観察領域
は、スクローリング領域が消滅してしまうほど小さな寸
法まで縮小されてはならない。当初、スクローリング領
域は、作業領域の寸法から、水平方向寸法と垂直方向寸
法の双方で同じようにスケーリングした長さを減じた大
きさにサイズ規定される。スクローリング領域について
は輪郭は表示されていないので、第4図においては、斜
線の領域も、スクローリング領域の境界も実際には表示
されない。
観察領域の中には、同様に所定の領域である4つの角
領域9もある。これらの領域は観察領域の中ではある
が、スクローリング領域の外側に位置している。角領域
の2つの隣接する境界は観察領域の境界により規定され
る。角領域の残る2つの隣接する境界は、スクロールリ
ング領域の境界を観察領域の境界と出会うまで延長する
ことにより規定される。角領域の大きさと形状を、スク
ローリング領域の角を中心とする一定の大きさの、すな
わちスケーリングされた矩形の領域として規定すること
も可能である。これにより、スクローリング領域が小さ
く縮小されても、角領域を十分に使用できる大きさにと
どめておくことができる。2Dスクロールパレツトが活動
した後、パレツトが提供する機能は、パレツトの内側に
おけるカーソルの動きと、カーソルフアンクシヨンキ
ー、すなわち信号発生手段の操作とに応答するようにな
る。実行される機能は、カーソルフアンクシヨンキーが
操作された時点のカーソルの位置によつて決まる。選択
された機能は、カーソルフアンクシヨンキーがオフされ
るまで、カーソルが表示スクリーン上のどの箇所を動い
ているかにかかわらず活動状態のままである。他の実施
例では、カーソルをパレツトの外側に出した場合に、選
択された機能の選択は自動的に解除される。このように
して、ユーザーはスクリーン上の情報の配列を妨げる機
能を阻止しても良い。これは、選択された機能がカーソ
ルフアンクシヨンキーをオフするまで実際には実行され
ないような実施例において特に有用である。
どの機能が選択可能であるかを識別するために、様々
なカーソル記号が設けられている。カーソルが2Dスクロ
ールパレツトの外に位置し且つパレツト内でカーソルフ
アンクシヨンキーが操作されなかつたとき、表示される
カーソル記号はオペレーテイングシステム又は他のアプ
リケーシヨンソフトウエアにより規定される。この状況
では、カーソルの制御は本発明の教示するところではな
い。カーソルフアンクシヨンキーがパレツト内で操作さ
れたならば、表示されるカーソル記号は、カーソルフア
ンクシヨンキーが活動している限り、選択された機能に
より決定され且つスクロールパレツトにより制御され
る。これは、機能の活動後にカーソルがパレツトの外側
の位置にある場合でも変わりない。
2Dスクロールパレツトの境界内では、表示されるカー
ソル記号を本発明により制御することができる。カーソ
ルがパレツト終了領域4又はパレツト移動領域5にある
場合、カーソル記号は、表示システムに別の信号を送信
する必要なく、カーソル記号1に変換される。この記号
は、本発明においては、第1表に示すように表わされ
る。カーソル記号1は、カーソルがパレツト作業領域6
内を除く2Dスクロールパレツトの全ての領域に位置して
いるときに使用される。状況によつては、以下に説明す
るように、作業領域内でもカーソル記号を使用するとき
がある。
カーソルが作業領域6の中へ動いてゆくときに表示さ
れるカーソル記号は、カーソルが観察領域7又はスクロ
ーリング領域8に入り込んでいるか否かによつて決ま
る。カーソルが作業領域の中にはあるが、観察領域又は
スクローリング領域の一方には入つていない場合、再び
カーソル記号1が表示される。この場合、カーソル記号
1は、リサイズ機能又はスクローリング機能を利用でき
ないことを示す。これらの機能については以下に説明す
る。カーソルが観察領域及びスクローリング領域の中に
位置している場合には、スクローリングを選択可能であ
ることを示すカーソル記号2が表示される。
カーソルが観察領域の中には位置しているが、スクロ
ーリング領域には入つていない場合には、カーソルが観
察領域の境界や角にどれだけ近接しているかに従つて、
8種類のカーソル記号の中の1つがリサイズ機能を示す
ために表示される。近接領域は、第4図に示すように観
察領域に対してスクローリング領域の寸法を規定するた
めに使用したのと同じスケーリング長さによつて規定さ
れる。カーソルが1つ又は2つの境界について近接領域
に入ると、表示されるカーソル記号は後述するように変
化する。カーソルが3つの境界又は4つの境界全てにつ
いて同時に近接領域に入ることは不可能である。
カーソルが観察領域の上方境界の付近に位置している
が、左又は右の境界には近くないとき、カーソル記号3
が表示される。カーソルが観察領域の上方境界に近く、
且つ左境界に近い位置にあるときには、カーソルは角領
域9の中の1つに入つている。この場合には、カーソル
記号9が表示される。同様に、カーソルが対応する領域
にあるときには、本明細書末尾に記載される第1表に示
すように適切なカーソル記号が表示される。カーソル記
号2〜10は、それぞれ、その記号が表示されると共に1
つ又は複数のカーソルフアンクシヨンキーをユーザーが
操作したときに実行される異なる機能を表わしている。
実際には、ユーザーがフアンクシヨンキーを操作するま
で機能は実行されない。カーソル記号によつて、ユーザ
ーは、ある任意の時点でどの機能を利用できるかという
ことを目で見て確認できる。
本発明の実施例の中には、カーソルがスクロールパレ
ツトの異なる領域の中へ移動する間にカーソル記号が変
化しないものもある。別の同等の実施例では、カーソル
記号を変えるのではなく、カーソルが入つた所定の領域
の表示を変化させる。所定の領域の変化は、その領域に
バツクライトを当てる方法、領域に反転ビデオを適用す
る方法、領域の色を変える方法、領域を明滅させる方法
又は領域を選択可能であると識別させる他の方法により
得られるであろう。ただし、これらの実施例がパレツト
の機能性を低下させることはない。表示されるカーソル
記号又は選択可能領域を指示するための手段にかかわら
ず、選択される機能は、信号発生手段、すなわちカーソ
ルフアンクシヨンキーが操作された時点におけるカーソ
ルの位置によつて決まる。
2Dスクロールパレツトが活動状態になり且つカーソル
が適切な機能に位置決めされたならば、いくつかの機能
の中の1つを選択することができる。先に述べたよう
に、カーソルをパレツトの上方の色の濃い領域5に位置
決めすると、パレツトを表示スクリーン中で移動させる
機能を選択できる。パレツト移動機能は、カーソルをパ
レツト移動領域内へ移動させ且つカーソルフアンクシヨ
ンキーを操作することにより選択される。そこで、パレ
ツトは、カーソルフアンクシヨンキーがオン状態である
間は、カーソルの動きに追従することになる。このよう
にして、パレツトを表示領域内の任意の場所へ移動させ
ることができる。この場合にも、機能を選択する方法
は、キーボード又は数字キーパツドから特別のコード又
は指令シーケンスを入力する、メニユーを選択する又は
アイコンを選択するなどの数多くの形態をとつて良い。
カーソルを左上角のパレツト終了領域4の上に位置決め
すると、パレツト終了機能を選択できる。カーソルが終
了領域の上に位置している間にフアンクシヨンキーを操
作することによりこの領域を選択すると、パレツトは表
示領域から除去され、2Dスクロール機能は終了する。ア
クテイブウインドウはパレツトの終了によつて影響を受
けない。パレツトを使用してアクテイブウインドウをリ
サイズ又はスクロールした場合、パレツトが終了した後
でも、アクテイブウインドウは選択された大きさとスク
ロール位置のままである。パレツトが終了しようとして
いる間、後にパレツトを再び活動させる場合の再呼出し
に備えて、パレツトの状態に関するいくつかのパラメー
タを検索し、コンピユータメモリ又は他のデータ記憶手
段にセーブする。それらのパラメータには表示スクリー
ン上におけるパレツトのX−Y画素位置、観察領域の位
置、観察領域の寸法及び他の構成可能パレツトパラメー
タが含まれる。観察領域の位置と大きさを変更した場合
には、パレツトが閉鎖している、すなわち隠れている間
でも、セーブしてあるパラメータが常に観察領域の実際
の位置と大きさを表わすように、セーブしてある位置と
大きさはメモリ内で更新される。この後にパレツトが再
び活動化されるとき、セーブしてあるパラメータを使用
して、パレツトを適正な構成で発生させる。パレツトが
最初に活動化されるとき、パレツトの形状及び大きさ
と、その所定の領域とを、アクテイブウインドウの大き
さと形状に基づいて計算することもできる。これは、2
つ以上のウインドウを制御するために1つの2Dスクロー
ルパレツトを使用する場合に好ましい方法である。セー
ブしてあるパラメータをアクテイブウインドウの寸法と
組合せて使用して、2Dスクロールパレツトの位置、大き
さ及び形状を計算することは可能である。
同様に、カーソルを作業領域6の中に位置決めする
と、アクテイブウインドウをリサイズするために使用さ
れる機能と、アクテイブウインドウ内の情報をスクロー
ルするために使用される機能とを選択できる。カーソル
が作業領域内には位置しているが、観察領域又はスクロ
ーリング領域には入つておらず且つカーソル記号1が表
示されている場合、利用可能な唯一の機能はウインドウ
拡張、すなわちズームの機能である。この機能は、先に
説明した通り、カーソルが作業領域内に位置している間
に特殊カーソルフアンクシヨンキーを操作するか、又は
カーソルフアンクシヨンキーを急速に続けて2度操作す
ることにより選択される。カーソルフアンクシヨンキー
を2度続けて操作することはダブルクリツキングとして
知られている。作業領域でダブルクリツクが起こると、
アクテイブウインドウは直ちに表示領域一杯までリサイ
ズ、すなわちズームアウトされる。同時に、観察領域は
パレツト作業領域全体を占めるまで拡張される。ズーム
機能は、表示スクリーンの大きさに物理的な制約がある
ときに、アクテイブウインドウ内に表示することができ
る全ての利用可能データが表示されるように、急速にア
クテイブウインドウをリセツトする方法を実行するもの
である。これは、通常、スクリーン全体をデータで埋め
るのであるが、それより小さな寸法のアクテイブウイン
ドウを使用しても良い。
カーソルが作業領域内には位置しているが、観察領域
又はスクローリング領域には入つておらず且つカーソル
記号1が表示されているときに、別の特殊機能が提供さ
れても良い。それらの特殊機能は、機能を活動させるた
めに設けられた関連する所定の領域10をそれぞれ有して
いる。特殊機能には、アクテイブウインドウ又は観察可
能領域をフルサイズにズーム、すなわち拡張させる機
能、パレツト及びアクテイブウインドウの構成を最後の
変更の前の構成に逆戻りさせる機能、パレツト及びアク
テイブウインドウの構成をデイフオルト状態(たとえ
ば、左上角に配置させる)で構成させる機能、又はパレ
ツト及び第1のウインドウ領域の構成をさらに早い時点
で構成セツトアツプに設定し且つセーブさせる機能があ
る。2Dスクロールパレツトのこの領域に、他の機能を設
けても良い。
カーソルが観察領域7とスクローリング領域8の双方
に入つている場合には、スクローリング機能を選択する
ことができる。この機能は、カーソル制御装置を動かす
のに先立つてカーソルフアンクシヨンキーを操作するこ
とにより選択される。この選択が行われると、観察領域
は、第5図に示すように、作業領域内におけるカーソル
の2次元の動きに追従する。第5図においては、カーソ
ルはユーザーによつて50で示す箇所に位置決めされてお
り、カーソルフアンクシヨンキーは操作済みである。カ
ーソルフアンクシヨンキーを活動状態にしたまま、カー
ソルを51で示す位置へ動かすと、観察領域52の輪郭はカ
ーソルの新たな位置に対応する新たな場所に再び表示さ
れる。観察領域の寸法は不変である。同時に、アクテイ
ブウインドウ53に表示される情報の新たな部分が観察領
域の新たな位置に対応するように2次元で動的にスクロ
ールされる。スクロール前の利用可能なデータのセツト
54の中の表示データの部分の旧位置は55で示されてい
る。カーソルがパレツトの作業領域の中であちらこちら
へ動かされるにつれて、アクテイブウインドウ内に表示
される情報の部分も相応してシフトする。カーソルをパ
レツトの作業領域の縁を越えて動かそうとした場合、カ
ーソルはパレツトの境界を越えて動くことができるが、
観察領域の境界はパレツトの作業領域の縁で動きを止め
る。カーソルフアンクシヨンキーをオフしたときには、
観察領域はカーソルに追従するのをやめ、アクテイブウ
インドウ内に表示された情報はシフトしなくなる。観察
領域は新たな位置に表示されたままである。情報の新た
な部分はアクテイブウインドウ内に表示されたままであ
る。
本発明の同等の実施例においては、アクテイブウイン
ドウに表示するために選択された情報の新たな部分を動
的に表示しなくとも良い。これは、特に、メモリ又は処
理能力が小さいコンピユータシステムの場合に当てはま
る。そのようなシステムでは、情報の新たな部分は、通
常、カーソルフアンクシヨンキーがオフされたときにア
クテイブウインドウ内に表示されるが、カーソルフアン
クシヨンキーが活動状態であるときには動的に更新され
ない。この実施例では、カーソルフアンクシヨンキーを
オフする前にカーソルを作業領域6の外側へ動かすこと
により、アクテイブウインドウのスクローリングを放棄
しても良い。この状況の下では、観察領域は、カーソル
フアンクシヨンキーの操作前にとつていた位置に戻り、
アクテイブウインドウは変化しないままである。
本発明のある実施例によれば、カーソルフアンクシヨ
ンキーをオフしたときに2Dスクロールパレツトを自動的
に終了させることができる。この実施例では、パレツト
の自動終了は、終了領域4がユーザーにより明示して選
択されたかのように起こる。自動終了機能は、カーソル
フアンクシヨンキーがオフされたときにパレツトを暗黙
に終了させることにより、余分のステツプを省略する。
自動終了は、2Dスクロールパレツトが構成されるときに
イネーブル又はデイスエーブルされても良い。
カーソルがスクローリング領域に位置している間に、
移動制約(制約)機能を利用することもできる。制約機
能によつて、観察領域の水平方向又は垂直方向へのスク
ローリング移動を制限することができる。この機能は、
スクローリング領域内でカーソルフアンクシヨンキーの
操作と同時に特殊フアンクシヨンキー(この実施例にお
いてはシフトキー)を操作することにより選択される。
これらのキー操作の後、カーソルを所望の方向へ動か
す。カーソルのX方向への当初の動きがY方向への当初
の動きより大きいか又はそれと等しい場合、その後のカ
ーソル及び観察領域の動きは水平方向のみの運動に限定
される。同様に、カーソルのX方向への当初の動きがY
方向への当初の動きより小さい場合には、その後のカー
ソル及び観察領域の動きは垂直方向のみの運動に限定さ
れる。限定されたスクローリング運動は、カーソルフア
ンクシヨンキーが活動中である間は継続する。
パレツト観察領域をリサイズすることによりアクテイ
ブウインドウをリサイズする機能は、観察領域の境界の
1つ又は角の1つの付近に観察領域の中のカーソルを位
置決めすることによりアクセスされる。カーソルを正し
く位置決めすると、カーソル記号は先に説明した通り
に、第1表に示すように変化する。カーソルを位置決め
し、記号が変化したならば、カーソルフアンクシヨンキ
ーを操作することにより、リサイズ機能を選択できる。
リサイズ機能を第6図に示す。第6図では、カーソルは
ユーザーにより60で示す箇所に位置決めされており、カ
ーソルフアンクシヨンキーは操作されている。カーソル
フアンクシヨンキーが活動状態である間に、カーソルを
61で示す位置へ動かす。
カーソルが移動するにつれて、新たなサイズが規定さ
れたウインドウの境界を示すために、アクテイブウイン
ドウ63の輪郭が描かれる。カーソルフアンクシヨンキー
が活動状態である間、観察領域と、アクテイブウインド
ウの輪郭は、それらの大きさがカーソルの2次元移動に
追従するにつれて、第10図の式に従つて拡大又は縮小す
る。観察領域の1つの境界のみを選択した場合には、そ
の境界の2つの終端点は共にカーソルの動きに追従す
る。選択した境界の終端点は、カーソルが動くにつれて
2次元移動する。その他の境界の終端点は、領域を閉じ
るために、直交方向に調整される。選択した境界は、長
さが変化しない唯一の境界である。第6図に示すように
観察領域の1つの角を選択した場合には、共通の終端点
を有する2つの境界はカーソルと共に2次元移動する。
3つの終端点はカーソルに追従する。選択されなかつた
境界の終端点は、領域を閉じるために、直交方向に調整
される。この場合も、選択した境界のみがスケーリング
された長さのままである。カーソルをパレツトの作業領
域の縁を越えて移動させようと試みると、カーソルはパ
レツトの境界を越えて動くことができるが、観察領域の
境界はパレツト作業領域の縁で動くことを止める。観察
領域のリサイズが活動状態である間にカーソルがパレツ
トの外へ動くと、カーソル位置から出る対向する境界
は、観察領域の境界がパレツト作業領域の境界に達する
まで、カーソルの逆方向に動かされる。これに対し、ア
クテイブウインドウの輪郭の境界は表示領域の縁に拘束
されない。このように、パレツトは実際の表示領域より
大きい仮想表示領域を表わせるであろう。
カーソルフアンクシヨンキーが活動状態である限り、
観察領域62の境界と、アクテイブウインドウ輪郭63の境
界とはカーソルと共に動く。カーソルフアンクシヨンキ
ーをオフすると、観察領域とアクテイブウインドウの輪
郭は新たなカーソル位置で固定される。この時点で、ア
クテイブウインドウ自体はアクテイブウインドウの輪郭
の寸法にリサイズされ、リサイズされたアクテイブウイ
ンドウには情報の新たな部分64が表示され、輪郭は表示
から消える。観察領域の4つの境界又は4つの角のいず
れかを選択したとき、このプロセスは同様である。
本発明のいくつかの実施例においては、アクテイブウ
インドウは、カーソルフアンクシヨンキーを活動状態に
してカーソルを動かすにつれて、動的にリサイズされ
る。それらの実施例では、通常、情報の新たな部分64も
動的に更新される。この実施例はさらに強力なプロセツ
サ又はさらに大容量のメモリを必要とするが、パレツト
の動作は同じである。
本発明の処理論理 本発明は、2Dスクロールパレツトを動作させるための
コンピユータプログラム論理を含む。この論理は第7図
から第9図に示されており、その内容を以下で説明す
る。先に説明したコンピユータ資源に加えて、本発明は
オペレーテイングシステムの利用可能度と、ウインド
ウ、ウインドウ内の情報、文字及びカーソル記号を表示
装置に表示することができるシステム機能とに依存して
いる。カーソル制御装置及びカーソルフアンクシヨンキ
ーとインタフエースするためのシステム機能も要求され
る。これらの資源はコンピユータ技術において知られて
いる標準処理要素である。
本発明の処理装置が最初にパワーアツプされると、オ
ペレーテイングシステム論理は制御を実行し、読取り/
書込みメモリ、表示装置、カーソル制御装置、カーソル
フアンクシヨンキー及びキーボードなどのシステム構成
要素を初期設定する。先に説明したスクロールパレツト
パラメータをセーブするためのコンピユータメモリ領域
も、デイフオルトパラメータ値に初期設定される。オペ
レーテイングシステムは、その初期設定サイクルの終了
時に又はユーザーの指令に応答して、第1図のメニユー
と同様のメニユーを表示する。2Dスクロールパレツトプ
ログラム論理は、第1図に示すようなメニユーから適切
なメニユー選択が実行されたときに、制御を開始する。
先に説明したように、2Dスクロールパレツトを操作する
ために別の手段を利用することもある。
2Dスクロールパレツトプログラム論理が活動された
後、処理の流れは第7図に示すように「2Dスクロールパ
レツト機能を開始」とラベル付けされたステツプ701か
ら始まる。まず、スクロールパレツトを、アクテイブウ
インドウの寸法と、利用可能情報の寸法から計算され、
先にメモリにセーブされた又はメモリで初期設定された
パレツトパラメータ(ステツプ702)により規定される
位置と形態で、表示装置に表示させる(ステツプ70
3)。この計算は先に説明され、また、第10図に示され
ている。次に、パレツトプログラムは第8図のAで始ま
るループに入る。これは、カーソル制御装置の動きを捜
すプロセスを開始させる。カーソルの位置はシステム機
能への呼出しを介して得られても良い(ステツプ80
1)。パレツトプログラムは、オペレーテイングシステ
ムにより、パレツトプログラムへ送信されたメツセージ
を介して、パレツト内におけるカーソルの動を報知され
ても良い。カーソルが2Dスクロールパレツトの外側に位
置している場合(ステツプ802)、制御は第7図のFで
始まる論理に移行する。Fの論理は、2Dスクロールパレ
ツトの終了を要求するフアンクシヨンキー又はメニユー
選択を捜す(ステツプ707)。パレツトの終了が要求さ
れなければ(ステツプ716)、特殊機能の選択を検査す
る(ステツプ718)。特殊機能が、カーソルを特別の所
定の領域のうちの1つの内側に位置決めすると共に、カ
ーソルフアンクシヨンキーを操作することにより選択さ
れることは先に説明した通りである。特殊機能が選択さ
れた場合には(ステツプ719)、その機能を処理し(ス
テツプ721)、制御はAに戻る。特殊機能が選択されな
ければ(ステツプ720)、制御はAに直接移行する。終
了されないパレツトについては処理ループは完了する。
パレツト終了が要求された場合には(ステツプ717)、
先に説明したように、パレツトパラメータはメモリ記憶
領域にセーブされる(ステツプ708)。次に、パレツト
が表示装置から除去された(ステツプ709)後に、制御
はオペレーテイングシステムに戻る。
第8図のAの下方のプログラム論理に戻つて、カーソ
ルが2Dスクロールパレツトの境界の内側に位置している
場合(ステツプ802)、カーソルが観察領域又はスクロ
ーリング領域の中にあるか否かを判定するために、さら
に2回の試験が必要である。観察領域の中になければ
(ステツプ803)、その場合にはリサイズ機能とスクロ
ーリング機能を利用できないので、カーソル記号1が表
示され(ステツプ806)、制御はEに戻る。カーソルが
観察領域の中にはあるが、スクローリング領域には入つ
ていない場合には(ステツプ804)、制御は第9図のB
から始まるウインドウリサイズ論理へ移行する。Bから
始まる論理の流れについては後に説明する。カーソルが
スクローリング領域の中に位置し且つスクローリング領
域がフルサイズより小さい場合(ステツプ805)、カー
ソル記号2が表示され(ステツプ807)た後に、第8図
のCにあるウインドウスクローリング論理が実行され
る。スクローリング領域がフルサイズであれば(ステツ
プ805)、利用可能な全てのデータは既に表示されてい
るので、スクローリングは不要である。この場合、カー
ソル記号1が表示され(ステツプ806)、制御はEに戻
る。利用可能データの寸法がアクテイブウインドウより
大きい場合には、常にスクローリングを利用できる。
第8図のCのウインドウスクローリング論理は、カー
ソルフアンクシヨンキーが活動状態である間は継続する
ループを開始させる。まず、カーソルフアンクシヨンキ
ーを検査する。このキーが活動していなければ、スクロ
ーリングは選択されない(ステツプ808)。そこで、制
御は第7図のEに戻る。カーソルフアンクシヨンキーが
活動状態である場合には、制約機能の状態を検査する
(ステツプ809)。先に、前述の特殊フアンクシヨンキ
ーの操作によつてスクローリングが水平方向又は垂直方
向のいずれかで制約されていた場合には、新たな位置の
水平方向の制約成分(ステツプ811)又は垂直方向の制
約成分(ステツプ812)を、元のスクローリング領域位
置成分と置換えることにより、スクローリング領域8の
位置を調整する。このようにして、アクテイブウインド
ウ3のスクローリングを水平方向又は垂直方向の動きに
限定する。観察領域7の輪郭は新たなカーソル位置へ移
動し(ステツプ813)、これはスクローリング領域8の
新たな位置を確定する。観察領域7の新たな位置は、第
10図に示すような観察領域の角(ax,ay)及び(bx,by)
について新たな値を規定する。
観察領域7の新たな位置を確定した後は、水平方向
と、垂直方向の双方について、パレツトの作業領域全体
に対する観察領域7の位置がわかる。この観察領域7の
位置は角(ax,ay)及び(bx,by)により規定される。そ
れらの角位置と、パレツト作業領域6の既知の寸法(p
w,ph)とを使用して、アクテイブウインドウに表示され
る情報の部分を計算し直す。この計算は、先にパレツト
の当初の表示について説明した計算の逆である。この場
合、求められる値は、第10図に示すような利用可能デー
タ(iw,ih)の中の観察可能情報の角の位置((cx,c
y),(dx,dy))である。この計算を表わす式は次のよ
うに規定される。
cx=iw(ax/pw) cy=ih(ay/ph) dx=iw(bx/pw) dy=ih(by/ph) 第1の式では、観察領域7の左上角の水平方向位置
(ax)を、パレツトの作業領域6の水平方向寸法で除算
する。この値は、利用可能情報の水平方向寸法(iw)と
乗算するための基準化因数を表わす。その結果は、利用
可能情報の観察可能部分の左上角の水平方向位置を示す
cxである。次の3つの式は、利用可能情報の観察可能部
分の位置を生成するための同様の計算を実行するもので
ある。左上角の垂直方向位置(cy)、右下角の水平方向
位置(dx)及び右下角の垂直方向位置(dy)は、それぞ
れ、先にcxについて説明したように計算される。このよ
うに、情報バツフア内の情報の観察可能部分の位置(角
(cx,cy)及び(dx,dy)により規定される)は、パレツ
ト作業領域6(pw,ph)の中の観察領域7の位置((ax,
ay)及び(bx,by)により規定される)に対応して計算
できる。情報バツフア内のこの位置は、アクテイブウイ
ンドウに表示される情報の新たな原点となる。良く知ら
れている方法(たとえば、オペレーテイングシステムの
ウインドウマネジヤにより実行されるシステム呼出し)
を使用して、アクテイブウインドウを新たなデータ原点
に再び中心位置決めする(ステツプ814)。この再中心
位置決めは、情報の新たな部分をアクテイブウインドウ
に表示させる。制御はAに移行し、そこで、ループは新
たなカーソル位置について始まる。
第9図のBから始まるウインドウリサイズ論理は、カ
ーソルが観察領域の境界又は角の付近に位置決めされた
ときに実行される。カーソルは、先に説明した近接領域
の中にあるとき、境界又は角の付近にある。Bの論理
は、どのカーソル記号が表示に適切であるかを判定する
(ステツプ908〜915)ために、カーソル位置を観察領域
の境界又は角ごとに近接領域に対して試験する(ステツ
プ901〜907)。カーソルフアンクシヨンキーの操作を介
してリサイズ動作が選択されたならば(ステツプ916〜9
23)、観察領域とアクテイブウインドウは次のようにリ
サイズされる(ステツプ924〜931)。まず、アクテイブ
ウインドウの周囲に輪郭を表示する。次に、第6図に示
すようにカーソルの動きを選択した観察領域の境界の終
端点と、アクテイブウインドウの輪郭の境界の終端点と
に適用する。観察領域と、アクテイブウインドウの輪郭
の双方について、領域を閉じるために、選択されなかつ
た境界の終端点を直交方向に調整する。観察領域とアク
テイブウインドウの双方についての境界は、第10図に示
す式が常に真であるように調整される。
観察領域7の新たな大きさを確定した後は、水平方向
と垂直方向の双方で、パレツトの作業領域全体に対する
観察領域7の寸法がわかる。それらの新たな観察領域7
の寸法は角(ax,ay)及び(bx,by)により規定される。
それらの角位置と、パレツト作業領域6の既知の寸法
(pw,ph)とを使用して、アクテイブウインドウの中に
表示される情報の部分を再び計算する。この計算は、先
に観察領域の動きについて説明した計算と同様である。
観察領域7をリサイズするために求められる値は、観察
領域7の動きについて生成されるのと同じ値である。そ
れらの値は、第10図に示すように利用可能なデータ(i
w,ih)の中における観察可能情報((cx,cy),(dx,d
y))の角の位置を表わす。この計算を表わす式は次の
ように規定される。
cx=iw(ax/pw) cy=ih(ay/ph) dx=iw(bx/pw) dy=ih(by/ph) これらの式は、最前に説明したように利用可能情報の
観察可能部分の位置を生成するための計算と同様の計算
を実行する。左上角の水平方向位置(cx)、左上角の垂
直方向位置(cy)、右下角の水平方向位置(dx)及び右
下角の垂直方向位置(dy)は、それぞれ、必要に応じ
て、先に説明したように計算される。このように、情報
バツフア(iw,ih)の中における情報の観察可能部分の
位置(角(cx,cy)及び(dx,dy))を、パレツト作業領
域6(pw,ph)の中における観察領域7の寸法((ax,a
y)及び(bx,by))に対応して計算することができる。
情報バツフア内のこの観察可能領域は、アクテイブウイ
ンドウに表示される情報の新たな原点となる。良く知ら
れている方法(たとえば、オペレーテイングシステムの
ウインドウマネージヤにより実行されるシステム呼出
し)を使用して、アクテイブウインドウは先に計算した
新たな寸法にリサイズされる。このリサイズによつて、
情報の新たな部分がアクテイブウインドウ内に表示され
るようになる。制御はAに移行し、そこで、ループは新
たなカーソル位置について始まる。
このリサイズプロセスは、カーソルフアンクシヨンキ
ーが選択されている限りは続いている。カーソルフアン
クシヨンキーを放すか、又は別の機能の割込みによつて
リサイズ動作の選択を解除すると、アクテイブウインド
ウ自体はアクテイブウインドウ輪郭の寸法にリサイズさ
れ、アクテイブウインドウ輪郭は表示から消える。制御
はAに戻り、そこで、新たなカーソル位置について処理
が再び始まる。アクテイブウインドウが動的にリサイズ
される実施例においては、カーソルフアンクシヨンキー
が選択されている間、カーソルが動くにつれてアクテイ
ブウインドウ自体がリサイズされる。この場合、アクテ
イブウインドウの輪郭は不要である。
本発明を特定の一実施例に関して示したが、本発明を
それに限定されるものと考えるべきではない。そうでは
なく、本発明は特許請求の範囲によつてのみ限定され
る。
カーソル記号1 カーソルが観察領域及びスクローリン
グ領域の外にあるとき カーソル記号2 カーソルがスクローリング領域の外に
あるとき カーソル記号3 カーソルが観察領域の中の、上方境界
の付近にあるとき カーソル記号4 カーソルが観察領域の中の、右境界の
付近にあるとき カーソル記号5 カーソルが観察領域の中の、上方境界
及び右境界の付近にあるとき カーソル記号6 カーソルが観察領域の中の、下方境界
の付近にあるとき カーソル記号7 カーソルが観察領域の中の、下方境界
及び右境界の付近にあるとき カーソル記号8 カーソルが観察領域の中の、左境界の
付近にあるとき カーソル記号9 カーソルが観察領域の中の、上方境界
及び左境界の付近にあるとき カーソル記号10 カーソルが観察領域の中の、下方境界
及び左境界の付近にあるとき
【図面の簡単な説明】
第1図は、メニユーを使用して2次元スクロールパレツ
トを活動させる手段を示す図、 第2図は、スクロールパレツトが活動状態にされた後に
表示スクリーンを示す図、 第3図は、観察領域がリサイズされる前の初期構成をと
つている2次元パレツトを示す図、 第4図は、観察領域がリサイズされた後の観察領域及び
スクローリング領域と、角領域とを示すパレツトの図、 第5図は、2次元スクローリング動作中のパレツトを示
す図、 第6図は、2次元リサイズ動作中のパレツトを示す図、 第7図,第8図及び第9図は、この方式を実現する代表
的なコンピユータプログラムのフローチヤート、 第10図は、利用可能データバツフアの内側におけるアク
テイブウインドウの大きさと位置に関連させた、パレツ
トの内側における観察領域の大きさと位置の計算を示す
パレツト及びアクテイブウインドウの図、 第11図は、コンピユータシステムのアーキテキチヤを示
す図である。 1……2次元スクロールパレツト、2……表示スクリー
ン、3……アクテイブウインドウ、4……パレツト終了
領域、5……パレツト移動領域、6……パレツト作業領
域、7……観察領域、8……スクローリング領域、9…
…角領域、10……特殊機能領域。
フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・ジエームズ・フエルナンデ ス アメリカ合衆国 94555 カリフオルニ ア州・フレモント・アーリントン プレ イス・2781 (56)参考文献 特開 平1−250129(JP,A) 特開 昭63−187331(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/14 G06F 3/14 G09G 5/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセッサと,所定寸法の表示情報にアク
    セスする手段と,前記プロセッサに結合されて前記表示
    情報を表示するデータ表示スクリーンと,前記プロセッ
    サに結合されて、前記データ表示スクリーン上でカーソ
    ルを対話式に位置決めするカーソル制御装置とを有する
    対話形コンピュータ制御表示システムにあって、前記デ
    ータ表示スクリーンの1つの領域中に表示されるデータ
    の部分を対話式に選択する方法において、 境界を有する第1のウインドウ領域であって、前記境界
    内には前記表示情報の第1の表示部分が表示される第1
    のウインドウ領域を、前記表示情報の非表示部分が前記
    データ表示スクリーンに表示されないようにして、発生
    し且つ前記データ表示スクリーンに表示する過程を備
    え、 前記第1のウインドウ領域と対応関係にあって同時的に
    表示され得る第2のウインドウ領域であって、前記表示
    情報の前記所定寸法に対応した境界を有し、内部に第3
    のウインドウ領域を含む第2のウインドウ領域を、発生
    し且つデータ表示スクリーンに表示する過程を備え、前
    記第3のウインドウ領域は、前記表示情報の第1の表示
    部分に対応した境界を有するとともに、前記データ表示
    スクリーン上で前記第1のウインドウ領域とは異なる位
    置に置かれるようにされ、 前記第2のウインドウ領域内で前記第3のウインドウ領
    域を2次元的に移動させて、前記表示情報の前記第1の
    表示部分とは異なる第2の表示部分を、拡大縮小させる
    ことなく選択的に、前記第1のウインドウ領域の前記境
    界内に表示させるようにする、前記第3のウインドウ領
    域を2次元的に移動させる過程を備えている ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】プロセッサと,所定寸法の表示情報にアク
    セスする手段と,前記プロセッサに結合されて前記表示
    情報を表示するデータ表示スクリーンと,前記プロセッ
    サに結合されて、前記データ表示スクリーン上でカーソ
    ルを対話式に位置決めするカーソル制御装置とを有する
    対話形コンピュータ制御表示システムにあって、前記デ
    ータ表示スクリーンの1つの領域中に表示されるデータ
    の部分を対話式に選択する方法において、 境界を有する第1のウインドウ領域であって、前記境界
    内には前記表示情報の第1の表示部分が表示される第1
    のウインドウ領域を、前記表示情報の非表示部分が前記
    データ表示スクリーンに表示されないようにして、発生
    し且つ前記データ表示スクリーンに表示する過程を備
    え、 前記第1のウインドウ領域と対応関係にあって同時的に
    表示され得る第2のウインドウ領域であって、前記表示
    情報の前記所定寸法に対応した境界を有し、内部に第3
    のウインドウ領域を含む第2のウインドウ領域を、発生
    し且つデータ表示スクリーンを表示する過程を備え、前
    記第3のウインドウ領域は、前記表示情報の第1の表示
    部分に対応した境界を有するとともに、前記データ表示
    スクリーン上で前記第1のウインドウ領域とは異なる位
    置に置かれるようにされ、 前記第2のウインドウ領域内で前記第3のウインドウ領
    域を2次元的にリサイズさせて、前記表示情報の前記第
    1の表示部分とは異なる第2の表示部分を、拡大縮小さ
    せることなく選択的に、前記第1のウインドウ領域の前
    記境界内に表示させるようにする、前記第3のウインド
    ウ領域を2次元的にリサイズさせる過程を備えている ことを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】プロセッサと,所定寸法の表示情報にアク
    セスする手段と,前記プロセッサに結合されて前記表示
    情報を表示するデータ表示スクリーンと,前記プロセッ
    サに結合されて、前記データ表示スクリーン上でカーソ
    ルを対話式に位置決めするカーソル制御装置とを有する
    対話形コンピュータ制御表示システムにあって、前記デ
    ータ表示スクリーンの1つの領域中に表示されるデータ
    の部分を対話式に選択し、且つ、前記データ表示スクリ
    ーンに表示されるウインドウ領域を対話式に制御する方
    法において、 境界を有する第1のウインドウ領域であって、前記境界
    内には前記表示情報の第1の表示部分が表示される第1
    のウインドウ領域を、前記表示情報の非表示部分が前記
    データ表示スクリーンに表示されないようにして、発生
    し且つ前記データ表示スクリーンに表示する過程を備
    え、 前記第1のウインドウ領域と対応関係にあって同時的に
    表示され得る第2のウインドウ領域であって、前記表示
    情報の前記所定寸法に対応した境界を有し、内部に第3
    のウインドウ領域を含む第2のウインドウ領域を、発生
    し且つデータ表示スクリーンに表示する過程を備え、前
    記第3のウインドウ領域は、前記表示情報の第1の表示
    部分に対応した境界を有するとともに、前記データ表示
    スクリーン上で前記第1のウインドウ領域とは異なる位
    置に置かれるようにされ、 前記第2のウインドウ領域内で前記第3のウインドウ領
    域を2次元的に移動させて、前記表示情報の前記第1の
    表示部分とは異なる第2の表示部分を、拡大縮小させる
    ことなく選択的に、前記第1のウインドウ領域の前記境
    界内に表示させるようにする、前記第3のウインドウ領
    域を2次元的に移動させる過程を備え、 前記第2のウインドウ領域内で前記第3のウインドウ領
    域を2次元的にリサイズさせて、前記表示情報の前記第
    1の表示部分とは異なる第2の表示部分を、選択的に、
    前記第1のウインドウ領域の前記境界内に表示させるよ
    うにする、前記第3のウインドウ領域を2次元的にリサ
    イズさせる過程を備え、 前記第2のウインドウ領域の2次元移動を、前記第3の
    ウインドウ領域の対応した2次元移動とともに、前記デ
    ータ表示スクリーン内で行わせる過程を備え、 前記第2のウインドウ領域の終了及び前記データ表示ス
    クリーンからの除去を、前記第3のウインドウ領域の対
    応した終了及び前記データ表示スクリーンからの除去と
    ともに、行わせる過程を備える ことを特徴とする方法。
  4. 【請求項4】プロセッサと,所定寸法の表示情報にアク
    セスする表示と,前記プロセッサに結合されて前記表示
    情報を表示するデータ表示スクリーンと,前記プロセッ
    サに結合されて、前記データ表示スクリーン上でカーソ
    ルを対話式に位置決めするカーソル制御装置とを有する
    対話形コンピュータ制御表示システムにあって、前記デ
    ータ表示スクリーンの1つの領域中に表示されるデータ
    の部分を対話式に選択する方法において、 境界を有する第1のウインドウ領域であって、前記境界
    内には前記表示情報の第1の表示部分が表示される第1
    のウインドウ領域を、前記表示情報の非表示部分が前記
    データ表示スクリーンに表示されないようにして、発生
    し且つ前記データ表示スクリーンに表示する過程を備
    え、 前記第1のウインドウ領域と対応関係にあって同時的に
    表示され得る第2のウインドウ領域であって、前記表示
    情報の前記所定寸法に対応した境界を有し、内部に第3
    のウインドウ領域を含む第2のウインドウ領域を、発生
    し且つデータ表示スクリーンに表示する過程を備え、前
    記第3のウインドウ領域は、前記表示情報の第1の表示
    部分に対応した境界を有するとともに、前記データ表示
    スクリーン上で前記第1のウインドウ領域とは異なる位
    置に置かれるようにされ、 前記第2のウインドウ領域内で前記第3のウインドウ領
    域を2次元的に拡張させて、前記表示情報の全てを、拡
    大縮小させることなく、前記第1のウインドウ領域の前
    記境界内に表示させるようにする、前記第3のウインド
    ウ領域を2次元的に拡張させる過程を備えている ことを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】プロセッサを備え、 所定寸法の表示情報にアクセスする手段を備え、 前記プロセッサに結合されて前記表示情報を表示するデ
    ータ表示スクリーンと、 前記プロセッサに結合されて、前記データ表示スクリー
    ン上でカーソルを対話式に位置決めするカーソル制御装
    置を備え、 境界を有する第1のウインドウ領域であって、前記境界
    内には前記表示情報の第1の表示部分が表示される第1
    のウインドウ領域を、前記表示情報の非表示部分が前記
    データ表示スクリーンに表示されないようにして、発生
    し且つ前記データ表示スクリーンに表示する手段を備
    え、 前記第1のウインドウ領域と対応関係にあって同時的に
    表示され得る第2のウインドウ領域であって、前記表示
    情報の前記所定寸法に対応した境界を有し、内部に第3
    のウインドウ領域を含む第2のウインドウ領域を、発生
    し且つデータ表示スクリーンに表示する手段を備え、前
    記第3のウインドウ領域は、前記表示情報の第1の表示
    部分に対応した境界を有するとともに、前記データ表示
    スクリーン上で前記第1のウインドウ領域とは異なる位
    置に置かれるようにされ、 前記第2のウインドウ領域内で前記第3のウインドウ領
    域を2次元的に移動させて、前記表示情報の前記第1の
    表示部分とは異なる第2の表示部分を、拡大縮小させる
    ことなく選択的に、前記第1のウインドウ領域の前記境
    界内に表示させるようにする、前記第3のウインドウ領
    域を2次元的に移動させる手段を備えている ことを特徴とする、対話形コンピュータ制御表示システ
    ム。
  6. 【請求項6】プロセッサを備え、 所定寸法の表示情報にアクセスする手段を備え、 前記プロセッサに結合されて前記表示情報を表示するデ
    ータ表示スクリーンと、 前記プロセッサに結合されて、前記データ表示スクリー
    ン上でカーソルを対話式に位置決めするカーソル制御装
    置を備え、 境界を有する第1のウインドウ領域であって、前記境界
    内には前記表示情報の第1の表示部分が表示される第1
    のウインドウ領域を、前記表示情報の非表示部分が前記
    データ表示スクリーンに表示されないようにして、発生
    し且つ前記データ表示スクリーンに表示する手段を備
    え、 前記第1のウインドウ領域と対応関係にあって同時的に
    表示され得る第2のウインドウ領域であって、前記表示
    情報の前記所定寸法に対応した境界を有し、内部に第3
    のウインドウ領域を含む第2のウインドウ領域を、発生
    し且つデータ表示スクリーンに表示する手段を備え、前
    記第3のウインドウ領域は、前記表示情報の第1の表示
    部分に対応した境界を有するとともに、前記データ表示
    スクリーン上で前記第1のウインドウ領域とは異なる位
    置に置かれるようにされ、 前記第2のウインドウ領域内で前記第3のウインドウ領
    域を2次元的にリサイズさせて、前記表示情報の前記第
    1の表示部分とは異なる第2の表示部分を、拡大縮小さ
    せることなく選択的に、前記第1のウインドウ領域の前
    記境界内に表示させるようにする、前記第3のウインド
    ウ領域を2次元的にリサイズさせる手段を備えている ことを特徴とする、対話形コンピュータ制御表示システ
    ム。
  7. 【請求項7】プロセッサを備え、 所定寸法の表示情報にアクセスする手段を備え、 前記プロセッサに結合されて前記表示情報を表示するデ
    ータ表示スクリーンと、 前記プロセッサに結合されて、前記データ表示スクリー
    ン上でカーソルを対話式に位置決めするカーソル制御装
    置を備え、 境界を有する第1のウインドウ領域であって、前記境界
    内には前記表示情報の第1の表示部分が表示される第1
    のウインドウ領域を、前記表示情報の非表示部分が前記
    データ表示スクリーンに表示されないようにして、発生
    し且つ前記データ表示スクリーンに表示する手段を備
    え、 前記第1のウインドウ領域と対応関係にあって同時的に
    表示され得る第2のウインドウ領域であって、前記表示
    情報の前記所定寸法に対応した境界を有し、内部に第3
    のウインドウ領域を含む第2のウインドウ領域を、発生
    し且つデータ表示スクリーンに表示する手段を備え、前
    記第3のウインドウ領域は、前記表示情報の第1の表示
    部分に対応した境界を有するとともに、前記データ表示
    スクリーン上で前記第1のウインドウ領域とは異なる位
    置に置かれるようにされ、 前記第2のウインドウ領域内で前記第3のウインドウ領
    域を2次元的に移動させて、前記表示情報の前記第1の
    表示部分とは異なる第2の表示部分を、拡大縮小させる
    ことなく選択的に、前記第1のウインドウ領域の前記境
    界内に表示させるようにする、前記第3のウインドウ領
    域を2次元的に移動させる手段を備え、 前記第2のウインドウ領域内で前記第3のウインドウ領
    域を2次元的にリサイズさせて、前記表示情報の前記第
    1の表示部分とは異なる第2の表示部分を、拡大縮小さ
    せることなく選択的に、前記第1のウインドウ領域の前
    記境界内に表示させるようにする、前記第3のウインド
    ウ領域を2次元的にリサイズさせる手段を備え、 前記第2のウインドウ領域の2次元移動を、前記第3の
    ウインドウ領域の対応した2次元移動とともに、前記デ
    ータ表示スクリーン内で行わせる手段を備え、 前記第2のウインドウ領域の終了及び前記データ表示ス
    クリーンからの除去を、前記第3のウインドウ領域の対
    応した終了及び前記データ表示スクリーンからの除去と
    ともに、行わせる手段を備える ことを特徴とする、対話形コンピュータ制御表示システ
    ム。
  8. 【請求項8】プロセッサを備え、 所定寸法の表示情報にアクセスする手段を備え、 前記プロセッサに結合されて前記表示情報を表示するデ
    ータ表示スクリーンと、 前記プロセッサに結合されて、前記データ表示スクリー
    ン上でカーソルを対話式に位置決めするカーソル制御装
    置を備え、 境界を有する第1のウインドウ領域であって、前記境界
    内には前記表示情報の第1の表示部分が表示される第1
    のウインドウ領域を、前記表示情報の非表示部分が前記
    データ表示スクリーンに表示されないようにして、発生
    し且つ前記データ表示スクリーンに表示する手段を備
    え、 前記第1のウインドウ領域と対応関係にあって同時的に
    表示され得る第2のウインドウ領域であって、前記表示
    情報の前記所定寸法に対応した境界を有し、内部に第3
    のウインドウ領域を含む第2のウインドウ領域を、発生
    し且つデータ表示スクリーンに表示する手段を備え、前
    記第3のウインドウ領域は、前記表示情報の第1の表示
    部分に対応した境界を有するとともに、前記データ表示
    スクリーン上で前記第1のウインドウ領域とは異なる位
    置に置かれるようにされ、 前記第2のウインドウ領域内で前記第3のウインドウ領
    域を2次元的に拡張させて、前記表示情報の全てを、拡
    大縮小させることなく、前記第1のウインドウ領域の前
    記境界内に表示させるようにする、前記第3のウインド
    ウ領域を2次元的に拡張させる手段を備えている ことを特徴とする、対話形コンピュータ制御表示システ
    ム。
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