JP3081989B2 - 筒状体の加圧変形防止用拡縮中子装置 - Google Patents

筒状体の加圧変形防止用拡縮中子装置

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JP3081989B2
JP3081989B2 JP08104301A JP10430196A JP3081989B2 JP 3081989 B2 JP3081989 B2 JP 3081989B2 JP 08104301 A JP08104301 A JP 08104301A JP 10430196 A JP10430196 A JP 10430196A JP 3081989 B2 JP3081989 B2 JP 3081989B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は沸騰水型核燃料集合
体におけるウォータチャンネルの外表面に、所要部材を
抵抗溶接により溶着する場合とか、鋼管などの成形加工
などに際し、予め、上記ウォータチャンネル角管内と
か、丸形の鋼管内に嵌装しておき、抵抗溶接や成形加工
による外圧が印加されても、不本意に薄板で構成される
角管や丸管が加圧変形したり、歪んでしまうことを防止
するため用いられている中子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いま一例として、図10に示す如き沸騰
水型核燃料集合体1に係る中子使用の状態を説示する
と、既知の如く当該沸騰水型核燃料集合体1は、上部タ
イプレート1aと下部タイプレート1bとの間に多数の
燃料棒2とウォータチャンネル3を、所要複数のスぺー
サ4により支持拘束の状態で保持したもので、上記のウ
ォータチャンネル3は図11に示されている通り、上位
側から順次上部端栓3a、接続部材3b、ウォータチャ
ンネル角管3c、下部端栓3dを溶接したものであり、
これらの溶接はTIGスポット溶接、レーザ溶接、E・
B溶接等を採用しているので問題はないが、高燃焼度用
として使用される沸騰水型核燃料集合体1にあっては、
図12の如くウォータチャンネル角管3cの前後側面に
あって、スぺーサ4を挟んだ上下位置に計4個のタブ3
eを、抵抗溶接法により溶着するようにしている。この
ことはスぺーサ4が、上下方向へ移動してしまうことな
く定位置に維持されるようにするためであり、因にスぺ
ーサ4は7個用いられるから、全部で4×7=28個の
タブ3eを溶接しなければならないのであり、同図12
にあって4aは、スぺーサ4に設けられた内側枠板を示
し、ここに挿入されることで、既知の如くウォータチャ
ンネル3は弾持による拘束状態となる。
【0003】そして、上記の如き抵抗溶接法を実施しよ
うとするときは、タブ3eを比較的薄肉のウォータチャ
ンネル角管3cの側面に対し、接触加圧抵抗を高めるた
め、加圧電極により加圧を与えると共に、電気抵抗密度
も上昇させる必要があり、この結果被溶接物である溶着
部分に対し短時間内に加圧、通電、昇温、降温の条件が
付与され、これにより、被溶接物であるウォータチャン
ネル角管3cに対して溶融、軟化、熱影響等の物理的現
象が生じて、ウォータチャンネル角管3cに変形、そし
て歪が生じ易いこととなる。
【0004】そこで、上記のような事例に対応するた
め、既にタブ3eの溶着箇所にあって、前記の如きウォ
ータチャンネル角管3cの変形や歪が生じないように、
当該ウォータチャンネル角管3c内に、中子を挿入する
ことが実施されている。しかし、上記従来の中子にあっ
ては、単にウォータチャンネル角管3cよりも、僅かに
細成とした中子を挿入するようにしているだけであるか
ら、当該挿入操作を円滑に行い得るようにしようとすれ
ば、どうしても不可避的に中子と、ウォータチャンネル
角管3cとの間に隙間が生ずることになり、従って、前
記の如き抵抗溶接時にあって、ウォータチャンネル角管
3cの薄肉に変形を生ずることになる。
【0005】この結果、上記の中子を当該抵抗溶接後
に、ウォータチャンネル角管3cから抜き去るときに
は、上記の溶接後にあって加圧溶接部は抵抗加圧発熱に
よる軟化部分が、ウォータチャンネル角管3cの内面側
に隆出してしまうことになるから、中子との隙間がなく
なってしまい、この結果、当該中子の取り外しが困難と
なってしまうのであり、このことは上記従来の中子の場
合、回避困難な欠陥とされている。
【0006】そこで、上記の問題点を解消するため、中
子とウォータチャンネル角管3cとの間隙を小さくし、
かつ、均一な寸法となるよう調整することも考えられる
が、そのためには、ウォータチャンネル角管3cの内周
壁面の寸法精度を上げ、中子寸法についても小さな間隙
とし、かつその間隙寸法を均一にするため高精度を要求
されることから、製作コスト上これを実現することは経
済的に極めて難事となる。
【0007】さらに、重要なことは従来の中子の場合、
単に所定長に形成した中子を、可成り長い筒状体に内挿
して、その所要複数箇所にあって、溶接を行うようにす
るといった際、所定箇所における溶接作業が完了した
後、順次当該中子を移送してから、当該順次必要数箇所
における各溶接作業を実施しなければならないことにな
り、このため、溶接作業効率を向上するといったこと
は、実質的に不可能となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の中
子が有する欠陥に鑑み検討された筒状体の加圧変形防止
用拡縮中子装置に関し、請求項1にあっては単に従来中
子のように、その外形寸法が不変であるものを用いるの
ではなく、中子の外形寸法を所定の操作によって拡張し
たり、必要に応じて自由に縮径状態にもなし得るように
する発想に基づいている。すなわち、ウォータチャンネ
ル角管などの筒状体に遊嵌状態にて内装した後、拡縮用
牽引動力源を稼動することで拡縮用パワーロッドを牽引
すると、これに付設の拡縮用押動子が、一対の拡縮用円
錐体の中、その一方を押動させ、このことで、当該拡縮
用円錐体が、拡縮用スリットの切り込み方向を交互に逆
転して適切に穿設された拡縮中子本体の円錐状孔に押し
込まれ、これにより、当該拡縮中子本体が均一な拡張状
態となり、この結果筒状体の内周壁面に、しっかりと拡
縮中子本体の外周壁面を均等に押当させ得るようにして
いる。
【0009】このようにして、上記請求項1では拡縮中
子本体を簡易に筒状体内に挿入でき、その後における拡
縮用牽引動力源の稼動で、拡縮中子本体と筒状体との間
隙をなくしてしまい、このことで抵抗溶接とか成形加工
などによる外部からの圧力に対して、筒状体がどの箇所
においても充分耐え得る拡張保持力を付与可能とし、ウ
ォータチャンネル角管とか鋼管などに変形や歪を与える
ことなく、効率のよい抵抗溶接や成形加工を行い得るよ
うにし、さらに、上記拡縮用牽引動力源の牽引を解除す
るだけで、拡縮中子本体がそれ自体の復原力によって収
縮し、このことで使用後に筒状体から抜き取る作業を
も、容易に行い得るようにするのが、その目的である。
【0010】次に、請求項2にあっては、請求項1にお
ける拡縮用牽引動力源と、拡縮用円錐体との連結部によ
る連設を適切な構成によって実現させることで、請求項
1につき前記の拡縮作動を確実に行い得るようにし、さ
らに、前記拡縮用パワーロッドに付された拡縮用押動子
をストローク調整ナットにより形成することで、当該拡
縮用押動子の拡縮用パワーロッドに対する位置を調整自
在となし、このことによって、拡縮用牽引動力源の牽引
ストロークを調整することで、拡縮中子本体の拡張度合
をも加減し、各種寸法の筒状体に整合し得るようにして
いる。
【0011】さらに、請求項3の場合には請求項1およ
び請求項2のごとく、拡縮自在である拡縮中子本体を、
一個だけ筒状体の適所に内装配置するのでなく、当該拡
縮中子本体を所要数だけ適切に連装させるよう構成し、
一本の拡縮用パワーロッドを一つの拡縮用牽引動力源に
より前記の通り牽引することによって、一度に連装され
た全拡縮中子本体を拡張状態とすることができるように
し、このことによって、抵抗溶接や成形加工を、順次容
易かつ迅速になし得るようにするのが、その目的であ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するため、請求項1では筒状体の内周壁面に、略均
等な間隙をもって遊嵌自在である外周壁面が形成され、
当該外周壁面から軸心貫通洞まで達して、切込口と切込
閉端とが逆向配置となるよう軸心方向へ所望複数条だけ
全周面にわたって拡縮用スリットが穿設され、上記軸心
貫通洞が軸心方向中央部の貫通孔と、軸心方向両端部か
ら上記の貫通孔まで次第に径小となるよう穿設された各
円錐状孔とにより形成されている拡縮中子本体と、当該
拡縮中子本体の各円錐状孔に嵌合されると共に軸心通孔
が穿設されている各拡縮用円錐体と、当該両軸心通孔と
前記貫通孔とに貫挿した拡縮用パワーロッドと、一方で
ある拡縮用円錐体の外側端部に連結部によって連設さ
れ、上記拡縮用パワーロッドの一端と連結された拡縮用
牽引動力源と、当該拡縮用牽引動力源の稼動により牽引
される上記拡縮用パワーロッドの他端に設けられ、当該
牽引により他方である拡縮用円錐体の外側端部を押動し
て、当該拡縮用円錐体を他方の拡縮用円錐体側へ移動す
ることで、前記拡縮用中子本体を拡縮自在なるよう拡張
し、これにより当該拡縮用中子本体の外周壁面を、前記
の筒状体における内周壁面に押当自在とした拡縮用押動
子とからなることを特徴とする筒状体の加圧変形防止用
拡縮中子装置を提供しようとするものである。
【0013】さらに、請求項2にあっては、請求項1に
おける筒状体の加圧変形防止用拡縮中子装置にあって、
一方である拡縮用円錐体と拡縮用牽引動力源とを連設す
る連結部が、拡縮用牽引動力源を取着する取付用プレー
トと、この取付用プレートを上記拡縮用円錐体の外側端
部に刻設された複数の各螺孔に、当該取付用プレートの
取付孔から挿通して螺着する取付ボルトと、この取付ボ
ルトに被嵌されて上記取付用プレートと上記一方の拡縮
用円錐体における外側端部との間に介装固定される連結
用カラとからなり、上記の拡縮用牽引動力源が空気圧ま
たは油圧のシリンダにより形成され、拡縮用パワーロッ
ドに設けられた拡縮用押動子が、当該拡縮用パワーロッ
ドの他端に刻設した螺部に螺嵌された拡縮用牽引動力源
による牽引ストロークを調整自在としたストローク調整
ナットにより形成されていることを、その内容としてい
る。
【0014】そして、請求項3の場合には、筒状体の内
周壁面に、略均等な間隙をもって遊嵌自在である外周壁
面が形成され、当該外周壁面から軸心貫通洞まで達し
て、切込口と切込閉端とが逆向配置となるよう軸心方向
へ所望複数条だけ全周面にわたって拡縮用スリットが穿
設され、上記軸心貫通洞が軸心方向中央部の貫通孔と、
軸心方向両端部から上記の貫通孔まで次第に径小となる
よう穿設された各円錐状孔とにより形成されている拡縮
中子本体と、当該拡縮中子本体の各円錐状孔に嵌合され
ると共に軸心通孔が穿設されている各拡縮用円錐体とに
より拡縮中子構成単体を組成し、当該拡縮中子構成単体
を所要数個だけ同一軸線上に配装して、各拡縮中子構成
単体の各軸心通孔と前記貫通孔とに拡縮用パワーロッド
を貫挿し、一方端である拡縮中子構成単体の一方である
拡縮用円錐体における外側端部に、上記拡縮用パワーロ
ッドの一端が連結された拡縮用牽引動力源を連結部によ
って連設すると共に、これら各拡縮中子構成単体間に
は、相対する拡縮用円錐体の各外側端部を、所望の離間
距離をもって相間連結部により連設し、前記拡縮用牽引
動力源の稼動により牽引される上記拡縮用パワーロッド
の最終端である拡縮中子構成単体から延出する端部に拡
縮用押動子を設けて、当該牽引により当該拡縮用押動子
が、上記拡縮中子構成単体の終端側である拡縮用円錐体
の外側端部を押動して、当該拡縮用円錐体を他方の拡縮
用円錐体側へ移動させ、これにより、残余の全拡縮中子
構成単体における終端側の拡縮用円錐体も連動して、各
拡縮用中子本体が拡縮自在なるよう拡張され、これら各
拡縮用中子本体の外周壁面が、前記の筒状体における内
周壁面の所望複数箇所に押当自在であることを特徴とす
る筒状体の加圧変形防止用拡縮中子装置を提供しようと
している。
【0015】
【発明の実施の形態】先ず請求項1の発明につき図1な
いし図4によって詳記すると、図1はスぺーサ4に挿通
されたウォータチャンネル角管3cとしての筒状体5
を、基台6上に横倒しの状態にて載置し、これに対し
本発明に係る加圧変形防止用拡縮中子装置を使用した状
態が示されており、その主要構成部材なるものは、拡縮
中子本体10、拡縮用円錐体11A、11B、拡縮用パ
ワーロッド12、連結部13、拡縮用牽引動力源14、
そして拡縮用押動子15である。
【0016】先ず第1の拡縮中子本体10につき説示す
ると、図1と図2に明示されている通り、筒状体5の内
周壁面5aによる形状に対応して、四角形とか円形の端
面形状をもち、当該筒状体5に内周壁面5aから略均等
な間隙gだけ離間して遊嵌自在な寸法の外周壁面10a
が形成されている。そして、重要なことは当該拡縮中子
本体10が拡張状態となったり、収縮状態に復帰するこ
とができるように、拡縮用スリット10bが所望複数条
だけ全周にわたって軸線方向に沿い、しかも、外周壁面
10aから軸心貫通洞10cに達するまで穿設されてい
ることである。
【0017】しかも、上記拡縮用スリット10bは、そ
の切込口10dと切込閉端10eとが、図2(A)によ
り明示されている通り、互いに逆向配置となるようにし
てあり、図示例にあっては四角形である外周壁面10a
の各四辺面に夫々三条の拡縮用スリット10bが、交互
に、その切込口10dと切込閉端10eとを反対配置と
して穿設するようにしてあるから、図2(B)の通り拡
縮中子本体10端面にあっては、拡縮用スリット10b
が十字状の配置となっている。
【0018】前記軸心貫通洞10cは、軸心方向中央部
における貫通孔10fと、軸心方向両端部から上記の貫
通孔10fまで、次第に径小となるように穿設された一
対の円錐状孔10g、10hとにより形成されており、
当該円錐状孔10g、10hに夫々前掲拡縮用円錐体1
1A、11Bが嵌合されており、これには図1(A)と
図3により理解される如く、軸心通孔11a、11bが
貫設されていると共に、拡縮用円錐体11Aの外側端部
11cには、図示例の場合4個の螺孔11eが刻設され
ている。
【0019】次に、前記拡縮用パワーロッド12は、拡
縮用円錐体11A、11Bの軸心通孔11a、11bお
よび前記拡縮中子本体10の貫通孔10fとに貫挿され
ているのであり、前記の拡縮用牽引動力源14は、一方
である拡縮用円錐体11Aの外側端部11cに対して、
前記の連結部13によって連設されている。ここで、図
示の連結部13なるものは、図1(A)の通り拡縮用牽
引動力源14を外側から、図4(B)に示されている取
付螺孔13aを用いて取着する取付用プレート13b
と、この取付用プレート13bを、前記した拡縮用円錐
体11Aの外側端部11cに刻設した螺孔11eに、図
4(B)の取付用プレート13bにおける取付孔13c
から挿通して螺着した取付ボルト13dと、さらに、こ
の取付ボルト13dに被嵌されて、上記取付用プレート
13bと外側端部11cとの間に介装固定される図4
(C)の連結用カラ13eとから構成されている。
【0020】ここで、上記の拡縮用牽引動力源14とし
ては、空気圧または油圧のシリンダを用いたり、その他
螺旋送り機構や電磁力によ牽引機構などを用いること
ができるが、図示例ではシリンダが用いられており、そ
の牽引軸14aに前記した拡縮用パワーロッド12の一
端側にあって刻設した連結用螺杆部12aが螺着され、
これにより拡縮用牽引動力源14を稼動することで、拡
縮用パワーロッド12が所定の牽引ストロークだけ図1
の左方へ牽引されることになる。
【0021】さらに、前掲拡縮用押動子15は、拡縮用
牽引動力源14の稼動により牽引される上記拡縮用パワ
ーロッド12にあって、その他端に設けられており、上
記の牽引によって拡縮用円錐体11Bの外側端部11d
が押動され、これにより、当該拡縮用円錐体11Bを他
方の拡縮用円錐体11A側へ移動することで、前記の拡
縮中子本体10を拡縮自在なるよう拡張し、かくして当
該拡縮中子本体10の外周壁面10aを、筒状体5の内
周壁面5aに押当することができる。
【0022】ここで、上記拡縮用押動子15として図示
されたものは、請求項2として明示の如く単に拡縮用パ
ワーロッド12に固設してしまうものでなく、その他端
に刻設した螺部12bに、ストローク調整ナット15a
を螺回調整可能なるよう螺嵌することで形成してあり、
このようにすることで拡縮用牽引動力源14による牽引
ストロークを調整することができ、適切な牽引ストロー
クを選択することで、拡縮中子本体10の外周壁面10
aを、所望の押圧力となるよう調整することにより筒状
体5の内周壁面5aに押当させることが容易となる。
【0023】ここで、図5に開示した加圧変形防止用拡
縮中子装置は、図1に示したものと別異の請求項1に係
る実施例を示しており、図1にあっては拡縮用牽引動力
源14の比較的近傍に拡縮中子本体10等を配設したの
で、連結部13の取付ボルト13dや連結用カラ13e
は短寸法のものを用いればよいが、図5の場合には、そ
の用法上拡縮用牽引動力源14から可成り離して拡縮中
子本体10等を一式配設する要請に対処しようとしてい
る。このため、図5の実施例では連結部13の取付ボル
トや連結カラに長尺な1本物を使用することなく短尺な
取付ボルトや連結カラ等を所要本だけ用意し、これらを
所要数の中間連結ブロック13fにより、螺着とか溶着
手段にて連設するようにしている。この際取付ボルトを
螺着手段により、前記の取付用プレート13bと中間連
結ブロック13f間、中間連結ブロック13f、13f
間、そして中間連結ブロック13fと前記の拡縮用円錐
体11Aとの間に装着するには、取付ボルトの両端に逆
螺旋部を刻設するようにしてもよい。
【0024】次に請求項3に係る加圧変形防止用拡縮中
子装置につき、以下図6と前掲図1とによって詳記する
と、上記図1とか図5に開示のものが、筒状体5の内周
壁面5aにあって、その一箇所だけに拡縮中子本体10
等を配置しており、従って、この筒状体5の当該一箇所
だけで抵抗溶接による前記タブ3eなどの溶着をなし得
るに過ぎないのに対し、当該請求項3の場合には一度、
当該加圧変形防止用拡縮中子装置を筒状体5内に装填す
れば所望複数箇所における抵抗溶接作業等を効率的に実
施できることになる。
【0025】この場合にも基本的構成は請求項1と同じ
であって、図1に開示したと同一構成の拡縮中子本体1
0と、その各円錐状孔10g、10hに嵌合されると共
に軸心通孔11a、11bが穿設されている各拡縮用円
錐体11A、11Bとによって拡縮中子構成単体16な
るものを構成するのである。そして図6の如く当該拡縮
中子構成単体16を、所要数個だけ同一軸線上に配装
し、これら各拡縮中子構成単体16の各軸心通孔11
a、11bと前記した各貫通孔10fとに、拡縮用パワ
ーロッド12を貫挿し、さらに、一方向端にあって配装
された拡縮中子構成単体16の一方である拡縮用円錐体
11Aにおける外側端部11cに、上記拡縮用パワーロ
ッド12の一端が螺着などの手段にて連結されている拡
縮用牽引動力源14を、連結部13によって連設するこ
とは、図1のものと同じである。
【0026】しかし、当該発明にあっては、これら各拡
縮中子構成単体16相互間には、相隣の相対する拡縮用
円錐体11B、11Aにおける各外側端部11d、11
cを、所望の各離間距離dを保有させて、相間連結部1
7によって連設されているのであり、拡縮用牽引動力源
14の稼動によって、図中左方へ牽引されることとなる
拡縮用パワーロッド12の最終端に位置している拡縮中
子構成単体16から延出の端部にあって、拡縮用押動子
15が設けられている。
【0027】従って、当該牽引により上記の拡縮用押動
子15が、上記の拡縮中子構成単体16における終端側
に配された拡縮用円錐体11Bの外側端部11dを押動
し、この結果当該拡縮用円錐体11Bを、他方の拡縮用
円錐体11A側へ移動させると共に、残余の全拡縮中子
構成単体における終端側の各拡縮用円錐体11Bも連動
して、各拡縮中子本体10が拡縮自在なるよう拡張さ
れ、これによって全拡縮中子構成単体16における各拡
縮中子本体10の外周壁面10aが、筒状体5における
内周壁面5aにあって、その所望複数箇所に押当するこ
とになる。
【0028】ここで、上記の相間連結部17としては、
両端に逆螺旋方向の螺合部を刻設した螺杆を用い、これ
を一方向へ螺回することで、相隣の拡縮中子構成単体に
おける拡縮用円錐体11A、11Bの各螺孔11eに上
記螺合部を螺着できるようにしておき、さらに、当該拡
縮中子構成単体16相互間の離間距離dが所定長となっ
たところで、予め上記螺杆部に螺合しておいた図示しな
い締着ナットを外側端部11c、11dに押当して締着
状態とするといった構成にすることもできる。
【0029】そこで、上記した本発明に係る加圧変形防
止用拡縮中子装置を用いて、前掲ウォータチャンネル角
管3cに、タブ3eを抵抗溶接法により溶着する場合の
概要につき以下詳記すると、先ず図12によって前説し
た通りウォータチャンネル3におけるウォータチャンネ
ル角管3cに、所要複数のスぺーサ4を被嵌して所定位
置に仮決めし、これを横倒し状態として図7に示す抵抗
溶接装置20にあって、その固定用長尺架台21におけ
るガイドブロック21a上に立設した所要複数のセット
治具21b上にあって、ウォータチャンネル角管3cを
載装固定する。ここで図示の抵抗溶接装置20には、上
記ガイドブロック21aの幅員方向両側にガイドレール
21cが設けられており、これに門型移動架台22が係
装されて、固定用長尺架台21の長尺方向に走行自在に
して、所望位置にて固定し得るようになっている。
【0030】さらに、図7(A)の右側に固装されてい
るのが、上記の門型移動架台22で、これには電気的制
御部22aが設けられており、これと電気的に結線され
ている以下の部材も、当該門型移動架台22に付設され
ている。すなわち、当該付設部材としては、22bがケ
ーブルベアで、さらに、抵抗溶接のために供される抵抗
溶接用加圧シリンダ22cと、これにより進退自在であ
る加圧電極22d、そして、これに対応して設けられて
いる加圧用油圧ユニット22eが、上記抵抗溶接用加圧
シリンダ22cと対向して装設され、図中22fは、抵
抗溶接のために用いられるブースターケーブル、そし
て、22kは溶接電源を示している。
【0031】そして、上記の抵抗溶接用加圧シリンダ2
2cと、これに対向する位置に設けられている加圧用油
圧ユニット22eとの間にあって、前記筒状体5として
のウォータチャンネル角管3cを挟装状態として、後述
するようにタブ3eを、当該ウォータチャンネル角管3
cの側面に溶接することになるのであるが、この際、図
示されてはいないけれど、図7の(B)における紙面奥
側にあって、加圧電極と加圧用油圧ユニットを、逆配置
にてもう一組配設しておくようにすれば、タブ3eを一
度に、ウォータチャンネル角管3cの表裏側面に、図9
のようにして溶接することもできる。
【0032】このような抵抗溶接装置20を用いること
で、タブ3eを溶接しようとする場合、まず、ウォータ
チャンネル角管3cとしての筒状体5内に、図1、図
5、図6の如き加圧変形防止用拡縮中子装置を、その拡
縮用押動子15側から挿入して行き、その拡縮中子本体
10等を、タブ3eの溶接すべき箇所まで進入させるの
であり、図示例ではスぺーサ4の図1(A)にあって、
左右両側にわたり拡縮中子本体10が配置されるように
し、この際、もちろん拡縮中子本体10の外周壁面10
aと、筒状体5の内周壁面5aとの間には、適度の均一
なる間隙gが形成され、従って、上記の進入操作は極め
て容易かつ迅速に実施することができる。
【0033】この状態にあって拡縮用牽引動力源14を
稼動すれば、前説の如く拡縮用パワーロッド12の牽引
により、拡縮用押動子15が拡縮用円錐体11Bを押動
して、これが円錐状孔10hに進入することで、多数の
拡縮用スリット10bを穿設されている拡縮中子本体1
均一に拡張し、その外周壁面10aが筒状体5内に
あって、その内周壁面5aを押圧して密着する。この
際、当該密着に基づく筒状体5に対する拡張保持力を充
分に大きくするためには、拡縮用円錐体11A、11B
のテーパ角度と、前記の拡縮用牽引動力源14にシリン
ダを用いたときは、当該シリンダの径およびシリンダ動
作圧力(流体圧力)等につき充分配慮すべきである。
【0034】このような状態において、筒状体5の所要
箇所にタブ3eを抵抗溶接法により溶着する場合には、
拡縮中子本体10につき、これをクロム銅合金により形
成すべきであり、このことは、抵抗溶接に際して拡縮中
子本体10が、前記の加圧電極22dに対する他の電極
として用いられることから、当該加圧電極22dと同じ
抵抗溶接電極材の使用が、最も望ましいことに起因して
いる。そして、タブ3eを溶接するには、図8に示す如
く前記抵抗溶接用加圧シリンダ22cのシリンダ軸22
gに固設され、ブースターケーブル22fが接続されて
いる加圧電極22dの先端部に、タブセット溝22hを
形成し、これにタブ3eを嵌合した後、タブ仮止め螺子
22iの締着により当該タブ3eを固定し、これを筒状
体5の所要表面に抵抗溶接用加圧シリンダ22cにより
押当するのであり、図8にあって22jは加圧電極22
dの締着用スリットを示している。
【0035】上記の如き操作は、もちろん、それに先立
って前記の門型移動架台22を、固定用長尺架台21の
ガイドレールに沿って所望箇所まで移動させてから行う
ことになるが、この際上記加圧電極22dが押当する筒
状体5の反対側にあって、前記の加圧用油圧ユニット2
2eを図9のように押当させることで、加圧電極22d
による押圧力を受けるようにするのである。そして、図
9の如く加圧電極22dと加圧用油圧ユニット22e
を、前記の如く筒状体5に対して逆配置となるよう2組
設置しておけば両側表面のタブ3eを同時に溶接するこ
とができ、筒状体5は大きな圧力を受けても拡縮中子本
体10の密着により、これが加圧荷重耐受ブロックとし
ての役割を果たす。このため筒状体5は加熱状態となっ
ても変形や歪みを生ずることなく、ブースターケーブル
22fからの電流が、筒状体5−タブ3e−拡縮中子本
体10のように流れて、抵抗溶接を健全に実行すること
ができる。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、請求項1によるときは、筒状体に挿入後、拡縮用牽
引動力源を稼動するだけで、拡縮用円錐体を、拡縮用パ
ワーロッドとこれに設けた拡縮用押動子によって、拡縮
中子本体における円錐状孔内にて移動させ得るよう構成
したので、このことで拡縮用スリットを穿設した拡縮中
子本体を拡張できるようになり、簡易かつ迅速な作業
で、しかも筒状体に拡縮中子本体を強力に密着内嵌させ
得るから、筒状体に抵抗溶接法で所要部材を溶着した
り、筒状体を成形加工しても、筒状体に不本意な変形や
歪みを与えることなく、望ましい溶接、成形を行うこと
ができる。
【0037】しかも、溶接や成形加工の完了後にあって
は、前記の拡縮用牽引動力源の稼動を停止すれば、拡縮
中子本体は、それ自体の復原力により収縮状態となるか
ら、従来の如く筒状体の変形により、当該筒状体から抜
き去ることができなかったり、筒状体を損傷することな
く、簡易、迅速に拡縮中子本体の除去作業を行うことが
できる。
【0038】次に、請求項2にあっては、請求項1の拡
縮用牽引動力源と拡縮用円錐体との連結部を、適切な構
成部材により構成して拡縮中子本体の拡縮作業を円滑に
行い得るようにし、また拡縮用押動子をストローク調整
ナットにより形成して、各種寸法の筒状体に対して、望
ましい拡縮中子本体の拡張密着状態を、簡易な操作で確
保することが可能となる。
【0039】そして請求項3の場合には、拡縮中子本体
と拡縮用円錐体とにより構成された拡縮中子構成単体
を、一個でなく、所要複数個連設するようにし、これら
の拡縮中子構成単体における各拡縮中子本体を拡縮用牽
引動力源の稼動により、一斉に拡張自在なるよう構成し
たので、筒状体の所要各所にあって、拡縮中子本体を拡
張固定させることができることとなり、多数箇所の抵抗
溶接や成形加工を、極めて能率的に処理することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】横倒し状態に保持された筒状体内に挿入した本
発明に係る加圧変形防止用拡縮中子装置を示し、(A)
はその一部を切欠した正面図、(B)は左側面図であ
る。
【図2】本発明を構成する拡縮中子本体を示し、(A)
はその縦断正面図、(B)は右側端面図である。
【図3】同上本発明の構成部材である拡縮用円錐体を示
し、(A)はその外側端部の端面図で、(B)は一部切
欠の正面図である。
【図4】(A)は同上本発明の構成部材である拡縮用パ
ワーロッドの正面図、(B)は同上取付用プレートの左
側面図で、(C)は同上連結用カラの一部を切欠した正
面図である。
【図5】本発明の図1に係る加圧変形防止用拡縮中子装
置の異種例を示した正面略示図である。
【図6】請求項3に係る加圧変形防止用拡縮中子装置の
一例を示した正面略示図である。
【図7】ウォータチャンネルにタブを溶着するための抵
抗溶接装置を示し、(A)はその一部を切欠した正面図
で、(B)は左側面図である。
【図8】図7の抵抗溶接装置における加圧電極近傍を示
し、(A)は正面図、(B)は(A)の左側面図であ
る。
【図9】図7の抵抗溶接装置における抵抗溶接の電気系
統を示す回路構成図である。
【図10】沸騰水型核燃料集合体を示す一部切欠の正面
図である。
【図11】(A)は図10における一構成部品であるウ
ォータチャンネルの正面図で、(B)は(A)のB−B
線断面図である。
【図12】(A)はスぺーサを嵌装したウォータチャン
ネルを示す一部を切欠した正面図、(B)は(A)の一
部を示す拡大正面図で、(C)は(B)の下面図であ
る。
【符号の説明】
5 筒状体 5a 内周壁面 10 拡縮中子本体 10a 外周壁面 10b 拡縮用スリット 10c 軸心貫通洞 10d 切込口 10e 切込閉端 10f 貫通孔 10g 円錐状孔 10h 円錐状孔 11A 拡縮用円錐体 11B 拡縮用円錐体 11a 軸心通孔 11b 軸心通孔 11c 外側端部 11d 外側端部 11e 螺孔 12 拡縮用パワーロッド 12a 連結用螺杆部 12b 螺部 13 連結部 13b 取付用プレート 13c 取付孔 13d 取付ボルト 13e 連結用カラ 14 拡縮用牽引動力源 15 拡縮用押動子 15a ストローク調整ナット 16 拡縮中子構成単体 17 相間連結部 d 離間距離 g 間隙

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状体の内周壁面に、略均等な間隙をも
    って遊嵌自在である外周壁面が形成され、当該外周壁面
    から軸心貫通洞まで達して、切込口と切込閉端とが逆向
    配置となるよう軸心方向へ所望複数条だけ全周面にわた
    って拡縮用スリットが穿設され、上記軸心貫通洞が軸心
    方向中央部の貫通孔と、軸心方向両端部から上記の貫通
    孔まで次第に径小となるよう穿設された各円錐状孔とに
    より形成されている拡縮中子本体と、当該拡縮中子本体
    の各円錐状孔に嵌合されると共に軸心通孔が穿設されて
    いる各拡縮用円錐体と、当該両軸心通孔と前記貫通孔と
    に貫挿した拡縮用パワーロッドと、一方である拡縮用円
    錐体の外側端部に連結部によって連設され、上記拡縮用
    パワーロッドの一端と連結された拡縮用牽引動力源と、
    当該拡縮用牽引動力源の稼動により牽引される上記拡縮
    用パワーロッドの他端に設けられ、当該牽引により他方
    である拡縮用円錐体の外側端部を押動して、当該拡縮用
    円錐体を他方の拡縮用円錐体側へ移動することで、前記
    拡縮用中子本体を拡縮自在なるよう拡張し、これにより
    当該拡縮用中子本体の外周壁面を、前記の筒状体におけ
    る内周壁面に押当自在とした拡縮用押動子とからなるこ
    とを特徴とする筒状体の加圧変形防止用拡縮中子装置。
  2. 【請求項2】 一方である拡縮用円錐体と拡縮用牽引動
    力源とを連設する連結部が、拡縮用牽引動力源を取着す
    る取付用プレートと、この取付用プレートを上記拡縮用
    円錐体の外側端部に刻設された複数の各螺孔に、当該取
    付用プレートの取付孔から挿通して螺着する取付ボルト
    と、この取付ボルトに被嵌されて上記取付用プレートと
    上記一方の拡縮用円錐体における外側端部との間に介装
    固定される連結用カラとからなり、上記の拡縮用牽引動
    力源が空気圧または油圧のシリンダにより形成され、拡
    縮用パワーロッドに設けられた拡縮用押動子が、当該拡
    縮用パワーロッドの他端に刻設した螺部に螺嵌され
    縮用牽引動力源による牽引ストロークを調整自在とした
    ストローク調整ナットにより形成されている請求項1記
    載の筒状体の加圧変形防止用拡縮中子装置。
  3. 【請求項3】 筒状体の内周壁面に、略均等な間隙をも
    って遊嵌自在である外周壁面が形成され、当該外周壁面
    から軸心貫通洞まで達して、切込口と切込閉端とが逆向
    配置となるよう軸心方向へ所望複数条だけ全周面にわた
    って拡縮用スリットが穿設され、上記軸心貫通洞が軸心
    方向中央部の貫通孔と、軸心方向両端部から上記の貫通
    孔まで次第に径小となるよう穿設された各円錐状孔とに
    より形成されている拡縮中子本体と、当該拡縮中子本体
    の各円錐状孔に嵌合されると共に軸心通孔が穿設されて
    いる各拡縮用円錐体とにより拡縮中子構成単体を組成
    し、当該拡縮中子構成単体を所要数個だけ同一軸線上に
    配装して、各拡縮中子構成単体の各軸心通孔と前記貫通
    孔とに拡縮用パワーロッドを貫挿し、一方端である拡縮
    中子構成単体の一方である拡縮用円錐体における外側端
    部に、上記拡縮用パワーロッドの一端が連結された拡縮
    用牽引動力源を連結部によって連設すると共に、これら
    各拡縮中子構成単体間には、相対する拡縮用円錐体の各
    外側端部を、所望の離間距離をもって相間連結部により
    連設し、前記拡縮用牽引動力源の稼動により牽引される
    上記拡縮用パワーロッドの最終端である拡縮中子構成単
    体から延出する端部に拡縮用押動子を設けて、当該牽引
    により当該拡縮用押動子が、上記拡縮中子構成単体の終
    端側である拡縮用円錐体の外側端部を押動して、当該拡
    縮用円錐体を他方の拡縮用円錐体側へ移動させ、これに
    より、残余の全拡縮中子構成単体における終端側の拡縮
    用円錐体も連動して、各拡縮用中子本体が拡縮自在なる
    よう拡張され、これら各拡縮用中子本体の外周壁面が、
    前記の筒状体における内周壁面の所望複数箇所に押当自
    在であることを特徴とする筒状体の加圧変形防止用拡縮
    中子装置。
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