JP3081957U - 包装用箱 - Google Patents

包装用箱

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JP3081957U
JP3081957U JP2001003151U JP2001003151U JP3081957U JP 3081957 U JP3081957 U JP 3081957U JP 2001003151 U JP2001003151 U JP 2001003151U JP 2001003151 U JP2001003151 U JP 2001003151U JP 3081957 U JP3081957 U JP 3081957U
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重孝 原口
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株式会社原口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小物商品の陳列用具として展示使用し得ると
共に、開口部を閉成するだけでギフトパッケージとして
そのまま購入者に手渡すことが出来、しかも中身の商品
を取り出した後にも小物入れとしてアフター使用できる
包装用箱を提供する。 【解決手段】 両端開口部に観音開き戸状の開閉補強片
15b、17b(15c、17c)を備え、この開閉補
強板に接離する端壁部13の先端を天板部16aの内面
に重合させた箱体であって、天板部16aの面内に収容
物の外観兼用出し入れ用窓孔16を開口すると共に、端
壁部13の先端に窓孔16を開閉する引き戸状の開閉片
14を延長させ、この開閉片14と上記開閉補強片15
b(17b)との間に開閉片14が天板部16aより脱
落するのを阻止するストッパ手段2を設けたことを特徴
とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、商品展示用具を兼用し得るギフト用包装パッケージとして使用さ れる包装用箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、比較的安価なギフト商品、例えば口紅などの化粧品、或いは女性ショー ツなどの下着類、又はファッションリング(指輪)等の商品群は、専用の展示台 に載置した状態で店頭に展示されている。
【0003】 これらのギフト商品が購入されると、極めて安価な厚みの薄い透明樹脂ケース 、或いは透明ビニール小袋に商品を入れ、このビニール袋(樹脂ケース)を包装 紙にてラップして需要者に手渡すことが行われている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来は、ギフト商品の展示用の用具と需要者に手渡すパッケージとは、それぞ れ別個のものが用意され、且つ展示作業と需要者への手渡し作業とが全く別異の 作業となっていた。
【0005】 つまり、従来は店頭展示に小物商品専用の展示台が必要であり、且つ商品を展 示台に装着し、店頭に展示する作業が必要であった。更に、商品が購入されたと きは、商品を専用の安価な樹脂ケース(ビニール袋)に入れる作業、これを包装 紙で包装する作業が必要であった。
【0006】 このように商品展示と商品手渡しの作業が別個であると、用具が別個に必要と なる許かりでなく作業が手間である。特に、商品を包装紙で装丁良くラップする 作業は熟練を要し、手間取ると客を待たせる結果となる不利がある。
【0007】 また、商品を入れる透明のプラスチックケース或いは透明ビニール袋は、単に 商品を入れる、所謂その場限りの使い捨て用のもので、中身の商品を取り出した 後は、アフター使用できず、資源の無駄である等の不利があった。
【0008】 この考案は、以上のような課題を解消させ、小物商品の陳列用具として展示使 用し得ると共に、開口部を閉成するだけでギフトパッケージとしてそのまま購入 者に手渡すことが出来、しかも中身の商品を取り出した後にも小物入れとしてア フター使用できる包装用箱を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成させるために、この考案の包装用箱は、次のような構成として いる。 包装用箱は、両端開口部に観音開き戸状の開閉補強片を備え、この開閉補強片 に接離する端壁部の先端を天板部の内面に重合させた箱体であって、天板部の面 内に収容物の外観兼用出入れ用窓孔を開口すると共に、前記端壁部の先端に窓孔 を開閉する引き戸状の開閉片を延長させ、この開閉片と上記開閉補強片との間に 開閉片が天板部より脱落するのを阻止するストッパ手段を設けたことを特徴とし ている。
【0010】 このような構成を有する包装用箱では、店内での商品展示では、先端部が重合 する両開閉片を箱外方へ引き出し、天板部の窓孔を大きく開口させた状態で展示 する。つまり、箱内部に装着された商品は、この箱体に入れられたまま、窓孔を 介して外観される。
【0011】 商品が購入されると、対向する引き戸状の両開閉片を箱内方向へ押し込む。こ れにより、両開閉片の先端が重合することで、窓孔が完全に閉じられる。この箱 体は外観体裁を美麗に形成されており、この閉成した状態のまま購入者に手渡し 得る。つまり、窓孔を閉成するだけでギフトパッケージとなり、包装紙によるラ ップ作業が不要である。
【0012】 購入者は、中身の商品を取り出し使用した後、この箱体を別途、小物収納ケー スとして使用し得る。この箱体は、窓孔を開閉する開閉片が天板部より離脱する のを阻止するストッパ手段が配備されている。
【0013】 従って、開閉片は窓孔を完全に開口する程度には、外方へ引き出し得るものの 、それ以上の外方への引き出しはストッパ手段で阻止される。従って、窓孔の開 き過ぎ(箱の分解)によって、中身の商品(小物)が意に反して箱外部へ飛び散 るなどの虞れが防止される。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案に係る包装用箱の具体的な実施の形態を説明する。 実施の形態の包装用箱は、外観体裁の良好な紙製の包装用箱体を例示している。
【0015】 図3は、実施の形態の紙製包装用箱を展開させた状態を示す平面図である。 包装用箱(箱本体1)は、方形状の底板部11の右辺と左辺にそれぞれ折曲げ線 11a、11aを介して右側に貼付片12、左側に側壁部15を連続突設してい る。
【0016】 更に、この側壁部15の左辺に折曲げ線15aを介して方形の天板部16aが 連続突設されている。側壁部15を介して連続する天板部16aと底板部11は 対称状に配列してある。天板部16aの面内は、大きな窓孔16が開口してあり 、天板部16aは飾り枠縁状に設定されている。
【0017】 また、上記天板部16aの左辺に折曲げ線16bを介して側壁部17が連続形 成してある。左・右の側壁部15、17には、それぞれ上・下辺に折曲げ線17 a(15a)を介して観音開き戸状となる開閉補強片17b、17c(15b、 15c)を連続形成している。
【0018】 一方、前記底板部11の上・下辺には、折曲げ線11b、11bを介して端壁 部13、13を連続形成し、この端壁部13の先端折曲げ線13aを介して引き 戸状となる開閉片14、14を突設している。
【0019】 上記端壁部13の先端部には、切り目線(ミシン目)13bが設けられ、摘ま み片13cを形成している。この摘まみ片13cを切り起こすことで、開閉片1 4の引き出し、押し込み操作に使用する。また、ギフトパッケージとするときは 、原状へ復帰させ得る。
【0020】 上記開閉片14の先端部の両側辺には、係合用切欠溝21、21を形成して、 先端部を係合爪部22に構成している。一方、両開閉補強片17b、17c(1 5b、15c)の基端部、つまり天板部16aに隣接する隅部に係合用凸部(係 合受け部)2bを突設している。上記切欠溝21と爪部22とで係合部2aが構 成され、この係合部2aと係合受け部2bとでストッパ2が構成される。
【0021】 図3の展開平面図の状態から、底板部11に対し側壁部15を起立させ、天板 部16aを対向状とし、側壁部17を貼付片12と接面させ貼着する。これによ り、両端開口の箱体が構成される(図4参照)。
【0022】 更に、開閉補強片17b、17c(15b、15c)を、それぞれ閉成状とし た状態で、端壁部13を開閉補強片17c(15c)に接面させ、且つ開閉片1 4を天板部16aの下側へ差し込む。これにより、天板部16aの窓孔16が閉 成される(図2及び図5参照)
【0023】 このような構成を有する包装用箱体では、例えば商品が指輪の場合には、箱体 1内には弾性のリング装着台板4が挿入され、取付溝41にファッションリング が取付けられる。
【0024】 商品の店頭陳列では、箱体は図2で示す状態から、摘まみ片13cを外方向へ 引くことで、開閉片14、14がそれぞれ手前側へ引かれ且つ端壁部13が開閉 補強片17b、17c(15b、15c)から離れる。つまり、折曲げ線13a を介して延長開閉片14と端壁部13とが略「V」字状に屈曲する(図6参照) 。
【0025】 この状態において、窓孔16が完全に開放され、箱体1内部の商品が外観でき る。従って、商品陳列ケースとしての作用を発揮する。また、この開き状態にお いて、係合受け凸部2bが係合溝21に係合し、爪部21が係合受け凸部2bの 内側に係止する。これにより、これ以上の延長開閉片14の外部引き出しが阻止 される(図6参照)。
【0026】 このストッパ効果により、箱体1自体の開き過ぎによる箱の分解、過剰な窓孔 の開口が防止される。従って、窓孔の開閉に際し、意に反して箱体1内部の商品 (中身)が外方へ飛び散り散乱する等の虞は全くない。
【0027】 商品が購入されると、展示されていた箱体1を取り出し、摘まみ片13cを押 し込むだけで、図2で示すように窓孔16は開閉片14で完全に閉成される。箱 体自体が、装飾効果の高い仕上げがなされ、且つ完全な包装ケース体であるから 、このまま購入者に手渡すことができ、ギフトパックとして包装ラップする必要 性がない。
【0028】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、天板部の面内に収容物の外観兼用出入れ用窓孔 を開口し、端壁部に連続する開閉片で窓孔を開閉すると共に、開閉片と上記開閉 補強片との間に開閉片が天板部より脱落するのを阻止するストッパ手段を設ける こととしたから、窓孔を開放した状態で店頭陳列することで、箱体内部の商品を 需要者は外観できる。従って、窓孔を開放することで展示用パッケージとして使 用でき、且つ窓孔を閉成することで商品包装パッケージとして使用し得、ギフト ラップの必要性が全くない。 また、窓孔を開閉する開閉片は天板部から脱落することがストッパで防止され ているため、窓孔の開閉時に開き過ぎにより箱中身が意に反して転がり出る等の 不利がなく、小物収納用箱としてアフター使用し得る等、考案目的を達成した優 れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の包装用箱を示す斜視図である。
【図2】実施の形態の包装用箱の窓孔を閉成した状態を
示す斜視図である。
【図3】実施の形態の包装用箱を展開させた状態を示す
平面図である。
【図4】展開状態の包装用箱を組み立てた状態を示す斜
視図である。
【図5】実施の形態の包装用箱を示す断面図である。
【図6】ストッパ構造を示す要部説明図である。
【符号の説明】
1 箱本体 2 ストッパ手段 2a 係合部 2b 係合受け部(係合受け凸部) 11 底板部 13 端壁部 14 開閉片 15 側壁部 16 窓孔 17 側壁部 15b 開閉補強片 15c 開閉補強片 17b 開閉補強片 17c 開閉補強片 16a 天板部 21 切欠溝 22 爪部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端開口部に観音開き戸状の開閉補強片
    を備え、この開閉補強片に接離する端壁部の先端を天板
    部の内面に重合させた箱体であって、天板部の面内に収
    容物の外観兼用出入れ用窓孔を開口すると共に、前記端
    壁部の先端に窓孔を開閉する引き戸状の開閉片を延長さ
    せ、この開閉片と上記開閉補強片との間に開閉片が天板
    部より脱落するのを阻止するストッパ手段を設けたこと
    を特徴とする包装用箱。
  2. 【請求項2】 前記ストッパ手段は、開閉片の先端側辺
    部に設けた係合部と、開閉補強片の上辺基端部に設けら
    れ係合部に係脱する係合受け部とから成ることを特徴と
    する請求項1記載の包装用箱。
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