JP3081234U - 刃砥ぎ付き刃物収納ケース - Google Patents

刃砥ぎ付き刃物収納ケース

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JP3081234U JP2001002360U JP2001002360U JP3081234U JP 3081234 U JP3081234 U JP 3081234U JP 2001002360 U JP2001002360 U JP 2001002360U JP 2001002360 U JP2001002360 U JP 2001002360U JP 3081234 U JP3081234 U JP 3081234U
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ミハエル・ゴルトナー
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ツヴイリング・ヨット・アー・ヘンケルス・アクチエンゲゼルシヤフト
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利便性、収納性が良く、かつ構造的にも安定
感に優れた刃砥ぎ付き刃物収納ケースを提供する。 【解決手段】 台座部と傾斜部から構成され、前記台座
部と傾斜部とが一体化した略L字形の刃砥ぎ付き刃物収
納ケースであって、水平方向に対し傾斜した細長形状の
隙間からなる複数の刃物収納部が設けられた傾斜部と、
前記傾斜部の上面部に設けられた前記刃物の柄部を係止
して前記刃物を保持する複数の刃物差し込み口と、前記
台座部又は前記傾斜部に設けられたセラミックスリング
からなる刃砥ぎとを少なくとも備えている刃砥ぎ付き刃
物収納ケース。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、包丁、はさみ、皮むき等の刃物類を収納する刃砥ぎ付き刃物収納ケ ースに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般家庭の台所やレストラン等の厨房には、料理用に使用する包丁が準備され ている。レストラン等の業務施設に限らず、近年では一般家庭の台所にも、食材 に合わせて複数種類の包丁を準備している場合も多い。通常、流し台の下には、 開閉扉を持つ物品収納部があり、この開閉扉の内側に包丁を保持する包丁保持部 が形成されている。複数の包丁は、この包丁保持部に差し込まれた状態で収納さ れていたり、引き出しの中に収納されており、適宜、取り出されて使用される。
【0003】 また、料理用の刃物類として、野菜の皮むき(ピーラー)や果物の芯抜き、料 理はさみ等の刃物が頻繁に使用されるが、これらは通常引き出しに収納され、適 宜、取り出されて使用される。
【0004】 一方、包丁等は使用頻度にもよるが、約1箇月間使用すると刃先の切れ味が悪 くなるといわれており、野菜を切り刻むと、完全に切り離せずに下の方でつなが ったままといったこともしばしば発生する。したがって、常に良好な切れ味を維 持するには、1日3回包丁を使用するならば、月に一回程度の割合で刃砥ぎを行 わなければならず、非常に面倒な作業となっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のように、流し台の下の開閉扉に包丁を収納した場合、幼 児が扉を開け、包丁を取り出す危険性が伴う。また、急いで調理する場合の包丁 の選択において不便が大きい。特に、一種類の料理を作るために、種類の異なる 包丁を利用する場合などには、使用した包丁を、一々包丁保持部にしまい込むの は面倒であり、また、野菜の皮むき(ピーラー)や果物の芯抜き、料理はさみ等 の刃物類も、使用の度に引き出しから出して使用するのは煩雑である。そこで、 使用した包丁等を水洗いした後、流し台上に一時的に置いておくことが通常良く あるが、この無造作に置かれた包丁は非常に危険であり、かつ不衛生である。
【0006】 また、刃物の切れ味が悪くなった場合でも、急いで調理したい場合等は、一々 刃物を砥ぐことは面倒であるため、切れ味が悪くても我慢して使うことが多いが 、刃砥ぎを数回往復させるだけで、簡単に切れ味を回復できるような、簡便な刃 砥ぎがあれば極めて利便である。
【0007】 さらに、はさみや、流し台の上等に刃物収納ケースを置く場合、調理中に調理 している者の手や肘などがあたって倒れる危険性があるが、このような場合に簡 単に倒れない構造のものが要求される。
【0008】 そこで、本考案は、利便性、収納性が良く、かつ安全性、安定感に優れた刃砥 ぎ付き刃物収納ケースを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案の刃砥ぎ付き刃物収納ケースは、台座部と傾 斜部から構成され、前記台座部と傾斜部とが一体化した略L字形の刃砥ぎ付き刃 物収納ケースであって、水平方向に対し傾斜した細長形状の隙間からなる複数の 刃物収納部が設けられた傾斜部と、前記傾斜部の上面部に設けられた前記刃物の 柄部を係止して前記刃物を保持する複数の刃物差し込み口と、前記台座部に設け られたセラミックスリングからなる刃砥ぎとを少なくとも備えていることを特徴 とする。本考案の刃砥ぎ付き刃物収納ケースにおいては、さらに、前記台座部に 刃物収納部が設けられていることが好ましい。
【0010】 前記刃物収納部は、水平方向に対し傾斜した、刃物の刃部が差し込まれる複数 の細長形状の隙間からなり、前記刃部の差し込み方向を案内する。また、前記刃 物差し込み口は、前記傾斜部の上面部に形成され、前記差し込み口は開口されて いて、前記刃物の柄部を係止して前記刃物を保持する機能を有している。刃物収 納部の傾斜は、刃物の取り出しや収納が行い易いように、水平方向に対して直角 から台座部方向に傾斜するように構成されている。
【0011】 また、前記台座部又は前記傾斜部には、セラミックス製の刃砥ぎ手段が備えら れているので、包丁などの切れ味が悪くなった場合は、即座に切れ味を回復する ことができる。
【0012】 さらに、本考案の刃砥ぎ付き刃物収納ケースにおいては、前記刃物差し込み口 が、少なくとも一方の端部に突出部を有する長方形であることを特徴とする。こ れにより、指当て具がついた包丁(図4)の収納が容易となる。
【0013】 本考案によれば、包丁、はさみ、ピーラー等の刃物の収納や取りだしを簡単に 行うことができるとともに、切れ味が悪くなった刃物の切れ味を簡単に回復する ことができる。また、構造的にも安定感があるため、一般家庭の台所やレストラ ンで安心して使用できる。
【0014】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0015】 図1は、本考案の実施の形態に係る刃砥ぎ付き刃物収納ケース1を示す外観斜 視図である。図2は、刃砥ぎ付き刃物収納ケース1に、指当て具付き包丁8とピ ーラー9を刃物収納部5に収納し、はさみ10を台座部3に設けられた刃物収納 部6に収納した状態を示す斜視図である。
【0016】 本実施の形態に係る刃砥ぎ付き刃物収納ケース1は、図1に示すように、複数 の刃物を保持する傾斜部2と、傾斜部2の上面部に形成された前記刃物の柄部を 係止して前記刃物を保持する刃物差し込み口4と、台座部3に設けられた刃物収 納部6と、刃砥ぎ部17から構成されている。傾斜部2と台座部3とは全体が一 体化して形成されており、傾斜部2は水平に対して台座部方向にやや傾斜し、ケ ース1全体は略L字状を成している。また、傾斜部2の上面には、開口する刃物 差し込み口4が設けられている。まず、傾斜部に設けられた刃物収納部と刃物差 し込み口について詳述する。
【0017】 図1に示すように、長方形の刃物差し込み口4bと、突出部を有する長方形の 刃物差し込み口4a、4cが、刃物収納部5(差し込み口4aと連通する刃物収 納部のみ図示)の上面部に形成されているが、この差し込み口4の形状は、保持 対象となる刃物の刃部や、柄部の形状に基づいて定めることができる。ちなみに 、ここで説明する実施の形態では、図1に示す如く、寸法の異なる3種類の差し 込み口が、互いに平行に計3箇所に形成されている。差し込み口の数は、用途に 応じて適宜選択することができるが、利便性を考慮すると、図1の如く複数個設 けられていることが好ましい。これらの差し込み穴4は、刃物類の長さに対応し て形成された刃物収納部5と繋がっている。刃物差し込み口4a、4bは、図4 に示すような指当て具11の付いた包丁8を収納する場合に、前記指当て具11 を円滑に収納するため、長方形の少なくとも一端に突出部が設けられている。前 記突出部は、指当て具のない包丁を収納する場合は、あっても無くてもよい。
【0018】 なお、差し込み穴4、刃物収納部5は、複数形成されているが、各部等の基本 的な構造は同一であるため、以下の説明では、各一つを例にとって説明する。
【0019】 図1に示すように、刃物収納部5は、差し込み口4と繋がっている。差し込み 口は、図4に示す刃物8の柄部13の断面積よりも小さいため、刃物は差し込み 口に引っ掛かって係止される。刃物収納部5は、内部に刃物8の刃部12が挿通 する隙間を有し、隙間は掃除がし易いように、刃物差し込み口から刃物収納部を 貫通している。図4に示す刃物8の刃部12は、刃物収納部5に嵌まり込む。こ の隙間は、刃物の挿通を円滑に行えるように、傾斜している。
【0020】 また、図3は、本考案にかかる刃砥ぎ付き刃物収納ケースの側面図である。刃 物収納部は、例えば、板状の木質材を分割し、この分割した木質材各々に、左右 対称となるように、細長形状の窪みを形成した後、再度分割した木質材を接着剤 で貼り合せる方法等により形成する。細長形状の窪みの一端は、刃物差し込み口 を形成するようにする。それにより、内部に刃物8、9の刃部12、14が挿通 する隙間が形成される。差し込み口は、木質材であるため、刃先を傷付けること がない。また、刃物収納部は、隙間に差し込まれた刃物8、9の刃部12、14 を挟持し、傷付けることなく保持する。なお、刃物収納部ならびに刃物収納ケー スは、木質材を貼り合わせて一体化する方法のほか、適宜木質材をくり貫く方法 によっても作製することができる。
【0021】 次に、図3を用いて、台座部に設けられた刃砥ぎ部17について説明する。本 実施の形態では、台座部3前方に、セラミックス製砥ぎリングを備えた刃砥ぎ用 の溝7が設けられている。セラミックス製砥ぎリング16は、図3に示すように 、刃砥ぎ用の溝7の両側に、前記溝と直角に2個設けられており、刃物を刃砥ぎ 用の溝7に挿入し、砥ぎリング16にあてた後に、左右又は前後方向に真っ直ぐ 引くことによって、刃物の刃先が研磨される。なお、刃砥ぎ部17は、別体とし て作製した後に、台座部3に予め設けた凹部に嵌め込むことにより、形成可能で ある。
【0022】 また、本実施の形態に係る刃砥ぎ付き刃物収納ケース1は、さらに、台座部3 に刃物収納部6が設けられていることが好ましい。台座部3に設ける刃物収納部 6の個数や形状は、特に制限されない。本実施の形態では、図2に示すように、 略L字形に形成された鋭角のコーナーに刃物収納部6を設け、ここにはさみ10 などを収納する。前記鋭角のコーナーに刃物収納部を設けることにより、収納が 安定するとともに、傾斜部に設けた刃物収納部の刃物を出し入れする際に邪魔に ならず、また、砥ぎリングを使用する際にも、邪魔にならずに刃砥ぎをすること ができる。
【0023】 本考案に係る刃砥ぎ付き刃物収納ケース1を使用する場合、例えば、図2に示 すように、刃砥ぎを手前にして、斜め前方へ刃物を差し込むことができるよう、 台上に設置する。この状態で差し込み口は、図1の如く上方を向き、刃物収納ケ ース1を設置する面と略平行に設けられている。また、台座方向に向かって斜め に傾斜し、斜め上方を向くように設けられていてもよい。
【0024】 このような状態で保持された刃物8、9、10は、必要に応じて適宜抜き取ら れ、使用される。つまり、わざわざ引き出しを開けたり、流しの下の開きを開い て刃物を片付ける必要が無くなり、利便性が向上する。また、台座部や傾斜部は 木質材で形成されているため、衛生的であり、かつ安定感がある。また、刃物収 納部の下部はスペースが空いているため、掃除がし易い。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したとおり、本考案によれば、複数の刃物類の収納と迅速な取り出し 、及び簡便な刃砥ぎが可能となり、利便性が向上する。また、収納時に刃物類が 刃物収納部によって収納状態が保持されるため、収納された複数の刃物類のぶつ かりを防ぎ、かつ安定させることができる。さらに、人体の一部がぶつかっても 容易に倒れない構造を有しているため、安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態1に係る刃砥ぎ付き刃物収
納ケースの外観斜視図である。
【図2】本考案の実施の形態1に係る刃砥ぎ付き刃物収
納ケースに刃物を収納した状態を示す図である。
【図3】本考案の実施の形態1に係る刃砥ぎ付き刃物収
納ケースの側面図である。
【図4】刃物の一例(包丁)を示す図である。
【図5】刃物の一例(ピーラー)を示す図である。
【符号の説明】
1 刃砥ぎ付き刃物収納ケース 2 傾斜部 3 台座部 4 刃物差し込み口 5、6 刃物収納部 7 刃砥ぎ用溝 8 刃物(包丁) 9 刃物(ピーラー) 10 刃物(はさみ) 11 包丁の指当て具 12 刃(包丁) 13 柄(包丁) 14 刃(ピーラー) 15 柄(ピーラー) 16 砥ぎリング 17 刃砥ぎ部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台座部と傾斜部から構成され、前記台座
    部と傾斜部とが一体化した略L字形の刃砥ぎ付き刃物収
    納ケースであって、水平方向に対し傾斜した細長形状の
    隙間からなる複数の刃物収納部が設けられた傾斜部と、
    前記傾斜部の上面部に設けられた前記刃物の柄部を係止
    して前記刃物を保持する複数の刃物差し込み口と、前記
    台座部に設けられたセラミックスリングからなる刃砥ぎ
    とを少なくとも備えていることを特徴とする刃砥ぎ付き
    刃物収納ケース。
  2. 【請求項2】 さらに、前記台座部に刃物収納部が設け
    られている請求項1に記載の刃砥ぎ付き刃物収納ケー
    ス。
  3. 【請求項3】 前記刃物差し込み口が、少なくとも一方
    の端部に突出部を有する長方形である請求項1又は2に
    記載の刃砥ぎ付き刃物収納ケース。
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