JP3080686U - 立毛編地及びその編地を生産するダブルニードルバー経編機 - Google Patents

立毛編地及びその編地を生産するダブルニードルバー経編機

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JP3080686U JP2001000499U JP2001000499U JP3080686U JP 3080686 U JP3080686 U JP 3080686U JP 2001000499 U JP2001000499 U JP 2001000499U JP 2001000499 U JP2001000499 U JP 2001000499U JP 3080686 U JP3080686 U JP 3080686U
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ステファン ユング,
ハンス−ユルゲン ブリュム,
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Karl Mayer Textilmaschinenfabrik GmbH
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】経編された基布組織と、基布組織から***し、
基布組織に保持された離間するパイル糸とを備える立毛
編地の生産に使用されるダブルニードルバー経編機を提
供する。 【解決手段】後基布組織13を生産する後ニードルバー2
に割り当てられた糸ガイド5と、前基布組織12を生産す
る前ニードルバー1に割り当てられた糸ガイド5と、パイ
ル糸8,9を後及び前ニードルバー1,2に交互に供給する
パイル糸ガイドL3,L4とを備える。糸ガイド5を制御す
る制御装置Sは、対応する他のニードルバー1,2への2
コース間のパイル糸8,9が後又は前基布組織12,13にル
ープとして少なくとも2回編み込まれるように構成され
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本願考案は、基布組織から***する離間したパイル糸を有する経編された基布 組織を備える編成された立毛編地に関し、また、そのように編成される編地を生 産し、後(裏)基布組織を生産するための後ニードルバーに割り当てられた糸ガ イド(ガイドフィンガー)と、前(表)基布組織を生産するために前ニードルバ ーに割り当てられた糸ガイド(ガイドフィンガー)と、前記後及び前ニードルバ ーに交互にパイル糸を供給するパイル糸ガイド(パイルガイドフィンガー)と、 前記糸ガイド(ガイドフィンガー)を制御する制御装置とを備えるダブルニード ルバー経編機に関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
知られている全ての編成された立毛編地にあっては、立毛パイルは、比較的容 易に前記基布組織から引き抜かれる。これは、特に、200 dtex未満のパイル糸材 料である。適切な後処理によって、例えば、編成された編地のヒートセットによ って、引き抜き抵抗を或る程度増大することができる。しかし、これは立毛を有 する編地の多くの適用分野においては十分とは言えない。
【0003】 特別な適用としては、立毛の動物等を生産するために使用されるおもちゃの立 毛である。特に、幼児は立毛の動物で遊び、口に入れるので、立毛パイルが基布 組織から外れ、その合成繊維フィラメントが子供の胃に達することがある。それ から、胃酸が前記合成繊維から軟化剤を引き出し、該軟化剤は、固化し、ガラス と同程度に硬化する。これは、胃腸障害に至り得る。
【0004】 立毛編地の他の最終消費にとっても、立毛パイルのより高い引き抜き抵抗は、 品物の品質を大いに向上させるために望ましいことである。
【0005】 本願考案の目的は、上述したような編成された立毛編地のために、立毛パイル の高い引き抜き抵抗を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本願考案によれば、この課題は、2つの脱出位置毎の間でパイル糸を基布組織 にループとして少なくとも2回編み込むことによって、同様の種類の編成された 編地に対して解決される。
【0007】 この編成された編地にあっては、全ての立毛パイルは、少なくとも2つのルー プに編み込むことによって得られる。引き抜きは、ほとんど不可能である。
【0008】 前記パイル糸を、2つの脱出位置毎の間で前記基布組織にループとして少なく とも3回編み込むことは、特に有利である。これは、特に強靭な編み込みをもた らす。
【0009】 前記パイル糸をオープン又はクローズドピラーステッチとして配することは、 賢明である。
【0010】 更なる実施形態において、前記パイル糸のループは、千鳥状のオープン又はク ローズドピラーステッチとして配することが可能である。
【0011】 前記基布組織は、好都合なことにダブルトリコット又はシャルムーズからなる 。これは、弾力性がある基布組織をもたらす。
【0012】 これに代えて、前記基布組織が、強い基布組織をもたらすピラーステッチ及び 緯糸からなるならば、それもまた有利である。
【0013】 本願考案は、更に、上述したようなダブルニードルバー経編機を含み、その制 御装置は、対応するその他のニードルバーへのコース間の前記パイル糸が前基布 組織にループとして少なくとも2回編み込まれるように構成される。
【0014】 前記パイル糸が、その後で、立毛パイルを形成する前記立毛に、切断によって 変化されるので、前記パイル糸は、張力に従い、行なわれる前記立毛パイルの引 き抜き抵抗は、特段の重要性を有する。
【0015】 前記制御装置は、前記パイル糸を配することを担い、且つ、前記パイル糸の両 方と、前記基布組織糸との配置が望ましい方法で実施されるように構成される。
【0016】
【考案の実施の形態】
本願考案は、図面を参照して実施形態の好ましい例によって以後に記述される 。
【0017】 図1は、前(V)ニードルバー1と、後(H)ニードルバー2とを備えるダブルニ ードルバー経編機の編成領域を示している。対応する編針(ラッチニードル)3 ,4、並びにその他の編成要素は、編成領域において単に概略的に輪郭を描いて ある。6つのガイドバーL1〜L6には、6枚の糸シートをニードルバー1,2の針3 ,4に供給する糸ガイド(ガイドフィンガー)5が設けられている。ガイドバーL1 ,L2の糸6,7は、前基布組織12を形成し、ガイドバーL5,L6の糸10,11は、後基 布組織13を形成する。ガイドバーL3,L4によって供給されるパイル糸8,9は、ニ ードルバー1上へと、いま一つのニードルバー2上へと交互に配され、このように して、パイル糸が緊張された中間領域14を生成する。この領域14は、例えばセン ターカット機によって後に切断されるので、前記パイル糸は、各々の側において 所望する立毛を形成する立毛パイルとなる。制御装置Sは、ニードルバーL1〜L6 を制御する。それは、後述されるラッピングが得られるように構成されている。
【0018】 以後のラッピングの図では、直線から直線まで、前記ラッピングは、前(V) ニードルバー1上と、後(H)ニードルバー2上とで交互に示されていることを知 ることは重要である。
【0019】 図2は、ガイドバーL3,L4によって編成されるパイル糸8,9を示し、該パイル 糸は、ここでは、オープンピラーステッチとして編成されている。対応する他の ニードルバーへの2コース毎の間で2つのパイル糸ループ18,19が基布組織に編 み込まれ、それによって、前記パイル糸が堅固に固定されることを提供すること は重要である。
【0020】 図3に係る実施形態において、状況は類似しているが、ここでのパイル糸は、 千鳥状のオープンピラーステッチとして編成される。
【0021】 図4に係る実施形態において、3つのループ18,19,及び20でさえ、2つの連 続したコース16,17間の基布組織に編み込まれ、該基布組織における前記パイル 糸の更に強い固定をもたらす。
【0022】 図5においても、ガイドバーL3,L4は、前記基布組織の対応する他側への連続 したコース間で、3つのループ18,19,及び20が形成されるように、パイル糸8 ,9を配し、前記基布組織に前記パイル糸を編み込む。主な違いは、両方の水平 な直線の間で表わされるリピートが経編機の20編成コースを含み、一方、図2, 図3,及び図4に与えられる実施形態の例において、10又は12編成コースは、そ れぞれ1リピートを形成するという事実にある。
【0023】 図示のように、前記パイル糸は、部分的にオープン又はクローズドループとし て編成される。さらに、前基布組織12におけるピラーステッチのように、ガイド バーL2が前基布組織糸7を供給すること、及び前記後基布組織におけるオープン ピラーステッチのように、ガイドバーL5が後基布組織糸10を供給することが示さ れている。ここでは、ガイドバーL1及びL6が図8に示すように緯糸を配すると理 解される。
【0024】 図6は、ピラーステッチのように編成されたループを有する単一のパイル糸を 示している。表面に所望する立毛が現れた立毛パイルが形成されるように、前記 基布組織の一側から他側へのコース16,17は、編成処理後に切断装置15によって 切断される。
【0025】 前記前及び後基布組織には、多くの(殆どが公知である)ラッピングが適して いる。図7は、例えば、前基布組織にあって、反対の方向にアンダーラップをな し、同一の方向にオーバーラップをなすダブルトリコットを示す。これは、例え ば、おもちゃの立毛に使用される得る弾力性のある基布組織をもたらす。
【0026】 図8は、ガイドバーL2によって形成されたオープンピラーステッチと、ガイド バーL1によって形成された部分的な緯糸とからなる基布組織を示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願考案に係るダブルニードルバー経編機の
編成領域の概略の断面図である。
【図2】 第1の実施形態に係るパイル糸の編組織を示
す図である。
【図3】 第2の実施形態に係るパイル糸の編組織を示
す図である。
【図4】 第3の実施形態に係るパイル糸の編組織を示
す図である。
【図5】 両方の基布組織のピラーステッチと共に、第
4の実施形態の編組織を示す図である。
【図6】 本願考案の実施形態に係る単一パイル糸のコ
ースを示す図である。
【図7】 基布組織糸の編組織を示す図である。
【図8】 本願考案の第2の実施形態に係る基布組織糸
の編組織を示す図である。
【符号の説明】
1 前ニードルバー 2 後ニードルバー 3 編針 4 編針 5 ガイドブロック(ガイドフィンガー) 6 前基布組織糸 7 前基布組織糸 8 パイル糸 9 パイル糸 10 後基布組織糸 11 後基布組織糸 12 前基布組織 13 後基布組織 14 中間領域 15 切断装置 16 コース 17 コース 18 パイル糸ループ 19 パイル糸ループ 20 パイル糸ループ L1〜L6 ガイドバー S 制御装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月19日(2001.4.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ユング, ステファン ドイツ 63179 オーベルツハウゼン シ ラーシュトラーセ 9 (72)考案者 ブリュム, ハンス−ユルゲン ドイツ 63512 ハインブルク アイヒェ ンドルフシュトラーセ 10

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 経編された基布組織を有し、該基布組織
    から***する離間したパイル糸を該基布組織に編み込ま
    れた立毛編地において、 前記パイル糸は、2つの脱出位置毎の間で前記基布組織
    にループとして少なくとも2回編み込まれていることを
    特徴とする立毛編地。
  2. 【請求項2】 前記パイル糸は、2つの脱出位置毎の間
    で前記基布組織にループとして少なくとも3回編み込ま
    れていることを特徴とする請求項1記載の立毛編地。
  3. 【請求項3】 前記パイル糸のループは、オープンピラ
    ーステッチ又はクローズドピラーステッチとして配され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載の立毛編
    地。
  4. 【請求項4】 前記パイル糸のループは、千鳥状のオー
    プン又はクローズドピラーステッチとして配されている
    ことを特徴とする請求項3記載の立毛編地。
  5. 【請求項5】 前記基布組織は、ダブルトリコット又は
    シャルムーズからなることを特徴とする請求項1又は2
    記載の立毛編地。
  6. 【請求項6】 前記基布組織は、ピラーステッチ及び緯
    糸からなることを特徴とする請求項1又は2記載の立毛
    編地。
  7. 【請求項7】 後基布組織を生産する後ニードルバーに
    割り当てられた糸ガイドと、前基布組織を生産する前ニ
    ードルバーに割り当てられた糸ガイドと、前記パイル糸
    を前記後及び前ニードルバーに交互に供給するパイル糸
    ガイドと、前記糸ガイドを制御する制御装置とを備える
    編成された立毛編地を生産するダブルニードルバー経編
    機において、 前記制御装置(S)は、対応する他のニードルバー(1,
    2)への2コース(16,17)間の前記パイル糸(8,9)
    が前記後又は前基布組織(12,13)にループ(18,19)
    として少なくとも2回編み込まれるように構成されてい
    ることを特徴とするダブルニードルバー経編機。
  8. 【請求項8】 前記制御装置(8)は、2コース(16,1
    7)間の前記パイル糸(8,9)がループ(18,19,20)
    として少なくとも3回編み込まれるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項7記載のダブルニードルバー
    経編機。
  9. 【請求項9】 前記制御装置(S)は、前記パイル糸の
    ループ(18,19)がオープン又はクローズドピラーステ
    ッチ(図2及び図3)として配されるように構成されて
    いることを特徴とする請求項7又は8記載のダブルニー
    ドルバー経編機。
  10. 【請求項10】 前記制御装置(S)は、前記パイル糸
    のループ(18,19)が千鳥状のオープン又はクローズド
    ピラーステッチ(図3)として配されるように構成され
    ていることを特徴とする請求項9記載のダブルニードル
    バー経編機。
  11. 【請求項11】 前記制御装置(S)は、前記前及び後
    基布組織(12,13)がダブルトリコット又はシャルムー
    ズ(図7)として配されるように構成されていることを
    特徴とする請求項7記載のダブルニードルバー経編機。
  12. 【請求項12】 前記制御装置(S)は、前記前及び後
    基布組織(12,13)が緯糸を有するピラーステッチ(図
    8)として配されるように構成されていることを特徴と
    する請求項7記載のダブルニードルバー経編機。
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