JP3077751U - 可撓性線状センサ - Google Patents

可撓性線状センサ

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JP3077751U
JP3077751U JP2000008175U JP2000008175U JP3077751U JP 3077751 U JP3077751 U JP 3077751U JP 2000008175 U JP2000008175 U JP 2000008175U JP 2000008175 U JP2000008175 U JP 2000008175U JP 3077751 U JP3077751 U JP 3077751U
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進 長安
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2軸または3軸方向に複雑に折り曲げること
ができ、そして可撓性線状体に被検知体が近接した場合
における電極間の静電容量の変化を感知する可撓性線状
センサを提供する。 【解決手段】 静電容量検出器5に接続される可撓性線
状センサ1であり、一対の導電性芯線2からなる電極を
絶縁材3で包囲した可撓性線状体4からなり、この可撓
性線状体4に被検知体が近接もしくは接触した場合にお
ける電極間の静電容量の変化を感知する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は可撓性線状センサに係り、詳しくは可撓性線状体に被検知体が近接し た場合における電極間の静電容量の変化を感知するもので、例えば床に設置する 入退室監視センサー、金庫の下敷に設置する盗難検知センサー、昇降機の挟まれ を検知するセンサー等に使用される可撓性線状センサに関する。
【0002】 従来のスイッチは、特開昭60−150517号公報に示されるように、ポリ エステルなどのフィルムに導電材を印刷しリード線を引き出したものの一対を微 小間隔をもって対向させ、これを上下方向より押圧することによって前記フィル ム上の導電材を接触させてスイッチONにするものがある。また、上記導電材を 印刷したポリエステルフィルム間に所定厚さの絶縁スペーサを介在させたスイッ チも提案されている。 更に、可撓性を有する一対の樹脂フィルム間に上下電極板を重ねて介在し、上 記電極板間に絶縁スペーサを配置して上下電極板間に空間部を設けたシート状ス イッチがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、樹脂のフィルムに導電材を印刷したものは、ポリエステルなどのフィ ルムを撓ましてスイッチのON、OFFを行うので、その回数を重ねることによ ってどうしてもフィルムは疲労してしまったり、更には過荷重によって破損して しまうという問題があった。また、このスイッチは、動作荷重をはるかに越える 重荷重が加わったとき、ポリエステルフィルムが塑性変形して電極同志が密接し て復元性がなくなり、また導電性塗料が圧縮力によって破損する問題もあった。
【0004】 更に、従来の電極では、上電極と下電極が互いに交叉するライン電極が荷重を 受けると接触して通電するが、広い面積を感知させる場合には上電極と下電極間 に絶縁材を介在させているため、スイッチが受ける力の方向によっては直接絶縁 材上に力が働く場合もあり、このときにはスイッチが作動しなくなる問題があっ た。また、上記のスイッチを2軸または3軸方向に複雑に折り曲げた場合には、 電極同士が接触してスイッチの機能を損なう問題があった。
【0005】 本考案はこのような従来のスイッチの問題点を改善するものであり、2軸また は3軸方向に複雑に折り曲げることができ、そして可撓性線状体に被検知体が近 接した場合における電極間の静電容量の変化を感知する可撓性線状センサを提供 することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的に適合する本願請求項1記載の考案では、静電容量検出器に接続され る可撓性線状センサであり、一対の導電性芯線からなる電極を絶縁材で包囲した 可撓性線状体からなり、該可撓性線状体に被検知体が近接もしくは接触した場合 における電極間の静電容量の変化を感知する。 上記センサでは、コーナー部のような設置場所でも2軸または3軸方向に折り 曲げて設置することができ、あらゆる方向からの被検知体の近接もしくは接触を 静電容量の変化によって検知することができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照し、本考案の実施例を説明する。 図1は本考案に係る可撓性線状センサの全体図、そして図2は図1のA−A断 面図である。 これによると、本考案に係る可撓性線状センサ1は、リン青銅、銅等からなる 一対の導電性芯線2、2が間隔を置いて平行に配置され、そしてその周囲が非通 電性の天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、水 素化ニトリルゴム、EPDM等のゴム発泡体、ウレタンフォーム、ポリエチレン 、PET、塩化ビニル等の熱可塑性樹脂の発泡体からなる可撓性の絶縁材3によ って包囲された可撓性線状体4になっている。 そして、一対の導電性芯線2、2は静電容量の変化を検出する静電容量検出器 5に接続され、被検知体が配置された可撓性線状センサ1に近接もしくは接触し たときに静電容量の変化を感知することができる。
【0008】 具体的には、2芯のケーブル電線からなる一対の導電性芯線2、2を塩化ビニ ルの絶縁材3で被覆したからなる可撓性線状体を該2芯のケーブル電極を静電容 量検出器5に接続したもので、被検知体、例えば人間、動物などが可撓性線状体 に直接触れたり、近接したとき、静電容量が変化して検出信号が出るようになっ ている。
【0009】 導電性芯線2、2の太さは、特に限定されないが、絶縁材3の厚さは0.1〜 20mmが好ましく、可撓性が維持される範囲であればよい。 上記可撓性線状センサ1は2軸または3軸方向に曲げて設置することも可能で あり、またコーナー部にも取付け可能になり、あらゆる方向からの被検知体の近 接もしくは接触を静電容量検出器5と組み合わせて検知することができる。
【0010】 静電容量検出器5が被検知体の近接もしくは接触を検知しようとする場合、そ の一例として一対の導電性芯線2、2間に、静電容量が一定以上になったことを 検知して判別表示する検出回路が設けられ、また一対の導電性芯線2、2間には 所定の電圧が印加されている。被検知体がつくる静電容量をC2、可撓性線状セ ンサ1ンサ1の静電容量をC1とすると、被検知体が可撓性線状センサ1側へ近 接すると静電容量C2が変化し、これに伴って静電容量(C1+C2)も変化し て、出力電圧の変化量として被検知体の近接を検知する。
【0011】
【考案の効果】
以上のように本願では、静電容量検出器に接続される可撓性線状近接センサで あり、一対の導電性芯線からなる電極を絶縁材で包囲した可撓性線状体からなり 、該可撓性線状体に被検知体が近接もしくは接触した場合における電極間の静電 容量の変化を感知するものであり、たとえ設置場所が2軸または3軸方向になっ ても曲げることによって設置でき、そしてあらゆる方向からの被検知体の近接も しくは接触を静電容量の変化によって検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る可撓性線状近接センサの全体図で
ある。
【図2】図2は図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 可撓性線状近接センサ 2 導電性芯線 3 絶縁材 4 可撓性線状体 5 静電容量検出器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電容量検出器に接続される可撓性線状
    接センサであり、一対の導電性芯線からなる電極を絶縁
    材で包囲した可撓性線状体からなり、該可撓性線状体に
    被検知体が近接もしくは接触した場合における電極間の
    静電容量の変化を感知することを特徴とする可撓性線状
    センサ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011503518A (ja) * 2006-11-27 2011-01-27 イデント テクノロジー アーゲー 近傍電界の吸収による体の一部の検出のための装置
JP2017215176A (ja) * 2016-05-31 2017-12-07 株式会社クラベ 静電容量検知線及びその応用品

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