JP3077355U

JP3077355U - 無線或いは有線制御補助ボタン発信機構

Info

Publication number: JP3077355U
Application number: JP2000007641U
Authority: JP
Inventors: 余文雄
Original assignee: 精模科技股▲ふん▼有限公司
Priority date: 2000-10-25
Filing date: 2000-10-25
Publication date: 2001-05-18
Anticipated expiration: 2006-10-25

Abstract

(57)【要約】【課題】携帯電話を手に持たずに発信、通話可能な機
能を達成することができる無線（有線）制御補助ボタン
発信機構を提供する。【解決手段】主にボタン装置、携帯電話補助発信装置
を含む。該ボタン装置は発信信号を有線、或いは無線方
式により、遠方の携帯電話補助発信装置に伝送し、信号
受信コントローラーにより、信号に従い順番に、ＸＹ軸
スライドアームを定点座標位置までスライドする。該Ｘ
Ｙ軸スライドアーム交差点位置に設置するプッシュモジ
ュールは、指令を受け、垂直に携帯電話ボタンを押す。
該プッシュモジュールは電磁鉄の強力電流作用を利用
し、携帯電話のボタンを吸着し、下方に押すことができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は一種の無線（有線）制御補助ボタン発信機構に関する。特に一種の有線、或いは無線方式により、ＸＹ軸スライドアーム枠フレームボタンシステムを制御し、携帯電話を手に持たずに発信、通話可能な機能を達成することができる無線（有線）制御補助ボタン発信機構に係る。

【０００２】

【従来の技術】

公知の携帯電話には、既に音声を利用した発信制御設計があるが、音声識別が困難で、背景雑音の消去が難しい等の困難があった。さらに、携帯電話の電磁波は人体に悪影響を及ぼす恐れがあるため、携帯電話を手に持っての長時間の使用は望ましくない。よって、プッシュボタンによる携帯電話の発信に使用者が集中できない状況においては、使用安全問題が発生する。そのため、発信に当たり必ず手に持たなければならない公知携帯電話の欠点を改善し、手に持つ必要のない補助発信システムをいかにして設計するかは重要な問題である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記公知構造の欠点を解決するため、本考案は無線（有線）制御補助ボタン発信機構の提供を課題とする。それは、有線、或いは無線方式により、ＸＹ軸スライドアーム枠フレームボタンシステムを制御し、携帯電話を手に持たずに発信、通話可能な機能を達成することができ、かつ、公知の技術の欠点を確実に改善可能で、携帯電話ボタン発信の使用状態を向上させることができる。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

上記課題を解決するため、本考案は下記の無線（有線）制御補助ボタン発信機構を提供する。それは主に、ボタン装置、携帯電話補助発信装置を含み、該携帯電話補助発信装置、及び携帯電話はカバー台内に設置する。使用者は該ボタン装置を利用し、発信信号を有線、或いは無線方式により、遠方の携帯電話補助発信装置に伝送する。次に、信号受信コントローラーにより、信号に従い順番に、ＸＹ軸スライドアームを定点座標位置までスライドする。さらに、該ＸＹ軸スライドアーム交差点位置に設置するプッシュモジュールは、指令を受け、Ｚ字に沿って垂直に携帯電話ボタンを押し、携帯電話を手に持たずに発信、通話可能な機能を達成する。該プッシュモジュールは電磁鉄の強力電流作用を利用し、携帯電話のボタンを吸着し、下方に押すことができる。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図１、２、３、４、５、６が示すように、本考案は主にボタン装置１０、携帯電話補助発信装置２０を含む。該携帯電話補助発信装置２０、及び携帯電話３０はカバー台４０内に設置する。該ボタン装置１０はボタン１１、及び字キー信号処理機１５により組成する。該ボタン１１は携帯電話ボタンの矩形排列に対応し、これにより、各ボタンが発信する信号を該字キー信号処理機１５を経由し、ボタン編集信号に編成する。さらに、有線、或いは無線発信機１２により、該字キー信号を遠方の該携帯電話補助発信装置２０に伝送する。こうして、携帯電話の自動補助発信作用を達成し、電源供給機１３は信号処理に必要とする直流電圧を提供する。

【０００６】該携帯電話補助発信装置２０は、信号受信コントローラー２１、一組のＸＹ軸スライドアーム２６、２７、プッシュモジュール２８により組成する。該信号受信コントローラー２１は有線、或いは該無線発信機１２が受信したボタン編集に対して、逐一対応させ、ボタン位置の座標データ（Ｐｘ、Ｐｙ）に編入する。かつ、該各ボタン位置の座標データ（Ｐｘ、Ｐｙ）は、携帯電話３０のボタン３１のＸＹ軸座標位置にそれぞれ対応する。続いて、該信号受信コントローラー２１は受信したボタン編集信号、及び対応するボタン位置の座標データ（Ｐｘ、Ｐｙ）に基づき、順番に、垂直に設置する二組のステップモーター２４、及びその軸端を連動するネジ２５を制御駆動する。該二本のネジ２５は順番に、一組のＸＹ軸スライドアーム２６、２７をそれぞれ伝動し、縦横座標位置の移動を行う。しかも、該ＸＹ軸スライドアーム２６、２７の交差点位置の垂直Ｚ軸は、ＸＹ軸枠フレーム平台の座標位置に対応する。これにより、該ボタン編集信号、及び対応するボタン位置の座標データ（Ｐｘ、Ｐｙ）は、該ＸＹ軸スライドアーム２６、２７を定点座標位置まで伝動し（図５、６参照）する。該ＸＹ軸スライドアーム２６、２７の交差点座標がボタン位置までスライドした時、該信号受信コントローラー２１は該プッシュモジュール２８を駆動し、これにより、該ＸＹ軸スライドアーム２６、２７側面に平行に設置する携帯電話３０に対して、自動補助発信動作を行う。電源供給機２３はボタン発信システムが必要とする直流電圧を提供する。

【０００７】該プッシュモジュール２８はプッシュ板２８１、プッシュ部品２８６を含む。該プッシュ部品２８６はバネ２８７に嵌設後、該ＸＹ軸スライドアーム２６、２７のプッシュ部品２８６底端は円弧状のプッシュヘッド２８８構造で、これにより、該携帯電話のボタン３１交差点座標の垂直Ｚ軸位置まで、一体にスライドし組み合わされる。該プッシュ部品２８６に対応し、垂直に下向きに押し、自動補助発信動作を行う（図４参照）。該プッシュ部品２８６に位置する頂点面は、該ＸＹ軸スライドアーム２６、２７と平行に設置する該プッシュ板２８１で、該プッシュ板２８１は該ＸＹ軸スライドアーム２６、２７に相対し、Ｚ軸方向に沿って、、該カバー台４０内の数個の定位台２８４間において垂直にスライドする。該数個の定位台２８４内において、位置を回復するバネ２８５により、それぞれ上向きに該プッシュ板２８１を支え、該プッシュ板２８１は未発信状態を呈する（図３参照）。

【０００８】該数個の定位台２８４側端において数個の電磁鉄２８３を設置し、これにより該プッシュ板２８１側端は該電磁鉄２８３が通電し発生する磁力を受け吸着、解放作用を受ける。さらに、該プッシュ板２８１を吸着し、下方に押し、以って該プッシュ部品２８６を押し、こうして、自動補助発信動作を行う。該プッシュモジュール２８、及び該ＸＹ軸スライドアーム２６、２７は、該カバー台４０内において装置、定位される。これにより、該携帯電話３０はそのボタン３１面を該プッシュモジュール２８に向け、平該カバー台４０内に平直に挿入し、装置する。こうして、自動補助発信動作を行うことができる。

【０００９】別に、各種形態の携帯電話３０のそれぞれ異なるボタン３１の座標位置に対しては、その対応するボタン位置の座標データ（Ｐｘ、Ｐｙ）のプログラムの設定を換えることにより、適用することができる。また、本考案補助ボタン発信システムは、使用者が自身で選択するあらゆるオンフック設備を組み合わせることができ、携帯電話の補助発信、及び通話機能を具体的に増進することができる。

【００１０】次に図７、８、９が示すように、本考案の別のプッシュモジュール２９の実施例では、該プッシュモジュール２９のプッシュ柱２９６は、バネ２９７、及びフレーム板２９１を穿通し嵌設後、該ＸＹ軸スライドアーム２６、２７の交差点座標の垂直Ｚ軸位置まで、一体にスライドし組み合わされる。該プッシュ柱２９６底端は円弧状のプッシュヘッド２９８構造で、これにより、該携帯電話３０のボタン３１に対応し、垂直に下向きに押し、自動補助発信動作を行う（図９参照）。該フレーム板２９１上には数個の電磁鉄２９３を装置し、これにより該プッシュ柱２９６頂端底面は該電磁鉄２９３が通電し発生する磁力を受け吸着、解放作用を受け、さらに、該プッシュ柱２９６を吸着し、下方に押し、以って該携帯電話３０のボタン３１を押し、こうして、自動補助発信動作を行う。

【００１１】

【考案の効果】

本考案補助ボタン発信システムは、有線、或いは無線方式により、ＸＹ軸スライドアーム枠フレームボタンシステムを制御し、携帯電話を手に持たずに発信、通話可能な機能を達成することができる。かつ、本考案補助ボタン発信システムは、公知の技術の欠点を確実に改善可能で、携帯電話ボタン発信の使用状態を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案発信システムのブロックチャートであ
る。

【図２】本考案携帯電話補助発信装置の立体分解指示図
である。

【図３】携帯電話のボタンが押されず、信号が未発信の
状態を示す図２の組合せ構造断面図である。

【図４】携帯電話のボタンが押され、信号発信の状態を
示す図２の組合せ構造断面図である。

【図５】携帯電話ボタン１の発信待機状態を示す、本考
案のＸＹ軸スライドアーム枠フレームが携帯電話ボタン
に対応する構造指示図である。

【図６】携帯電話ボタン９の発信待機状態を示す、本考
案のＸＹ軸スライドアーム枠フレームが携帯電話ボタン
に対応する構造指示図である。

【図７】携帯電話補助発信装置の第二実施例の立体分解
指示図である。

【図８】携帯電話ボタンの押されていない状態を示す、
第二実施例の局部組合せ構造の断面図である。

【図９】携帯電話ボタンが押された状態を示す、第二実
施例の局部組合せ構造の断面図である。

【符号の説明】

１０ボタン装置１１ボタン１２無線発信機１３電源供給機１５字キー信号処理機２０携帯電話補助発信装置２１信号受信コントローラー２２無線受信機２３電源供給機２４ステップモーター２５ネジ２６ＸＹ軸スライドアーム２７ＸＹ軸スライドアーム２８プッシュモジュール２８１プッシュ板２８３電磁鉄２８４定位台２８５バネ２８６プッシュ部品２８７バネ２８８プッシュヘッド２９プッシュモジュール２９１フレーム板２９３電磁鉄２９６プッシュ柱２９７バネ２９８プッシュヘッド３０携帯電話３１ボタン４０カバー台

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１２年１１月２２日（２０００．１１．
２２）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】考案の名称

【補正方法】変更

【補正内容】

【考案の名称】無線或いは有線制御補助ボタン発
信機構

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】主にボタン装置、携帯電話補助発信装置を
含み、該携帯電話補助発信装置、及び携帯電話はカバー
台内に設置し、該ボタン装置はボタン、及び字キー信号
処理機により組成し、該携帯電話補助発信装置は、信号
受信コントローラー、一組のＸＹ軸スライドアーム、プ
ッシュモジュールにより組成し、該信号受信コントロー
ラーは該ボタン装置が伝送するボタン編集信号に基づ
き、順番に、該ＸＹ軸スライドアームを縦横方向に移動
し定点座標位置までスライドし、これにより該プッシュ
モジュールを利用し、携帯電話の自動補助発信作用を達
成することを特徴とする無線（有線）制御補助ボタン発
信機構。
【請求項２】前記字キー信号処理機はボタン発信信号を
ボタン編集信号に編成し、前記携帯電話補助発信装置に
伝送することを特徴とする請求項１記載の無線（有線）
制御補助ボタン発信機構。
【請求項３】前記信号受信コントローラーは受信したボ
タン編集信号をボタン位置座標データに対応、編成し、
かつ携帯電話のボタン座標位置にそれぞれ対応すること
を特徴とする請求項１記載の無線（有線）制御補助ボタ
ン発信機構。
【請求項４】前記信号受信コントローラーは順番に、二
組のステップモーター、及びネジを制御駆動し、これに
より前記ＸＹ軸スライドアームをそれぞれ縦横方向に伝
動することを特徴とする請求項１記載の無線（有線）制
御補助ボタン発信機構。
【請求項５】前記プッシュモジュールはプッシュ板、プ
ッシュ部品を含み、該プッシュ部品はバネに嵌設後、前
記ＸＹ軸スライドアームの交差点座標であるＺ軸位置に
一体に組み合わされることを特徴とする請求項１記載の
無線（有線）制御補助ボタン発信機構。
【請求項６】前記プッシュ部品底端の円弧状プッシュヘ
ッドは、前記携帯電話のボタンに対応し、押すことを特
徴とする請求項５記載の無線（有線）制御補助ボタン発
信機構。
【請求項７】前記プッシュ板は数個のバネにより前記カ
バー台内の数個の定位台間において垂直にスライドし、
かつ前記プッシュ板は電磁鉄の磁力の吸着、解放作用を
受け、前記プッシュ部品を垂直に押すことを特徴とする
請求項５記載の無線（有線）制御補助ボタン発信機構。
【請求項８】前記プッシュモジュールのプッシュ柱は、
バネ、及びフレーム板を穿通後、前記ＸＹ軸スライドア
ームの交差点座標の垂直Ｚ軸位置まで、一体にスライド
し組み合わされることを特徴とする請求項１記載の無線
（有線）制御補助ボタン発信機構。
【請求項９】前記フレーム板上の数個の電磁鉄は前記プ
ッシュ柱に磁力吸着、解放作用を加え、これにより前記
プッシュ柱を吸着し、下方に押し、携帯電話のボタンを
押すことを特徴とする請求項８記載の無線（有線）制御
補助ボタン発信機構。