JP3076979B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3076979B2
JP3076979B2 JP09263849A JP26384997A JP3076979B2 JP 3076979 B2 JP3076979 B2 JP 3076979B2 JP 09263849 A JP09263849 A JP 09263849A JP 26384997 A JP26384997 A JP 26384997A JP 3076979 B2 JP3076979 B2 JP 3076979B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対の電子部品間
に挟まれて両部品間を電気的に接続するコネクタに関す
るものであり、一対の電子部品の例としてはランドを有
するLSIとプリント基板である。
【0002】
【従来の技術】実開平5−17946号公報に記載され
た従来の第1のコネクタについて図6〜図10を参照し
て説明する。
【0003】図6と図7に示されるように、一対のコン
タクト31,35は、同一形状であり、略U字型の板ば
ねから構成されている。コンタクト31,35の一端部
32,36はインシュレータ39に係止され、他端部3
3,37はコンタクト31,35相互間の接続及び係止
を行い、また、湾曲部34,38は一対の電子部品と接
触する。
【0004】図6に示されるように、インシュレータ3
9には、一対の電子部品の接続方向に貫通孔40が開け
られている。図6と図9に示されるように、貫通孔40
の両側には、それぞれ3個の突起41が設けられてい
る。
【0005】図6は、インシュレータ39の貫通孔40
に一対のコンタクト31,35が挿入された状態を示
す。一対のコンタクト31,35は、一端部32,36
を貫通孔40の各側の3個の突起41に係止されている
とともに、他端部33,37付近において相互に面接触
している。また、一対のコンタクト31,35の湾曲部
34,38は、貫通孔40から上下方向の外部に突出し
ている。一対のコンタクト31,35は、図6の状態で
は、まだ弾性変形していない。
【0006】図6の状態に位置する一対のコンタクト3
1,35の上下方向から一対の電子部品(図示せず)を
組み付けると、図10の状態に至る。一対のコンタクト
31,35は、弾性変形して他端部33,37において
相互に2点接触するとともに、湾曲部34,38が一対
の電子部品のランド(図示せず)と接触している。この
際、一対のコンタクト31,35は弾性変形して接続方
向に反発し合い、この反発力が一対のコンタクト31,
35相互間、及び、一対のコンタクト31,35の湾曲
部34,38と一対の電子部品のランドの接触力とな
る。
【0007】次に、同公報に記載された従来の第2のコ
ネクタについて図11と図12を参照して説明する。
【0008】図11に示されるように、一対のコンタク
ト51,56は、同一形状であり、略U字型の板ばねか
ら構成されている。コンタクト51,56の一端部5
2,57はインシュレータ61に係止され、他端部5
3,58は一対の電子部品と接触し、一方の平板部5
4,59はインシュレータ61に摺動接触し、また、他
方の平板部55,60は相互に摺動接触する。
【0009】図12に示されるように、インシュレータ
61には、一対の電子部品の接続方向に貫通孔62が開
けられている。貫通孔62の両側には、それぞれ1個の
突起63が設けられている。
【0010】図12の中央の貫通孔62には、一対のコ
ンタクト51,56が挿入されており、一端部52,5
7はインシュレータ61の各側の突起63に係止されて
いる。上下方向から一対の電子部品(図示せず)を組み
付けると、一対のコンタクト51,56の一方の平板部
54,59はインシュレータ61の貫通孔62の各壁面
に摺動接触し、また、他方の平板部55,60は相互に
摺動接触し、図12の右側の貫通孔62内の状態に至
る。従来の第2のコネクタの動作原理は、従来の第1の
コネクタのそれと同様である。
【0011】従来の第1のコネクタの一対のコンタクト
31,35は2点接触するのに対して、従来の第2のコ
ネクタの一対のコンタクト51,56は平面接触する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の第1のコネクタ
では、一対のコンタクト31,35が一対の電子部品と
接続するとき、湾曲部34,38が図6の位置から図1
0の位置へ左右方向に大きく移動する。このため、電子
部品のランドが小さいと、湾曲部34,38がランドか
ら位置ずれを起こす可能性がある。また、湾曲部34,
38と一対の電子部品のランドの接触力は、一対のコン
タクト31,35の傾斜による反発力に依存するため、
弱い。
【0013】従来の第2のコネクタでも、一対のコンタ
クト51,56の他端部53,58と一対の電子部品の
ランドの接触力は、一対のコンタクト51,56の傾斜
による反発力に依存するため、弱い。
【0014】そこで、本発明は、従来の両コネクタの欠
点を改良し、一対のコンタクトと一対の電子部品の接触
力が強く、しかも、一対のコンタクト間の接続特性が良
好なコネクタを提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、次の手段を採用する。
【0016】(1)一対の同一形状の板ばね製のコンタ
クトと、前記一対のコンタクトが逆さまに対向して重ね
合わされて挿入される貫通孔を有するインシュレータか
ら構成され、前記各コンタクトは、各電子部品に接触す
る一端部と、相手側のコンタクトの第1の平板部に摺動
接触する第1の平板部と、前記貫通孔の内壁に摺動接触
する折返し部と、第2の平板部と、前記貫通孔の両側に
設けられた各突出部の傾斜面に摺動接触する他端部から
連続して略U字型に一体に形成され、前記各電子部品が
接続したとき、前記一対のコンタクトは弾性変形してつ
ぼむコネクタ。
【0017】(2)前記各コンタクトの前記第1の平板
部に設けられた突起が、前記相手側のコンタクトの前記
突起と前記一端部の間に位置する前記(1)記載のコネ
クタ。
【0018】(3)前記各コンタクトの前記第2の平板
部と前記他端部の間に設けられたくびれ部が、前記各電
子部品の未接続状態で、前記各突出部に係合している前
記(1)又は(2)記載のコネクタ。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例について
図1〜図5を参照して説明する。
【0020】図3に示されるように、一対のコンタクト
1,9は、同一形状であり、プレス加工により板ばねか
ら製作される。一対のコンタクト1,9は、使用状態で
は、逆さまに対向して図3の矢印方向に重ね合わされ、
図1と図2に示されるように、インシュレータ17の縦
横方向に開けられた多数の貫通孔18にそれぞれ挿入さ
れる。
【0021】コンタクト1は、一端湾曲部2と、第1の
平板部3と、第1の平板部3の略中央に設けられた突起
4と、折返し部5と、第2の平板部6と、くびれ部7
と、他端湾曲部8から連続して略U字型に一体に形成さ
れる。
【0022】図4に示されるように、インシュレータ1
7の各貫通孔18の両側の内壁には、一対の同一の形状
の突出部19,23が逆さまに対向して設けられてい
る。突出部19は、傾斜面20と、垂直面21と、段2
2から形成される。
【0023】図4は、一対の電子部品の未接続状態を示
し、コンタクト1の折返し部5と他端湾曲部8は、それ
ぞれインシュレータ17の貫通孔18の内壁に接触し、
また、くびれ部7は、突出部19に係合している。コン
タクト9もコンタクト1と同様である。コンタクト1の
突起4とコンタクト9の突起12は、それぞれ相手側の
コンタクト9,1の第1の平板部11,3に確実に接触
し、また、相互に接近しているため、位置決めの機能を
営んでいる。以上の一対のコンタクト1,9が貫通孔1
8に挿入された構造は、一対のコンタクト1,9の抜け
止めの機能をも営む。
【0024】この状態において、一対のコンタクト1,
9の上下方向から一対の電子部品27,29を組み付け
ると、図5に示される一対の電子部品27,29の接続
状態に至る。このとき、電子部品27のランド28は、
コンタクト1の一端湾曲部2を下方向へ押すから、他端
湾曲部8と折返し部5は、それぞれ突出部19の傾斜面
20と貫通孔18の内壁に摺動接触する。また、電子部
品29のランド30は、コンタクト9の一端湾曲部10
を上下方向へ押すので、他端湾曲部16と折返し部13
は、それぞれ突出部23の傾斜面24と貫通孔18の内
壁に摺動接触する。更に、コンタクト1の弾性変形によ
り、くびれ部7と第2の平板部6が第1の平板部3に若
干接近し、また、コンタクト9の弾性変形により、くび
れ部15と第2の平板部14が第1の平板部11に若干
接近する。第1の平板部3の突起4と第2の平板部11
の突起12は、相互に離隔するが、それぞれ相手側のコ
ンタクト9,1に強く接触する。
【0025】なお、突起4,12を本実施の形態例のよ
うな半円柱状に形成すると、弱い荷重で安定した接触抵
抗の役割を果す。また、突起4,12をそれぞれコンタ
クト1,9から除去して、第1の平板部3,11を広い
面積で接触させることもできる。更に、くびれ部7,1
5は、突出部19,23に係合するから、貫通孔18内
における一対のコンタクト1,9の位置の安定に役立つ
が、必ずしも不可欠ではない。くびれ部7,15を省略
した場合には、第2の平板部6,14を延長して他端湾
曲部8,16に連結する。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次の効果を奏することができる。
【0027】(1)一対のコンタクトと一対の電子部品
の接触力を強くすることができると共に、一対のコンタ
クト間の接続特性を向上できるから、接続信頼性が高く
なる。
【0028】(2)一対のコンタクトの貫通孔からの抜
け止めが可能となる。
【0029】(3)コネクタの自己インダクタンスを低
下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のコネクタの斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施の形態例のコネクタの一部の斜
視図である。
【図3】本発明の一実施の形態例のコネクタにおける一
対のコンタクトの斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態例のコネクタと一対の電
子部品の断面図であり、未接続状態を示す。
【図5】本発明の一実施の形態例のコネクタと一対の電
子部品の断面図であり、接続状態を示す。
【図6】従来の第1のコネクタの未接続状態を示す断面
図である。
【図7】従来の第1のコネクタにおけるコンタクトの斜
視図である。
【図8】従来の第1のコネクタの未接続状態を示す断面
図である。ただし、図6の断面図の方向に直交する方向
の断面図である。
【図9】従来の第1のコネクタの平面図である。
【図10】従来の第1のコネクタの接続状態を示す断面
図である。
【図11】従来の第2のコネクタにおけるコンタクトの
斜視図である。
【図12】従来の第2のコネクタの未接続状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
1,9 コンタクト 2,10 一端湾曲部 3,11 第1の平板部 4,12 突起 5,13 折返し部 6,14 第2の平板部 7,15 くびれ部 8,16 他端湾曲部 17 インシュレータ 18 貫通孔 19,23 突出部 20,24 傾斜面 21,25 垂直面 22,26 段 27,29 電子部品 28,30 ランド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/24 H01R 12/00 - 12/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の同一形状の板ばね製のコンタクト
    と、前記一対のコンタクトが逆さまに対向して重ね合わ
    されて挿入される貫通孔を有するインシュレータから構
    成され、前記各コンタクトは、各電子部品に接触する一
    端部と、相手側のコンタクトの第1の平板部に摺動接触
    する第1の平板部と、前記貫通孔の内壁に摺動接触する
    折返し部と、第2の平板部と、前記貫通孔の両側に設け
    られた各突出部の傾斜面に摺動接触する他端部から連続
    して略U字型に一体に形成され、前記各電子部品が接続
    したとき、前記一対のコンタクトは弾性変形してつぼむ
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記各コンタクトの前記第1の平板部に
    設けられた突起が、前記相手側のコンタクトの前記突起
    と前記一端部の間に位置することを特徴とする請求項1
    記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記各コンタクトの前記第2の平板部と
    前記他端部の間に設けられたくびれ部が、前記各電子部
    品の未接続状態で、前記各突出部に係合していることを
    特徴とする請求項1又は2記載のコネクタ。
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