JP3076433U - 防毒マスク - Google Patents

防毒マスク

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JP3076433U
JP3076433U JP2000006802U JP2000006802U JP3076433U JP 3076433 U JP3076433 U JP 3076433U JP 2000006802 U JP2000006802 U JP 2000006802U JP 2000006802 U JP2000006802 U JP 2000006802U JP 3076433 U JP3076433 U JP 3076433U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防毒マスクの改良構造を提供する。 【解決手段】 リア・マスク1に後ろ向きの開口11が
あり、開口11の外側のスリーブにリング状のシール・
パッキン12は置いてある。リア・マスク1のフロント
側に空気のインレット13があり、空気のインレット1
3は下に伸ばしてトンネル131がある。リア・マスク
1のフロント側の底端に斜めに上向くエアのアウトレッ
ト14がある。アウトレット14のフロント側にチェッ
ク膜15が置いてあり、リア・マスク1の右側と左側に
耳部があって、帯と繋がれる。フロント・マスク3があ
って、リア・マスク1のフロント側の下に固定される。
フロント・マスク3のフロント側に丸形の固定座31が
ある。固定座31の中に丸形の濾過体4がある。この濾
過体4は一般的に活性化炭素で作られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、防毒マスクに関し、特に濾過体の前に第二濾過体があって、粉塵な どの大きい粒子を阻み、構造の長さが短い防毒マスクに関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、いま農業に応用している農薬を噴くときに使う防毒マスクの例である 。 防毒マスクは、一つのヘルメット(図に示していない)と使用者の鼻と口に着 用する呼吸マスク81を備える。呼吸マスク81は、エアー・パイプ82の一つ の端に連結する。エアーパイプ82のもう一つの端は濾過装置8に繋げる。この 濾過装置8の中に濾過体と扇風機(図に示していない)がある。濾過装置8の扇 風機によって空気を吸い込んで、濾過体とエアー・パイプ82を経由して呼吸マ スク81に至って使用者は綺麗で、涼しい空気を吸い込むことができる。しかし 、このタイプの防毒マスクは実際に使用するとき、下記の欠点がある。
【0003】 1.使用が不便である。 このタイプの防毒マスクの濾過装置8は腰に付けるので、エアー・パイプ82 を経由しなければ、空気が呼吸マスク81に至らない。しかし、腰と鼻あるいは 口の距離が遠いため、使用者の頭と体の運動を便利にするため、エアー・パイプ 82を長くする。しかし、狭い空間で仕事をすると、逆にエアー・パイプ82は 使用者の運動を妨害し、不便利である。特に農薬が噴出するたびに、使用者はさ らに農薬の噴く装置を着用しなければならないため、極めて不便である。
【0004】 2.エアー・パイプの圧力損失が大きい。 エアー・パイプ82は曲がっている状態であるため、空気の流動に圧力損失が 大きい。さらに、扇風機の効率が低く、エネルギーを無駄にする。
【0005】 3.装置が重い。 装置の部品は極めて多い。前述のとおり、装置はヘルメット、呼吸マスク81 、エアー・パイプ82および濾過装置8などのユニットで組み合わせるので、非 常に重い。さらに、エアー・パイプ82は長いため、大きいパワーの扇風機を搭 載してはじめて圧力の足りる空気を供給できる。そのため、一般的には充電式バ ッテリー(図に示していない)を搭載しなければならない。しかし、このタイプ の充電式バッテリーが非常に重いため、携帯に不便である。
【0006】 従来の防毒マスクの装置は重く、使用が不便で、エアー・パイプの圧力損失が 大きいという欠点を改良するため、図6および図7に示すように、違うタイプの 防毒マスクを発明した。このタイプの防毒マスクは、フロント・マスク9にモー タ91と扇風機92があって、直接に空気を吸い込んで濾過体93を経由し、空 気中の有害物質を濾過して直接にリア・マスク94に送り、使用者に綺麗な空気 を供給する。モータ91のパワーが損失せず、モータ91と扇風機92の使用効 率を上げる。そして、直接に頭に付けるので、体の活動を阻まない。しかし、こ のタイプの防毒マスクは実際の使用において、使用場所の違いによって濾過体の 問題がある。木の工作を例として、仕事現場は木の屑と木の粉塵があり、活性化 炭素で製造した濾過体93を塞いで機能を失う。このため、消費者は健康のため に濾過体93を交換することが必要である。しかしながら、濾過体93は材料費 の高い活性化炭素で作るため、コストが掛かる。したがって、このタイプの防毒 マスクは改善の余地がある。
【0007】 そのほか、リア・マスク94の底におけるこのタイプのチェック膜95は呼吸 の便利のため、水平に置けて周りの端の広さが結構あるので、リア・マスク94 の長さが大きくなる。バッテリー座96の中にバッテリー97が水平に置けるた め、防毒マスクの全体は長くなり、着用するときに濾過体93は使用者の顔と距 離があるので、モーメントのせいで重く感じる。長くしないと、バッテリー97 の数量を減らさなければならない。そうすると、電量が不足し、バッテリー97 を何度も交換する必要がある。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
上記の問題を解決するために、本考案の主な目的は、防毒マスクの改良構造を 提供することにある。 本考案の他の目的は、第二濾過体が自由に取り出す、あるいは締め付けること が可能で、違う場所に適用可能な防毒マスクを提供することにある。 本考案のさらに他の目的は、構造の変更によってモーメントを減らし、着用の 快適感覚を上げる防毒マスクを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の防毒マスクによると、リア・マスクと、二つのバッテリー座と、フロ ント・マスクとを備える。リア・マスクの開口は後ろ向きで、前側の上に空気イ ンレットがあって、この空気インレットは下に伸ばしてトンネルがある。リア・ マスクの前側の底にチェック膜が置いてある空気アウトレットがある。このリア ・マスクの底の両側に別々にバッテリー座と、バッテリーで電源を供給するモー タによって駆動する扇風機が置いてある。フロント・マスクの固定座の中に濾過 体が置いてあって、この濾過体の前に、第二濾過体はカバーで締め付けることが できる。そして、固定座の内面に透過穴があり、モータと扇風機を収容して扇風 機で空気を吸い込んで、濾過体と第二濾過体を経由してトンネルに導く。
【0010】 したがって、フロント・マスクの上のカバーに第二濾過体のフランジを締め付 け、第二濾過体が粒の大きい異物を阻んで濾過体は塞げられないので、使用寿命 を延ばし、コストが節約できる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本考案の一実施例による防毒マスクは、図1から図4に示すように、リア・マ スク1を備える。リア・マスク1には後ろ向きの開口11がある。開口11の外 側のスリーブにリング状のシール・パッキン12は置いてある。シール・パッキ ン12は軟質のゴムで製造したものである。リア・マスク1のフロント側に空気 のインレット13があり、空気のインレット13は下に伸ばしてトンネル131 がある。
【0012】 リア・マスク1のフロント側の底端に斜めに上向くエアのアウトレット14が ある。このアウトレット14のフロント側にチェック膜15が置いてある。そし て、リア・マスク1の右側と左側に耳部16があって、帯17と繋がれる。
【0013】 二つのバッテリー座2は、リア・マスク1の底の両側に置いてある。この二つ のバッテリー座2の間にリア・マスク1とエアのアウトレット14の空気を順調 に排出する排気口22がある。二つのバッテリー座2は凹んだ収容空間23があ って、二つの一般に使うバッテリー24を収容できる。収容空間23の開口部に カバー25がある。二つのバッテリー座2の底側の間に受ける座26があって、 受ける座26の真ん中に前に伸ばすシャフトがある。バッテリー24からパワー を供給するモータ27がある。そして、受ける座26の底側に充電座28とバッ テリー24の電源を開閉するスィッチ29がある。充電座28は充電器7のプラ グ27を差し込んで充電する。
【0014】 フロント・マスク3があって、それはリア・マスク1のフロント側の下に固定 される。フロント・マスク3のフロント側に丸形の固定座31がある。固定座3 1の中に丸形の濾過体4がある。この濾過体4は一般的に活性化炭素で作られる 。
【0015】 濾過体4はリング型のカバー32で固定座31に締め付ける。カバー32のフ ロント側に曲がった部321がある。濾過体4のフロント側に第二濾過体5があ る。この第二濾過体5には、不織布あるいは繊維類の濾過紙で畳み込んだ濾過層 51がある。この濾過層51のフロント側にカバー52がある。濾過層21のリ ア側にリング型のフランジ53がある。このフランジ53はカバー32の曲がっ た部321の内側にちょうど嵌め込むことができる。固定座31の内面に透過穴 33があって、この透過穴33の中に扇風機34がある。この扇風機34が受け 座26の中のモータ27に繋がれ、扇風機34で起こる気流はリア・マスク1の トンネル131に導かれる。
【0016】 図3および図4に示すように、防毒マスクを使用するとき、二つのバッテリー 座2の収容空間23の中に別々に二つの立て式のバッテリー24を入れる。そし て、固定座31とカーバ32の中に新しい濾過体4を入れる。使用者6の作業環 境が木の工作とか、麦粉を造る工場であって、粉塵の多い工場あれば、粉塵が濾 過体4を塞ぎやすい。このため、使用者6は第二濾過体5を濾過体4の前に置い てカバー32を締め付ける。そうすると、曲がる部321が第二濾過体5のフラ ンジ53を狭める。さらに、使用者6の鼻61と口62に着用してシール・パッ キン12が顔面63に密着し、漏れない。帯17が頭64をぐるぐる巻いてタイ トにする。その後、電源29のスィッチをオンにしてモータ27が運転を始め、 扇風機35を駆動して空気を吸い込む。空気が第二濾過体5と濾過体4を経由し て異物あるいは毒物のない綺麗な空気になります。この綺麗な空気はリア・マス ク1の中に流れ込んで使用者6の呼吸に供給する。
【0017】 上記で知られるように、本実施例の体積は非常にコンパクトで、直接顔面63 に着用でき、身体と他の部分に影響する無駄な部分はない。さらに、軽くなって 予想の機能を達成できる。その他、注意したいのは、第二濾過体5の濾過層51 はより安い不織布あるいは繊維類の濾過紙で作って、同時に空気透過性と粉塵の 阻み性は良好である。このため、使用する度に個人をそとに阻んで、濾過体4を 塞がない。濾過体4を粉塵の多い作業場所に使用すれば、使用寿命が延びて、コ ストが節約できる。そして、粉塵のない作業場所には、第二濾過体5を取り外す ことができる。どんな場所でも使用者のニーズに満足できる。
【0018】 その他、リア・マスク1の空気アウトレット14とチェック膜15は、斜めに 置いてあるため、リア・マスク1の長さを短縮できる。そして、両側のバッテリ ー座2も横方向に置いてあるので、本実施例の全体の長さが短縮でき、フロント ・サイドの濾過体4のモーメントも減らすことができ、使用者が本実施例の防毒 マスクを着用するとき、重く感じずに快適になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による防毒マスクを示す3次
元図である。
【図2】本考案の一実施例による防毒マスクを示す3次
元分解図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】本考案の一実施例による防毒マスクにおいて、
使用者が空気を吸い込んでいるときの使用状態を示す図
である。
【図5】従来の防毒マスクの使用状態を示す図である。
【図6】従来のもう一つの防毒マスクの使用状態を示す
図である。
【図7】図6の使用状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 リア・マスク 2 バッテリー座 3 フロント・マスク 4 濾過体 5 濾過体 6 使用者 7 充電器 8 濾過装置 9 フロント・マスク 11 開口 12 シール・パッキン 13 空気インレット 14 空気アウトレット 15 チェック膜 16 耳部 17 帯 22 排気口 23 収容空間 24 バッテリー 25 アウト・カバー 26 受け座 27 モータ 28 充電座 29 スウィッチ 31 固定座 32 カバー 33 透過穴 34 扇風機 51 濾過層 52 保護カバー 53 フランジ 61 鼻 62 口 63 顔面 64 頭 71 プラグ 81 呼吸マスク 82 エアー・パイプ 91 モータ 92 扇風機 93 濾過体 94 リア・マスク 95 チェック膜 96 バッテリー座 97 バッテリー 131 トンネル 321 曲がった部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リア・マスクを備え、前記リア・マスク
    は後ろ向きの開口を有し、前記開口の外側にリング状の
    シール・パッキンが設けられ、前記シール・パッキンは
    軟質ゴムで作られ、前記リア・マスクのフロント側の上
    に空気インレットを有し、前記空気インレットは下に伸
    ばしてトンネルが形成され、 前記リア・マスクのフロント側の底に斜め後ろの上に向
    く空気アウトレットを有し、前記空気アウトレットの前
    側にチェック膜が設けられ、前記リア・マスクの左側と
    右側に別々に耳部が設けられ、前記耳部は帯で繋がれ、 前記リア・マスクの底部の両側に別々に置かれる二つの
    バッテリー座を備え、前記二つのバッテリー座の間に前
    記リア・マスクの空気を順調に排出可能な排気口を有
    し、前記二つのバッテリー座は別々に凹んだ収容空間を
    有し、それぞれにバッテリーを二つ収容可能で、 前記収容空間の開口部にアウト・カバーが設けられ、前
    記二つのバッテリー座の底側に受け座が設けられ、前記
    受け座の中央に前に伸ばし、前記バッテリーで電源を供
    給するモータが設けられ、前記受け座の底に充電座と前
    記バッテリーで電源を開閉するスウィッチが設けられ、
    前記充電座は、充電器のプラグを差し込んで充電し、 フロント・マスクを備え、前記リア・マスクの前側の下
    に固定され、前記フロント・マスクの前に丸型の固定座
    が設けられ、前記固定座の中に丸型の濾過体が設けら
    れ、前記濾過体は活性化炭素で作られ、前記濾過体はリ
    ング型のカバーで前記固定座に締め付けるられ、前記カ
    バーの前側に曲がった部が設けられ、 前記濾過体の前側に別荷台に濾過体が設けられ、第二濾
    過体の中に不織布あるいは繊維類で折り畳んで作った濾
    過層が設けられ、前記濾過層の前に保護カバーが設けら
    れ、前記濾過層の後ろにリング状のフランジが設けら
    れ、前記フランジはちょうど前記保護カバーの曲がった
    部の内側に嵌み込まれ、 前記固定座の中に透過穴が形成され、扇風機は前記受け
    座の中のモータに繋がれ、前記扇風機で起こった気流は
    前記リア・マスクのトンネルに導かれることを特徴とす
    る防毒マスク。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009067583A3 (en) * 2007-11-20 2009-08-13 Avon Protection Systems Inc Modular powered air purifying respirator
JP2014050836A (ja) * 2008-04-04 2014-03-20 3M Innovative Properties Co 空気濾過装置
US9259042B2 (en) 2010-11-11 2016-02-16 Young Sang Lee Agrichemical spray mask
CN115279462A (zh) * 2020-03-11 2022-11-01 Lg电子株式会社 面罩

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