JP3076253U - 栓開閉用手かぎ - Google Patents

栓開閉用手かぎ

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JP3076253U
JP3076253U JP2000006588U JP2000006588U JP3076253U JP 3076253 U JP3076253 U JP 3076253U JP 2000006588 U JP2000006588 U JP 2000006588U JP 2000006588 U JP2000006588 U JP 2000006588U JP 3076253 U JP3076253 U JP 3076253U
Authority
JP
Japan
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handle
opening
rod
closing
wrench
Prior art date
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Application number
JP2000006588U
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English (en)
Inventor
崇 井上
量亮 今出川
Original Assignee
長島鋳物株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンチ部による操作の際に、消火栓などの栓
側の一部と干渉しないようにする。 【構成】 レンチ部15等の操作のためのハンドル1
6、17を棒状部材11の両端部近くに夫々設けるとと
もに、少なくとも1箇所のハンドル17を棒状部材11
に沿う方向へ折り畳み可能に棒状部材11に取り付け、
レンチ部15の操作の際に1箇所のハンドルを畳んだ状
態に固定可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は消火栓などの栓の開閉のためのレンチ部を棒状部材の端部に有し、上 記開閉操作のためのハンドルを棒状部材の交叉方向に有し、かつ蓋を開く際に使 用されるかぎ部を有する手かぎに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
地下式消火栓と通称される栓の開閉と、その蓋を開く器具として、従来は消火 栓用の開栓棒というものが使われて来た。この従来の開栓棒は十字型の形態を有 しており、その端部に栓開閉用のレンチ部と、開蓋用のかぎ部を設けていた。し かしながら、かぎ部を挿入する蓋の手かぎ穴は鉄蓋メーカーによって形状、構造 が相違しており、従来の開栓棒では通常1種類しか対応できないため、何種類も の開栓棒を携帯する必要があった。
【0003】 かぎ部の数を増すためにはハンドルを増設すれば良いことになる。ところが、 開栓棒の先端には栓開閉用のレンチ部があり、レンチ部を栓に嵌め合わせようと したときに、ハンドルが消火栓構造体の一部と干渉しあってうまく開閉すること ができないという問題を生じた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたものであって、その課題はレンチ部によ る操作の際に、消火栓などの栓側と干渉することがないようにすることである。 また本考案の他の課題は、ハンドルを利用して、より多種類のかぎ部を具備した 栓開閉用手かぎを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するため本考案は、レンチ部等の操作のためのハンドルを棒 状部材の両端部近くに夫々設けるとともに、少なくとも1箇所のハンドルを棒状 部材に沿う方向へ折り畳み可能に棒状部材に取り付け、レンチ部の操作の際に1 箇所のハンドルを畳んだ状態に固定可能としたものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
本考案に係る栓開閉用手かぎは、消火栓などの栓の開閉のために、レンチ部を 棒状部材の端部に有しており、上記開閉の操作のためのハンドルを棒状部材の交 叉方向に設けた構成を有している。本考案は従来公知のほぼ十字型の開栓棒の改 良に当たるものであり、開蓋用のかぎ部は棒状部材とハンドルの先端部に設けら れる。かぎ部は、いわゆるフック状になっているもののほか、一般にこじり部と 呼ばれるものも含むものとする。
【0007】 レンチ部及び該当するかぎ部の操作のためのハンドルは棒状部材の端部近くに 夫々設ける。従ってハンドルの数は少なくとも両端近くの2本、又は3本以上と なる。これらのハンドルは棒状部材と垂直に交叉しており、また互いに平行であ ることが望ましい。しかしハンドル同士の平行性は絶対必要という訳ではない。
【0008】 上記のハンドルの内、少なくとも一箇所、例えばレンチ部に近い方のハンドル は、棒状部材に沿う方向へ折り畳み可能に棒状部材に取り付ける。この構成によ って、ハンドルは左右に張り出した状態から棒状部材の両脇に沿う状態を取り得 るので、消火栓構造体等との干渉のおそれは無くなる。ハンドルが棒状部材に沿 った折り畳み状態に置かれるように、ハンドルを保持しておくことは望ましいこ とである。保持の手段としては板ばね類の弾力によるもの、ハンドルの取り付け 軸部分における締め付けによるものなど任意の方法で良い。
【0009】
【実施例】
以下図示の実施例を参照して本考案をより詳細に説明する。図1は、本考案に 係る栓開閉用手かぎ10の実施例1を示すもので、棒状部材11の先端に、蓋を 開く際に使用するかぎ部12が設けられ、基端には消火栓13などの栓14と契 合可能なボックスレンチ(ソケットレンチ)がレンチ部15として設けられてい る。この場合のレンチ部15は雌であるが、雄のレンチ部であって良いことは当 然である。
【0010】 例示の手かぎ10には、ハンドル16、17が先端近くと基端近くに計2本設 けられている。先端近くの一方のハンドル16は棒状部材11に直交状態で固着 一体化しており、それ自体の両端部に、先のとがった第1鉤部18とキー状の第 2鉤部19が設けられている。
【0011】 これに対して、レンチ部15に近い他方のハンドル17は棒状本体11の左右 両脇に設けらている軸受部20に、支軸21によって先端側へ折り畳み可能に取 り付けられている。このため、他方のハンドル17は棒状本体11に垂直の使用 状態から棒状本体11にほぼ平行に沿う不使用状態へ或いはその逆にも回転可能 となる。図2(a)、(b)参照。
【0012】 他方のハンドル17を畳んだ状態に固定しておくために保持手段22が設けら れている。例示の保持手段22は弾性を有する金属板23、23の2枚1組でハ ンドル17を挾み持つものである。実施例1のハンドル17、17はハンドルと しての機能のみを有するが、これにも鉤部を設けることができる。その例を図4 の実施例2に示す。
【0013】 実施例2では、両ハンドル16、17の端部に、開蓋に使用する第3鉤部24 と第4鉤部25とが設けられている。他の構成は図1の実施例1の場合と同様で 良いので、符号を援用して詳細な説明は省略する。なお、雄のレンチ部15′を 棒状本体11の先端などに設けると図4のようになる。
【0014】 このような手かぎ10を使用して消火栓13の栓14を開閉する場合、可動側 のハンドル17、17を折り畳んで棒状本体11の両脇に固定してから、図3に 示すように栓14にレンチ部15を嵌め合わせ、他方の固定ハンドル16を操作 して開栓する。また逆方向へ回転操作することにより栓14を閉じることができ る。次に、消火栓13を設置したハンドホール26からその開口27を塞ぐべき 鉄蓋を取り外す場合、この栓開閉用手かぎ10に付属するかぎ部12、18、1 9、24、25によって蓋をこじ開けることができる。かぎ部12…は本考案で は少なくとも3種、或いは5種付属するので、より多種類の各社製鉄蓋の開閉が 可能となる。
【0015】
【考案の効果】
本考案は以上の如く構成され、かつ作用するものであり、複数箇所に設けたハ ンドルの内少なくとも1箇所のハンドルを棒状部材に沿うように折り畳み可能と したので、レンチ部による栓の開閉操作の際に干渉することがなく、確実かつ容 易に作業をすることができる一方、複数箇所のハンドルの端部を含めて5、6箇 所にかぎ部を設けることができるので、より多種類の鉄蓋の開閉が1本の手かぎ によって可能となるなど実用上顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る栓開閉用手かぎの実施例1に関す
る斜視図。
【図2】(a)図1のものの正面図。 (b)同じく側面図。
【図3】使用状態を示す説明図。
【図4】本考案の実施例2に関する斜視図。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消火栓などの栓の開閉のためのレンチ部
    を棒状部材の端部に有し、上記開閉操作のためのハンド
    ルを棒状部材の交叉方向に有し、かつ蓋を開く際に使用
    されるかぎ部を有する手かぎであって、レンチ部等の操
    作のためのハンドルを棒状部材の両端部近くに夫々設け
    るとともに、少なくとも1箇所のハンドルを棒状部材に
    沿う方向へ折り畳み可能に棒状部材に取り付け、レンチ
    部の操作の際に1箇所のハンドルを畳んだ状態に固定可
    能としたことを特徴とする栓開閉用手かぎ。
  2. 【請求項2】 少なくとも1箇所のハンドルは、レンチ
    部を有する端部近くの棒状本体に支軸を用いて回転によ
    り折り畳み可能に設けられており、レンチ部を有する端
    部から離れる方向に回転した位置でハンドルを保持する
    ために、ハンドルを弾性的に挾み持つ保持手段が棒状本
    体に設けられており、さらに棒状本体のレンチ部を設け
    た端部を除く端部及びハンドルの全端部に異なる形状の
    かぎ部が設けられている請求項1記載の栓開閉用手か
    ぎ。
JP2000006588U 2000-09-11 2000-09-11 栓開閉用手かぎ Expired - Lifetime JP3076253U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013100341B4 (de) * 2013-01-14 2017-07-13 Manfred Hillebrandt Unterflurhydrantenschlüssel

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