JP3075878B2 - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
- Publication number
- JP3075878B2 JP3075878B2 JP05013793A JP1379393A JP3075878B2 JP 3075878 B2 JP3075878 B2 JP 3075878B2 JP 05013793 A JP05013793 A JP 05013793A JP 1379393 A JP1379393 A JP 1379393A JP 3075878 B2 JP3075878 B2 JP 3075878B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- filter
- air conditioner
- heat exchanger
- detector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、石油またはガス温風暖
房機、エアコン等のフィルタの目詰りを検出する検出器
を備えた空気調和機に関するものである。
房機、エアコン等のフィルタの目詰りを検出する検出器
を備えた空気調和機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、フィルタの目詰りは、空気調和機
の積算運転時間をもとにするものが一般的であった。
の積算運転時間をもとにするものが一般的であった。
【０００３】また、フィルタの目詰りを検出する検出器
としては、特公昭６２−４８１３７号公報等にあるよう
に各種センサを用いるものも知られている。図３におい
て、１は空気調和機本体、２は吸気口、３は着脱自在な
フィルタ、４は熱交換器、５は送風機、６は吹出口であ
り、室内空気は送風機５により吸気口２から空気調和機
本体１内に取り込まれ、フィルタ３及び熱交換器４を介
して吹出口６より室内に放出される。この時、室内空気
は埃等がフィルタ３に付着された後、熱交換器４により
熱交換されるものである。７はフィルタ３の目詰りを検
出する光電式検出器であり、この詳細は図４に示すもの
とする。
としては、特公昭６２−４８１３７号公報等にあるよう
に各種センサを用いるものも知られている。図３におい
て、１は空気調和機本体、２は吸気口、３は着脱自在な
フィルタ、４は熱交換器、５は送風機、６は吹出口であ
り、室内空気は送風機５により吸気口２から空気調和機
本体１内に取り込まれ、フィルタ３及び熱交換器４を介
して吹出口６より室内に放出される。この時、室内空気
は埃等がフィルタ３に付着された後、熱交換器４により
熱交換されるものである。７はフィルタ３の目詰りを検
出する光電式検出器であり、この詳細は図４に示すもの
とする。
【０００４】即ち、光電式検出器７はフィルタ３の両側
に発光素子８と受光素子９とからなる検出部を設けたも
のである。通常は発光素子８の光がフィルタ３を透過し
て受光素子９に到達するが、フィルタ３に埃が付着する
と透過性が悪くなり、受光素子９での受光ができなくな
り、そのため、光電式検出器７からの信号がリ−ド線１
０，１０を介して空気調和機本体１内にある制御装置
（図示せず）に伝えられ、運転停止、またはランプ、ブ
ザ−等による目詰り報知を行うものである。
に発光素子８と受光素子９とからなる検出部を設けたも
のである。通常は発光素子８の光がフィルタ３を透過し
て受光素子９に到達するが、フィルタ３に埃が付着する
と透過性が悪くなり、受光素子９での受光ができなくな
り、そのため、光電式検出器７からの信号がリ−ド線１
０，１０を介して空気調和機本体１内にある制御装置
（図示せず）に伝えられ、運転停止、またはランプ、ブ
ザ−等による目詰り報知を行うものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、積算運
転時間をもとにするものでは、空気調和機の置かれた部
屋の状態によりフィルタの汚れが異なり、不正確である
という問題がある。
転時間をもとにするものでは、空気調和機の置かれた部
屋の状態によりフィルタの汚れが異なり、不正確である
という問題がある。
【０００６】また、検出器として上述した光電式検出器
或いは差圧センサ、ホットサ−ミスタ、風速センサ等を
用いると正確な値を得ることも可能であるが、非常に高
価になるという問題がある。
或いは差圧センサ、ホットサ−ミスタ、風速センサ等を
用いると正確な値を得ることも可能であるが、非常に高
価になるという問題がある。
【０００７】本発明は、上述した事実に鑑み成されたも
のであり、空気調和機の置かれた部屋の状態に左右され
ることが少なく、安価で精度のよいフィルタの目詰り検
出が行われようにすることを目的とする。
のであり、空気調和機の置かれた部屋の状態に左右され
ることが少なく、安価で精度のよいフィルタの目詰り検
出が行われようにすることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸気口及び吹
出口を有し、これらを連絡する送風経路に熱交換器と送
風機とを設け、前記吸気口から吸込まれた吸込外気を熱
交換器で調温して吹出口から送出するようにした空気調
和機本体と、前記熱交換器の風上側に着脱自在に設けら
れたフィルタと、このフィルタの目詰りを検出する検出
器とを備えた空気調和機において、前記フィルタの目詰
り時に吸込外気を集中させる貫通孔を有する歪ゲージを
配したものである。
出口を有し、これらを連絡する送風経路に熱交換器と送
風機とを設け、前記吸気口から吸込まれた吸込外気を熱
交換器で調温して吹出口から送出するようにした空気調
和機本体と、前記熱交換器の風上側に着脱自在に設けら
れたフィルタと、このフィルタの目詰りを検出する検出
器とを備えた空気調和機において、前記フィルタの目詰
り時に吸込外気を集中させる貫通孔を有する歪ゲージを
配したものである。
【０００９】
【作用】吸気口及び吹出口を連絡する送風経路に熱交換
器と送風機とを備え、吸気口から吸込まれた吸込外気を
熱交換器で調温して吹出口から送出する空気調和機にお
いて、そのフィルタの目詰りを検出する検出器は、前記
フィルタの目詰り時に吸込外気を集中させる貫通孔を有
する歪ゲージを配した構成なので、フィルタの目詰りが
ない時は、フィルタを境とした内外差圧によるゲージめ
歪みは小さく、電気抵抗の変化分も小さいが、フィルタ
の目が詰まるにつれ、貫通孔を通る風量が増し、それに
よる歪ゲージの歪みが大きくなり、電気抵抗の変化分も
大きくなるため、歪ゲージの歪みによる電気抵抗の変化
分が一定値を越えた場合にフィルタの目詰りが発生した
と判断できるものである。
器と送風機とを備え、吸気口から吸込まれた吸込外気を
熱交換器で調温して吹出口から送出する空気調和機にお
いて、そのフィルタの目詰りを検出する検出器は、前記
フィルタの目詰り時に吸込外気を集中させる貫通孔を有
する歪ゲージを配した構成なので、フィルタの目詰りが
ない時は、フィルタを境とした内外差圧によるゲージめ
歪みは小さく、電気抵抗の変化分も小さいが、フィルタ
の目が詰まるにつれ、貫通孔を通る風量が増し、それに
よる歪ゲージの歪みが大きくなり、電気抵抗の変化分も
大きくなるため、歪ゲージの歪みによる電気抵抗の変化
分が一定値を越えた場合にフィルタの目詰りが発生した
と判断できるものである。
【００１０】これにより、空気調和機の置かれた部屋の
状態に左右されることのない精度の高い検出器を提供す
ることができる。また、歪ゲ−ジは圧力センサ等と比較
して非常に安価であるため、製造コストも下げることが
できる。
状態に左右されることのない精度の高い検出器を提供す
ることができる。また、歪ゲ−ジは圧力センサ等と比較
して非常に安価であるため、製造コストも下げることが
できる。
【００１１】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基ずいて説
明する。図１において、１は空気調和機本体、２は空気
調和機本体１の前面に開口する吸気口、３は着脱自在な
フィルタ、４は熱交換器であり、吸気口２と熱交換器４
との間にフィルタ３が挿入されるものである。また、５
は送風機、６は吹出口であり、室内空気は送風機５によ
り吸気口２から空気調和機本体１内に取り込まれ、フィ
ルタ３及び熱交換器４を介して吹出口６より室内に放出
される。この時、室内空気は埃等がフィルタ３に付着さ
れた後、熱交換器４により熱交換されるものである。１
１はフィルタ３の目詰りを検出する検出器（歪ゲ−ジ）
である。
明する。図１において、１は空気調和機本体、２は空気
調和機本体１の前面に開口する吸気口、３は着脱自在な
フィルタ、４は熱交換器であり、吸気口２と熱交換器４
との間にフィルタ３が挿入されるものである。また、５
は送風機、６は吹出口であり、室内空気は送風機５によ
り吸気口２から空気調和機本体１内に取り込まれ、フィ
ルタ３及び熱交換器４を介して吹出口６より室内に放出
される。この時、室内空気は埃等がフィルタ３に付着さ
れた後、熱交換器４により熱交換されるものである。１
１はフィルタ３の目詰りを検出する検出器（歪ゲ−ジ）
である。
【００１２】図２は検出器１１の詳細を示すものであ
る。即ち、検出器１１は有機フィルム等を用いたフレキ
シブルフィルム１２と、このフレキシブルフィルム１２
内に納められている歪検出電極１３及びりード線１４、
１４から成っており、フィルタ３を境とする内外差圧の
圧力変化によるフレキシブルフィルム１２の変形を基
に、フィルタ３の目詰りを感知するものである。つま
り、フレキシブルフィルム１２の変形と同時に歪検出電
極１３が変形し、この変形を電気抵抗の変化に変え、そ
の信号を接続端子１５、１５につながるリード線１４，
１４によって空気調和機本体１内にある制御装置（図示
せず）に伝え、運転停止、またはランプ、ブザー等で目
詰り状態を報知するものである。
る。即ち、検出器１１は有機フィルム等を用いたフレキ
シブルフィルム１２と、このフレキシブルフィルム１２
内に納められている歪検出電極１３及びりード線１４、
１４から成っており、フィルタ３を境とする内外差圧の
圧力変化によるフレキシブルフィルム１２の変形を基
に、フィルタ３の目詰りを感知するものである。つま
り、フレキシブルフィルム１２の変形と同時に歪検出電
極１３が変形し、この変形を電気抵抗の変化に変え、そ
の信号を接続端子１５、１５につながるリード線１４，
１４によって空気調和機本体１内にある制御装置（図示
せず）に伝え、運転停止、またはランプ、ブザー等で目
詰り状態を報知するものである。
【００１３】このような検出器１１の取り付け場所は、
フィルタ３を境とする内外差圧の圧力変化を感知できる
場所であればどこでも良い。
フィルタ３を境とする内外差圧の圧力変化を感知できる
場所であればどこでも良い。
【００１４】また、検出器１１の取り付け場所は、フレ
キシブルフィルム１２の歪検出電極１３に干渉しない部
分に適当な大きさの貫通穴等を設けて、フィルタ３の目
詰り時にこの貫通穴に吸込外気を集中させ、これにより
歪検出電極１３の変形が大きくなるようにすることで、
フィルタ目詰まりの感度をより高めることができる。
キシブルフィルム１２の歪検出電極１３に干渉しない部
分に適当な大きさの貫通穴等を設けて、フィルタ３の目
詰り時にこの貫通穴に吸込外気を集中させ、これにより
歪検出電極１３の変形が大きくなるようにすることで、
フィルタ目詰まりの感度をより高めることができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、空気調和機の置かれた部屋の状態に左右されるこ
とが少なく、精度の高いフィルタの目詰り検出を行うこ
とができ、製造コストも下げることができる。
ため、空気調和機の置かれた部屋の状態に左右されるこ
とが少なく、精度の高いフィルタの目詰り検出を行うこ
とができ、製造コストも下げることができる。
【図１】本発明の一実施例を示す空気調和機の概略構成
図である。
図である。
【図２】同じく歪ゲ−ジの概略構成図である。
【図３】従来例を示す空気調和機の概略構成図である。
【図４】同じく光電式検出器の概略構成図である。
１ 空気調和機本体 ２ 吸気口 ３ フィルタ ４ 熱交換器 ５ 送風機 ６ 吹出口 １１ 歪ゲ−ジ（検出器）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨士本 宜意 大阪府守口市京阪本通２丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平３−236596（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−101221（ＪＰ，Ａ) 特公 昭62−48137（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 13/28 F24F 11/02
Claims (1)
- 【請求項１】 吸気口及び吹出口を有し、これらを連絡
する送風経路に熱交換器と送風機とを設け、前記吸気口
から吸込まれた吸込外気を熱交換器で調温して吹出口か
ら送出するようにした空気調和機本体と、前記熱交換器
の風上側に着脱自在に設けられたフィルタと、このフィ
ルタの目詰りを検出する検出器とを備えた空気調和機に
おいて、前記フィルタの目詰り時に吸込外気を集中させ
る貫通孔を有する歪ゲージを配したことを特徴とする空
気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05013793A JP3075878B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05013793A JP3075878B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 空気調和機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06221597A JPH06221597A (ja) | 1994-08-09 |
| JP3075878B2 true JP3075878B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=11843131
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05013793A Expired - Lifetime JP3075878B2 (ja) | 1993-01-29 | 1993-01-29 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3075878B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11119545B2 (en) | 2016-10-17 | 2021-09-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Filter mesh with incorporated strain gauge |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2944320B1 (fr) * | 2009-04-14 | 2011-03-25 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Filtre a particules et ligne d'echappement comportant un tel filtre |
| CN116123686A (zh) * | 2021-11-12 | 2023-05-16 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种导风板与面板之间间隙的控制方法及组件 |
-
1993
- 1993-01-29 JP JP05013793A patent/JP3075878B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11119545B2 (en) | 2016-10-17 | 2021-09-14 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Filter mesh with incorporated strain gauge |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06221597A (ja) | 1994-08-09 |
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