JP3075698B2 - デュアルプレート逆止弁 - Google Patents

デュアルプレート逆止弁

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JP3075698B2 JP09022871A JP2287197A JP3075698B2 JP 3075698 B2 JP3075698 B2 JP 3075698B2 JP 09022871 A JP09022871 A JP 09022871A JP 2287197 A JP2287197 A JP 2287197A JP 3075698 B2 JP3075698 B2 JP 3075698B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体に耐食性をも
たせた2枚の半円板状弁体を有するウエハー形のデュア
ルプレート逆止弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半円板状の2枚の弁体をばねで付
勢しつつ1本のヒンジピンによって本体に軸支し、常時
は弁体をばねの弾発力で閉弁位置に付勢、保持し、正常
流の流体圧力によって弁体をばねの弾発力に抗して開弁
位置に回動させて流体の流過を許容し、一方逆流が発生
したときは、ばねの弾発力で弁体を速やかに閉弁するよ
うにしたウエハー形のデュアルプレート逆止弁は公知で
あり、例えば特開平8−166072号公報に開示されてい
る。
【0003】上記公報に開示されたデュアルプレート逆
止弁は、図4に示すように、本体1にヒンジピン2によ
って回動自在に支持された2枚の半円状弁体3a,3b
が、ヒンジピン2の周りに巻装され両端部を2枚の弁体
の背面にそれぞれ当接させたコイルばね4によって、閉
弁方向(2枚の弁体そのものは開く方向)に付勢されて
いる。なお、図中、5は開弁時、前面3cを球面の一部
で形成した両弁体の背面に挟まれた位置に設置されたス
トッパーピン、6はフラット状の平面弁座部、7はヒン
ジピン2の上流側に設けられた中央リブ、8は両弁体の
背面に設けられたストッパで、その中央部に弾性の緩衝
材8aが突設されている。
【0004】上記のように構成されているので、本体1
内を流体が流れないときは、2枚の弁体3a,3bは実
線に示すようにばね4の弾発力によって180°広げら
れ、管路を全閉しているが、図で下方より上方に向かっ
て流体が流れると、2枚の弁体3a,3bはばね4の弾
発力に抗して点線に示すように管路を開き、正規の流量
時には、両弁板は中央部のストッパーピン5に当接し、
全開状態を保っている。また、ポンプの非常急停止等に
よって配管内の送水が急に断たれたとき、両弁板3a,
3bは、ばね力で迅速・確実に作動(閉弁)して逆流衝
撃波(ウォータハンマ)から配管系を守るようになって
おり、小型・軽量で耐久性、耐食性にすぐれた逆止弁を
構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような公知のデ
ュアルプレート逆止弁(図4)においては、次のような
問題点があった。 (i)本体1の入口若しくは出口のバルブ口径に対し
て、弁座部の開口(面積)率に差があり、この差はバル
ブ口径によって異なっているが、一般的に入口口径に対
して弁座部の開口率は40〜60%となっている。この
ため、弁座部において圧力損失(流体抵抗)が生じ、流
体の種類によっては少なからず影響が生じてくる。ま
た、弁座部及び弁体の当接部が前記圧力損失の結果、高
流速の流体になり摩耗、損傷される危険性があった。
【0006】(ii)従来この種デュアルプレート逆止弁
においては、シール性の確保、騒音防止等のために弁体
と弁座の着座部の材質は、金属と弾性体の組合せとして
いるが、弾性体の質量(ボリューム)はあまり大きく形
成することが出来ず、この結果弾性体の摩耗、剥離或い
は脱落等の損傷の危険性があった。
【0007】(iii) 又、弁体の回動軸であるヒンジピン
及び該ピンを軸支する本体並びに軸受部は、長年に亘っ
て流体と接触している結果、摩耗、損傷を受ける危険性
があったし、同様に又、弁体が開弁位置に停止するスト
ッパーピンを軸支する本体並びに軸受部も長年に亘って
流体と接触し、且つ全開時において金属製弁体が当接す
る際の金属音、異音等が発生し、該ストッパーピンの振
動により、上記軸受部が摩耗、損傷を受ける危険性があ
った。
【0008】(iv)従来この種デュアルプレート逆止弁
にあっては、中空円筒状本体の流体通路は全て金属製材
料で形成されており、流体の種類も限定されていたの
で、例えば腐食性のある海水、下水、廃水等の流体に対
しては長年の使用に耐えられないという問題点があっ
た。又近年では耐食性(例、ラバーライニング、樹脂コ
ーティング等)のあるパイプ材質に対して適応した逆止
弁が見当らなかった。
【0009】本発明は、上記した従来技術の問題点を解
決し、腐食性の各種流体の使用に耐えることができると
共に、2枚の半円板状弁体の閉弁時における摩耗、損傷
並びに金属音の発生等を防止し、また弁座部の開口率を
高めると共に圧力損失を減少し、また流体の外部漏洩を
防止したデュアルプレート逆止弁を提供することを課題
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明が採った手段は、剛性材料からなる中空円筒
状本体の流体通路を直径方向に横切って設置されたヒン
ジピンと、該ヒンジピンに回動自在に軸支され、本体の
流体通路を選択的に開放又は閉鎖する2枚一対の半円板
状の弁体と、該弁体を常時閉鎖方向に付勢しているばね
とを備えたデュアルプレート逆止弁において、上記中空
円筒状本体の流体通路の全内周面に、弾性材料からなる
円筒状のシートリングを装着し、該シートリングの内側
に、上記2枚の半円板状弁体の外周縁部と当接着座する
弁座部を一体に形成したことを特徴としている。
【0011】また、弾性材料からなる円筒状シートリン
グの内側に一体に形成された弁座部を、2枚の半円板状
弁体外周縁に形成された傾斜面と閉弁時当接着座する傾
斜面で形成したことを特徴としている。
【0012】また、ヒンジピンにより軸支される2枚の
半円板状弁体とシートリングとの回動面を面接触すると
共に、該シートリングのヒンジピン挿着部に軸封部材を
設け、軸受スリーブを介して固着したことを特徴として
いる。
【0013】また、ヒンジピンに軸支される2枚の半円
板状弁体のボス部の上流側に中央リブを設けることな
く、全開時流体が直接上記ボス部の前面に沿って2分さ
れるように構成すると共に、全閉時、2枚の半円板状弁
体の直径方向に形成された平面部を互いに当接させるよ
うに構成したことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に記載した実施例を用いて説明する。図1は、本発明の
一実施形態を示すデュアルプレート逆止弁の全閉状態
(I−I線の左側)と全開状態(I−I線の右側)を示
す断面図である。
【0015】図において、11は円筒形状の本体であっ
て、円筒状の流体通路12が貫通して形成されており、
図示しない配管パイプのフランジ間に挟持して配設され
るウエハー形の構造を有している。本体11の流体通路
12の中央には、本体11を直径方向に横断して固定さ
れたヒンジピン13を介して2枚一対の半円板状の弁体
14が回動自在に軸支されている。弁体14は、ヒンジ
ピン13に巻装されたばね15の弾発力を受けて常時閉
弁する方向に付勢されていることは従来のもの(図4)
と変りはない。
【0016】本発明では、上記本体11の全内周面に弾
性シートリング16が嵌め込んで装着されており、該シ
ートリング16は、ゴム、軟弾性の合成樹脂等の弾性材
料からなる円筒形状を有し、その入口部16aと出口部
16bの中間部の内側に、閉弁時、上記2枚の弁体14
の外周縁部の傾斜面14dと当接着座する傾斜した弁座
部16cを一体に形成し、本体11の入口・出口端面に
延び、図示しない配管パイプのフランジ間に挟持して配
設される時にフランジガスケットの役目をするようにな
っている。シートリング16の入口側流体通路12のシ
ートリング入口部16a及び出口部16bの弾性材料の
厚みは、上記傾斜部16cと比較して薄肉にしてもよ
い。また、上記シートリングの傾斜部16cの傾斜面1
6dの当接角度は、60°内外であり、弁体14の着座
による面圧並びに衝撃を本体傾斜面11aと共に吸収す
るようになっている。
【0017】なお、シートリング16の弾性材料は、耐
食・耐熱性を重視するEPDM、耐油性を重視するNB
R、耐酸性を重視するIIR等、流体の仕様条件に応じ
て互換性があるようになっており、またシートリング1
6の硬度は、JIS・Aスプリング硬さでHS70〜9
0、好ましくはHS80内外である。
【0018】上記シートリング16の内側に取付けられ
る弁体14は、2枚の半円板状の弁体14a,14bと
からなり、これら両弁体の基部を背面側に変位(シフ
ト)してそれぞれ形成された複数の軸受ボス17a,1
7b(図3に示された実施例では、弁体14aの軸受ボ
ス17aは、直径方向(ヒンジピン13の方向)の外側
に配設され、弁体14bの軸受ボス17bはその内側に
配設されている。)を、本体11に固定して取付けられ
たヒンジピン13に挿通して回動自在に軸支されてお
り、流体通路12の入口(図1で下部)から流入した流
体の圧力によって、出口方向に図1の右側弁体14bの
ように回動されて両弁が同時に開弁し、流路12が開放
されるようになっている。
【0019】この際、両弁体14a,14bは、それぞ
れの弁体の背面に一体に形成されたボス部18内に埋設
された弾性体18a同士の当接により停止されるように
なっており、従来使われていたストッパーピン(図4の
5)を不要としている。また、弁体開放時、流体の流れ
が円滑になるように、両弁体14a,14bの正面(表
面)は曲面14cによって形成されている。
【0020】一方、両弁体14a,14bを閉弁方向に
付勢するばね15は、図3に示すように、両弁体の軸受
ボス17a,17bが設けられていないヒンジピン13
の中央部に巻装され、長軸及び短軸側自由端15a,1
5bを弁体14a,14bの背面にそれぞれ係止して弾
発力を弁体14に付加し、閉弁時のシール性を保ってい
る。また、ばね15は、バルブ口径によるが1個又は複
数個用い、ばね15又は軸受ボス17と隣接干渉するの
を防止するために、ブッシュ19,20を挿着して円滑
な弁体14の回動を図っている。
【0021】弁閉時、両弁体14a,14bの外周縁に
形成された傾斜面14dが、弾性シートリング16の内
側に一体に形成された弁座傾斜部16cの傾斜面16d
に当接着座するようになっているが、該弁体傾斜面14
dは、シートリング傾斜面16dより当接角度を60°
内外よりも若干大きく設定されている。
【0022】また、2枚一対の弁体14a,14bのヒ
ンジピン13と平行した直径方向の端面に、閉弁時、互
いに当接するフラット状の着座平面14eが形成されて
おり、閉弁時、前記弁体周縁部の傾斜面14dとシート
リング16の傾斜面16dとの面圧並びに衝撃を緩和す
る役割を果すようになっている。
【0023】上記したヒンジピン13に軸支される弁体
14の軸受ボス17が当接するシートリング16の内側
回動面が、図2、図3に示すように、面接触(一次シー
ル)16eするように形成されているが、常態時(正常
時)において、弁体14の軸受ボス17の直径方向寸法
を若干大きくして、上記面接触(一次シール)を効果的
にしている。
【0024】また、該ヒンジピン13に沿ってシートリ
ング16と本体11との当接部にパッキン21を設け、
本体11のヒンジピン方向の外方から該パッキン21を
軸受スリーブ22により押圧固着すると共に、ヒンジピ
ン13のラジアル及びスラスト方向の荷重をプラグ23
と共に受けるようになっている。
【0025】中空円筒状本体11を、金属製剛性材料に
よって形成する外、非金属製材料、例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂お
よび、エポキシ、フェノール等の熱硬化性樹脂によって
形成することができる。また、上記の樹脂材料にガラス
繊維や炭素繊維を加え強度を一層高めることができる。
【0026】又、金属製材料及び上記非金属製材料から
なる剛性材料において、本体11の全内周面に弾性材料
からなるシートリング16を一体加硫成形によって装着
することができる。この場合はシートリング16を嵌込
む工数並びに本体11の内周面の加工精度を削減できる
等の利点がある。
【0027】上記した実施態様(実施例)によれば、剛
性材料からなる本体11の全内周面に弾性シートリング
16を装着したことにより、腐食性のある流体に対して
も本体11材料の腐食防止的役割をすると共に、従来弁
の中央リブ等の阻害物を除去し、且つ着座部を平面当り
から傾斜面(テーパ状)16dに形成したことにより、
流体通路12も拡大され、圧力損失(流体抵抗)を減ず
ることができる。
【0028】また、開弁時、両弁体14a,14bは背
面に一体に形成されたボス部18の弾性体18aの当接
によって停止させるようにし、従来例で用いられてきた
ストッパーピン(図4の5)を除去したこと、並びに、
閉弁時、両弁体14a,14bの周縁部の傾斜面14d
と弾性シートリングの内側に一体に形成された傾斜面1
6dとの当接着座により、従来例で弁体の当接時に発生
していたストッパーピン部及び弁座部における金属音と
異常音がなくなると共に、長年の使用により該ストッパ
ーピンの本体での軸受部が拡大変形することに伴う増大
された異常音と騒音の発生をなくすことができる。
【0029】また、同形の弁体14a,14bの軸受ボ
ス17a,17bを交互にヒンジピン13上に組合わせ
て配設することにより、2枚一対の弁体14を形成する
ことができ、軸受ボス同士の端部の当接の精度を上げる
ことにより、弁開閉時におけるヒンジピン13方向の移
動、振動等を防止することができる。
【0030】また、本発明のデュアルプレート逆止弁で
は、閉弁時、半円板状弁体14a,14bの直径方向の
端面に形成されたフラット状平面部14eの当接によ
り、弁体周縁部の傾斜面14dとシートリング内側に一
体に形成された弁座部傾斜面16dとの衝撃を緩和させ
ることができる。
【0031】なお、2枚一対の半円板状弁体の外周縁を
傾斜面にする代りに、従来例(図4)におけるようにフ
ラット状の平面弁座にすることもできるが、この場合、
弁座部の開口率は、従来例同様に、上記した実施例のも
のより劣ることになる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
剛性材料からなる中空円筒状本体の流体通路を直径方向
に横切って設置されたヒンジピンと、該ヒンジピンに回
動自在に軸支され、本体の流体通路を選択的に開放又は
閉鎖する2枚一対の半円板状の弁体と、該弁体を常時閉
鎖方向に付勢するばねとを備えたデュアルプレート逆止
弁において、上記中空円筒状本体の流体通路の全内周面
に、弾性材料からなる円筒状のシートリングを装着し、
該シートリングの内側に、上記2枚の半円板状弁体の外
周縁部と当接着座する弁座部を一体に形成したことによ
り、次のような効果が奏される。
【0033】(i)腐食性のある各種流体の使用が可能
になる。 (ii)2枚の弁体の周縁部と本体内面に装着された弾性
シートリングの内側に一体に形成された弁座部との当接
により、閉弁時に発生する金属音や異常音が低減される
と共に、弁座部における摩耗と損傷を防ぐことができ
る。
【0034】また、弾性材料からなる円筒状シートリン
グの内側に一体に形成された弁座部を、2枚の半円板状
弁体外周縁に形成された傾斜面と閉弁時当接着座する傾
斜面で形成したことにより、弁座部の開口率を高め、従
来使用されていた中央リブの除去と相俟って圧力損失、
流体抵抗を減ずることができる。
【0035】また、ヒンジピンにより軸支される2枚の
半円板状弁体とシートリングとの回動面を面接触すると
共に、該シートリングのヒンジピン挿着部に軸封部材を
設け、軸受スリーブを介して固着したことにより、ヒン
ジピンに沿う外部漏洩を防止する一次シールの役目を果
すことができると共に、2枚の弁体の軸受ボスからヒン
ジピンに加えられるラジアル荷重及びスラスト荷重を受
けることができ、該ヒンジピンを支持する本体の貫通軸
受部を保護して該逆止弁の耐久性を増すことができる。
【0036】また、ヒンジピンに軸支される2枚の半円
板状弁体のボス部の上流側に中央リブを設けることな
く、全開時流体が直接上記ボス部の前面に沿って2分さ
れるように構成すると共に、全閉時、2枚の半円板状弁
体の直径方向に形成された平面部を互いに当接させるよ
うに構成したことにより、流体の特に入口部における流
体抵抗及び圧力損失を減ずることができるばかりでな
く、閉弁時、弁板周縁部と弁座部に形成される当接傾斜
面部への衝撃を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態(実施例)を示すデュアル
プレート逆止弁の全閉状態(左側)と全開状態(右側)
を示す断面図である。
【図2】図1のI−I線断面の要部を示す。
【図3】図2の平面を示す要部断面図である。
【図4】従来例を示すデュアルプレート逆止弁の断面図
である。
【符号の説明】 11 本体 11a 本体傾斜面 12 流体通路 13 ヒンジピン 14,14a,14b 弁体 14c 弁体曲面 14d 弁体傾斜面 14e 弁体着座平面 15 ばね 16 シートリング 16a シートリング入口部 16b シートリング出口部 16c シートリング傾斜部 16d シートリング傾斜面 16e シートリング平面接触部 17,17a,17b 軸受ボス 18 ボス部 18a ボス部弾性体 19,20 ブッシュ 21 パッキン 22 軸受スリーブ 23 プラグ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性材料からなる中空円筒状本体の流体
    通路を直径方向に横切って設置されたヒンジピンと、該
    ヒンジピンに回動自在に軸支され、本体の流体通路を選
    択的に開放又は閉鎖する2枚一対の半円板状の弁体と、
    該弁体を常時閉鎖方向に付勢するばねとを備えたデュア
    ルプレート逆止弁において、上記中空円筒状本体の流体
    通路の全内周面に、弾性材料からなる円筒状のシートリ
    ングを装着し、該シートリングの内側に、上記2枚の半
    円板状弁体の外周縁部と当接着座する弁座部を一体に形
    成したことを特徴とするデュアルプレート逆止弁。
  2. 【請求項2】 弾性材料からなる円筒状シートリングの
    内側に一体に形成された弁座部を、2枚の半円板状弁体
    外周縁に形成された傾斜面と閉弁時当接着座する傾斜面
    で形成したことを特徴とする請求項1記載のデュアルプ
    レート逆止弁。
  3. 【請求項3】 ヒンジピンにより軸支される2枚の半円
    板状弁体とシートリングとの回動面を面接触すると共
    に、該シートリングのヒンジピン挿着部に軸封部材を設
    け、軸受スリーブを介して固着したことを特徴とする請
    求項1又は2記載のデュアルプレート逆止弁。
  4. 【請求項4】 ヒンジピンに軸支される2枚の半円板状
    弁体のボス部の上流側に中央リブを設けることなく、全
    開時流体が直接上記ボス部の前面に沿って2分されるよ
    うに構成すると共に、全閉時、2枚の半円板状弁体の直
    径方向に形成された平面部を互いに当接させるように構
    成したことを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項
    記載のデュアルプレート逆止弁。
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