JP3073323U - ワンタッチ脱着シャンク - Google Patents
ワンタッチ脱着シャンクInfo
- Publication number
- JP3073323U JP3073323U JP2000002663U JP2000002663U JP3073323U JP 3073323 U JP3073323 U JP 3073323U JP 2000002663 U JP2000002663 U JP 2000002663U JP 2000002663 U JP2000002663 U JP 2000002663U JP 3073323 U JP3073323 U JP 3073323U
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- JP
- Japan
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- shank
- blade
- rotation
- touch
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Abstract
(57)【要約】
〔課題〕本考案はワンタッチ脱着シャンクに関し、正
転、逆転、振動、ステップ切削、小径刃物などでの穿孔
に於いて回転中に刃物がはずれる様なことがない安全な
シャンクを提供するものである。 〔解決手段〕シャンクと刃物の回転止め、落下止め、求
芯性等の役目を各々独立させた機能で構成したことを特
徴とした。
転、逆転、振動、ステップ切削、小径刃物などでの穿孔
に於いて回転中に刃物がはずれる様なことがない安全な
シャンクを提供するものである。 〔解決手段〕シャンクと刃物の回転止め、落下止め、求
芯性等の役目を各々独立させた機能で構成したことを特
徴とした。
Description
【0001】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は環状穿孔刃物の保持具(シャンク)のワンタッチ脱着に関するもので 、大きさの異なる複数の環状穿孔刃物を1種類のシャンクで共用し、ワンタッチ 脱着の出来るもので、尚かつ、逆転、振動、ステップ切削などあらゆる条件に於 いても回転中に刃物とシャンクが離脱せず安全に使用出来、作業完了回転停止時 には容易に刃物とシャンクを離脱出来ることが可能なワンタッ脱着シャンクに関 するものである。
【0002】 〔従来の技術〕 従来環状穿孔刃物とシャンクは接続、離脱させるのに1つは回転止め、落下止 めをL字溝のカギ方式で機能する方法がある、刃物とシャンクを直接接続する方 法であるがL字溝であるが為に逆転使用ではずれる、振動ではずれやすい。回転 で乗り上げてゆるまないなど不都合があった。
【0003】 他にはシャンクの角穴と刃物の角軸で回転止めを、接続部リングの上下スライ ドとスチールボールによって落下止めをもたせるカプラ方式がある。この方式で は刃物径が接続リングより小なる時は、穿孔完了時に開けた穴にリングが当たれ ばリングが上にスライドして刃物が回転中にはずれる危険性があった。
【0004】 〔考案が解決しようとする課題〕 前記問題点を解決するためには環状穿孔刃物とシャンクの接続に於いて、L字 溝の様に回転止めと落下止めを同時に行うことはしない。カプラ方式の様に回転 止めと落下止めは別々ではあるが接続リングの上下スライドを行う方式にはしな い。
【0005】 〔課題を解決する為の手段〕 本考案は上記の目的を達成する為に環状穿孔刃物とシャンクの接続に於いて、回 転止めは角穴と角軸で行い、正転、逆転にかかわらず回転力の伝達が確実である 。落下止めはスプリングで引き上げ効果のあるリングは上下スライドは行わず、 リングの内面にある突起部で刃物の凹部を支えて落下を防ぐことで、シャンクと 刃物の確実な脱着をワンタッチで行えるものである。
【0006】 〔考案の実施の形態〕 本考案は環状穿孔刃物と保持具(シャンク)の接続離脱に於いてワンタッチ脱 着を確実に行える様、回り止めは角穴、角軸ではめ合い落下止めはシャンク側へ の刃物引き上げ効果を保たせたスプリングの入った内面突起形状リングを組み込 んだものである。
【0007】 〔実施例〕 以下本考案のワンタッチ脱着シャンクを実施例に基づいて詳細に説明する。第 1図は本考案のワンタッチ脱着シャンクの斜視図である。第1図、第3図を参照 するにワンタッチ脱着シャンク1は概略的には穿孔機へのつかみ部(チャッキン グ)2とその先端にある六角軸部3、落下止めリング4、突起5、センタードリ ル6とドリル止めネジ穴7、落下止めリングスナップリング8、内のスプリング 9で形成される。環状穿孔刃物10には角穴11、突起部5の侵入路12と突起 物5のスライド溝13がある。
【0008】 次に脱着の機能と効果について説明する。環状穿孔刃物10の六角穴11をシ ャンク1の六角軸3に差し込み、侵入路12に落下止めリング4の突起物5を合 わせて押しながらまわすと突起物5はスライド溝13に沿ってまわり落下止めリ ング4と環状穿孔刃物10は装着される。押しながらまわしていた落下止めリン グ4を手から離せば、スプリング9は環状穿孔刃物10をシャンク側に引き上げ る。
【0009】 これによって環状穿孔刃物10の六角穴11の端面とシャンク六角軸13の端 面は接触し芯は同軸芯として求芯性を確保する。切削中に於ける環状穿孔刃物1 0とシャンク1のゆるみ、はずれは生じない。
【0010】 次に離脱について説明する。装着された環状穿孔刃物10は落下止めリング4 でスプリング9によって引き込まれているが、そのままの状態で落下止めリング 4を逆転又は正転方向にまわし、環状穿孔刃物の侵入路12に突起物5が合った 時にスライド溝13からはずれ、環状穿孔刃物10はシャンク1から放出される 。
【0011】 〔考案の効果〕 以上の如き実施例の説明から理解される様に、本考案は請求の範囲に記載した 構成となっているから、シャンクと環状穿孔刃物の脱着がスムーズに出来、尚か つ確実に成されるのである。従来からの問題点は解決されたのである。
【図1】本考案のワンタッチ脱着シャンクを示す斜視図
である。
である。
【図2】従来のワンタッチ脱着シャンクである (A)刃物側L溝式で差し込んでまわす (B)シャンク側L溝式で差し込んでまわす (C)角穴角軸カプラ式で差し込んで引っ込む
【図3】本考案のワンタッチ脱着シャンクの断面図であ
る
る
1、 ワンタッチ脱着シャンク 2、 つかみ部 3、 六角軸部 4、 落下止めリング 5、 突起部 6、 スプリング 7、 環状穿孔刃物 8、 六角穴 9、 侵入路 10、スライド溝
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月8日(2000.6.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (2)
- 【請求項1】環状穿孔刃物を装着するワンタッチ脱着シ
ャンクに関するものでシャンク本体の下部を角軸とし、
この角軸にはめ合う角穴を具備した環状穿孔刃物を装着
し、接続部に双方を支えるスプリング入りリングを組み
込んだワンタッチ脱着シャンク。 - 【請求項2】シャンクと刃物は角軸と角穴で回転を伝
え、スプリング入りリングの突起部を刃物の差し込み位
置に合わせてまわし、スプリングで引き上げて刃物の離
脱落下を防ぐ様にしたワンタッチ脱着シャンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002663U JP3073323U (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | ワンタッチ脱着シャンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000002663U JP3073323U (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | ワンタッチ脱着シャンク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3073323U true JP3073323U (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=43206557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000002663U Expired - Fee Related JP3073323U (ja) | 2000-03-16 | 2000-03-16 | ワンタッチ脱着シャンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3073323U (ja) |
-
2000
- 2000-03-16 JP JP2000002663U patent/JP3073323U/ja not_active Expired - Fee Related
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