JP3072392B2 - Alc床版固定金物 - Google Patents

Alc床版固定金物

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JP3072392B2
JP3072392B2 JP3204691A JP20469191A JP3072392B2 JP 3072392 B2 JP3072392 B2 JP 3072392B2 JP 3204691 A JP3204691 A JP 3204691A JP 20469191 A JP20469191 A JP 20469191A JP 3072392 B2 JP3072392 B2 JP 3072392B2
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Daiwa House Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、H形鋼で形成される床
梁の上にALC床版を固定する金物に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ALC床版26の左右両側縁には、床面
27よりも一段と下がったステップ28が側縁に沿って
形成されている。
【0003】従来、この種のALC床版26を床梁11
に固定する場合、ALC床版の幅と略同じの一定間隔で
舌片29を床梁表面に溶接して突設すると共に、床梁1
1の長さ方向に直交する方向に向けて孔30を舌片29
に開けておき、その孔30を通る直線にALC床版26
の側縁を合わせてALC床版を床梁上に並べ、その側縁
が向き合う左右のALC床版26のステップ28により
形成される溝31に鉄棒32を置いて舌片の孔30に通
し、ステップ28の形成する溝31にコンクリートを流
し込んで鉄棒32を埋め込み、その埋め込んだ鉄棒32
を介してALC床版26を床梁11に固定する方法が採
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】床梁11にALC床版
26を固定する舌片29を溶接しておくと、ALC床版
26を床梁11の上に並べ終えるまでの工程で舌片29
が邪魔になり、それにつまづいて怪我をする危険がある
し、舌片29の突設間隔を間違えば溶接し直さなければ
ならず、又、物が当たったり引っ掛かったりして舌片2
9が曲がってしまうこともあり、特に、工場生産した床
梁11を建築現場に搬入する過程で舌片29が曲げられ
てしまう危険がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、舌片2
9を床梁11に溶接したり孔30に鉄棒32を差し込ん
だりせずに、ALC床版26を床梁11にしっかりと固
定する手段を提供しようとするものである。
【0006】即ち、本発明に係るALC床版固定金物2
5は、ALC床版固定金物本体18と止め部材20とナ
ット21とによって構成され、そのALC床版固定金物
本体18が、床梁H形鋼11のフランジ12に嵌合する
嵌合溝13を形成した横U字形ないしコ字形の把持部1
4と、先端部分にナット21の螺着する螺子山22の付
けられた桿状部17とによって形成され、桿状部17
が、一方の把持部材15の先端部分から嵌合溝13とそ
の嵌合溝13を挟んで向き合う一対の把持部材15・1
6との直角方向に長く突き出ており、止め部材20が板
材で形成されていて中央部に桿状部17の差し込める嵌
合孔19を有し、その嵌合孔19を挟む左右両側から桿
状部17への差し込み方向に向けて尖端形の突起23・
24がそれぞれ突き出ていることを特徴とするものであ
る。
【0007】ALC床版固定金物本体18は、鉄板を横
U字形ないしコ字形に折り曲げて把持部14とし、その
向き合う一方の把持部材15の先端部分にボルト(1
7)を溶接して作ることも出来るし(図1)、長尺ボル
トを折り曲げて作ることも出来る(図2と図3)。
【0008】図1、図2および図3は、一部を打ち抜き
折り曲げて突起23・24を形成した止め部材20を図
示しているが、これらの突起23・24は止め部材20
に溶接してもよい。
【0009】ALC床版固定金物25は、ALC床版2
6のステップ28に位置を合わせて把持部の嵌合溝13
を床梁11のフランジ12に嵌め込んで桿状部17を床
梁11に立て、突き合わせたALC床版26A・26B
の間で桿状部17を挟み込み、突起23・24を下向き
にし、嵌合孔19に桿状部17を差し込んでALC床版
26A・26Bの間の溝31へと止め部材20を落とし
込み、ナット21を締めて突起23・24をステップ2
8A・28Bへと差し込み、止め部材20を介してステ
ップ28A・28Bを連結すると同時に床梁11へと圧
着する。
【0010】このようにALC床版26A・26Bは、
ALC床版固定金物25によって連結されると共に床梁
11に圧着され、同時に、ステップ28A・28Bとフ
ランジ12とは把持部材16と止め部材20との間で挟
圧されることになるので、床梁11にしっかりと固定さ
れることになる。
【0011】尚、把持部14をフランジ12に嵌め合わ
せ易くするためには、フランジ12の下側になる把持部
14の把持部材16の先端を、図1と図2および図3に
図示する如く、嵌込溝13から外側に向けて僅かに折り
曲げて嵌込溝13を開き加減にしておくとよく、又、フ
ランジ12に嵌め込んだ際に桿状部17がぐらつかず床
梁11に直立するようにするには、その把持部材16の
一部又は全体を床梁11の長さ方向に向けて折り曲げた
り鉄板を溶接する等して、把持部材16を幅の広い恰好
にしておくとよい(図2)。
【0012】又、図8と図9に図示する如く、ナット2
1の螺子孔33の周囲に舌片34a・34bを突設し、
これを止め部材20の嵌合孔19に差し込んで突き出た
先端35a・35bを外向きに折り曲げて嵌合孔19の
周縁に係合する鉤36a・36bとする等して、ナット
21を止め部材20に回転可能に取り付けて一体化して
おくことも出来る。
【0013】
【発明の効果】上記の如く本発明によれば、ALC床版
26を接合するための舌片29を床梁11に突設する必
要がなくなり、その溶接手間が省け、床梁上でのALC
床版の施工がし易く、舌片29につまづいて怪我をした
りALC床版26が当たって損傷すると言った危険もな
くなる。
【0014】ALC床版固定金物25は、順次並べられ
るALC床版26毎に把持部14をフランジ12に嵌め
合わせて床梁11に取り付ければよいので、ALC床版
26の並べる位置が変わっても差し障りがなく、間取り
の変更等に随時応えることが出来る。
【0015】そして、把持部材16と止め部材20との
間でステップ28A・28Bとフランジ12を挟圧する
ことが出来るので、ALC床版26A・26Bのみなら
ずALC床版固定金物25も床梁11に強く固定するこ
とが出来る。
【0016】そして更に、図8と図9に図示する如く、
ナット21を止め部材20に回転可能に取り付けて一体
化しておくと、ALC床版固定金物25の部品点数がナ
ット21と止め部材20を一体化したものとALC床版
固定金物本体18との2点になるので保管し易く、又、
ALC床版固定金物25の使用の際にはナット21と止
め部材20の数を揃える必要がなく、その取り出しに手
間取らず、ALC床版26の施工作業を効率的に行うこ
とが出来るので実用的である。
【0017】よって明らかな如く本発明に係るALC床
版固定金物25は、ALC床版26の施工に頗る好都合
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るALC床版固定金物の斜視図であ
る。
【図2】本発明に係るALC床版固定金物の斜視図であ
る。
【図3】本発明に係るALC床版固定金物の斜視図であ
る。
【図4】本発明に係るALC床版固定金物を用いたAL
C床版施工部位の斜視図である。
【図5】本発明に係るALC床版固定金物を用いたAL
C床版施工部位の断面正面図である。
【図6】本発明に係るALC床版固定金物を用いたAL
C床版施工部位の断面側面図である。
【図7】従来のALC床版施工部位の斜視図である。
【図8】本発明に係るALC床版固定金物の止め部材の
断面正面図である。
【図9】図8に図示した本発明に係る止め部材の底面図
である。
【符号の説明】
11 床梁 12 フランジ 13 嵌合溝 14 把持部 15 把持部材 16 把持部材 17 桿状部 18 ALC床版固定金物本体 19 嵌合孔 20 止め部材 21 ナット 22 螺子山 23 突起 24 突起 25 ALC床版固定金物 26 ALC床版 27 床面 28 ステップ 29 舌片 30 孔 31 溝 32 鉄棒 33 螺子孔 34 舌片 35 舌片の先端 36 鉤
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 5/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A) ALC床版固定金物本体18と
    止め部材20とナット21とで構成され、 (B) ALC床版固定金物本体18が、床梁H形鋼1
    1のフランジ12に嵌合する嵌合溝13を形成した横U
    字形ないしコ字形の把持部14と、先端部分にナット2
    1の螺着する螺子山22の付けられた桿状部17とによ
    って形成されており、 (C) 桿状部17が、嵌合溝13とその嵌合溝13を
    挟んで向き合う一対の把持部材15・16との直角方向
    に、その一方の把持部材15の先端部分から長く突き出
    ており、 (D) 止め部材20が、板材で形成されていて中央部
    に桿状部17の差し込める嵌合孔19を有し、その嵌合
    孔19を挟む左右両側から桿状部17への差し込み方向
    に向けて尖端形の突起23・24がそれぞれ突き出てい
    ること を特徴とするALC床版固定金物。
  2. 【請求項2】 前掲特許請求の範囲の請求項1に記載の
    ナット21が、その螺子孔33を止め部材20の嵌合孔
    19に重ね合わせて、止め部材20に回転可能に係止さ
    れ、止め部材20と一体化されている前掲特許請求の範
    囲の請求項1に記載のALC床版固定金物。
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JP14111091 1991-05-15
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