JP3072067B2 - 固定具打込み用治具 - Google Patents

固定具打込み用治具

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JP3072067B2
JP3072067B2 JP9233665A JP23366597A JP3072067B2 JP 3072067 B2 JP3072067 B2 JP 3072067B2 JP 9233665 A JP9233665 A JP 9233665A JP 23366597 A JP23366597 A JP 23366597A JP 3072067 B2 JP3072067 B2 JP 3072067B2
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嘉輝 後藤
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ナショナル住宅産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、間仕切壁等を固
定するのに用いる固定具打込み用治具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、間仕切壁を床面に固定する場合、
エアーネイラ等の工具を用いて釘打ちを行い、間仕切壁
を縫い釘により固定していた。また、2階床材がポリマ
ーセメント板の場合は、ビス固定させるように仕様を変
更している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビス等
の固定具を間仕切壁の壁面から床面に向けて一定の傾斜
角度で打込むことは容易ではなく、作業性が低下すると
ともに打込み角および打込み深さにばらつきが生じるこ
とがあった。このようなばらつきがあると安定した強度
を得ることができず、また施工品質が低下するという問
題があった。
【0004】したがって、この発明の目的は、安定した
強度を確保でき、施工品質および施工性の向上を図るこ
とができる固定具打込み用治具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の固定具打
込み用治具は、床面に沿わせることができる水平板と壁
面に沿わせることができる垂直板とからなるL字形倣い
プレートと、前記垂直板の上部に取付けられた縦断面V
字形の固定具打込み部より構成され、前記固定具打込み
のV字形溝底面は斜め上方から固定具を打込むことが
できるように前記固定具を配置して誘導する傾斜誘導部
と成り、垂直板には前記傾斜誘導部に対応した位置に開
口した固定具通過部が形成されていることを特徴とす
る。
【0006】上記のように構成した固定具打込み用治具
は、L字形倣いプレートの水平板を床面に沿わせ、垂直
板を壁面に沿わせた状態で、固定具打込み部に固定具を
配置して打込む。このとき、固定具は固定具打込み部の
傾斜誘導部により案内された状態で固定具通過部から壁
面へ打込まれる。そのため、壁面から床面に向かい固定
具を斜め方向に安定した状態で簡単に打込むことができ
る。この際、固定具は固定具打込み部により支持される
ので、固定具を手で持つ必要はなく容易に作業ができ
る。また、傾斜誘導部により固定具の傾斜角度が決まる
ため、固定具の打込み角度も一定にすることができ、施
工品質の向上を図ることができる。また、固定具打込み
部は縦断面V字形であり、そのV字形溝底面が傾斜誘導
部と成っているので、壁面から床面に向かい打込む固定
具の仮置きを上方から簡単に行うことができる。また、
固定具を目で容易に確認することができるので確実に打
込み作業を行うことができる。
【0007】
【0008】請求項記載の固定具打込み用治具は、請
求項1において、傾斜誘導部は垂直板に対し45度以上
75度以下の角度で設けられており、かつ垂直板に設け
られた固定具通過部は垂直板の下縁から4cm以上6c
m以下の高さ位置に設けられている。これにより、固定
具の打込み作業が容易になる。また、壁の裏面に固定具
が突き抜けることなく、確実に床面に向かって打込むこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態の固定具打
込み用治具を図1ないし図5に基づいて説明する。図1
はこの発明の実施の形態の固定具打込み用治具を用いて
固定具の打込み作業を行う説明図、図2は図1において
固定具の打込み作業が完了した状態の説明図、図3はこ
の発明の実施の形態の固定具打込み治具の側面図、図4
は図3の左側面図、図5は図3のA−A線における拡大
断面図である。図3に示すように、この固定具打込み用
治具1は、床面12aに沿わせることができる水平板2
と壁面13aに沿わせることができる垂直板3とからな
るL字形倣いプレート4と、垂直板3の上部に取付けら
れた固定具打込み部5とで構成されている。
【0010】固定具打込み5は、縦断面V字形であり、
傾斜した状態でその一端が垂直板3に接合されている。
また、固定具打込み部5のV字形溝底面はビス等の固定
具10を誘導する傾斜誘導部6となり、垂直板3には傾
斜誘導部6に対応した位置を開口して固定具10を挿通
可能な固定具通過部となる貫通孔7が形成されている。
これにより、固定具10を傾斜誘導部6に配置した状態
で、貫通孔7を通してその外側に配置された壁面13a
に斜め上方から打込むことができる。
【0011】また、図1および図2において使用される
固定具10は65mmのビスであり、傾斜誘導部6の垂
直板3に対する角度は60度、貫通孔7は垂直板3の下
縁から50mmにしてある。打込み作業をしやすく、か
つ固定具10が確実に床面12aに向かっていくために
は、傾斜誘導部6は垂直板3に対し45度以上75度以
下の角度に設け、貫通孔7は垂直板3の下縁から4cm
以上6cm以下の高さ位置に設けてあればよい。
【0012】つぎに、上記のように構成した固定具打込
み用治具1の使用状態について説明する。図1におい
て、間仕切壁13の厚さは75mmであり、この間仕切
壁13を固定する床材12はポリマーセメント板で形成
されている。この床材12の所定位置に間仕切壁13を
仮置きするとともに、固定具打込み用治具1を水平板2
と垂直板3の隅部に配置して、水平板2と垂直板3をそ
れぞれ床面12aと壁面13aに沿わせる。この状態で
水平板2を足で踏み、図2に示すように固定具10を傾
斜誘導部6に配置して工具15で固着具10の頭部が完
全に沈むまで打込む。この場合、工具15は12Vの充
電ドライバ15aに110mmのビット15bを付けた
もので、充電ドライバ15aの先端が治具1に当たるま
で打込む。これによって、固定具10が傾斜誘導部6に
より案内された状態で貫通孔7から間仕切壁13の面材
18、下枠19および床材12を貫通し、間仕切壁13
が床材12に固定される。打込み作業時において、間仕
切壁13は垂直板3により位置決めされるので、間仕切
壁13が傾斜したり位置ずれすることを防止できる。ま
た、固定具10の間仕切壁13に対するピッチ450m
mとし、取付けは最初に間仕切壁13の端部より固定す
る。間仕切壁13が盛り上がる時はドリル等であらかじ
め間仕切壁13と床材12に下穴を開けてから固定す
る。また、間仕切壁13の厚さが30mm以上であれば
上記固定具打込み用治具1による固定が可能である。
【0013】以上のようにこの実施の形態によれば、壁
面13aから床面12aに向かい固定具10を斜め方向
に安定した状態で簡単に打込むことができる。この際、
固定具10は固定具打込み部5により支持されるので、
固定具10を手で持つ必要はなく容易に作業ができる。
また、傾斜誘導部6により固定具10の傾斜角度が決ま
るため、固定具10の打込み角度も一定にすることがで
き、施工品質の向上を図ることができる。
【0014】また、固定具打込み部5は縦断面V字形で
あり、そのV字形溝底面が傾斜誘導部6と成っているの
で、壁面13aから床面12aに向かい打込む固定具1
0の仮置きを上方から簡単に行うことができる。また、
固定具を目で容易に確認することができるので確実に打
込み作業を行うことができる。また、傾斜誘導部6の垂
直板3に対する角度、垂直板3に設けられた貫通孔7の
垂直板3の下縁から位置を上記のように設定したので、
固定具10の打込み作業が容易になる。また、壁の裏面
に固定具10が突き抜けることなく、確実に床面12a
に向かって打込むことができる。
【0015】
【0016】なお、固定具通過部は貫通孔7としたが、
この貫通孔を垂直板3の上端まで切除することにより、
固定具打込み部5の形状に沿ったV字形の切欠きにして
もよい。
【0017】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の固定具打込み
用治具によれば、壁面から床面に向かい固定具を斜め方
向に安定した状態で簡単に打込むことができる。この
際、固定具は固定具打込み部により支持されるので、固
定具を手で持つ必要はなく容易に作業ができる。また、
傾斜誘導部により固定具の傾斜角度が決まるため、固定
具の打込み角度も一定にすることができ、施工品質の向
上を図ることができる。また、固定具打込み部は縦断面
V字形であり、そのV字形溝底面が傾斜誘導部と成って
いるので、壁面から床面に向かい打込む固定具の仮置き
を上方から簡単に行うことができる。また、固定具を目
で容易に確認することができるので確実に打込み作業を
行うことができる。
【0018】請求項2では傾斜誘導部は垂直板に対し
45度以上75度以下の角度で設けられており、かつ垂
直板に設けられた固定具通過部は垂直板の下縁から4c
m以上6cm以下の高さ位置に設けられているので、固
定具の打込み作業が容易になる。また、壁の裏面に固定
具が突き抜けることなく、確実に床面に向かって打込む
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の固定具打込み用治具を
用いて固定具の打込み作業を行う説明図である。
【図2】図1において固定具の打込み作業が完了した状
態の説明図である。
【図3】この発明の実施の形態の固定具打込み治具の側
面図である。
【図4】図3の左側面図である。
【図5】図3のA−A線における拡大断面図である。
【符号の説明】
1 固定具打込み用治具 2 水平板 3 垂直板 4 L字形倣いプレート 5 固定具打込み部 6 傾斜誘導部 7 貫通孔 10 固定具 12a 床面 13a 壁面

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に沿わせることができる水平板と壁
    面に沿わせることができる垂直板とからなるL字形倣い
    プレートと、前記垂直板の上部に取付けられた縦断面V
    字形の固定具打込み部より構成され、前記固定具打込み
    のV字形溝底面は斜め上方から固定具を打込むことが
    できるように前記固定具を配置して誘導する傾斜誘導部
    と成り、垂直板には前記傾斜誘導部に対応した位置に開
    口した固定具通過部が形成されていることを特徴とする
    固定具打込み用治具。
  2. 【請求項2】 傾斜誘導部は垂直板に対し45度以上7
    5度以下の角度で設けられ、かつ垂直板に設けられた固
    定具通過部は垂直板の下縁から4cm以上6cm以下の
    高さ位置に設けられている請求項1記載の固定具打込み
    用治具。
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