JP3072046B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP3072046B2
JP3072046B2 JP8023643A JP2364396A JP3072046B2 JP 3072046 B2 JP3072046 B2 JP 3072046B2 JP 8023643 A JP8023643 A JP 8023643A JP 2364396 A JP2364396 A JP 2364396A JP 3072046 B2 JP3072046 B2 JP 3072046B2
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募 深澤
靖夫 徳山
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ダイコク電機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技情報を表示す
る表示装置を備えた遊技機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば液晶表示器を備
えたパチンコゲーム機においては、スタート入賞口にパ
チンコ玉が入賞したときは、液晶表示器に表示されてい
る図柄を更新表示し、更新表示された図柄が特賞図柄と
一致したときは、大口入賞口を開口することにより短時
間で多数の賞球を払出す大当たり状態(特賞状態)を呈
するようになっている。
【0003】ところで、液晶表示器は任意の表示が可能
であることから、液晶表示器に表示する画像を工夫する
ことにより様々な演出効果を高め、以て遊技の趣向を高
めて遊技者が遊技に飽きてしまうことを防止するように
している。
【0004】しかしながら、液晶表示器による演出効果
には限度があり、さらに遊技の趣向を高めることが困難
となりつつある。また、パチンコゲーム機ではプログラ
ム記憶用のROMの記憶容量が規制されているので、こ
のこともプログラムの工夫により液晶表示器による演出
効果を高めることができない要因となっている。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、表示装置による演出効果を高めること
により遊技の趣向を一層高めることができ、さらには斯
様な効果を記憶容量を抑制しながら実施することができ
る遊技機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技情報を表
示する表示装置を備えた遊技機において、立体画像表示
用の画像信号及び平面画像表示用の画像信号を出力可能
に構成され、前記遊技機の遊技状態に応じて出力する画
像信号を平面画像表示用と立体画像表示用とに切替えて
出力する画像信号出力手段を設け、外部に報知する報知
手段とを設けた上で、前記表示装置は、前記画像信号出
力手段からの画像信号に応じて左目用画像及び右目用画
像を立体視可能に表示し、前記画像信号出力手段は、少
なくとも平面画像表示用の画像信号から立体画像表示用
の画像信号に切替えるのに先立って前記報知手段を作動
させるように構成されているものである(請求項1)。
【0007】このような構成によれば、画像信号出力手
段は、立体画像表示用の画像信号及び平面画像表示用の
画像信号を選択的に出力する。すると、表示装置は、画
像信号出力手段からの画像信号に応じて左目用画像及び
右目用画像を表示する。これにより、遊技客は、左目用
画像及び右目用画像を左目及び右目で独立して目視する
ことにより表示装置の表示画像を立体視したり、平面視
することができる。この場合、表示装置に表示される左
目用画像及び右目用画像が平面画像表示用から立体画像
表示用に切替わるのに先立って報知手段が作動するの
で、遊技客は、報知手段による報知により表示画面を立
体視できることの開始を知ることができる。
【0008】
【0009】
【0010】また、前記画像信号出力手段は、平面画像
データに基づいて立体画像表示用の画像信号を作成する
ための画像演算回路を備えて構成されていてもよい(請
求項)。このような構成によれば、画像信号出力手段
は、画像演算回路を用いることにより平面画像データに
基づいて立体画像表示用の画像信号を作成する。これに
より、立体画像データを記憶する必要がないので、画像
データを記憶するための記憶容量を大幅に削減すること
ができる。
【0011】また、外部から操作可能な操作手段を設
け、前記画像信号出力手段は、前記操作手段が操作され
たときは立体画像表示用の画像信号の出力を禁止するよ
うにしてもよい(請求項)。このような構成によれ
ば、表示装置の表示画面を立体視したくない遊技客は、
操作手段を操作する。すると、画像信号出力手段は、立
体画像表示用の画像信号の出力を禁止するので、遊技客
は、表示装置の表示画像を平面画像として視認すること
ができる。
【0012】
【0013】また、前記表示手段に表示された左目用画
像及び右目用画像を立体視するのに最適な目視位置を示
す表示手段を設けるようにしてもよい(請求項)。こ
のような構成によれば、遊技客は、表示画面を立体視す
る際は、表示手段に示された目視位置に顔の位置を合わ
せる。これにより、遊技客は、表示画面を正しく立体視
することができる。
【0014】また、前記画像信号出力手段は、左目用画
像信号を出力するための画像データを記憶した左目用画
像データ記憶手段及び右目用画像信号を出力するための
画像データを記憶した右目用画像データ記憶手段を備え
て構成され、前記左目用画像データ記憶手段及び右目用
画像データ記憶手段は、画像信号を出力するための画像
データを分割して記憶していてもよい(請求項)。
【0015】このような構成によれば、画像信号出力手
段の左目用画像データ記憶手段は左目用画像信号を出力
するための画像データを記憶しており、その画像データ
に基づいて左目用画像信号を出力する。また、右目用画
像データ記憶手段は右目用画像信号を出力するための画
像データを記憶しており、その画像データに基づいて右
目用画像信号を出力する。
【0016】また、左目用画像信号出力手段及び右目用
画像信号出力手段は、平面画像表示用の画像信号を出力
するための画像データを記憶しており、その画像データ
に基づいて平面画像表示用の画像信号を出力する。ここ
で、左目用画像データ記憶手段及び右目用画像データ記
憶手段は平面画像表示用の画像信号を出力するための画
像データを分割して記憶しているので、何れか一方の画
像データ記憶手段に全ての画像データを記憶する構成に
比較して、記憶効率を高めることができる。
【0017】前記表示装置は、前記遊技機の遊技状態に
応じて立体度を変化させるようにしてもよい(請求項
6)。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
乃至図7を参照して説明する。図2は遊技機としてのパ
チンコゲーム機を示している。この図2において、パチ
ンコゲーム機1の盤面2には3D(立体)表示装置3
(図3参照)が設けられている。この3D表示装置3
は、後述するように左目用画像及び右目用画像を表示す
ることにより立体視可能に構成されている。
【0019】また、盤面2には一般入賞口4及びスター
ト入賞口5が設けられており、一般入賞口4及びスター
ト入賞口5にパチンコ玉が入賞したときは所定個数のパ
チンコ玉が払出される。この場合、スタート入賞口5に
パチンコ玉が入賞したときは、3D表示装置3に表示さ
れている3つの図柄が更新表示されるようになってお
り、更新表示された図柄が特賞図柄と一致したときは、
大口入賞口6が開口して入賞確率が極めて高い大当たり
状態(特賞状態)を呈するようになっている。一方、パ
チンコゲーム機1の下部には操作手段としての切替スイ
ッチ7が設けられている。
【0020】図4は3D表示装置3の構成を概略的に示
している。この図4において、バックライト8の前面に
は水平方向に左目用画素9a及び右目用画素9bが交互
に設けられた液晶パネル9が配設されており、左目用画
素9aから左目用画素群が形成されていると共に右目用
画素9bから右目用画素群が形成されている。液晶パネ
ル9の前面には水平方向に透光部10a及び遮光部10
bが交互に設けられたイメージスプリッタ10が配設さ
れており、そのイメージスプリッタ10により3D表示
装置3の前面から左目用画素群を左目で目視できると共
に右目用画像群を右目で目視することができる。
【0021】従って、1つの物体について左目で見た左
目用画像と右目で見た右目用画像とを作成し、作成した
左目用画像を左目用画素群に表示すると共に右目用画像
を右目用画素群に夫々表示することにより両眼が目視す
る画像が頭の中で合成され、以て3D表示装置3に表示
された画像を立体視することができる。
【0022】ここで、3D表示装置3の所定部位には報
知手段及び表示手段としての3D表示部3a(図3参
照)が設定されている。この3D表示部3aには「3
D」という文字が上述した原理により立体視可能に表示
されている。
【0023】図1は全体の構成を概略的に示している。
この図1において、メインCPU11は、ROM12に
記憶されているプログラムに従って動作すると共に、ワ
ーキングデータをRAM13に記憶する。リセット回路
14は、電源投入時にメインCPU11をリセットする
と共に、ウォッチドッグタイマ機能によりメインCPU
11が暴走したと判断したときもメインCPU11をリ
セットする。電源回路15は、給電された電力を直流電
力に安定化した状態でメインCPU11及び他の電子回
路に給電する。切替スイッチ7は、切替操作されたとき
は切替操作信号をメインCPU11に出力する。
【0024】メインCPU11は、入賞センサ等16か
らの検出信号を入力回路17を通じて入力すると共に、
出力回路18を通じてランプ或いは電磁ソレノイド19
に通電する。また、メインCPU11は、音声出力回路
20を通じてスピーカ21から音声を出力する。そし
て、メインCPU11は、画像信号出力手段としての表
示制御回路22を通じて3D表示装置3の表示を制御す
る。この場合、メインCPU11は、切替スイッチ7か
ら切替操作信号を入力したときは立体用の表示画像の表
示を禁止するようになっている。
【0025】図5は表示制御回路22の構成を示してい
る。この図4において、表示CPU23は、ROM24
に記憶されているプログラムに従ってVDP(Video Di
splay Processor )・L25及びVDP・R26との間
でデータ通信を実行すると共に、ワーキングデータをR
AM27に記憶する。
【0026】VDP・L25は、表示CPU23からの
指令に応じてROM28に記憶されている図柄画像デー
タ若しくは左目用画像データから図柄画像信号若しくは
左目用画像信号を作成して画像信号合成回路29に出力
するようになっている。この場合、VDP・L25は、
図柄画像信号を出力するときは画像合成指令を画像信号
合成回路29に出力する。
【0027】VDP・R26は、表示CPU23からの
指令に応じてROM30に記憶されている背景画像デー
タ若しくは右目用画像データから背景画像信号若しくは
右目用画像信号を作成して出力するようになっている。
【0028】画像信号合成回路29は、A端子にVDP
・L25から出力される図柄画像信号を入力し、B端子
にVDP・R26から出力される背景画像信号を入力
し、S端子にVDP・L25から出力される画像合成指
令を入力するようになっている。この場合、画像信号合
成回路29は、通常においてはB端子から入力する2D
(平面画像)用背景画像信号をY端子から出力し、画像
合成指令を入力したときはA端子から入力する図柄画像
信号が表す図柄画像を背景画像信号が表す背景画像に上
書きするように背景画像信号と図柄画像信号とを合成し
た2D用合成画像信号をY端子から出力する。
【0029】左目用画像信号切替回路31は、A端子に
VDP・L25からの左目用画像信号を入力し、B端子
に画像信号合成回路29から出力される2D用背景画像
信号若しくは2D用合成画像信号を入力し、S端子に表
示CPU23からの画像切替信号を入力するようになっ
ている。この場合、左目用画像信号切替回路31は、通
常においてはB端子から入力する2D用背景画像信号若
しくは2D用合成画像信号をY端子から出力し、画像切
替信号を入力したときはA端子から入力する左目用画像
信号をY端子から出力する。
【0030】右目用画像信号切替回路32は、A端子に
VDP・R26からの右目用画像信号を入力し、B端子
に画像信号合成回路29から出力される2D用背景画像
信号若しくは2D用合成画像信号を入力し、S端子に表
示CPU23からの画像切替信号を入力するようになっ
ている。この場合、右目用画像信号切替回路32は、通
常においてはB端子から入力する2D用背景画像信号若
しくは2D用合成画像信号をY端子から出力し、画像切
替信号を入力したときはA端子から入力する右目用画像
信号をY端子から出力する。
【0031】そして、図4に示す3D表示装置3におけ
る左目用画素群には左目用画像信号切替回路31からの
画像信号が示す左目用画像が表示され、右目用画素群に
は右目用画像信号切替回路32からの右目用画像信号が
示す右目用画像が表示される。従って、パチンコゲーム
機1の前面に位置する遊技客は、特別な眼鏡を用いるこ
となく3D表示装置3の表示画面を立体視することがで
きる。
【0032】次に上記構成の作用について説明する。パ
チンコゲーム機1で遊技しようとする遊技客は、椅子に
着座することによりパチンコゲーム機1に対向する。こ
こで、パチンコゲーム機1の3D表示装置3の3D表示
部3aに表示されている「3D」という文字は立体視可
能に表示されているので、遊技客が3D表示装置3の中
央に対向するように顔を位置させたときは、遊技客は
「3D」という文字を立体視することができる。ところ
が、遊技客が3D表示装置3の中央から外れた位置に顔
を位置させたときは、「3D」という文字を立体視する
ことはできない。このような場合、遊技客は、「3D」
という文字を立体視できる適切な位置に顔が位置するよ
うに着座姿勢を変える。
【0033】そして、遊技客がパチンコゲーム機1で遊
技を開始すると、盤面2にパチンコ玉が打出される。そ
して、パチンコ玉がスタート入賞口5に入賞すると、メ
インCPU11は、RAM13に設定されているスター
トレジスタの記憶値(初期値は「0」)に「1」を加算
する。このとき、パチンコ玉がスタート入賞口5に連続
して入賞したときは、スタートレジスタには最大「4」
まで計数される。
【0034】さて、図6はメインCPU11の動作を示
している。この図6において、メインCPU11は、R
AM13に設定されているスタートレジスタを読込む
(ステップA1)。このとき、スタートレジスタの数値
が「1」以上であった場合は、スタート保留があると判
断し(ステップA2)、当たり判定を実行する(ステッ
プA3)。この当たり判定では、ROM12に記憶され
ているプログラムに従って、所定の手続きに基づいて当
たりか外れかを決定すると共に、スタートレジスタに記
憶している数値から「1」を減算する。
【0035】ここで、メインCPU11は、外れである
と判断したときは(ステップA4)、外れ図柄を決定し
てから(ステップA9)、リーチが成立したか否かを判
定し(ステップA10)、リーチが成立していなかった
ときは外れ表示処理を実行する(ステップA13)。
【0036】即ち、メインCPU11は、表示CPU2
3に対して先に決定した外れ図柄を表示するように指示
するものである。これにより、表示CPU23は、VD
P・R26に対して背景図柄の表示を指示した状態でV
DP・L25に対して更新表示する図柄を指示すると共
に、左目用画像信号切替回路31、右目用画像信号切替
回路32に対してB端子に入力する画像データを表示す
るための指令信号を出力する。
【0037】すると、VDP・L25は、指示された図
柄を示す図柄画像信号を出力すると同時に画像合成指令
を画像信号合成回路29に出力する。これにより、画像
信号合成回路29は、B端子から入力する背景画像信号
が示す背景画像にA端子から入力する図柄画像信号が示
す図柄が上塗りするように背景画像信号と図柄画像信号
とを合成した2D用合成画像信号を左目用画像信号切替
回路31及び右目用画像信号切替回路32に出力する。
【0038】この場合、左目用画像信号切替回路31及
び右目用画像信号切替回路32は、B端子に入力する画
像信号を出力するように切替えられているので、各画像
信号切替回路31,32は、B端子に入力する2D用合
成画像信号を3D表示装置3に出力する。ここで、各画
像信号切替回路31,32は同一の2D用合成画像信号
を入力するので、結局、3D表示装置3の左目用画素群
と右目用画素群には同一の画像が表示される。従って、
遊技客は、3D表示装置3に表示される図柄を平面的に
視認することができる。
【0039】そして、メインCPU11は、ステップA
4において当たりと判断したときは、当たり図柄を決定
すると共に(ステップA5)、立体表示用のリーチパタ
ーン1〜3のうちから実行する立体表示用のリーチパタ
ーンを決定してから(ステップA6)、リーチ表示処理
を実行する(ステップA7)。
【0040】これらのリーチパターン1〜3は、リーチ
成立後から当たりに至るまでの間に3D表示装置3にリ
ーチ用図柄を立体視可能に表示するための表示処理のこ
とである。ここで、立体表示用のリーチパターンを複数
種類設定する目的は遊技の趣向を高めるためである。つ
まり、リーチパターン1〜3はリーチパターン後に大当
たりとなる確率が異なるように設定されており、斯様な
設定によりリーチ状態から大当たりとなる期待度を変え
ることができ、以て遊技の趣向を高めることができるの
である。
【0041】この場合、当たり処理におけるリーチパタ
ーン1は50%の割合で決定され、リーチパターン2は
30%の割合で決定され、リーチパターン3は20%の
割合で決定される。
【0042】図7はリーチ表示処理を示している。この
図7において、メインCPU11は、まず、切替スイッ
チ7がオンしているか否かを判断する(ステップB
1)。このとき、切替スイッチ6がオンしていないとき
は、メッセージを点滅する(ステップB2)。これによ
り、3D表示装置3の3D表示部3aに表示された「3
D」という文字が点滅するようになるので、斯様な表示
により遊技客に対して立体表示の開始を報知することが
できる。
【0043】続いて、メインCPU11は、先に決定し
たリーチパターンがリーチパターン1〜3の何れかを判
断し(ステップB3,B5)、判断したリーチパターン
に応じて以下に示すように表示処理〜を実行する。
【0044】リーチパターン1……表示処理を実行
する(ステップB4)。つまり、リーチ成立後、3つの
図柄の全てを立体視可能に表示するもので、当たり図柄
の3つ前の図柄から当たり図柄まで立体度を徐々に増大
する共に、当たり図柄を過ぎた以降は立体度を通常に復
帰する。 リーチパターン2……表示処理を実行する(ステッ
プB6)。つまり、リーチ成立後、3つの図柄の全てを
立体視可能に表示する。 リーチパターン3……表示処理を実行する(ステッ
プB7)。つまり、リーチ成立後、3つの図柄のうちの
中央の図柄だけ立体視可能に表示する。
【0045】そして、メインCPU11は、上述のよう
な表示処理〜を実行したときは、「3D」というメ
ッセージの点滅を停止してから(ステップB8)、表示
制御ルーチンに復帰する。ここで、メインCPU11
は、リーチパターン1〜3においてリーチ用図柄を表示
する場合は、表示するリーチ用図柄を立体用画像として
表示することを表示CPU23に指令する。
【0046】すると、表示CPU23は、VDP・L2
5に対して左目用画像信号を出力することを指示し、V
DP・R26に対して右目用画像信号を出力することを
指示すると共に、左目用画像信号切替回路31及び右目
用画像信号切替回路32に対して画像切替信号を出力す
る。
【0047】これにより、VDP・L25は左目用画像
信号を出力し、VDP・R26は右目用画像信号を出力
する。このとき、左目用画像信号切替回路31及び右目
用画像信号切替回路32はA端子から信号を入力するよ
うに切替られているので、左目用画像信号切替回路31
からは左目用画像信号が出力され、右目用画像信号切替
回路32からは右目用画像信号が出力される。
【0048】従って、3D表示装置3における左目用画
素群には左目用画像信号が示す左目用画像が表示される
と共に右目用画素群には右目用画像信号が示す右目用画
像が表示されるので、遊技客は、3D表示装置3に表示
される図柄を立体視することができる。
【0049】そして、メインCPU11は、リーチ表示
処理が終了したところで当たり処理を実行する(ステッ
プA8)。つまり、大口入賞口6を開放することにより
入賞確率を極めて高めるものであり、遊技客は、多数の
短時間で賞球を獲得することができる。
【0050】一方、メインCPU11は、外れ状態でリ
ーチが成立していると判断したときは(ステップA1
0)、当たりの場合と同様にリーチパターン1〜3を決
定してから(ステップA11)、リーチ表示処理を実行
する(ステップA12)。この場合、外れ状態における
リーチパターン1は20%の割合で決定され、リーチパ
ターン2は30%の割合で決定され、リーチパターン3
は50%の割合で決定される。
【0051】以上の動作により、パチンコゲーム機1が
リーチ状態となったときは、リーチパターン1〜3の何
れかでもって3D表示装置3に表示される図柄が立体視
可能に表示されるので、遊技客は、リーチ状態となる毎
にリーチパターンの立体表示形態が変わることから遊技
に熱中するようになる。
【0052】この場合、リーチパターンによって大当た
りとなる確率が異なるように設定されているので、遊技
客は、学習効果によりリーチパターンに応じて大当たり
への期待度を変えるようになる。即ち、リーチパターン
1は大当たりとなる割合が最大で且つ外れとなる割合が
最小に設定されているので、リーチパターン1により立
体視可能に表示されたときは、遊技客は大当たりの期待
度を大きくする。
【0053】また、リーチパターン2は大当たりとなる
割合が中間で且つ外れとなる割合が中間に設定されてい
るので、リーチパターン2により立体視可能に表示され
たときは、遊技客は大当たりの期待度を中くらいとす
る。また、リーチパターン3は大当たりとなる割合が最
小で且つ外れとなる割合が最大に設定されているので、
リーチパターン3により立体視可能に表示されたとき
は、遊技客は大当たりの期待度を小さくする。
【0054】ところで、遊技客によっては、3D表示装
置3の表示図柄を立体視することを希望しないことがい
る。このような場合、遊技客は、パチンコゲーム機1の
前面に設けられている切替スイッチ7を操作する。する
と、メインCPUは、図7に示すリーチ表示処理におい
て、切替スイッチ7がオンしていると判断して(ステッ
プB1)、表示処理を実行してから(ステップB
9)、表示制御ルーチンに復帰する。つまり、メインC
PU11は、表示CPU23に対してリーチ図柄を平面
用画像として表示することを指示する。これにより、表
示CPU23は左目用画像信号切替回路31及び右目用
画像信号切替回路32に画像切替信号を出力しないの
で、3D表示装置3に表示される左目用表示画像及び右
目用表示画像は同一となる。従って、遊技客は、3D表
示装置3の表示画像を平面的に視認するようになる。
【0055】上記構成のものによれば、リーチが発生し
たときは3D表示装置3に表示される図柄を立体視可能
に表示するようにしたので、液晶表示器に図柄を単に表
示するだけの従来例のものと違って、遊技客は、リーチ
パターンを立体視できることにより興奮して遊技に熱中
するようになる。
【0056】また、3D表示装置3にリーチパターンを
表示する毎に異なる立体表示形態でリーチパターンを表
示するようにしたので、遊技客は遊技に一層熱中するよ
うになる。この場合、当りの確率に対応してリーチパタ
ーンを設定するようにしたので、リーチパターンに応じ
て当たりの期待度が異なり、遊技の趣向を高めることが
できる。
【0057】また、平面画像と立体画像とを切替える左
目用画像信号切替回路31及び右目用画像信号切替回路
32を設け、表示CPU23からの指令に応じて平面画
像と立体画像とを切替えるようにしたので、簡単な構成
で実施することができる。さらに、3D表示装置3に表
示される数字を平面表示から立体表示に切替える際は、
3D表示装置3の3D表示部3aに「3D」と表示する
ことにより立体表示の開始及び立体表示を適切に視認で
きる位置を遊技客に認識させることができるので、遊技
客は3D表示装置3に表示される図柄を確実に立体視す
ることができる。
【0058】図8は本発明の第2実施例を示しており、
第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略
する。この第2実施例は、第1実施例におけるVDP・
L25、VDP・R26、画像信号合成回路29、左目
用画像信号切替回路31及び右目用画像信号切替回路3
2を1つの画像演算回路(IC)に置換えることを特徴
とする。
【0059】即ち、画像演算回路33は、表示CPU2
3からの指令に応じてROM34に記憶されている平面
画像表示用の画像データに基づいて立体画像表示用の左
目用画像信号及び右目用画像信号を夫々作成して3D表
示装置3に出力すると共に、ワーキングデータをRAM
35に記憶するようになっている。この場合、画像演算
回路33は、3D表示装置3に平面視可能に画像を表示
する際は、2D用合成画像信号を左目用画像信号及び右
目用画像信号として出力する。
【0060】この第2実施例によれば、画像演算回路3
3は、平面画像表示用の画像データから立体画像表示用
の画像データを作成するので、ROM34に記憶すべき
画像データを大幅に削減することができる。また、画像
演算回路33により複数の回路を一体に構成するように
したので、全体の構成を簡単化することができる。この
場合、画像演算回路33から出力する左目用画像信号及
び右目用画像信号を1系統で出力するようにしてもよ
い。
【0061】図9及び図10は本発明の第3実施例を示
しており、第1実施例と同一部分には同一符号を付して
説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。図9
は電気的構成を概略的に示している。この図9におい
て、VDP・L25に対応してROM・L36が設けら
れ、VDP・R26に対応してROM・R37が設けら
れていると共に、VDP・L25及びVDP・R26か
らの信号を受けて処理する画像信号切替回路38が設け
られている。
【0062】上記ROM・L36及びROM・R37に
は2D用画像データ及び3D用画像データが記憶されて
いる。この場合、ROM・L36及びROM・R37に
記憶されている2D用画像データ及び3D用画像データ
は夫々均等の記憶容量となるように記憶されている。
【0063】VDP・L25は、表示CPU23からの
指令に応じてROM・L36に記憶されている2D用画
像データ若しくは3D用画像データのうちの所定の画像
データに応じた画像信号を出力する。この場合、VDP
・L25は、表示CPU23から画像合成指令を受けた
ときは画像合成の対象となる画像信号を出力するタイミ
ングで画像合成指令を画像信号切替回路38の入力端子
SL に出力する。
【0064】また、VDP・R26は、表示CPU23
からの指令に応じてROM・R36に記憶されている2
D用画像データ若しくは3D用画像データのうちの所定
の画像データに応じた画像信号を出力する。この場合、
VDP・R26は、表示CPU23から画像合成指令を
受けたときは画像合成の対象となる画像信号を出力する
タイミングで画像合成指令を画像信号切替回路38の入
力端子SR に出力する。
【0065】さて、画像信号切替回路38は、条件の成
立に応じて以下の状態に切替わるように設定されてい
る。 通常においては入力端子Aから入力する画像信号を出
力端子YL 及びYR から左目用画像信号及び右目用画像
信号として夫々出力する。 表示CPU23から入力切替信号が与えられたときは
入力端子Bから入力する画像信号を出力端子YL 及びY
R から左目用画像信号及び右目用画像信号として夫々出
力する。
【0066】入力端子SL に画像合成指令を受けたと
きは入力端子Bから入力する画像信号に入力端子Aから
入力する画像信号を重畳するように合成して出力端子Y
L 及びYR から左目用画像信号及び右目用画像信号とし
て夫々出力する。 表示CPU23から入力切替信号を受けた状態で入力
端子SL に画像合成指令を受けたときは入力端子Aから
入力する画像信号に入力端子Bから入力する画像信号を
重畳するように合成して出力端子YL 及びYR から左目
用画像信号及び右目用画像信号として夫々出力する。
【0067】表示CPU23から3D表示切替信号を
受けたときは入力端子Aから入力する画像信号を出力端
子YL から左目用画像信号として出力すると共に入力端
子Bから入力する画像信号を出力端子YR から右目用画
像信号として出力する。 表示CPU23から表示切替信号を受けた状態で入力
切替信号を受けたときは入力端子Bから入力する画像信
号を出力端子YL から左目用画像信号として出力すると
共に入力端子Aから入力する画像信号を出力端子YR か
ら右目用画像信号として出力する。
【0068】さて、表示CPU23は、表示モード(図
10参照)に応じて以下のように動作することにより3
D表示装置3に所定の画像を表示する。 2D表示モード(ROM・L36に記憶された2D用
画像データに応じた画像を表示する場合)……表示CP
U23は、VDP・L25に対して2D用画像信号を出
力するように指示する。
【0069】すると、VDP・L25は、ROM・L3
6に記憶されている2D用画像データのうちから指定さ
れた2D用画像データに基づいて2D用画像信号を生成
して画像信号切替回路38の入力端子Aに出力する。こ
のとき、画像信号切替回路38は通常状態であるので、
VDP・L25から入力した2D用画像信号を出力端子
YL 及びYR から左目用画像信号及び右目用画像信号と
して3D用表示装置3に夫々出力する。
【0070】これにより、3D用表示装置3の左目用画
素群及び右目用画素群にはVDP・L25から入力した
2D用画像信号に応じた同一の画像が表示されるので、
遊技客は、3D表示装置3に表示された画像を平面視す
ることができる。
【0071】2D表示モード(ROM・R37に記憶
された2D用画像データに応じた画像を表示する場合)
……表示CPU23は、VDP・R26に対して2D用
画像信号を出力するように指示すると共に、入力切替信
号を画像信号切替回路38に出力する。この場合、画像
信号切替回路38は、入力切替信号に応じて入力端子B
から入力する画像信号を出力端子YL 及びYR から左目
用画像信号及び右目用画像信号として出力するように切
替えられる。
【0072】これにより、の場合と同様にして、3D
表示装置3の左目用画素群及び右目用画素群にはVDP
・R26から入力した2D用画像信号に応じた同一の画
像が表示されるので、遊技客は、3D表示装置3に表示
された画像を平面視することができる。
【0073】2D表示モード(ROM・R37に記憶
された2D用画像データに応じた背景画像にROM・L
36に記憶された2D用画像データに応じた図柄画像を
重ねて表示する場合)……表示CPU23は、VDP・
R26に対して2D用画像信号を出力するように指令す
ると共に、VDP・L36に対して画像合成の対象とな
る2D用画像信号を出力するように指令する。これによ
り、VDP・R26は、ROM・R37に記憶されてい
る背景画像データのうち指定された背景画像データを2
D用画像信号に変換して画像信号切替回路38の入力端
子Bに出力する。
【0074】また、VDP・L25は、ROM・L36
に記憶している図柄画像データのうち指定された図柄画
像データを2D用画像信号に変換して画像信号切替回路
38の入力端子Aに出力すると共に画像合成指令を画像
信号切替回路38の入力端子SL に出力する。
【0075】すると、画像信号切替回路38は、入力端
子SL に画像合成指令が与えられることに応じて入力端
子Bから入力する2D用画像信号に入力端子Aから入力
する2D用画像信号を合成した画像合成信号を出力端子
YL 及びYR から左目用画像信号及び右目用画像信号と
して3D表示装置3に夫々出力する。これにより、3D
表示装置3の左目用画素群及び右目用画素群には画像合
成信号に応じた同一の画像が表示されるので、遊技客
は、合成された画像を平面視することができる。
【0076】2D表示モード(ROM・L36に記憶
された2D用画像データに応じた背景画像にROM・R
37に記憶された2D用画像データに応じた図柄画像を
重ねて表示する場合)……表示CPU23は、VDP・
L25に対して2D用画像信号を出力するように指令す
ると共に、VDP・R26に対して画像合成の対象とな
る2D用画像信号を出力するように指令し、さらに画像
信号切替回路38に対して入力切替信号を出力する。
【0077】この場合、画像信号切替回路38は、入力
切替信号の入力に応じて入力端子Aから入力する2D用
画像信号に入力端子Bから入力する2D用画像信号を合
成して出力端子YL 及びYR から左目用画像信号及び右
目用画像信号として3D表示装置3に出力する。これに
より、上記と同様に、3D表示装置3の左目用画素群
及び右目用画素群には画像合成信号に応じた同一の画像
が表示されるので、遊技客は、合成された画像を平面視
することができる。
【0078】3D表示モード(ROM・L36に記憶
された左目用画像データに応じた2D用画像を3D表示
装置3の左目用画素群に表示すると共に、ROM・R3
7に記憶された右目用画像データに応じた2D用画像を
右目用画素群に表示する)……表示CPU23は、VD
P・L25に対して左目用画像に応じた3D用画像信号
を出力すると共にVDP・R26に対して右目用画像に
応じた3D用画像信号を出力するように指示し、さらに
画像信号切替回路38に対して3D表示切替信号を出力
する。
【0079】すると、VDP・L25は、ROM・L3
6に記憶されている左目用画像データのうち指定された
左目用画像データに応じて3D用画像信号を生成して画
像信号切替回路38の入力端子Aに出力する。また、V
DP・R26は、ROM・R37に記憶されている右目
用画像データのうち指定された右目用画像データに応じ
て3D用画像信号を生成して画像信号切替回路38の入
力端子Bに出力する。
【0080】このとき、画像信号切替回路38は、3D
表示切替信号の入力に応じて入力端子Aから入力する3
D用画像信号を左目用画像信号として3D表示装置3に
出力すると共に、入力端子Bから入力する3D用画像信
号を右目用画像信号として3D表示装置3に出力する。
【0081】これにより、3D表示装置3の左目画素群
にはVDP・L25からの3D用画像信号に応じた左目
用画像が表示され、右目画素群にはVDP・R26から
の3D用画像信号に応じた右目用画像が表示されるの
で、遊技客は、3D表示装置3に表示された画像を立体
視することができる。
【0082】3D表示モード(ROM・R37に記憶
された左目用画像データに応じた3D用画像を3D表示
装置3の左目用画素群に表示すると共に、ROM・L3
6に記憶された右目用画像データに応じた3D用画像を
右目用画素群に表示する)……表示CPU23は、VD
P・R26に対して左目用画像に応じた3D用画像信号
を出力するように指示すると共にVDP・L25に対し
て右目用画像信号に応じた3D用画像信号を出力するよ
うに指示し、さらに画像信号切替回路38に対して3D
表示切替信号及び入力切替信号を出力する。
【0083】この場合、画像信号切替回路38は、3D
表示切替信号及び入力切替信号の入力に応じて入力端子
Bから入力する3D用画像信号を出力端子YL から左目
用画像信号として出力すると共に、入力端子Aから入力
する3D用画像信号を出力端子YR から右目用画像信号
として出力する。
【0084】これにより、上記と同様にして、3D表
示装置3の左目画素群にはVDP・R26からの3D用
画像信号に応じた左目用画像が表示され、右目画素群に
はVDP・L25からの3D用画像信号に応じた右目用
画像が表示されるので、遊技客は、3D表示装置3に表
示された画像を立体視することができる。
【0085】2D/3D表示モード(上記〜の2
D画像との3D画像を混在)……表示CPU23は、
3D表示装置3に対する表示制御期間における2D表示
タイミングでは上記〜の何れかの動作を実行し、3
D表示装置3に対する表示制御期間における3D表示タ
イミングでは上記の動作を実行する。
【0086】これにより、3D表示装置3における2D
表示領域の左目用画素群及び右目用画素群には同一の画
像が表示されると同時に、3D表示領域の左目用画素群
には左目用画像が表示され、右目用画素群には右目用画
像が表示されるので、遊技客は、2D用画像を平面視す
ることができると共に3D用画像を立体視することがで
きる。
【0087】2D/3D表示モード(上記〜の2
D画像との3D画像を混在)……表示CPU23は、
3D表示装置3に対する表示制御期間における2D表示
タイミングでは上記〜の何れかの動作を実行し、3
D表示装置3に対する表示制御期間における3D表示タ
イミングでは上記の動作を実行し、さらに画像信号切
替回路38に対して入力切替信号を出力する。
【0088】これにより、3D表示装置3における2D
表示領域の左目用画素群及び右目用画素群には同一の画
像が表示されると同時に、3D表示領域の左目用画素群
には左目用画像が表示され、右目用画素群には右目用画
像が表示されるので、遊技客は、2D画像を平面視する
ことができると共に3D画像を立体視することができ
る。
【0089】この第3実施例によれば、ROM・L36
及びROM・R37に2D用画像データ及び3D用画像
データを記憶する際に、それらの画像データを両方のR
OMに均等の記憶容量で記憶するようにしたので、画像
データを一方のROMに記憶する構成に比較して、RO
Mの記憶容量の削減及び効率的利用を図ることができ
る。
【0090】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。特賞中
においては3D表示装置3の表示画像を継続的に立体視
可能に表示するようにしてもよい。3D表示装置3に立
体画像を表示する開始をブザーで報知するようにしても
よい。3D表示装置3の画像表示を適切に立体視できる
位置を教示する手段としては、3D表示装置3に最適な
位置から左目のみで見た場合に「左」、右目のみで見た
場合に「右」と見えるように表示するようにしてもよ
い。さらには、斯様に立体視可能な表示具(例えばホロ
グラムを利用したシール)を3D表示装置3の中心に対
応した位置に貼付けるようにしてもよい。遊技機とし
て、スロットマシンに適用するようにしてもよい。
【0091】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の遊技機によれば、表示装置を、左目用画像及び右目用
画像を立体視可能に表示すると共に、画像信号出力手段
は、少なくとも平面画像表示用の画像信号から立体画像
表示用の画像信号に切替えるのに先立って報知手段を作
動させるように構成したので、表示装置による演出効果
を高めることにより、遊技の趣向を一層高めて遊技客の
興奮を煽ることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における全体の電気的回路
構成を示す図
【図2】パチンコゲーム機の正面図
【図3】3D表示装置の正面図
【図4】立体視可能な原理を示す3D表示装置の縦断面
【図5】表示制御回路の構成を示す電気回路図
【図6】メインCPUの表示制御動作を示すフローチャ
ート
【図7】メインCPUのリーチ表示処理動作を示すフロ
ーチャート
【図8】本発明の第2実施例を示す図5相当図
【図9】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図10】表示モードの内容を示す図
【符号の説明】
1はパチンコゲーム機(遊技機)、3は3D表示装置、
3aは3D表示部(報知手段、表示手段)、11はメイ
ンCPU、22は表示制御回路(画像信号出力手段)、
23は表示CPU、25はVDP・L、26はVDP・
R、29は画像信号合成回路、31は左目用画像信号切
替回路、32は右目用画像信号切替回路、33は画像演
算回路、36はROM・L、37はROM・R、38は
画像信号切替回路である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−148311(JP,A) 特開 平7−155438(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技情報を表示する表示装置を備えた遊
    技機において、 立体画像表示用の画像信号及び平面画像表示用の画像信
    号を出力可能に構成され、前記遊技機の遊技状態に応じ
    て出力する画像信号を平面画像表示用と立体画像表示用
    とに切替えて出力する画像信号出力手段と、 外部に報知する報知手段とを設け、 前記表示装置は、前記画像信号出力手段からの画像信号
    に応じて左目用画像及び右目用画像を立体視可能に表示
    し、 前記画像信号出力手段は、少なくとも平面画像表示用の
    画像信号から立体画像表示用の画像信号に切替えるのに
    先立って前記報知手段を作動させることを特徴とする
    技機。
  2. 【請求項2】 前記画像信号出力手段は、平面画像デー
    タに基づいて立体画像表示用の画像信号を作成するため
    の画像演算回路を備えて構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 外部から操作可能な操作手段を備え、 前記画像信号出力手段は、前記操作手段が操作されたと
    きは立体画像表示用の画像信号の出力を禁止することを
    特徴とする請求項1または2記載の 遊技機。
  4. 【請求項4】 前記表示装置に表示された左目用画像及
    び右目用画像を立体視するのに最適な目視位置を示す表
    示手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至3の
    何れかに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記画像信号出力手段は、左目用画像信
    号を出力するための画像データを記憶した左目用画像デ
    ータ記憶手段及び右目用画像信号を出力するための画像
    データを記憶した右目用画像データ記憶手段を備えて構
    成され、 前記左目用画像データ記憶手段及び右目用画像データ記
    憶手段は、画像信号を出力するための画像データを分割
    して記憶していることを特徴とする請求項1乃至4の何
    れかに記載の 遊技機。
  6. 【請求項6】 前記表示装置は、前記遊技機の遊技状態
    に応じて立体度を変化させることを特徴とする請求項1
    乃至5の何れかに記載の遊技機。
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