JP3071025U - ディスク収納体 - Google Patents

ディスク収納体

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茂 峯岸
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大口製本印刷株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂材を一切用いることなく紙材をベー
スとし、ディスク保持体も焼却に際し有害物質の発生を
伴わない布、インク、接着剤、金属等環境問題を全てク
リアすることのできる材料とし、しかもディスクの収納
保持も複雑かつ繊細でその製造にかなりの労苦を要した
従来のセンターホルダー形態に比較し、極めて簡単に製
造することができることは勿論のことディスクの着脱も
より迅速かつスムーズに行うことができ、ディスクのセ
ンターホールが傷ついたり、摩耗したりするおそれが全
くなく、ディスク記録面にあっても完璧に保護されるデ
ィスク収納体を提供することを目的とする。 【解決手段】 ディスクを収納する凹部を形成してなる
ディスク収納体において、ディスク外周は前記ディスク
収納凹部6内周壁7に形成された保持体に保持される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は主にコンパクトディスク等のディスクを収納するディスク収納体に係 り、特にディスク収納体本体を紙製とするとともに、ディスク保持部材も紙、布 、インク、接着剤、金属等、リサイクルや焼却に際し有害物質の発生を伴わない 素材とし、しかも安定した状態で確実にディスク収納体に収納保持される従来皆 無のディスク収納体に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンパクトディスク等の光ディスクを収納するディスク収納体は、全て合成樹 脂製からなり、ディスク収納体中央には、ディスクの中央孔部が挿入係合される 突出部とこの突出部外周に連接されディスクの中央部分を支持することによりデ ィスクの記録面がディスク収納体と接触することを避けるための突段部からなる 所謂センターホルダー部が形成されている。
【0003】 そしてこのセンターホルダーの突出部外周はディスク中央孔内周を確実に係止 保持すべく外方向に向かい付勢力を発揮すべく形成されている。 そして長年の使用によってもへたることなく常時好適な保持状態及び付勢力発 揮のための弾性強度を維持すべく全て合成樹脂材により形成されその保持状態も センターホルダー形態によっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
近年、環境保護、焼却に際し有害物質の発生を伴わない素材による製品開発が 望まれており、特に合成樹脂材よりなる製品にあってはその廃棄、処理処分に問 題があり、合成樹脂材よりなりしかも大量使用されるこの種ディスク収納体にあ っては環境保護の観点から素材自体も含めて環境にもやさしく、しかも公害問題 ともなり得ないディスク収納体の開発が待たれた。 またセンターホルダー形態によるディスクの着脱を頻繁に繰り返した時には、 誤ってディスク中央孔付近の記録面を傷つけるおそれがあることは勿論のことデ ィスクの中央孔自体も傷ついたり摩耗する等して、ディスクの記録内容の読み取 りにも影響を及ぼすおそれが多々あった。
【0005】 本考案は合成樹脂材を一切用いることなくリサイクル可能な紙材をベースとし 、ディスク保持体も焼却に際し有害物質の発生を伴わない布、インク、接着剤、 金属等環境問題を全てクリアすることのできる材料とし、しかもディスクの収納 保持も複雑かつ繊細でその製造にかなりの労苦を要した従来のセンターホルダー 形態に比較し、極めて簡単に製造することができることは勿論のことディスクの 着脱もより迅速かつスムーズに行うことができ、ディスクのセンターホールが傷 ついたり、摩耗したりするおそれが全くなく、ディスク記録面にあっても完璧に 保護されるディスク収納体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案のディスク収納体は、ディスクを収納する凹 部を形成してなるディスク収納体において、ディスク外周は前記ディスク収納凹 部内周壁に形成された保持体に保持されることを特徴とするものである。
【0007】 また、ディスク外周を保持する保持体は、ディスクを収納する凹部内周壁に複 数突設したことを特徴とする。
【0008】 また、ディスク収納体の凹部内周壁に突設された複数の保持体内周によって形 成される円の周径は、ディスク外周径と同一としたことを特徴とする。
【0009】 また、保持体は、ディスク収納体の内周壁に切欠形成された切欠部に埋設され る保持片からなり、該保持片の突出壁部によりディスク外周を保持することを特 徴とする。
【0010】 また、保持体は、ディスク収納体の内周壁より一体的に突設されディスク外周 を保持する凸段部としたことを特徴とする。
【0011】 また、保持体は、リング体の内周壁に一体的に若しくはシルク印刷あるいは粘 着剤あるいは布を附着することにより突出形成されたことを特徴とする。
【0012】 また、保持体は基部をディスク収納体に固設し先端凸部をディスク収納体凹部 内周壁より突出しディスク外周を保持する金属板体よりなることを特徴とする。
【0013】 また、ディスク収納体は紙製からなり、保持体は紙、布、インク、粘着剤、金 属等焼却に際し有害物質の発生を伴わない素材としたことを特徴とする。
【0014】 また、ディスク収納体の中央部分にはディスク中央部分を載置し、ディスクの 記録面がディスク収納体面と接触することを避けるための支持部を突設したこと を特徴とする。
【0015】 また、ディスク収納体の外周部にはディスクの外周縁部を載置しディスクの記 録面がディスク収納体面と接触することを避けるための支持部を突設したことを 特徴とする。
【0016】
【考案の実施の形態】
以下、本考案のディスク収納体について図面に基づいて説明する。 図1図2において1は本考案のディスク収納体を示し、2はディスク3を収納 する収納体、4は蓋体あるいはジャケット等収納体を示す。この収納体2及び蓋 体あるいはジャケット収納体4からなるディスク収納体1は紙製からなる。 5は収納体2の収納部外周に切欠形成されたディスク3取出時の指がかりとな る切欠部である。
【0017】 本考案にあってはディスク3は中心孔部を保持されることなく収納体2のディ スク収納凹部6の内周壁7に保持されるものである。 図2はその一実施例であり、ディスク3を保持するための保持体はディスク収 納凹部6の内周壁7の複数個所に一定間隔を置いて切欠形成された切欠部に埋設 される保持片8からなり、この保持片8がディスク収納凹部の内周壁よりわずか に突出する突出壁部8aがディスク3外周を保持するものである。したがってこ の突出壁部8aのディスク3接触壁面を円状に連続することによって形成される 円径はディスク3外周径と同一径となるものである。
【0018】 この実施例におけるディスク収納体の組立状態を図3に基づき説明すれば、底 板9、芯板10、上板11及び底板9に接合される本考案の紙製からなるディス ク収納体が反らないための補強板12とから成る。 底板9にはディスク収納凹部6及びディスク3の中央部分を載置しディスク3 の記録面がディスク収納対面と接触することを避けるためのプレス成形あるいは シルク印刷により盛り上がり形態からなる円状突部13が形成されている。 芯板10には底板9と同様にディスク収納凹部6、及び保持片8を埋設するた めの切欠部10aが指がかりとなる切欠部5とともに一定間隔を置いて複数個所 切欠形成されている。 そして上板11にはディスク収納用凹部6及び指がかりとなる切欠部5が形成 されており、これ等の部材が合着されることにより図2に示す本考案のディスク 収納体1が形成される。
【0019】 図4に示す実施例は保持体を別部材にて構成することなくディスク収納体1の ディスク収納凹部6内周壁に凸段部14として一体的に突設し、ディスク3外周 を保持するものである。
【0020】 図5に示す実施例は、保持体をディスク収納凹部6の内周壁にリング体15の 内周壁15aの複数個所にシルク印刷あるいは粘着剤あるいは布等を附着するこ とによって突出部16としたものであり、この保持体にてディスク3の外周を保 持する。
【0021】 図6に示す実施例は、保持体を金属材より形成した実施例であり中央部分を突 設した凸段部状の金属板体17からなり、両端部の脚部を収納部2aに固設する とともに、先端の凸段部外周にてディスク3の外周を当接支持するものである。 金属材料は弾性を有することからディスク3の収納時スムーズに装着することが できるとともに、保持に際してもディスク外周を押圧付勢することから一段と安 全かつ確実な保持状態を維持することができる。
【0022】 また図7に示すように、ディスク3はディスク収納凹部の中央にプレス加工あ るいはシルク印刷により形成された円状突部13とともにディスク収納凹部の外 周縁部にシルク印刷等により形成されたディスク支持部18によりディスク3の 記録面は収納凹部に接触することなく保護される。 また前述したようにディスク収納体1は紙製からなるとともに保持体にあって も全て紙製あるいは布製、インク、粘着剤、接着剤、金属材料等リサイクルや焼 却に際し有害物質の発生を伴わない素材より構成されている。
【0023】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案あるいはディスクはディスク収納体に保持されるに 際しディスク外周そのものを保持することができることから、従来のセンターホ ルダー形態と異なり、着脱に際しディスクの中央孔付近の記録面を傷つけたりあ るいは長年の使用によりディスクの中央孔自体も摩耗したり傷ついたりして、デ ィスク本体の性能にも影響を及ぼすというおそれも全くなく、スムーズかつ容易 に所要のディスク着脱作業を行うことができる。
【0024】 また本考案のディスク収納体は紙材をベースとするとともに、ディスク保持体 も紙、インク、布、金属等リサイクルや焼却に際し有害物質の発生を伴わない材 料より構成されていることから環境保護の一助ともなる。 そして紙製という環境保護にマッチした材料を採用し、しかも合成樹脂製のデ ィスク収納体以上に安全かつ確実に、ディスクの装着を行うことが可能となった 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のディスク収納体を示す斜視図である。
【図2】本考案のディスク収納体の一実施例を示す斜視
図である。
【図3】図2に示すディスク収納体の分解状態を示す斜
視図である。
【図4】本考案のディスク収納体の他の実施例を示す斜
視図である。
【図5】本考案のディスク収納体の他の実施例を示す斜
視図である。
【図6】本考案のディスク収納体の他の実施例を示す斜
視図である。
【図7】本考案のディスク収納体の内部構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 ディスク収納体 2 収納体 3 ディスク 4 ジャケット収納体 5 切欠部 6 ディスク収納凹部 7 内周壁 8 保持片 8a 突出壁部 9 底板 10 芯板 11 上板 12 補強板 13 円状突部 14 凸段部 15 リング体 16 突出部 17 金属板体 18 ディスク支持部

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクを収納する凹部を形成してなる
    ディスク収納体において、ディスク外周は前記ディスク
    収納凹部内周壁に形成された保持体に保持されることを
    特徴とするディスク収納体。
  2. 【請求項2】 ディスク外周を保持する保持体は、ディ
    スクを収納する凹部内周壁に複数突設したことを特徴と
    する請求項1記載のディスク収納体。
  3. 【請求項3】 ディスク収納体の凹部内周壁に突設され
    た複数の保持体内周によって形成される円の周径は、デ
    ィスク外周径と同一としたことを特徴とする請求項1記
    載のディスク収納体。
  4. 【請求項4】 保持体は、ディスク収納体の内周壁に切
    欠形成された切欠部に埋設される保持片からなり、該保
    持片の突出壁部によりディスク外周を保持することを特
    徴とする請求項1記載のディスク収納体。
  5. 【請求項5】 保持体は、ディスク収納体の内周壁より
    一体的に突設されディスク外周を保持する凸段部とした
    ことを特徴とする請求項1記載のディスク収納体。
  6. 【請求項6】 保持体は、リング体の内周壁に一体的に
    若しくはシルク印刷あるいは粘着剤あるいは布を附着す
    ることにより突出形成されたことを特徴とする請求項1
    記載のディスク収納体。
  7. 【請求項7】 保持体は基部をディスク収納体に固設し
    先端凸部をディスク収納体凹部内周壁より突出しディス
    ク外周を保持する金属板体よりなることを特徴とする請
    求項1記載のディスク収納体。
  8. 【請求項8】 ディスク収納体は紙製からなり、保持体
    は紙、布、インク、粘着剤、金属等焼却に際し有害物質
    の発生を伴わない素材としたことを特徴とする請求項1
    又は2記載のディスク収納体。
  9. 【請求項9】 ディスク収納体の中央部分にはディスク
    中央部分を載置し、ディスクの記録面がディスク収納体
    面と接触することを避けるための支持部を突設したこと
    を特徴とする請求項1記載のディスク収納体。
  10. 【請求項10】 ディスク収納体の外周部にはディスク
    の外周縁部を載置しディスクの記録面がディスク収納体
    面と接触することを避けるための支持部を突設したこと
    を特徴とする請求項1記載のディスク収納体。
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