JP3070352U - 運搬車 - Google Patents

運搬車

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JP3070352U
JP3070352U JP2000000132U JP2000000132U JP3070352U JP 3070352 U JP3070352 U JP 3070352U JP 2000000132 U JP2000000132 U JP 2000000132U JP 2000000132 U JP2000000132 U JP 2000000132U JP 3070352 U JP3070352 U JP 3070352U
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JP
Japan
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fork
roller
bearing member
transport vehicle
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JP2000000132U
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Inventor
博 松浦
昌二 竹尾
Original Assignee
株式会社エイチイーシー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フォークを備えた運搬車において、物品の積
み降ろし作業を楽にする。 【解決手段】 フォーク2の側方に平行にローラ10を
配置し、フォーク2に固定された支持部材12に、ロー
ラ10の軸受部材11を上下動自在に嵌め込む。フォー
ク2が下降すると、軸受部材11が床に接地して、ロー
ラ10はフォーク2よりも上方に位置する。物品Aはロ
ーラ10に支持され、物品Aの移動を容易に行える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、重量物を運搬することができるハンドリフター、パレットトラック 、ローリフトトラック等の運搬車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、工場や建設現場等の限られたスペースの中で機器等の重い物品を運搬す る場合、小回りのきく運搬車であるハンドリフター、パレットトラック、ローリ フトトラック等が使用される。また、建屋内においては、天井クレーンやホイス トを用いて、吊り下げて運搬することもあるが、天井の高さ制限および通路幅の 制限があり、使用できない場合がある。
【0003】 特に現場において機器を据え付けるときには、運搬車によって機器をベースま で運搬することが多く、ベース上へは人力で移動している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、機器の中でも幅に比べて高さの高いものは、安定性が非常に悪い。 このような機器を運搬するとき、転倒に注意しながら運搬するが、運搬車に対し て積み降ろしを行う場合、機器がスムーズに移動しないので、転倒の危険性が高 まる。
【0005】 本考案は、上記に鑑み、物品の積み降ろし時の作業を容易に行える運搬車を提 供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案による課題解決手段は、移動自在な車体に昇降自在に設けられた複数の フォークに、物品搬送用ローラを上下動自在に設けたものであり、ローラは、フ ォークを最低位置まで下降させたときにフォーク上面よりも上方に位置し、フォ ークを最高位置まで上昇させたときにフォーク上面よりも下方に位置するように 取り付けられている。
【0007】 具体的には、フォークの側面に、ローラの軸受部材を支持するための支持部材 が取り付けられ、支持部材に縦溝が形成され、縦溝に軸受部材の一部である係合 片が上下動自在に嵌合され、フォークの昇降に応じてローラの相対的位置関係を 変化させる。したがって、フォークを下降させたときに、例えば軸受部材を接地 させたり、あるいは車体に軸受部材の下降を阻止する部材を取り付けることによ り、軸受部材の下降が停止して、ローラの下降が規制され、フォークの最低位置 においてローラはフォークよりも上方に位置することになる。なお、ローラを車 体に上下動自在に取り付けてもよく、フォークの昇降に応じてローラが上下動し 、フォークの各位置において、上記の位置関係を満足するようにローラの高さお よび移動量を設定すればよい。
【0008】 これによって、物品を運搬するときは、フォークを最高位置にして、フォーク に物品を載せる。そして、物品を積み降ろしするときは、フォークを下降させて 、ローラに物品が載るようにすれば、物品を容易に移動させることができ、積み 降ろし作業が楽になる。
【0009】
【考案の実施の形態】
本実施形態の運搬車を図1、2に示す。この運搬車は、パレットトラックであ り、移動自在な車体1に2本のフォーク2が昇降自在に設けられた周知の構造の ものであり、車体1には、傾倒自在なハンドル3と、フォーク2を昇降させるた めのリフト機構とが設けられている。リフト機構は周知のものであり、フォーク 2がリンクによって車体1に対して昇降可能に取り付けられ、ハンドル3の傾倒 操作によってポンプ4が作動して、フォーク2が上昇し、ポンプ4の圧力を下げ ることによってフォーク2が下降する。
【0010】 車体1の下面には、左右一対のキャスタ輪5と、これらの間に位置する換向輪 6とがそれぞれ回転自在に取り付けられ、換向輪6はハンドル3の回動操作によ って換向される。また、フォーク2の先端側下面に車輪7が取り付けられており 、この車輪7はフォーク2に対して起伏可能とされ、フォーク2の上昇に伴って 起立し、下降に伴って倒伏していき、倒伏した車輪7が侵入する孔8がフォーク 2に形成されている。これによって、車輪7はフォーク2の昇降に関係なく常に 床に接地するようになっている。なお、この運搬車は手押し式であるが、モータ 、エンジン等の駆動機関を設けて、自走式としてもよい。
【0011】 そして、フォーク2の両側に、これと平行な複数のローラ10が上下動自在に 設けられている。なお、ローラ10の本数はフォーク2の長さに応じて決定され る。図3に示すように、ローラ10の両端の軸が軸受部材11に回転自在に支持 され、軸受部材11はフォーク2の側面に溶接等によって固定された支持部材1 2に上下動自在に支持されている。支持部材12は、上面が開放された箱状とさ れ、その側面に縦溝13が形成され、軸受部材11に縦溝13に係合するT字状 の係合片14が突設されている。係合片14が縦溝13に嵌め込まれることによ り、軸受部材11は縦溝13に沿って上下動可能となり、かつ支持部材12から 外れることもなくなる。また、軸受部材11の下面が幅広く形成されて脚15と され、床に接地したときの安定性をよくしている。
【0012】 ここで、フォーク2の昇降とローラ10の上下動との関係を説明すると、図4 (a)に示すように、フォーク2が最高位置にあるとき、軸受部材11の係合片 14が縦溝13の下端に当接して、軸受部材11は持ち上げられており、ローラ 10はフォーク2の上面より上方に突出していない状態にある。フォーク2が下 降すると、一緒に軸受部材11も下降するが、途中で軸受部材11の脚15が床 に接地して、ローラ10の下降は規制される。そして、フォーク2がさらに下降 していくと、係合片14は縦溝13の下端から離間し、支持部材12だけが下降 していく。図4(b)に示すように、フォーク2が最低位置に達したとき、ロー ラ10がフォーク2の上面より上方に突出した状態となる。
【0013】 上記の運搬車によって物品Aを運搬するとき、図5(a)に示すように、フォ ーク2を最高位置まで上昇させて、ローラ10より高くしておき、フォーク2に 物品Aを載せて、目的地まで運搬する。目的地において、図5(b)に示すよう に、フォーク2を最低位置まで下降させると、ローラ10がフォーク2よりも高 くなり、物品Aはローラ10に載ることになる。そして、物品Aをフォーク2に 対して直交する方向に移動して、床に設置されたコロ16上を移動させることに より、運搬車から物品Aが降ろされる。なお、物品Aを運搬車に積むときも、フ ォーク2を最低位置まで下降させておき、ローラ10を利用して移動させれば、 容易に積むことができる。
【0014】 なお、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内で 上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。例えば、上 記構成をパレットトラックに限らず、ハンドリフター、ローリフトトラックに適 用してもよい。
【0015】 また、ローラ10はフォーク2と平行に設けられていたが、図6に示すように 、フォーク2に直交するように設けてもよく、物品をフォーク2と平行な方向に 容易に移動させることができる。さらに、ローラ10の配置として、フォーク2 の側方に限らず、図7に示すように、フォーク2内に形成した取付孔17に同様 の構造で上下動自在に配置してもよく、ローラ10が外側にはみ出していないの で、運搬車の取り回しが楽になる。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかな通り、本考案によると、フォークの昇降に応じて高さ 方向の位置関係が変化するローラを設けることにより、フォークを下降させたと きにローラはフォークよりも上方に位置して物品を載置することができ、物品の 移動を容易に行える。したがって、物品の積み降ろし作業が楽になり、しかも物 品の移動がスムーズになって、転倒の危険性も低減でき、安全性を向上できる。 特に背の高い物品の積み降ろし作業時の転倒防止に大いに寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態の運搬車の平面図
【図2】運搬車の側面図
【図3】ローラの取り付け部分の斜視図
【図4】フォークとローラとの位置関係を示す図であ
り、(a)はフォークが最高位置にあるとき、(b)は
フォークが最低位置にあるとき
【図5】(a)は物品運搬時の運搬車の要部正面図、
(b)は物品積み降ろし時の運搬車の要部正面図
【図6】他の形態のローラを備えた運搬車の平面図
【図7】他の形態のローラを備えた運搬車の平面図
【符号の説明】
1 車体 2 フォーク 10 ローラ 11 軸受部材 12 支持部材 13 縦溝 14 係合片 15 脚

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動自在な車体に複数のフォークが昇降
    自在に設けられ、該フォークに対して物品搬送用ローラ
    がその軸方向をフォークと平行にして上下動自在に設け
    られ、該ローラは、前記フォークを最低位置まで下降さ
    せたときにフォーク上面よりも上方に位置し、フォーク
    を最高位置まで上昇させたときにフォーク上面よりも下
    方に位置することを特徴とする運搬車。
  2. 【請求項2】 移動自在な車体に複数のフォークが昇降
    自在に設けられ、該フォークに物品搬送用ローラが上下
    動自在に取り付けられ、前記フォークの下降に伴って前
    記ローラが下降する途中でローラの下降を規制する規制
    手段が設けられ、前記ローラは、前記フォークの最低位
    置においてフォークよりも上方に位置し、フォークの最
    高位置においてフォーク上面よりも下方に位置すること
    を特徴とする運搬車。
  3. 【請求項3】 フォークの側面に、ローラの軸受部材を
    支持するための支持部材が取り付けられ、該支持部材に
    縦溝が形成され、該縦溝に前記軸受部材の一部が上下動
    自在に嵌合され、前記フォークを下降させたときに前記
    軸受部材は接地することを特徴とする請求項1または2
    記載の運搬車。
JP2000000132U 2000-01-18 2000-01-18 運搬車 Expired - Lifetime JP3070352U (ja)

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