JP3069727B2 - プーリープラー - Google Patents
プーリープラーInfo
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- pulley
- screw shaft
- pressing body
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Description
れたプーリーを軸から離脱させるために用いるプーリー
プラーに関するものである。
7−27766号にて開示された形態のものがある。
ように、軸32に装着されるプーリー31に対向配置さ
れる基体21と、基体21の中心部に配設され、基体2
1に対し対向配置される軸32の軸線方向に沿って移動
可能とされ、軸32の端部に衝合して軸32に対して軸
線方向の押圧力を作用する押圧体(ボルト)22と、基
体21の外側において少なくとも2以上支持され、先端
部に、プーリー31に係合可能な引掛爪30を支持して
なるアーム25A、25Bとを備え、押圧体22の軸3
2に対する押圧力の作用により、プーリー31を引掛爪
30による軸32から離脱可能とするプーリープラーで
あって、各引掛爪30は、対応するプーリー31のベル
ト係合用の凹部34に相応し、該凹部34に係入可能な
状態とされ、アーム25A、25Bの先端部に着脱可能
としたものである。
の引掛爪30を、離脱させるプーリー31のベルト係合
用の凹部34に引掛けて、軸32に押圧体22により押
圧力を加えることにより、プーリー31を軸線方向に沿
って軸32から離脱させるものである。
ラーは、離脱させるプーリー31のベルト係合用の凹部
34に係入可能な凸状の引掛爪30をアーム25A、2
5Bの先端部に着脱可能とすることにより、各種サイズ
のプーリー31に適用できるようにしたものであるが、
一対のアーム25A、25Bの間隔を調節する手段とし
て、基体21と平行に、かつ、押圧体22を挟むように
配置した2本の調整ねじ28、28を用い、この両調整
ねじ28、28の基端側をアーム25Aの貫通孔26に
通し、先端側のみをアーム25Bのねじ孔27にねじ込
み、調整ねじ28、28を回転させることにより、両ア
ーム25A、25Bを基体21の両側のスリット24、
24に沿って相対的に接離させるものである。
体22との関連性は全くなく、プーリー31の凹部3
4、34間を一対の引掛爪30、30にて挟持しても押
圧体22の位置がプーリー31に嵌っている軸32のセ
ンターに位置する保証は何ら有していないものである。
1に対し図5、図6に示すように正確にセットするに
は、まず、アームがこじれないように2本の調整ねじ2
8、28をほぼ同時に同量回転させて両引掛爪30、3
0にてプーリーの凹部34、34を軽く挟持した状態に
おいて、基体21に軽く衝撃を与えてスリット24に沿
って移動させ、押圧体22の中心を軸32の中心と肉眼
にて一致させると共に押圧体22を回転させてその先端
を軸32に軽く当接させ、この状態がずれないように保
持しながら再度両調整ねじ28、28をほぼ同時に同量
締め込む必要がある。
整ねじ28を設ける必要があるため基体21から引掛爪
30までの寸法、すなわち、アームの長さは比較的長い
ものとなり、車両のエンジンルーム等の狭い空間におけ
る設置には不向きなものであり、さらに、2本の調整ね
じ28、28をほぼ同時に同量回転させて押圧体22と
軸32の各軸心を一致させる作業は、狭いエンジンルー
ムにおいては、斜め方向からの肉眼による確認に基づい
て行うものであるため大変むずかしいものである。
ては、プーリー31へのセットが面倒であり、確実にセ
ットするには、結構時間を要するものであった。
締め込みにより、一対の引掛爪を均等に寄せると同時に
押圧体の中心を自動的に一対の引掛爪の中間に位置させ
るようにしたことを特徴とするものである。
面に固定された2本の平行なガイド棒2、2の先端部を
跨いで引掛爪3を張出状に有する爪保持体4を固定する
と共に該ガイド棒2、2の支持板1寄りにも前記引掛爪
3と同方向に引掛爪3’を張出状に有する爪保持体5を
摺動可能に設け、該固定された爪保持体4と摺動可能な
爪保持体5との中間に押圧体支持部6を中心に備えたス
ライド基盤7を両ガイド棒2、2を跨いで摺動可能に設
け、支持板1の両ガイド棒2、2の中間に該ガイド棒と
平行に先端部にスリーブ9を有するねじ軸8を貫通させ
てねじ込むと共に該ねじ軸先端のスリーブ9を摺動可能
な爪保持体5の中間側部と回動可能に連結し、ねじ軸8
の前半部中心に該ねじ軸と同じ向きでピッチが1/2の
めねじ12を形成して該めねじに、先端を前記スライド
基盤7の側部と回動不能に連結した調整ねじ軸13の後
半部をねじ込んでなるプーリープラーである。
ーにおいて、押圧体支持部6が、ピストンシリンダー式
の押圧体15の装着可能な穴であるプーリープラーであ
る。
ーにおいて、押圧体支持部6が、押圧ボルト15Aのね
じ込み可能なねじ孔6Aであるプーリープラーである。
ーにおいて、引掛爪3が、爪保持体4および爪保持体5
に対し着脱可能なプーリープラーである。
態を図1〜図3に基づき説明する。図中1は、肉厚矩形
板状の支持板で、その片面に2本の平行な長尺状のガイ
ド棒2、2が垂直状に固定され、その先端部には両ガイ
ド棒2、2を跨いで爪保持体4が固定され、この爪保持
体4には引掛爪3が張出状に固定されている。
は、各種サイズの引掛爪3が選択的にビスにて固定でき
るようになっている。
寄りに両ガイド棒2、2を跨いで摺動可能に設けられた
爪保持体で、この爪保持体5にも前記引掛爪3と同方向
に引掛爪3’が前記固定側の爪保持体4の引掛爪3と対
向して前記と同様の手段にて固定されている。
がそれぞれ図1に示すように、プーリー31のベルト係
合用の凹部34に嵌る形態のものである。
スライド基盤で、前記固定された爪保持体4と摺動可能
な爪保持体5の中間において両ガイド棒2、2を跨いで
摺動可能に設けられているものである。
ッド17が出没するピストンシリンダー式の押圧体15
または、図4に示すような押圧ボルト15Aが装着固定
される部分で、スライド基盤7の中心に垂直方向に設け
られた穴またはねじ孔6Aによって形成されている。
端部にハンドル10を備えた長尺状のねじ軸で、その中
間部分が前記支持板1の両ガイド棒2、2の中間に設け
られたねじ孔1Aにねじ込まれ、先端のスリーブ9の部
分が前記摺動可能な爪保持体5の中間側部に回動可能に
貫通させて設けられ、その先端部はストップリング11
にて抜けないように固定されている。
8と同じ向きでピッチが1/2のめねじ12が形成され
ている。(図3参照)
能な調整ねじ軸で、その先端部は前記スライド基盤7の
中間側部にねじ込まれロックナット14にて回動不能に
固定されると共に、後半部は前記ねじ軸8のめねじ12
にねじ込まれている。
の押圧ロッド17が出没するピストンシリンダー式の押
圧体で、油圧ホース19を介して手動式の加圧ポンプ3
5に連結されており、この加圧ポンプ35は加圧ねじ3
6を締め付けることによりタンク37内のオイル38を
押圧体15の押圧ロッド17の背部に送り、押圧ロッド
17を前進させるようになっている。
み式にて設けられた押圧ヘッドで、押圧ロッド17の突
出量を調整するものであるが、この押圧ヘッドは必ずし
も必要とするものではない。
鋼(SCM435)を使用し、その他の各構成部材は機
械構造用炭素鋼(S45C)を使用している。
ルト係合用の左右の凹部34、34の間隔よりやや広く
開いた状態にてプーリー31の前方から本プーリープラ
ーをプーリー31側に寄せて、引掛爪3、3’をプーリ
ー31の凹部34に対応させ、ハンドル10を時計方向
に回転させると、ねじ軸8の移動と同時に爪保持体5が
ガイド棒2、2に沿って前方(図中右方)へ移動し、右
端の爪保持体4の引掛爪3と摺動可能な爪保持体5の引
掛爪3’によりプーリーの凹部34を図1に示すように
挟持することになる。
と同方向でピッチが1/2のめねじ12が設けられ、こ
のめねじに調整ねじ軸13がねじ込まれているため、ね
じ軸8が例えば20mm右へ進めば、調整ねじ軸13はめ
ねじ12内を10mm左へねじ込まれることになる。
動量に対し、調整ねじ軸13は常にねじ軸8の進行方向
とは逆の方向に1/2進むことになる。
れた爪保持体4と摺動可能な爪保持体5との中間位置に
スライド基盤7の中心が位置するようにしておけば、爪
保持体5の摺動位置に関係なく、スライド基盤7は常に
両爪保持体4、5の中間に自動的に位置することにな
り、スライド基盤7の中心に配置された押圧体支持部6
の中心は図1に示すようにプーリー31の軸32の中心
と一致することになる。
式の押圧体15を押圧体支持部6に設置し、加圧ポンプ
35の加圧ねじ36を回転させてオイル38を押圧体1
5のシリンダー16内に送ると、押圧ロッド17は押圧
ヘッド18と共に前進し、軸32の軸端を押圧するので
プーリー31と軸32とは相対的に二点鎖線にて示すよ
うに移動し、プーリー31は軸32から引き抜かれる。
として押圧ボルト15Aを用いた例を示すもので、押圧
体支持部6の中心に設けたねじ孔6Aに押圧ボルト15
Aをねじ込み、この押圧ボルト15Aの頭部をスパナに
て回転させることにより軸32からプーリー31を引き
抜く形態のものである。
ねじ軸を回転させることにより、スライド基盤が常に自
動的に両爪保持体の中間に位置することになるので位置
決め操作が簡単で確実なものとなる。
来品のように爪保持体(アーム)の間隔を調節するため
の調整ねじを必要とせず、ねじ軸と2本のガイド棒を同
一平面上に配置させているため、押圧体の軸線方向の寸
法が大幅に圧縮され、コンパクトなものとなるので、車
両等における狭いエンジンルームにおいても容易に装着
可能である。
中央縦断平面図。
示す中央縦断平面図。
断平面図。
Claims (4)
- 【請求項1】 支持板(1)の片面に固定された2本の
平行なガイド棒(2、2)の先端部を跨いで引掛爪
(3)を張出状に有する爪保持体(4)を固定すると共
に該ガイド棒(2、2)の支持板(1)寄りにも前記引
掛爪(3)と同方向に引掛爪(3')を張出状に有する爪
保持体(5)を摺動可能に設け、固定された爪保持体
(4)と摺動可能な爪保持体(5)との中間に押圧体支
持部(6)を中心に備えたスライド基盤(7)を両ガイ
ド棒(2、2)を跨いで摺動可能に設け、支持板(1)
の両ガイド棒(2、2)の中間に該ガイド棒と平行に先
端部にスリーブ(9)を有するねじ軸(8)を貫通させ
てねじ込むと共に該ねじ軸先端のスリーブ(9)を摺動
可能な爪保持体(5)の中間側部と回動可能に連結し、
ねじ軸(8)の前半部中心に該ねじ軸と同じ向きでピッ
チが1/2のめねじ(12)を形成して該めねじに、先
端を前記スライド基盤(7)の側部と回動不能に連結し
た調整ねじ軸(13)の後半部をねじ込んでなるプーリ
ープラー。 - 【請求項2】 押圧体支持部(6)が、ピストンシリン
ダー式の押圧体(15)の装着可能な穴である請求項1
記載のプーリープラー。 - 【請求項3】 押圧体支持部(6)が、押圧ボルト(1
5A)のねじ込み可能なねじ孔(6A)である請求項1
記載のプーリープラー。 - 【請求項4】 引掛爪(3、3')が、爪保持体(4)お
よび爪保持体(5)に対し着脱可能なものである請求項
1記載のプーリープラー。
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---|---|---|---|
JP7337767A JP3069727B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | プーリープラー |
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Publications (2)
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JPH09155759A JPH09155759A (ja) | 1997-06-17 |
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ID=18311777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP7337767A Expired - Fee Related JP3069727B2 (ja) | 1995-11-30 | 1995-11-30 | プーリープラー |
Country Status (1)
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Families Citing this family (3)
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CN104084926B (zh) * | 2014-06-26 | 2016-08-03 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种拆卸曲柄销和曲柄轴套的拆卸方法 |
CN112157624A (zh) * | 2020-09-15 | 2021-01-01 | 重庆泰山电缆有限公司 | 一种两爪拉马、轴承与轴的拆卸结构及拆卸方法 |
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1995
- 1995-11-30 JP JP7337767A patent/JP3069727B2/ja not_active Expired - Fee Related
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