JP3069518U - コンパクトディスクケ―スのコンパクトディスク固定体 - Google Patents

コンパクトディスクケ―スのコンパクトディスク固定体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDの引っかかりを防止し、激しい揺れによ
るCDの抜け落ちを防止するCDケースのCD固定体を
提供する。 【解決手段】 本体3を備え、本体3には相連なる複数
の渦巻き状の導引体41が設けられ、その導引体41は
円面をなして取り出しボタン4を形成している。指で取
り出しボタン4を押したときの力は導引体41によって
第1支え部61、第2支え部62に分散し、各導引体4
1は受けた引っ張り力によって内側に傾斜をもたらすの
で、力の不均衡によるCDの引っかかりをなくす。ま
た、各導引体41の外縁には下向きに突出した突出傾斜
面42が設けられ、その後方に第1支え部61、第2支
え部62が連接されることにより制御溝5が形成され、
CDをCDケース内に収めたとき、CDが制御溝5に引
っかかるため、激しい揺れがあってもCDは容易に抜け
落ちることがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、コンパクトディスク(以下、「コンパクトディスク」をCDという )ケースのCD固定体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のCDケースは、例えば図1に示すように、プラスチック材料を射出成形 して一体的に製作されたものであり、通常CDケースにCDを収める場合、その CDが動かないようにケース1の中央に円形の固定体が設けられている。その円 形固定体は、図2に示すように、ある一定数のZ形カギ状体21を用いて円形カ ギ状体2をなす。カギ状体21はプラスチック材特有の弾性を有し、かつ大きさ がCDの中心孔の大きさとほぼ同じであるため、CDを収める場合、CDの中心 孔と円形カギ状体2とを重ね合わせ、CDを少し押すだけで、円形カギ状体2に CDは嵌入される。CDを取り出す場合は、円形カギ状体2のプッシュ面22を 押すと、カギ状体21はその力を受けて若干内側に収縮して下側にへこみ、これ により、CDを固定体から取り出すことができる。使用時には、CDを大変簡単 にケース内から取り出すことができ、実用目的に叶ったものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この種のCDケースを詳しく見てみると、まだ改善すべき大き な欠点が残っている。 その一つとして、従来のCDケース内の固定体は、通常、数個のZ型カギ状体 21によって円形カギ状体2が構成されているが、指でカギ状体21を押してC Dを取り出す場合、指の力が不均衡であるためにカギ状体21は均一でない圧力 を受け、CDが、受ける力の軽い方または力を受けていないカギ状体21上に引 っかかってしまうことがよくある。また、力が大き過ぎた場合は、カギ状体21 やCDの破損に至ることがある。
【0004】 次に、CDをケースに収める場合、CDの中心孔を円形カギ状体2に重ね合わ せてCDを少し押すと、そのCDを円形カギ状体2に嵌入できる。しかしながら 、円形カギ状体2の大きさがCDの中心孔の大きさとほぼ等しいので、ケースを 思い切り振ると、CDは円形カギ状体2から容易に抜けてしまい、CDを傷つけ ることになる。
【0005】 したがって、本考案の目的は、力の不均衡によるCDの引っかかりを防止する CDケースのCD固定体を提供することにある。 本考案の別の目的は、CDをCDケースに収めた状態で、激しい揺れによるC Dの抜け落ちを防止するCDケースのCD固定体を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するための本考案の請求項1記載のCDケースのCD固定体 は、プラスチック材の射出成形により製作される本体を備える。本体の上端には 、本体の中心から外側に向かって平均的に複数の部分に分割された渦巻き状の導 引体が設けられ、複数の導引体の間は棒状の隙間で仕切られ、複数の導引体の外 縁にはそれぞれ下向きに傾斜して突出した部分が設けられている。導引体の下向 きに傾斜して突出した部分の後方には二つの支え部が連結されて制御溝が形成さ れ、支え部はCDケースに連接されている。
【0007】 以上の本考案のCDケースのCD固定体によれば、主に従来のCD固定体にお いて容易に発生する、CDがケースに引っかかって取り出せないもしくは抜け易 いという欠点を解決する。特に、相連なる複数の渦巻き状の導引体が押されたと き、その力は導引体によって各支え部に分散し、その受けた引っ張り力によって 各導引体は内側に傾斜をもたらし、力の不均衡によるCDの引っかかりをなくす 。また、各導引体の外縁の下向きに突出した部分には、その後方に支え部が連接 されることにより制御溝が形成され、CDをケース内に収めたとき、CDが制御 溝に引っかかるため、激しい揺れがあってもCDは容易に抜け落ちることがない 。
【0008】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例) まず、図3から図5に本考案の第1実施例を示す。図に示すとおり、本考案の 一実施例によるCDケースのCD固定体は、主に本体3から構成される。 本体3は、概ねプラスチック材を射出成形して一体的に製作されたものであり 、その上端には、その中心から外側に向かって3片に平均的に分割された導引体 41が設けられ、隣接する各導引体41間は隙間7で仕切られ、一つの円をなす 。この導引体41および隙間7は取り出しボタン4を構成する。
【0009】 各導引体41外縁には、下向きかつ外側に傾斜して突出した部分、すなわち突 出傾斜面42が設けられ、その突出傾斜面42上縁はCDの中心孔より若干小さ く、そこから徐々に大きくなり、下縁はCD8の中心孔より若干大きい。その突 出傾斜面42に第1支え部61および第2支え部62を連結すると、制御溝5が 形成され、第1支え部61および第2支え部62はさらにケース1と連接する。 上述からわかるとおり、取り出しボタン4の導引体41は、突出傾斜面42およ び制御溝5を介して第1支え部61、第2支え部62と連接しており、また、第 1支え部61は制御溝5および突出傾斜面42と導引体41の中間端に連接し、 第2支え部62は導引体41末端に連接している。
【0010】 上記は、本実施例の部材の相互関係位置およびその構造に関する概要である。 また、本実施例の使用時における作動、動作の原理を以下に図面に基づいて説 明する。図3から図6に示すとおり、CDをケースに収める場合、まずCD8の 中心孔を取り出しボタン4に重ね合わせる。取り出しボタン4の外縁にある突出 傾斜面42の上縁部分はCD8の中心孔より若干小さいが、徐々に大きくなり、 下縁はCD8の中心孔より若干大きい。よって、CD8が突出傾斜面42の下縁 までくると、プラスチック材が弾性を有するため、CD8を少し押すだけで導引 体41が内側に押し込まれる。また、各導引体41間には隙間7があるので、図 7に示すように導引体41は内側に収縮する。そのあと、突出傾斜面42の下縁 がCD8中心孔より若干小さいため、CD8の中心孔は制御溝5に嵌入する。そ れと同時に、導引体41および突出傾斜面42は使用前の状態に戻り、図6に示 すようにCD8は制御溝5にその動きを制限されるので、振っても抜けることが ない。
【0011】 CD8を取り出す場合は、図8に示すように取り出しボタン4を軽く押すと、 導引体41が力を受け、その力が突出傾斜面42および制御溝5によって第1支 え部61、第2支え部62に至る。第1支え部61は、導引体41の中間端に連 接しているため受ける力が比較的大きく、第2支え部62は導引体41末端に連 接しているため受ける力が比較的小さい。導引体41の第1支え部61に比較的 近い一端は受ける力が比較的大きいため大きく下にへこみ、また導引体41の第 2支え部62に比較的近い一端は受ける力が比較的小さいので、下へへこむ度合 いが小さい。よって、図7に示すように、導引体41の第1支え部61、第2支 え部62に近い箇所は内側に傾斜する。突出傾斜面42においては、導引体41 が内側に傾斜することにより、その下縁がCD8の中心孔より小さくなり、取り 出しボタン4の円面がCD8より下に下がる。このとき手を離すと、突出傾斜面 42は使用前の状態に戻り、突出傾斜面42下縁箇所がCD8の中心孔より若干 大きくなるため、CD8を簡単に取り出すことができる。
【0012】 (第2実施例) 本考案の第2実施例を図9に示す。この第2実施例は、取り出しボタン4上の 導引体41は変化させず残し、第1支え部61を延長させて第2支え部62を設 けない構造である。すなわち、第1支え部61先端の受ける力が比較的大きく、 第1支え部61後端の受ける力が比較的小さいため、第1支え部61は第2支え 部62に取って代わり、その効果は第1実施例と同様なものとなる。
【0013】 以上二つの実施例で説明したCDケースのCD固定体は、指で取り出しボタン を押した力を導引体により各支え部に分散するため、各導引体は受ける引っ張り 力により内側に傾斜するという特徴を有する。それにより、力の不均衡によるC Dの引っかかりを防ぐのに効果的である。 また、各導引体の外縁に下向きに突出した突出傾斜面が設けられ、その後方に 支え部が連接されることにより、制御溝を形成するという特徴を有する。それに より、CDをケースに収めた場合、CDが制御溝に引っかかるため、激しい揺れ によるCDの抜け落ちを防止するのに効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のCDケースを示す斜視図である。
【図2】従来のCD固定体の細部を示す斜視図である。
【図3】本考案の第1実施例によるCDケースを示す斜
視図である。
【図4】本考案の第1実施例によるCD固定体を示す斜
視図である。
【図5】本考案の第1実施例によるCD固定体を示す上
面図である。
【図6】本考案の第1実施例によるCDケースにCDが
収納された状態における固定体を示す断面図である。
【図7】本考案の第1実施例による取り出しボタンが加
圧されている状態を示す正面図である。
【図8】本考案の第1実施例によるCD固定体が指で押
されている状態を示す側面図である。
【図9】本考案の第2実施例によるCD固定体を示す上
面図である。
【符号の説明】
1 CDケース 3 本体 5 制御溝 7 隙間 8 CD 41 導引体 42 突出傾斜面 61 第1支え部 62 第2支え部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラスチック材の射出成形によって製作
    される本体を備えるコンパクトディスクケースのコンパ
    クトディスク固定体であって、 前記本体の上端には、前記本体の中心から外側に向かっ
    て平均的に複数の部分に分割された渦巻き状の導引体が
    設けられ、 前記の導引体の間は棒状の隙間で仕切られ、前記の導引
    体の外縁にはそれぞれ下向きに傾斜して突出した部分が
    設けられ、 前記導引体の外縁の突出した部分の後方に二つの支え部
    が連結されて制御溝が形成され、 前記支え部は、前記コンパクトディスクケースに連接さ
    れていることを特徴とするコンパクトディスクケースの
    コンパクトディスク固定体。
JP1999009318U 1999-12-08 1999-12-08 コンパクトディスクケ―スのコンパクトディスク固定体 Expired - Fee Related JP3069518U (ja)

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