JP3068809B2 - 冷気吐出速度を加速化し得る冷蔵庫 - Google Patents

冷気吐出速度を加速化し得る冷蔵庫

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JP3068809B2 JP12254998A JP12254998A JP3068809B2 JP 3068809 B2 JP3068809 B2 JP 3068809B2 JP 12254998 A JP12254998 A JP 12254998A JP 12254998 A JP12254998 A JP 12254998A JP 3068809 B2 JP3068809 B2 JP 3068809B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に関し、より
詳しくは、冷却室内に供給される冷気の速度を加速化す
ることで冷気を強く供給し得る冷蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すように、冷蔵庫は冷凍室10
a及び冷蔵室10bを形成する本体10と、冷凍室10
a及び冷蔵室10bをそれぞれ開閉する冷凍室ドア12
及び冷蔵室ドア14を有している。冷凍室10aの後方
には冷気を生成するための蒸発器22と、蒸発器22で
生成された冷気を冷却室10a、10bに供給するため
の送風ファン24が設置されている。冷蔵室10bは多
数の棚16によって多数の空間に仕切られており、冷蔵
室10bの後面には多数の冷気吐出口26aの形成され
たダクト部材26が設置されている。ダクト部材26は
冷蔵室10bの後面に上下方向に冷気ダクト10cを形
成する。冷気吐出口26aは棚16により仕切られた空
間と対応する位置に形成される。送風ファン24により
送風された冷気の一部は冷気ダクト10c内に流入し、
冷気吐出口26aを通して冷蔵室10b内に吐出され
る。これにより、棚16上に置かれた食品が冷却され
る。冷蔵庫は冷気ダクト10c内に流入した冷気を冷気
吐出口26aを通して円滑に吐出させるために、冷気ガ
イド装置を備えている。冷気ガイド装置は、図2に示す
ように、冷気ダクト10c内にブラケット30により固
定され冷気ダクト10cの長手方向に沿って配置された
回転軸28aを有する駆動モータ28、駆動モータ28
の回転軸28aに設置されたディスク状の多数のホルダ
ー25、及び上記各ホルダー25の間に設置された羽根
25aで構成される。羽根25aは冷気吐出口26aと
隣接した位置に形成される。羽根25aは駆動モータ2
8により回転し、これにより冷気ダクト10c内に供給
された冷気が冷気吐出口26aを通して冷蔵室10bの
水平方向に分散されるようにガイドされる。
【0003】一般的に、冷蔵室ドア14の頻繁な開閉作
動に因り、冷蔵室10b内の冷蔵室ドア14と隣接した
領域の温度は上昇しやすい。しかし、このような従来の
冷蔵庫における冷気ガイド装置は、冷気を水平方向上に
分散させる機能をするだけであるため、冷蔵室10b内
に供給される冷気が冷蔵室ドア14と隣接した領域に迅
速に到達しない。従って、冷蔵室10bの後壁面と隣接
した領域と冷蔵室ドア14と隣接した領域との間では温
度差が発生しやすく、冷蔵室10b内に収容された食品
はその位置により過冷却されるか、あるいは不十分に冷
却される恐れがあった。また、冷蔵室10b内の温度偏
差は冷蔵室10bの前方と後方との間だけではなく、冷
蔵室10bの上部と下部との間でも発生しやすい。特
に、冷蔵室10b内に新しい食品が所定の位置、例えば
冷蔵室10bの上部に収容される場合、新しく収容され
た食品の周辺温度は他の部分に比べて急激に上昇する。
この時、上記食品の冷却のために冷蔵室10b内に冷気
を供給すれば、他の位置、例えば冷蔵室10bの下部に
既に収容されていた食品が過冷却される恐れがある。し
かし、従来の冷蔵庫では、冷蔵室10b内の上下方向の
温度を均一に維持するように制御することはできないと
いう問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、
冷気の速度を加速化して冷却室内に供給することで、冷
却室内の各部位間の温度差を低減し得る冷蔵庫を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、冷却室内に吐出さ
れる冷気の加速の程度を冷却室の上下方向上の各部位別
に異ならせることで、冷却室内に収容されている食品を
均一に冷却し得る冷蔵庫を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による冷蔵庫は、冷気を生成する蒸発器;上
記蒸発器で生成された冷気を送風する送風ファン;冷却
室の一側壁に設置され上記送風ファンにより送風された
冷気が流入する冷気ダクトを形成し、上記冷却室内に開
口した多数の冷気吐出口の形成されたダクト部材;及び
上記冷気ダクト内に上記冷気吐出口と隣接するよう配置
され、上記冷気ダクト内に流入した冷気を加速して上記
冷気吐出口を通して吐出する冷気加速部;を含む。ここ
で、上記冷気加速部は、上記冷気吐出口と隣接した領域
に回動可能に設置された一つ以上のファンプレート;上
記ファンプレートを駆動するための駆動モータ;及び上
記駆動モータの回転により上記ファンプレートを回動さ
せるためのカム手段;を含み、前記ファンプレートは、
ピンと、該ピンに対して一側に設けられたプレート部と
を備え、該ファンプレートは、前記ピンにおいて回動自
在に軸支され、該ピンに対して他側に前記カム手段の運
動が伝達されることにより、前記プレート部が上下に往
復回動する。本発明によれば、上記カム手段は、上記駆
動モータにより回転し、その外周面に一つ以上のカムグ
ルーブが形成されているカムシリンダ;及び上記ファン
プレートの前記他側からそれぞれ伸び、上記カムグルー
ブにそれぞれ挿入され上記カムグルーブに沿ってガイド
されるガイド突起;を含む。本発明によれば、上記カム
手段は、その長手方向に沿って上記ファンプレートの前
記他側が連結されるバー;上記駆動モータにより回転し
て上記バーを往復運動させるカム部材;及び上記バーを
上記カム部材のカム面に弾性的に接触させるスプリン
グ;を含めて構成することもできる。
【0006】本発明による冷蔵庫は、上記冷気ダクト内
に設置され上記冷気ダクト内に流入した冷気の水平方向
上の吐出方向を調節する水平操向手段をさらに含むのが
望ましい。上記水平操向手段は、上記冷気ダクトの長手
方向に沿って配置され、上記駆動モータにより回転する
回転バー;及び上記冷気吐出口と隣接するように上記回
転バーに設置され、上記回転バーに対して斜めに配置さ
れる多数の操向プレート;を含む。本発明の他の目的を
達成するために、本発明による冷蔵庫は、上記冷気加速
部を少なくとも2つ以上備える。ここで、上記冷気加速
部は上記冷却室の上部空間及び下部空間と対応する位置
にそれぞれ設置され、それぞれ個別的に制御される。上
記冷却室の内部には複数の温度センサが設置され、上記
冷気加速部は上記温度センサの測定結果に基づいて温度
の高い部位に吐出される冷気の加速の程度が大きくなる
ように制御される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を詳しく説明する。図1及び図2に示した従来の冷
蔵庫と同一の部分に対しては同一の参照符号を付し、そ
の説明は省略する。図3は本発明の第1の実施の形態に
よる冷蔵庫を、図4及び図5は図3の冷気加速装置をそ
れぞれ示している。本発明による冷蔵庫において、冷凍
室10a、冷蔵室10b、蒸発器22及び送風ファン2
4の構成は従来の冷蔵庫と同一である。冷蔵室10bの
後面には多数の冷気吐出口26aの形成されたダクト部
材26が設置されている。ダクト部材26は、蒸発器2
2で生成され送風ファン24により送風された冷気が流
入する冷気ダクト10cを形成する。冷気加速装置は、
図4及び図5に示すように、駆動モータ32、駆動モー
タ32により回転するカムシリンダ34、及びカムシリ
ンダ34により回動するファンプレート(fan plate)
36を含む。駆動モータ32はブラケット40により冷
気ダクト10cの上部に固定されている。カムシリンダ
34は駆動モータ32の回転軸32aに連結されてい
る。カムシリンダ34の外周面にはその回転方向に対し
て斜めに多数のカムグルーブ34aが形成されている。
ファンプレート36はダクト部材26の冷気吐出口26
aと隣接して配置される。ファンプレート36は所定の
位置に固定されたピン38により回動可能に軸支され
る。ファンプレート36には、ピン38に対して一側
にプレート部37が形成され、他側にカムグルーブ34
aに挿入されるガイド突起36aが形成されている。従
って、カムシリンダ34が回転すれば、ガイド突起36
aがカムグルーブ34aに沿ってガイドされ、ガイド突
起36aにカムシリンダ34の運動が伝達されることに
より、プレート部37が上下に往復回動する。蒸発器2
2で生成された冷気は送風ファン24により送風され、
一部の冷気は冷凍室10aに供給され、他の一部の冷気
は冷気ダクト10c内に流入する。冷気ダクト10c内
に流入した冷気は、冷気加速装置により加速される。即
ち、駆動モータ32が作動してカムシリンダ34を回転
させれば、ガイド突起36aとカムグルーブ34aによ
プレート部37が回動する。プレート部37は冷気ダ
クト10cに流入した冷気を冷気吐出口26aに向かっ
て加速化し、これにより冷気吐出口26aからの冷気の
吐出速度が増加するようになる。従って、冷蔵室10b
内のドア14と隣接した領域にまで冷気が迅速に届いて
冷蔵室10bの後面付近とドア14付近間の温度差が低
減される。また、ドア14が頻繁に開閉されても冷蔵室
10bの内部温度は均一に保持される。
【0008】また、本発明によれば、冷気ダクト10c
内に流入した冷気が冷蔵室10bの上部及び下部に分散
される効果を付随的に得ることができる。つまり、冷気
吐出口26aからの吐出冷気はプレート部37に沿って
ガイドされるので、プレート部37が上向きに回動した
状態では冷気が上向きに吐出され、プレート部37が下
向きに回動した状態では冷気が下向きに吐出される。従
って、プレート部37が継続的に回動すれば、冷気吐出
口26aからの冷気の吐出方向が上下に変化するように
なるため、冷蔵室10b内での冷気の上下分散効果が得
られる。これにより、冷蔵室10b内の均一温度保持効
果は一層増大する。
【0009】図6は本発明の第2の実施の形態による冷
気加速装置の分解斜視図で、図7は図6の結合状態の側
断面図である。本実施の形態による冷気加速装置は、駆
動モータ58、駆動モータ58により回転するカム部材
56、カム部材56により駆動されるバー70、及びバ
ー70により回動して冷気を加速化する多数のファンプ
レート60を含む。駆動モータ58はダクト部材26の
上部に形成されたモータブラケット50bによって固定
される。カム部材56は駆動モータ58の回転軸58a
に結合され駆動モータ58により回転する。カム部材5
6の底面には上下方向上に高さの変化を有するカムグル
ーブ56aが形成されている。バー70の上端部はカム
グルーブ56aに挿入される。ダクト部材26の左側面
の下部には挿入孔54aの形成されたバーブラケット5
4が突出しており、バー70の下端部は挿入孔54aに
挿入される。バー70の下部には支持部70aが形成さ
れ、支持部70aとバーブラケット54との間にはスプ
リング74が介在する。スプリング74はバー70を上
向きに加圧する。これにより、バー70の上端部はカム
グルーブ56aに弾性的に接触する。バー70にはファ
ンプレート60と結合するフック72が形成されてい
る。ファンプレート60はその両側にヒンジピン(ピ
ン)62が形成されている。ダクト部材26の両側部に
はヒンジ孔52aの形成されたヒンジブラケット52が
突出しており、ファンプレート60のヒンジピン62は
ヒンジ孔52aに挿入され結合される。これにより、フ
ァンプレート60はヒンジピン62において回動自在に
軸支されている。ヒンジピン62に対して一側にはプレ
ート部61が設けられ、他側にはバー70のフック72
と結合する結合ピン60aが形成されている。駆動モー
タ58が作動すればカム部材56が回転し、これにより
バー70が上下に往復運動する。バー70の往復運動が
結合ピン60aに伝達されることにより、プレート部6
1が上下に往復回動し、これにより冷気吐出口26aか
らの冷気吐出速度が加速される。また、冷気ダクト10
c内に流入した冷気がファンプレート60のプレート部
61に沿って冷蔵室内の上下方向に分散される。駆動モ
ータ58は冷蔵庫の作動中において継続的に作動する
が、必要によっては停止または作動するように制御する
ことができる。即ち、温度の高い部位に冷気が集中的に
吐出されるように冷蔵室10b内の温度に応じて駆動モ
ータ58の作動を制御することもできる。
【0010】図8は本発明の第3の実施の形態による冷
気加速装置の分解斜視図で、図9は図8の結合状態の側
断面図である。本実施の形態において、冷気加速装置は
水平方向上の冷気吐出方向を制御するための水平操向装
置をさらに備えており、その他の部分は図6及び図7に
示した実施の形態と同一である。水平操向装置は、冷気
ダクト10cの長手方向に沿って配置される回転バー8
0、及び回転バー80に設置された多数の操向プレート
84を含む。回転バー80の上端部はカム部材56を貫
通した駆動モータ58の回転軸58aと結合され、下端
部はダクト部材26の下部に形成された支持孔50cに
挿入される。回転バー80の上部及び下部には支持プレ
ート82が形成され、操向プレート84は支持プレート
82の間に配置される。操向プレート84は冷気吐出口
26aと隣接して配置され、回転バー80に対して所定
の角度だけ傾斜して形成される。冷気ダクト内に供給さ
れた冷気は、操向プレート84の板面に沿って冷気吐出
口26aにガイドされる。操向プレート84は駆動モー
タ58により回転し、これにより、操向プレート84に
よってガイドされる冷気の吐出方向が水平方向に変化す
る。この時冷気は、図6及び図7の実施の形態で説明し
たように、ファンプレート60により加速されると同時
に、加速された冷気の吐出方向が垂直方向に変化する。
これにより、加速された冷気が冷蔵室内の上下方向及び
水平方向に分散され、冷蔵室10b内に冷気を均一に供
給することができる。
【0011】図10は図3乃至図5に示された冷蔵庫の
変形例で、図11は図10の部分拡大斜視図である。本
変形例において、冷凍室10a、冷蔵室10b、蒸発器
22及び送風ファン24の構成は図1及び図2に示され
た従来の冷蔵庫と同一である。ダクト部材26により形
成された冷気ダクト10c内にはそれぞれ個別的に制御
される一対の冷気加速装置171、172が設置されて
いる。上記各冷気加速装置171、172の構成は、図
3乃至図5に示した冷気加速装置と類似している。即
ち、各冷気加速装置171、172は、図11に示すよ
うにブラケット160により冷気ダクト10c内に固定
されている駆動モータ162、駆動モータ162により
回転するカムシリンダ164、及び上記カムシリンダ1
64により回動するファンプレート166を含む。カム
シリンダ164は駆動モータ162の回転軸162aに
連結され、その外周面には回転方向に対して斜めにカム
グルーブ164aが形成されている。ファンプレート1
66はダクト部材26の冷気吐出口26aと隣接して配
置される。ファンプレート166は所定の位置に固定さ
れたピン168により回動可能に軸支されている。ファ
ンプレート166には、ピン168に対して一側にプレ
ート部167が形成され、他側にカムグルーブ164a
に挿入されるガイド突起166aが形成されている。従
って、カムシリンダ164が回転すれば、ガイド突起1
66aがカムグルーブ164aに沿ってガイドされ、ガ
イド突起166aにカムシリンダ164の運動が伝達さ
れることにより、プレート部167が上下に往復運動す
る。冷蔵室10bには第1温度センサ170a及び第2
温度センサ170bが設置されている。第1温度センサ
170aは冷蔵室10bの上部の温度を測定し、第2温
度センサ170bは冷蔵室10bの下部の温度を測定す
る。第1温度センサ170a及び第2温度センサ170
bはそれぞれ、第1制御部173及び第2制御部174
に連結されている。第1制御部173及び第2制御部1
74は、各温度センサ170a、170bの温度感知結
果に基づいて第1冷気加速装置171の駆動モータ16
2及び第2冷気加速装置172の駆動モータ162をそ
れぞれ制御する。即ち、第1温度センサ170aで冷蔵
室10bの上部の温度上昇が感知されれば第1制御部1
73は第1冷気加速装置171の駆動モータ162の回
転速度を増加させ、第2温度センサ170bで冷蔵室1
0bの下部の温度上昇が感知されれば第2制御部174
は第2冷気加速装置172の駆動モータ162の回転速
度を増加させる。これにより作動される冷気加速装置の
駆動モータ162が、対応するカムシリンダ164を回
転させる。カムシリンダ164が回転すれば、ガイド突
起166aとカムグルーブ164aによりプレート部1
67が回動される。プレート部167は冷気ダクト10
cに流入した冷気を冷気吐出口26aに向かって加速化
し、これにより冷気吐出口26aを通しての冷気の吐出
速度が増加するようになる。この時、各駆動モータ16
2の回転速度は、温度センサ170a、170bで感知
された温度上昇の程度と比例するように制御することが
できる。このように、冷蔵室10b内の温度の上昇した
空間に向かって冷気を加速して供給するため、多量の冷
気供給を要する部位が効果的に冷却され、冷蔵室10b
の上部空間と下部空間との温度差が減少する。特に、冷
蔵室10b内に新しい食品が貯蔵された場合は、貯蔵さ
れた部位への冷気の集中供給が可能であるため、部位に
よる過冷却または不十分な冷却が発生しない。
【0012】本変形例では冷蔵室10bの上部及び下部
と対応する位置に冷気加速装置171、172をそれぞ
れ配置したが、冷気加速装置の数及び位置は必要に応じ
て変更することができる。例えば、冷蔵室10bの内部
空間が棚16によって3つの空間に分割されている場合
は、それぞれの分割空間と対応するように3つの冷気加
速装置を設置するのが望ましい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冷却室内に加速された冷気が供給されるので冷却室内の
温度が均一に保持され、特に、冷却室内の各部位への加
速の程度を異ならせることにより、均一な冷却の効果を
一層高めることができる。以上、本発明を望ましい実施
の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内で変更及び改良が可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の冷蔵庫の側断面図である。
【図2】 図1の部分拡大分解斜視図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態による冷蔵庫の側
断面図である。
【図4】 図3の冷気加速装置の分解斜視図である。
【図5】 図4の上面図である。
【図6】 本発明の第2の実施の形態による冷気加速装
置の分解斜視図である。
【図7】 図6の結合状態を示す側断面図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態による冷気加速装
置の分解斜視図である。
【図9】 図8の結合状態を示す側断面図である。
【図10】 図3乃至図5に示された冷蔵庫の変形例で
ある。
【図11】 図10の部分拡大斜視図である。
【符号の説明】
10a 冷凍室(冷却室) 10b 冷蔵室(冷却室) 10c 冷気ダクト 22 蒸発器 24 送風ファン 26 ダクト部材 26a 冷気吐出口 32,58,162 駆動モータ 34,164 カムシリンダ 34a,56a,164a カムグルーブ 36,60,166 ファンプレート 36a,166a ガイド突起37,61,167 プレート部 56 カム部材 70 バー 74 スプリング 80 回転バー 84 操向プレート 170a 第1温度センサ 170b 第2温度センサ
フロントページの続き (31)優先権主張番号 1997 64545 (32)優先日 平成9年11月29日(1997.11.29) (33)優先権主張国 韓国(KR) 前置審査 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25D 17/08

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷気を生成する蒸発器; 上記蒸発器で生成された冷気を送風する送風ファン; 冷却室の一側壁に設置され上記送風ファンにより送風さ
    れた冷気が流入する冷気ダクトを形成し、上記冷却室内
    に開口した多数の冷気吐出口の形成されたダクト部材;
    及び上記冷気ダクト内に上記冷気吐出口と隣接するよう
    配置され、上記冷気ダクト内に流入した冷気を加速して
    上記冷気吐出口を通して吐出する冷気加速部;を含み、 該冷気加速部は、上記冷気吐出口と隣接した領域に回動
    可能に設置された一つ以上のファンプレート;上記ファ
    ンプレートを駆動するための駆動モータ;及び上記駆動
    モータの回転により上記ファンプレートを回動させるた
    めのカム手段;を含み、前記ファンプレートは、ピンと、該ピンに対して一側に
    設けられたプレート部とを備え、該ファンプレートは、
    前記ピンにおいて回動自在に軸支され、該ピンに対して
    他側に前記カム手段の運動が伝達されることにより、前
    記プレート部が上下に往復回動する ことを特徴とする冷
    蔵庫。
  2. 【請求項2】 上記カム手段は、上記駆動モータにより
    回転し、その外周面に一つ以上のカムグルーブが形成さ
    れているカムシリンダ;及び上記ファンプレートの前記
    他側からそれぞれ伸び、上記カムグルーブにそれぞれ挿
    入され上記カムグルーブに沿ってガイドされるガイド突
    起;を含むことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 上記カム手段は、その長手方向に沿って
    上記ファンプレートの前記他側が連結されるバー;上記
    駆動モータにより回転して上記バーを往復運動させるカ
    ム部材;及び上記バーを上記カム部材のカム面に弾性的
    に接触させるスプリング;を含むことを特徴とする請求
    項1に記載の冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 上記冷気ダクト内に設置され、上記冷気
    ダクト内に流入した冷気の水平方向上の吐出方向を調節
    する水平操向手段をさらに含むことを特徴とする請求項
    3に記載の冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 上記水平操向手段は、上記冷気ダクトの
    長手方向に沿って配置され、上記駆動モータにより回転
    する回転バー;及び上記冷気吐出口と隣接するように上
    記回転バーに設置され、上記回転バーに対して斜めに配
    置される多数の操向プレート;を含むことを特徴とする
    請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 上記冷気加速部は、少なくとも2つ以上
    が設置され、上記各冷気加速部はそれぞれ個別的に制御
    されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 上記各冷気加速部は、上記冷却室の上部
    空間及び下部空間と対応する位置にそれぞれ設置される
    ことを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 上記冷却室内部の所定箇所の温度を測定
    するための複数の温度センサをさらに含み、上記冷気加
    速部は上記温度センサの測定結果に基づいて温度の高い
    部位に吐出される冷気の加速の程度が大きくなるように
    制御されることを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
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