JP3067704B2 - エッジ検出方法及び装置 - Google Patents

エッジ検出方法及び装置

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JP3067704B2
JP3067704B2 JP9216738A JP21673897A JP3067704B2 JP 3067704 B2 JP3067704 B2 JP 3067704B2 JP 9216738 A JP9216738 A JP 9216738A JP 21673897 A JP21673897 A JP 21673897A JP 3067704 B2 JP3067704 B2 JP 3067704B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像からサブピク
セルの精度でエッジを検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像からサブピクセルの精度でエッジを
検出する手法は数多く存在するが、そのほとんどはエッ
ジの形状及び濃度値変化として図5で示すような直線状
のステップエッジを想定しており、図6で示すような円
弧状ランプエッジに対応していない。2次微分した画像
について画素間の濃度値を補間してエッジを検出するホ
イヤータスとメディオニの手法(A. Huertas and G. Me
dioni, "Detection of Intensity Changes with Subpix
el Accuracy Using Laplacian-Gaussian Masks",T-PAMI
8, pp. 651-664, 1986.)のみが円弧状のランプエッジ
を含め様々な形状のエッジ検出に対応している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ホイヤータスとメディ
オニの手法は、各画素の画素値を、画像面上の画素の範
囲内のある一点のみをサンプリングしたものとみなして
画素間の濃度値を補間しているため、測定する画素値が
画素の範囲内の濃度値を面積分したものである場合、
の灰色の曲線で示すような濃度値変化を持つパターン
において、灰色の円で示した画素値の測定値が真の濃度
値変化と一致しないため、画素間を補間して得られる濃
度値変化(図7の黒い曲線)が真の濃度値変化と一致せ
ず、零交叉点であるエッジ位置を誤る可能性があった。
またホイヤータスとメディオニの手法は3×3の固定さ
れた大きさの範囲で補間を行っており、ノイズの影響を
受けやすく、ノイズ除去のためには前処理として平滑化
を行う必要があるため、エッジ位置の誤差が大きくなる
可能性があった。更に、2次微分画像において画素間の
補間をx、yそれぞれについて3次という低次の多項式
で近似して行っているため、エッジの斜面が2次微分画
像においてx、yそれぞれについて3次以上の次数の多
項式で記述される場合、エッジ位置を誤る可能性があっ
た。
【0004】そこで、本発明の目的は、入力装置が空間
感度特性を有する場合や、ノイズが存在する場合や、2
次微分画像においてエッジの斜面がx、yそれぞれにつ
いて3次を越える次数の多項式で記述される場合におい
ても、エッジの位置をサブピクセルの精度で求められる
ようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のエッジ検出方法
は、上記目的を達成するため、画像から直線状ランプエ
ッジの斜面に該当する領域を検出し、あらかじめm個の
画素について配置関係をnパターン(nは2以上)記憶
しておき、前記直線状ランプエッジの斜面上において前
記配置関係に従って画素群をnパターン選択し、直線ラ
ンプエッジの斜面上の任意の画素の濃度値を直線ランプ
エッジの斜面の端からの距離を変数とするN次(Nはm
−1以下)の多項式で表現する直線ランプエッジモデル
を用意し、直線を一意に決定する2つのパラメータで任
意の直線を表現し、前記直線状ランプエッジの斜面の端
として前記直線を用いることにより前記直線ランプエッ
ジモデルを当てはめ、前記画素群に含まれる各画素の前
記直線からの距離と各画素の濃度値を前記多項式に代入
し、前記代入して得られる式を前記画素群に含まれる全
画素について連立させることにより前記多項式の係数を
前記2つのパラメータを含んだかたちで算出し、nパタ
ーンの画素群についてそれぞれ算出された前記多項式の
係数について、対応する各係数の差がもっとも少なくな
るような前記2つのパラメータを求め、前記求められた
2つのパラメータに対応する前記多項式の係数を求める
ことにより、直線状ランプエッジの斜面に該当する領域
についてサブピクセル単位で濃度値を取得することを特
徴とする。
【0006】また、本発明のエッジ検出方法は、画像か
ら円弧状ランプエッジの斜面に該当する領域を検出し、
あらかじめm個の画素について配置関係をnパターン
(nは2以上)記憶しておき、前記円弧状ランプエッジ
の斜面上において前記配置関係に従って画素群をnパタ
ーン選択し、円弧ランプエッジの斜面上の任意の画素の
濃度値を円弧ランプエッジの斜面の端からの距離を変数
とするN次(Nはm−1以下)の多項式で表現する円弧
ランプエッジモデルを用意し、円を一意に決定する3つ
のパラメータで任意の円を表現し、前記円弧状ランプエ
ッジの斜面の端として前記円を用いることにより前記円
弧ランプエッジモデルを当てはめ、前記画素群に含まれ
る各画素の前記円弧ランプエッジの斜面の端からの距離
と各画素の濃度値を前記多項式に代入し、前記代入して
得られる式を前記画素群に含まれる全画素について連立
させることにより前記多項式の係数を前記3つのパラメ
ータを含んだかたちで算出し、nパターンの画素群につ
いてそれぞれ算出された前記多項式の係数について、対
応する各係数の差がもっとも少なくなるような前記3つ
のパラメータを求め、前記求められた3つのパラメータ
に対応する前記多項式の係数を求めることにより、円弧
状ランプエッジの斜面に該当する領域についてサブピク
セル単位で濃度値を取得することを特徴とする。
【0007】本発明のエッジ検出装置は、上記目的を達
成するため、外部の画像入力手段から得られた入力画像
から、直線状ランプエッジの斜面に該当する領域を検出
してその座標を記憶し、同時に斜面の端の濃度値を得る
エッジ斜面検出手段と、あらかじめm個の画素について
配置関係をnパターン(nは2以上)記憶しておき、前
記直線状ランプエッジの斜面上において前記配置関係に
従って画素群をnパターン選択し、各画素の座標と濃度
値を記憶する画素群選択手段と、直線ランプエッジの斜
面上の任意の画素の濃度値を直線ランプエッジの斜面の
端からの距離を変数とするN次(Nはm−1以下)の多
項式で表現した直線ランプエッジモデルを記憶する直線
エッジモデル化手段と、直線を一意に決定する2つのパ
ラメータで表された任意の直線を斜面の端とした直線ラ
ンプエッジモデルを記憶する画素値関数記憶手段と、前
記画素群に含まれる各画素の前記直線からの距離と各画
素の濃度値を前記多項式に代入し、前記代入して得られ
る式を前記画素群に含まれる全画素について連立させる
ことにより前記多項式の係数を前記2つのパラメータを
含んだかたちで算出し、nパターンの画素群についてそ
れぞれ算出された前記多項式の係数について、対応する
各係数の差が小さいほど評価値も小さくなる評価関数を
設定する評価関数設定手段と、前記評価関数が最小値を
とるような前記2つのパラメータを算出し、前記算出さ
れた2つのパラメータに対応する前記多項式の係数を求
める最適パラメータ探索手段とを有することを特徴とす
る。
【0008】また、本発明のエッジ検出装置は、外部の
画像入力手段から得られた入力画像から、円弧状ランプ
エッジの斜面に該当する領域を検出してその座標を記憶
し、同時に斜面の端の濃度値を得るエッジ斜面検出手段
と、あらかじめm個の画素について配置関係をnパター
ン(nは2以上)記憶しておき、前記円弧状ランプエッ
ジの斜面上において前記配置関係に従って画素群をnパ
ターン選択し、各画素の座標と濃度値を記憶する画素群
選択手段と、円弧ランプエッジの斜面上の任意の画素の
濃度値を円弧ランプエッジの斜面の端からの距離を変数
とするN次(Nはm−1以下)の多項式で表現した円弧
ランプエッジモデルを記憶する円弧エッジモデル化手段
と、円を一意に決定する3つのパラメータで表された任
意の円を斜面の端とした円弧ランプエッジモデルを記憶
する画素値関数記憶手段と、前記画素群に含まれる各画
素の前記円弧ランプエッジの斜面の端からの距離と各画
素の濃度値を前記多項式に代入し、前記代入して得られ
る式を前記画素群に含まれる全画素について連立させる
ことにより前記多項式の係数を前記3つのパラメータを
含んだかたちで算出し、nパターンの画素群についてそ
れぞれ算出された前記多項式の係数について、対応する
各係数の差が小さいほど評価値も小さくなる評価関数を
設定する評価関数設定手段と、前記評価関数が最小値を
とるような前記3つのパラメータを算出し、前記算出さ
れた3つのパラメータに対応する前記多項式の係数を求
める最適パラメータ探索手段とを有することを特徴とす
る。
【0009】本発明のエッジ検出装置の好適な態様とし
ては、外部の画像入力手段における検出器の空間感度特
性を記憶する空間感度特性記憶手段を有し、前記画素値
関数記憶手段が前記空間感度特性と直線を一意に決定す
る2つのパラメータで表された任意の直線を斜面の端と
した直線ランプエッジモデルの出力とを畳み込むことに
よって空間感度特性を考慮した濃度値を算出する画素値
関数を記憶することを特徴とする。
【0010】また本発明の別の好適な態様としては、外
部の画像入力手段における検出器の空間感度特性を記憶
する空間感度特性記憶手段を有し、前記画素値関数記憶
手段が前記空間感度特性と円を一意に決定する3つのパ
ラメータで表された任意の円を斜面の端とした円弧ラン
プエッジモデルの出力とを畳み込むことによって空間感
度特性を考慮した濃度値を算出する画素値関数を記憶す
ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1に本発明のエッジ検出
装置の第一の実施例をブロック図で示す。図1におい
て、本発明のエッジ検出装置100は、外部の画像入力
手段101から得られた入力画像から、例えばラプラシ
アンガウシアンを用いることにより、直線状ランプエッ
ジの斜面の領域を検出してその座標を記憶し、同時に斜
面の近傍にあるエッジの肩の濃度値を得るエッジ斜面検
出手段102と、外部から与えられた画素値の数や画素
間の位置関係に従って、前記エッジ斜面検出手段102
によって検出された直線状ランプエッジの斜面上で、画
素値測定のための画素群を選択し各画素の座標と画素値
を記憶する画素群選択手段103と、直線状ランプエッ
ジの斜面の任意の点の濃度値を直線状ランプエッジの肩
からの距離について、外部から与えられた次数Nの多項
式で表わすというエッジモデルを記憶する直線エッジモ
デル化手段104と、前記エッジモデルに基づいて各画
素値の理論値を与える画素値関数を、前記多項式モデル
の各次数の係数ai(i=0,1,....,N)と、
前記直線状ランプエッジの直線の傾きγと、画像上外部
から与えられた点を原点にとった座標系において、前記
直線状ランプエッジの直線がy軸と交差する点のy座標
または直線がx軸と交差する点のx座標である切片δを
パラメータに持つ関数として記憶する画素値関数記憶手
段105と、前記画素群選択手段103において選択さ
れた画素群に含まれる各画素について、前記画素値関数
に基づく画素値を定める係数ai(i=0,
1,....,N)の理論値を、前記直線の傾きγと前
記切片δをパラメータとして値を変化させて計算し、各
パラメータ毎にこの係数の理論値と前記入力画像におけ
る画素値の測定値から求まる係数の実測値との差を求
め、この差の前記画素群に含まれる全画素についての合
計を評価関数として設定する評価関数設定手段106
と、前記評価関数が最小値をとる場合の前記直線の傾き
と前記切片を求め、この直線の傾きγと切片δと画素の
測定値を前記画素値関数にあてはめることにより、前記
直線状ランプエッジの斜面の濃度値を表わす多項式の各
係数ai(i=0,1,....,N)の理論値を得
る、最適パラメータ探索手段107から構成される。
【0012】図2に、本発明のエッジ検出装置の第二の
実施例をブロック図で示す。図2において本発明のエッ
ジ検出装置200は、外部の画像入力手段201から得
られた入力画像から、例えばラプラシアンガウシアンを
用いることにより、円弧状ランプエッジの斜面の領域を
検出してその座標を記憶し、同時に斜面の近傍にあるエ
ッジの肩の濃度値を得るエッジ斜面検出手段202と、
外部から与えられた画素値の数や画素間の位置関係に従
って、前記エッジ斜面検出手段202によって検出され
た円弧状ランプエッジの斜面上で、画素値測定のための
画素群を選択し各画素の座標と画素値を記憶する画素群
選択手段203と、円弧状ランプエッジの斜面の任意の
点の濃度値を円弧状ランプエッジの肩からの距離につい
て、外部から与えられた次数Nの多項式で表わすという
エッジモデルを記憶する円弧エッジモデル化手段204
と、前記エッジモデルに基づいて各画素値の理論値を与
える画素値関数を、前記多項式モデルの各次数の係数a
i(i=0,1,....,N)と、前記円弧状ランプ
エッジの円弧の中心座標(α,β)と、前記円弧状ラン
プエッジの肩の曲率半径R0をパラメータに持つ関数と
して記憶する画素値関数記憶手段205と、前記画素群
選択手段203において選択された画素群に含まれる各
画素について、前記画素値関数に基づく画素値を定める
係数ai(i=0,1,....,N)の理論値を、円
弧状ランプエッジの中心座標(α,β)をパラメータと
して値を変化させて計算し、各パラメータ毎にこの係数
の理論値と前記入力画像における画素値の測定値から求
まる係数の実測値との差を求め、この差の前記画素群に
含まれる全画素についての合計を評価関数として設定す
る評価関数設定手段206と、前記評価関数が最小値を
とる場合の前記中心座標(α,β)を求め、この中心座
標と画素の測定値を前記画素値関数にあてはめることに
より、前記円弧状ランプエッジの肩の曲率半径R0と、
斜面の濃度値を表わす多項式の各係数ai(i=0,
1,....,N)の理論値を得る、最適パラメータ探
索手段207から構成される。
【0013】図3に本発明の第三の実施例をブロック図
で示す。本発明のエッジ検出装置300は、外部のある
空間感度特性を持つ検出器で構成された画像入力手段3
01から得られた入力画像から、例えばラプラシアンガ
ウシアンを用いることにより、円弧状ランプエッジの斜
面の領域を検出してその座標を記憶し、同時に斜面の近
傍にあるエッジの肩の濃度値を得るエッジ斜面検出手段
302と、外部から与えられた画素値の数や画素間の位
置関係に従って、前記エッジ斜面検出手段302によっ
て検出された直線状ランプエッジの斜面上で、画素値測
定のための画素群を選択し各画素の座標と画素値を記憶
する画素群選択手段303と、直線状ランプエッジの斜
面の任意の点の濃度値を直線状ランプエッジの肩からの
距離について、外部から与えられた次数Nの多項式で表
わすというエッジモデルを記憶する直線エッジモデル化
手段304と、前記画像入力手段における検出器の空間
感度特性w(x,y)を記憶する空間感度特性記憶手段
305と、前記エッジモデルと前記検出器の空間感度特
性w(x,y)に基づいて、各画素値の理論値を与える
画素値関数を、前記多項式モデルの各次数の係数ai
(i=0,1,....N)と、前記直線状ランプエッ
ジの直線の傾きγと、画像上外部から与えられた点を原
点にとった座標系において、前記直線状ランプエッジの
直線がy軸と交差する点のy座標または直線がx軸と交
差する点のx座標である切片δをパラメータに持つ関数
として記憶する画素値関数記憶手段306と、前記画素
群選択手段303において選択された画素群に含まれる
各画素について、前記画素値関数に基づく画素値を定め
る係数ai(i=0,1,....,N)の理論値を、
前記直線傾きγと前記切片δをパラメータとして値を変
化させて計算し、各パラメータ毎にこの係数の理論値と
前記入力画像における画素値の測定値から求まる係数の
実測値との差を求め、この差の前記画素群に含まれる全
画素についての合計を評価関数として設定する評価関数
設定手段307と、前記評価関数が最小値をとる場合の
前記直線の傾きγと前記切片δを求め、この直線の傾き
と切片と画素の測定値を前記画素値関数にあてはめるこ
とにより、前記直線状ランプエッジの斜面の濃度値を表
わす多項式の各係数ai(i=0,1,....,N)
の理論値を得る、最適パラメータ探索手段308から構
成される。
【0014】図4に、本発明のエッジ検出装置の第四の
実施例をブロック図で示す。請求項第4項記載の本発明
のエッジ検出装置400は、外部のある空間感度特性を
持つ検出器で構成された画像入力手段401から得られ
た入力画像から、例えばラプラシアンガウシアンを用い
ることにより、円弧状ランプエッジの斜面の領域を検出
してその座標を記憶し、同時に斜面の近傍にあるエッジ
の肩の濃度値を得るエッジ斜面検出手段402と、外部
から与えられた画素値の数や画素間の位置関係に従っ
て、前記エッジ斜面検出手段によって検出された円弧状
ランプエッジの斜面上で、画素値測定のための画素群を
選択し各画素の座標と画素値を記憶する画素群選択手段
403と、円弧状ランプエッジの斜面の任意の点の濃度
値を円弧状ランプエッジの肩からの距離について、外部
から与えられた次数Nの多項式で表わすというエッジモ
デルを記憶する円弧エッジモデル化手段404と、前記
画像入力手段401における検出器の空間感度特性w
(x,y)を記憶する空間感度特性記憶手段405と、
前記エッジモデルと前記検出器の空間感度特性に基づい
て、各画素値の理論値を与える画素値関数を、前記多項
式モデルの各次数の係数ai(i=0,1,....,
N)と、前記円弧状ランプエッジの円弧の中心座標
(α、β)と、前記円弧状ランプエッジの肩の曲率半径
R0といったパラメータを用いて記憶する画素値関数記
憶手段406と、前記画素群選択手段403において選
択された画素群に含まれる各画素について、前記画素値
関数に基づく画素値を定める係数ai(i=0,
1,....,N)の理論値を、円弧状ランプエッジの
中心座標(α,β)をパラメータとして値を変化させて
計算し、各パラメータ毎にこの係数の理論値と前記入力
画像における画素値の測定値から求まる係数の実測値と
の差を求め、この差の前記画素群に含まれる全画素につ
いての合計を評価関数として設定する評価関数設定手段
407と、前記評価関数が最小値をとる場合の前記中心
座標(α,β)を求め、この中心座標と画素の測定値を
前記画素値関数にあてはめることにより、前記円弧状ラ
ンプエッジの肩の曲率半径R0と、斜面の濃度値を表わ
す多項式の各係数ai(i=0,1,....,N)の
理論値を得る、最適パラメータ探索手段408から構成
される。
【0015】次に実施例の動作について説明する。第一
の実施例の動作はエッジとして直線を対象としており、
円弧エッジモデル化手段の代わりに直線エッジモデル化
手段を備えている点、及び画像入力手段を構成する検出
器が空間感度特性を持たない場合を想定しているため、
空間感度特性記憶手段を備えていない点の2つの点を除
いて、基本的には第四の実施例の動作と同じである。ま
た第二の実施例の動作は画像入力手段を構成する検出器
が空間感度特性を持たない場合を想定しているため、空
間感度特性記憶手段を備えていない点を除いて、基本的
には第四の実施例の動作と同じである。第三の実施例の
動作はエッジとして直線を対象としており、円弧エッジ
モデル化手段の代わりに直線エッジモデル化手段を備え
ている点を除いて、基本的には第四の実施例の動作と同
じである。そこで、ここでは第四の実施例についてその
動作を具体的に説明する。
【0016】まず画像は外部の空間感度特性のある検出
器で構成された画像入力手段401に入力される。エッ
ジ斜面検出手段402ではこの画像入力手段401から
入力された画像に対して、例えばラプラシアンガウシア
ンによる畳み込みを行う。出力画像の極大点と極小点に
挟まれた領域が円弧状ランプエッジの斜面の領域である
とみなす。
【0017】円弧状ランプエッジの斜面部分を構成する
曲面が、エッジの肩からの距離についてのN次の多項式
として表わせるとする。すなわち、円弧状ランプエッジ
の曲率の中心を座標の原点においた場合、光学系の結像
面上、原点からの距離rにおける光の強さもしくは濃度
値I(r)は、
【0018】
【数1】
【0019】と表わされる。ここでR0はエッジの肩の
曲率半径である。biはΣai(r−R0)iをrにつ
いて展開したときのriの係数であり、aiとR0の関
数である。エッジを求めるとはエッジの斜面を表わす多
項式の係数群(a0,a1,....,aN)及びエッ
ジの肩の曲率半径R0、曲率の中心の座標(α,β)を
求めることである。以降、簡単のため、式(1)におい
て使用しているi=0からNまでの総和を表す記号
にΣと略して表記する。この式(1)は円弧エッジモデ
ル化手段404に記憶される。
【0020】検出器は図8に示すように、像面上、横方
向にdx、縦方向にdyの間隔の格子状に配置されてい
るとする。格子点の位置が検出器により取得された画像
における画素に対応する。画像上ある格子点を原点にと
った座標系において、円弧状ランプエッジの中心の位置
を(α,β)とする。この座標系において、(xm,y
n)の位置にある格子点は、(α,β)を原点にとった
座標系では(xm−α,yn−β)の位置にあることに
なる。各検出器は格子点を原点にとった座標系において
w(x,y)という空間感度特性を持っているとする。
座標(xm−α,yn−β)における検出器の出力、す
なわち画像の画素値 P(xm−α,yn−β)は、
【0021】
【数2】
【0022】となる。
【0023】
【数3】
【0024】と定義すると式(2)は
【0025】
【数4】
【0026】と表わすことができる。
【0027】検出器の空間感度特性w(x,y)はあら
かじめ与えられ、空間感度特性記憶手段405に記憶さ
れている。また、式(3)で表わされるSi(xm−
α,yn−β)をあらかじめ決めておいた格子点、例え
ば画像の左下隅を原点とした座標系における任意の画素
の座標(xm,yn)、及びこの座標系における円弧状
ランプエッジの中心の座標(α,β)の関数としてあら
かじめ求めておき、画素値関数記憶手段406に記憶し
ておく。
【0028】エッジの斜面上例えば図9に示すように、
N+1個の画素について画素値を求めると、式(4)か
らbk(k=0,1、....,N)についてのN+1
個の連立方程式が得られる。
【0029】
【数5】
【0030】これをbkについて解くと、
【0031】
【数6】
【0032】というように、連立方程式(5)の解はP
(xm−α,yn−β)とS(xm−α,yn−β)を
変数として含む関数として与えられる。簡単のためにこ
れをbk=Lk(P,S)と略する。P(xm−α,y
n−β)は画素値だから測定により既に値が得られてい
る。一方、S(xm−α,yn−β)はα、βを未知の
変数として含む関数であるから、Lk(P,S)におけ
る未知の変数はαとβのみ、ということになる。
【0033】図10や図11で示すように、図9とは異
なる配置でN+1個の画素を選択し得られた連立方程式
から、bkについて以下のような式(6)とは別の異な
る式が得られる。
【0034】 bk=Ik(P,S),bk=Jk(P,S),bk=Kk(P,S),.. ....(7) 3通り以上の配置で画素群を選択し、それぞれの配置で
bkを求める。次に
【0035】
【数7】
【0036】で表わされるような評価関数を作成する。
Ek(α,β)が最小となるα,βを求めることによ
り、円弧状ランプエッジの中心が求まる。画素群の配置
の形状及び画素群の数はあらかじめ与えられ、画素群選
択手段403に記憶されている。
【0037】評価関数設定手段407では式(5)で示
される連立方程式を解き、式(8)で示される評価関数
を作成する。
【0038】α,βが求まることにより、式(6)及び
式(7)を用いてbk(k=0,1,....,N)が
求まる。式(1)より明らかに、
【0039】
【数8】
【0040】である。ところが、
【0041】
【数9】
【0042】から
【0043】
【数10】
【0044】が得られ、
【0045】
【数11】
【0046】から
【0047】
【数12】
【0048】が求まるように、aN−kを既に求まって
いるbk(k=N−k,N−k+1,....,N−
1,N)の線形結合で表わすことができる。ところがa
N−k(k=N−k,N−k+1,....,N−1,
N)は、R0についてもk次の多項式となっており、先
にR0を求めておく必要がある。
【0049】式(1)のrについての0乗の項を左右両
辺で比較すると、
【0050】
【数13】
【0051】が求まる。b0はα、βが求まると式
(6)を用いてただちに計算できる。、ai(i=1,
2,....,N)は式(11)や(13)で見たよう
にbk(k=1,2,....,N)、及びR0の多項
式で表わされる。一方a0はr−R0=0のところ、つ
まりエッジの肩の部分の光の強さであるから、肩の近傍
の画素値を測定することにより求まる。従って式(1
4)は未知のパラメーターがR0のみの、R0について
のN次の多項式となる。この多項式をR0について解析
的もしくは数値的に解く。そして得られた解であるR0
を用いてaN−k(k=N−k,N−k+
1,....,N−1,N)を求めることができる。
【0052】最適パラメータ探索手段408ではまず
α、βの初期値を外部より与え、例えばシンプレックス
法やニュートン法など最適値探索手法を用いることによ
り、式(8)が極小値をとる(α,β)を求める。次に
式(6)を用いてbk(k=0、1,2,....,
N)を求める。式(1)を用いてaN−k(k=N−
k,N−k+1,....,N−1,N)を式(11)
や式(13)のようにbk及びR0で表わし、このaN
−kと式(13)を用いて、R0を求める。最後にR0
を用いてaN−k(k=N−k,N−k+
1,....,N−1,N)を求める。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、画素値
計算の際、検出素子の空間感度特性を考慮に入れたた
め、検出素子の感度が空間分布している場合でも正確な
画素値を得ることができる。つまり正確なエッジ位置を
求めることができる。
【0054】また、本発明は、N+1個の画素より構成
される画素群を必要な数だけ選択できるので、多数の画
素値を測定することにより積算効果を高め、検出したエ
ッジの位置の精度を上げることができる。
【0055】さらに、本発明は、エッジの斜面がx、y
それぞれについて2次微分画像における3次多項式では
十分に記述できない場合でも、正確にエッジ位置を求め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエッジ検出装置の第一の実施例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明のエッジ検出装置の第二の実施例を示す
ブロック図である。
【図3】本発明のエッジ検出装置の第三の実施例を示す
ブロック図である。
【図4】本発明のエッジ検出装置の第四の実施例を示す
ブロック図である。
【図5】直線状ステップエッジを示す図である。
【図6】円弧状ランプエッジを示す図である。
【図7】各画素の画素値を、画像面上の画素の範囲内の
ある一点のみをサンプリングしたものとみなして画素間
の濃度値を補間しているため、補間して得られる濃度値
変化が真の濃度値変化と一致しない例を示す図である。
【図8】本発明のエッジ検出装置の外部にある画像入力
手段における検出器の配置の一例を示した図である。
【図9】本発明のエッジ検出装置を構成する画素群選択
手段において、選択された画素群の配置の一例を示す図
である。
【図10】本発明のエッジ検出装置を構成する画素群選
択手段において、選択された画素群の配置の一例を示す
図である。
【図11】本発明のエッジ検出装置を構成する画素群選
択手段において、選択された画素群の配置の一例を示す
図である。
【符号の説明】
100、200、300、400 エッジ検出装置 101、201、301、401 画像入力手段 102、202、302、402 エッジ斜面検出手段 103、203、303、403 画素群選択手段 104、304 直線エッジモデル化手段 204、404 円弧エッジモデル化手段 305、405 空間感度特性記憶手段 105、205、306、406 画素値関数記憶手段 106、206、307、407 評価関数設定手段 107、207、308、408 最適パラメータ探索
手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 ”Estimation of Ed ge Parameters and Image Blur Using P olynomial Transfor ms”,CVGIP GRAPHICA L MODELS AND IMAGE PROCESSING Vol.56, No.6,pp442−461(1994) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 9/20 G06T 1/00 JICSTファイル(JOIS)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像から直線状ランプエッジの斜面に該当
    する領域を検出し、あらかじめm個の画素について配置
    関係をnパターン(nは2以上)記憶しておき、前記直
    線状ランプエッジの斜面上において前記配置関係に従っ
    て画素群をnパターン選択し、直線ランプエッジの斜面
    上の任意の画素の濃度値を直線ランプエッジの斜面の端
    からの距離を変数とするN次(Nはm−1以下)の多項
    式で表現する直線ランプエッジモデルを用意し、直線を
    一意に決定する2つのパラメータで任意の直線を表現
    し、前記直線状ランプエッジの斜面の端として前記直線
    を用いることにより前記直線ランプエッジモデルを当て
    はめ、前記画素群に含まれる各画素の前記直線からの距
    離と各画素の濃度値を前記多項式に代入し、前記代入し
    て得られる式を前記画素群に含まれる全画素について連
    立させることにより前記多項式の係数を前記2つのパラ
    メータを含んだかたちで算出し、nパターンの画素群に
    ついてそれぞれ算出された前記多項式の係数について、
    対応する各係数の差がもっとも少なくなるような前記2
    つのパラメータを求め、前記求められた2つのパラメー
    タに対応する前記多項式の係数を求めることにより、直
    線状ランプエッジの斜面に該当する領域についてサブピ
    クセル単位で濃度値を取得することを特徴とするエッジ
    検出方法。
  2. 【請求項2】画像から円弧状ランプエッジの斜面に該当
    する領域を検出し、あらかじめm個の画素について配置
    関係をnパターン(nは2以上)記憶しておき、前記円
    弧状ランプエッジの斜面上において前記配置関係に従っ
    て画素群をnパターン選択し、円弧ランプエッジの斜面
    上の任意の画素の濃度値を円弧ランプエッジの斜面の端
    からの距離を変数とするN次(Nはm−1以下)の多項
    式で表現する円弧ランプエッジモデルを用意し、円を一
    意に決定する3つのパラメータで任意の円を表現し、前
    記円弧状ランプエッジの斜面の端として前記円を用いる
    ことにより前記円弧ランプエッジモデルを当てはめ、前
    記画素群に含まれる各画素の前記円弧ランプエッジの斜
    面の端からの距離と各画素の濃度値を前記多項式に代入
    し、前記代入して得られる式を前記画素群に含まれる全
    画素について連立させることにより前記多項式の係数を
    前記3つのパラメータを含んだかたちで算出し、nパタ
    ーンの画素群についてそれぞれ算出された前記多項式の
    係数について、対応する各係数の差がもっとも少なくな
    るような前記3つのパラメータを求め、前記求められた
    3つのパラメータに対応する前記多項式の係数を求める
    ことにより、円弧状ランプエッジの斜面に該当する領域
    についてサブピクセル単位で濃度値を取得することを特
    徴とするエッジ検出方法。
  3. 【請求項3】外部の画像入力手段から得られた入力画像
    から、直線状ランプエッジの斜面に該当する領域を検出
    してその座標を記憶し、同時に斜面の端の濃度値を得る
    エッジ斜面検出手段と、あらかじめm個の画素について
    配置関係をnパターン(nは2以上)記憶しておき、前
    記直線状ランプエッジの斜面上において前記配置関係に
    従って画素群をnパターン選択し、各画素の座標と濃度
    値を記憶する画素群選択手段と、直線ランプエッジの斜
    面上の任意の画素の濃度値を直線ランプエッジの斜面の
    端からの距離を変数とするN次(Nはm−1以下)の多
    項式で表現した直線ランプエッジモデルを記憶する直線
    エッジモデル化手段と、直線を一意に決定する2つのパ
    ラメータで表された任意の直線を斜面の端とした直線ラ
    ンプエッジモデルを記憶する画素値関数記憶手段と、前
    記画素群に含まれる各画素の前記直線からの距離と各画
    素の濃度値を前記多項式に代入し、前記代入して得られ
    る式を前記画素群に含まれる全画素について連立させる
    ことにより前記多項式の係数を前記2つのパラメータを
    含んだかたちで算出し、nパターンの画素群についてそ
    れぞれ算出された前記多項式の係数について、対応する
    各係数の差が小さいほど評価値も小さくなる評価関数を
    設定する評価関数設定手段と、前記評価関数が最小値を
    とるような前記2つのパラメータを算出し、前記算出さ
    れた2つのパラメータに対応する前記多項式の係数を求
    める最適パラメータ探索手段とを有することを特徴とす
    るエッジ検出装置。
  4. 【請求項4】外部の画像入力手段から得られた入力画像
    から、円弧状ランプエッジの斜面に該当する領域を検出
    してその座標を記憶し、同時に斜面の端の濃度値を得る
    エッジ斜面検出手段と、あらかじめm個の画素について
    配置関係をnパターン(nは2以上)記憶しておき、前
    記円弧状ランプエッジの斜面上において前記配置関係に
    従って画素群をnパターン選択し、各画素の座標と濃度
    値を記憶する画素群選択手段と、円弧ランプエッジの斜
    面上の任意の画素の濃度値を円弧ランプエッジの斜面の
    端からの距離を変数とするN次(Nはm−1以下)の多
    項式で表現した円弧ランプエッジモデルを記憶する円弧
    エッジモデル化手段と、円を一意に決定する3つのパラ
    メータで表された任意の円を斜面の端とした円弧ランプ
    エッジモデルを記憶する画素値関数記憶手段と、前記画
    素群に含まれる各画素の前記円弧ランプエッジの斜面の
    からの距離と各画素の濃度値を前記多項式に代入し、
    前記代入して得られる式を前記画素群に含まれる全画素
    について連立させることにより前記多項式の係数を前記
    3つのパラメータを含んだかたちで算出し、nパターン
    の画素群についてそれぞれ算出された前記多項式の係数
    について、対応する各係数の差が小さいほど評価値も小
    さくなる評価関数を設定する評価関数設定手段と、前記
    評価関数が最小値をとるような前記3つのパラメータを
    算出し、前記算出された3つのパラメータに対応する前
    記多項式の係数を求める最適パラメータ探索手段とを有
    することを特徴とするエッジ検出装置。
  5. 【請求項5】外部の画像入力手段における検出器の空間
    感度特性を記憶する空間感度特性記憶手段を有し、前記
    画素値関数記憶手段が前記空間感度特性と直線を一意に
    決定する2つのパラメータで表された任意の直線を斜面
    の端とした直線ランプエッジモデルの出力とを畳み込む
    ことによって空間感度特性を考慮した濃度値を算出する
    画素値関数を記憶することを特徴とする請求項3記載の
    エッジ検出装置。
  6. 【請求項6】外部の画像入力手段における検出器の空間
    感度特性を記憶する空間感度特性記憶手段を有し、前記
    画素値関数記憶手段が前記空間感度特性と円を一意に決
    定する3つのパラメータで表された任意の円を斜面の端
    とした円弧ランプエッジモデルの出力とを畳み込むこと
    によって空間感度特性を考慮した濃度値を算出する画素
    値関数を記憶することを特徴とする請求項4記載のエッ
    ジ検出装置。
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