JP3067108B1 - 物干しユニット - Google Patents

物干しユニット

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JP3067108B1
JP3067108B1 JP11131351A JP13135199A JP3067108B1 JP 3067108 B1 JP3067108 B1 JP 3067108B1 JP 11131351 A JP11131351 A JP 11131351A JP 13135199 A JP13135199 A JP 13135199A JP 3067108 B1 JP3067108 B1 JP 3067108B1
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八士 秋山
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Abstract

【要約】 【課題】既設の短い物干し受けを利用して、長い物干し
受けを手軽に設置することのできる構造を提供するこ
と。 【解決手段】建物の壁Wに固定された既設の物干し金具
10に、物干しユニット3をかぶせて取り付け、該物干
しユニット3には3本の物干し竿を差し込むための孔4
2、43、44を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンションのベラ
ンダ等の壁面に取り付けられている既設の物干し受けを
より便利に改善する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、マンションのベランダ等の壁
面には、物干し竿を載せることのできる物干し受けが取
り付けられていることが多い。これらの物干し受けは、
一般的には、壁面に固定された固定部分と、該固定部分
に対して折り曲げ可能に取りつけられた竿受け部分とか
ら構成されている。その一例を示した図4において、1
0はベランダの壁面Wに取り付けられている既設の物干
し金物であり、壁面Wに固定された固定部分11と、該
固定部分11に対して折り曲げ可能に取りつけられた竿
受け部分12とから構成されている。前記竿受け部分1
2には、竿を受けて保持するために2カ所の凹部21、
22が形成されている。凹部21、22には竿が滑り落
ちることを防止するための突起23が形成されている。
前記竿受け部分12は、使用時には延ばすが、不使用時
には折り畳んで邪魔にならないようにできるように構成
されている。また、ベランダの天井からぶら下がるよう
に取り付けられた形態の物干し金具もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述したよ
うなベランダ等の壁面に取り付けられた従来の物干し金
具には、2つの竿受け構造しか形成されていないので、
3本以上の竿を載せることはできなかった。無理に間隔
を狭めて3本以上の竿を載せたとしても、竿の間隔が近
過ぎるために、乾きにくいという問題や、物干し受けか
ら滑り落ちてしまう等の問題があった。そこで、3本以
上の物干しを使用するためには、既設の物干し受けを取
り外して、特別に注文した長い物干し受けを設置する工
事が必要であった。そのためには、費用も嵩むし時間も
かかるという問題があった。
【0004】また、上述したベランダの天井からぶら下
がるように取り付けられた形態の物干し金具も2本まで
の物干し竿しか使用できないという問題があったが、例
えば実願昭52−74750号のマイクロフィルムに
は、この問題を解決する物干しユニットが開示されてい
る。上記物干しユニットは、ベランダの天井からぶら下
がるように取り付けられた形態の物干し金具に取り付け
るために、本体から上方に向けて少なくとも二つの吊下
棒を突設させ、この吊下棒の上端には鉤部を形成し、さ
らに鉤部には被引掛物の抜け出し防止することができる
抜止片を付設する構成としている。また、実願昭61−
16184号のマイクロフィルムに記載の物干しユニッ
トはベランダの天井からぶら下がる固定部材に対し上下
移動調整可能に固着される調整部材と、調整部材に取付
けられた物干竿支持部材を調整部材に対して略水平方向
に進退自在に取り付けられて構成されている。上記のよ
うに構成された2つの物干しユニットは、それぞれベラ
ンダの天井からぶら下がるにように取り付けられた形態
の物干し金具に取り付けられて使用され、3本以上の竿
を載せることができる構成となっている。
【0005】しかしながら、上述した2つの物干しユニ
ットは、天井等から吊り下げる形態の物干し具に取り付
けられるものであって、前述した建物のベランダ等の壁
面に取り付けられた既設の物干し具に取り付けることが
できず、この場合やはり3本以上の竿を載せることがで
きなかった。
【0004】そこで、本発明は、建物の壁面に固定され
た既設の短い物干し受けを利用して、長い物干し受けを
手軽に設置することのできる構造を提供することを目的
としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる物干しユ
ニットにおいては、建物の壁面に固定された固定部分
と、該固定部分に取り付けられ、竿を受けた状態で竿が
滑り落ちることを防止するための突起を備えた竿受け部
分とから構成されている既設の物干し具に取り付けられ
る物干しユニットであって、該物干しユニットは、略筒
状の本体部と、この本体部に形成され、複数の物干し竿
を支持する竿受け手段とを備え、前記本体部には前記既
設の物干し具の竿受け部分が差込まれた状態で、上記突
起に引っかかる孔が形成されており、前記本体部の内部
に形成された空間に前記既設の物干し具の竿受部分を挿
通して物干しユニットの上記孔に既設の物干し具の竿受
部分の突起をひっかけることにより、物干ユニットを既
設の物干し具に取り付け固定することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる物干しユ
ニットを、その実施の形態を示した図面に基づいて詳細
に説明する。
【0007】図1において、10は図4に示したのと同
様の従来の一般的な既設の物干し金具であり、ベランダ
等の壁面Wに固定された固定部分11と、該固定部分1
1に対して折り曲げ可能に取りつけられた竿受け部分1
2とから構成され、前記竿受け部分12には、竿を受け
て保持するために2カ所の凹部21、22が形成され、
前記凹部22の端部には竿が滑り落ちることを防止する
ための突起23が形成されている。3は本発明にかかる
物干し受けユニットであり、前記既設の物干し金具10
にかぶせて取り付けられている。
【0008】この物干し受けユニット3を、図1と図2
を参照しつつ説明する。前記物干し受けユニット3は、
内部に空間31が形成された略筒状の本体部32と、こ
の本体部32に形成された竿受け手段4とを備えてい
る。前記本体部32の内部に形成された空間31に前記
既設の物干し金具10を入れるようにしてかぶせられて
いる。前記本体部32の上面に形成された孔7に既設の
物干し金具10の突起23が引っかかるように差し込ん
でおくことによって、前記物干し受けユニット3が抜け
落ちることは防止される構造になっている。また、前記
本体部32の根元近くの下部には支持ピン33が挿通さ
れており、前記本体部32の先に荷重がかかったときに
本体部32が傾くことを防止する構造になっている。な
お、前記空間31の縦寸法は前記突起23の部分も通せ
るように前記物干し金具10の縦寸法より長くなってい
るので、前記本体部32を既設の物干し金具10に容易
にかぶせることができる。しかも、一端取り付けた後に
は、ぐらつかないように前記支持ピン33が設けられて
いるのである。前記支持ピン33はボルトを用いてもよ
い。
【0009】前記竿受け手段4は、前記本体部32の上
面に立設された支持柱41と、この支持柱41に貫設さ
れた孔42と、前記本体部32の側面に貫設された孔4
3、44で構成されている。前記各孔42、43、44
の間隔、及び前記孔42と壁面Wとの間隔は、洗濯物が
相互に接触しない程度もしくはハンガーに干した場合に
はハンガーが相互に接触しない程度(例えば、それぞれ
240mm 、240mm、250mmに設定するとよい。)
【0010】また、前記本体部32の下縁の近傍には、
ハンガー等のフックを懸けるための小孔45を複数設け
るとよい。
【0011】なお、前記本体部32の断面形状はロ字状
に限らず、図3に示したように、下方に開いたコ字状
や、種々の形状にすることができる。また、前記支持ピ
ン33に代えて、貫通ボルト等の種々の手段を用いて既
設の物干し金具に取り付けることが可能である。そし
て、支持柱に貫設された孔42や各孔43、44に代え
てU字状の凹部とすることも可能である。さらには、本
体部32を更に延長してさらに多くの物干し竿を使用で
きるようにしてもよい。また、前記本体部32は伸縮可
能に構成して、2本の物干し竿しか使用しない場合に
は、縮めて短くできるように構成してもよい。
【0012】図1に示した物干しユニット3は金属製と
するとよいが、十分な強度が得られれば樹脂製や木製で
もかまわない。また、既設の物干し金具に着脱可能に取
り付けてもよいが、内部の空間に樹脂を充填してもよ
い。
【0013】
【発明の効果】以上のように、本発明の物干しユニット
によれば、建物の壁面に固定された既設の物干し金具を
利用して取り付けるので、取りつけ作業が簡単であると
ともに、建物自体にボルトを打ち込む等の工事が不要に
なって原状復帰が容易である。そして、従来は物干し竿
を2本までしか載せることができなかったのに対して、
3本以上の物干し竿を載せることができるので、一度に
たくさんの洗濯物を干すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる物干しユニットの実施の形態
の使用状態を示す側面図である。
【図2】 前記物干しユニットの斜視図である。
【図3】 本発明の物干しユニットの種々の形態の断面
形状を示す図である。
【図4】 従来の物干し金具の側面図である。
【符号の説明】
10 既設の物干し金具 11 固定部分 12 竿受け部分 23 突起 3 物干しユニット 31 空間 32 本体部 33 支持ピン 4 竿受け手段 41 支持柱 42 孔 43 孔 44 孔 7 孔 W 壁面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 57/00 - 57/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の壁面に固定された固定部分と、該固
    定部分に取り付けられ、竿を受けた状態で竿が滑り落ち
    ることを防止するための突起を備えた竿受け部分とから
    構成されている既設の物干し具に取り付けられる物干し
    ユニットであって、 該物干しユニットは、略筒状の本体部と、この本体部に形成され、複数の物干
    し竿を支持する竿受け手段とを備え、 前記本体部には前記既設の物干し具の竿受け部分が差込
    まれた状態で、上記突起に引っかかる孔が形成されてお
    り、 前記本体部の内部に形成された空間に前記既設の物干し
    具の竿受部分を挿通して物干しユニットの上記孔に既設
    の物干し具の竿受部分の突起をひっかけることにより、
    物干ユニットを既設の物干し具に取り付け固定すること
    を特徴とする物干し受け。
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