JP3067060U - アンテナを分散配置したｐｈｓ電話中継局 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ＰＨＳ電話中継局１台当りのサービスエリヤ
を広げる。［解決手段］ アンテナをアンプとともに分
散配置し、中継局との間をケーブルで接続する．

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［考案の属する技術分野］ 本考案はＰＨＳ電話の中継局のアンテナ配置に関するものである．

【０００２】 ［従来の技術］ 従来、ＰＨＳ電話の中継局のアンテナは中継局から２ｍ以内に設置されていた 。

【０００３】 ［考案が解決しようとする課題］ ＰＨＳの電波は波長が短かいため到達距離が短かくまた障害物に弱い欠点があ った。中継局を増せば問題は解決するが資金が多くなる。本考案の課題は中継局 の数を増加させずに広いサービスエリヤを持つことにある。

【０００４】 ［課題を解決するための手段］ 送信、受信のアンテナを多数分散配置し、一つの中継局の高周波出力回路と入 力回路に接続する。

【０００５】 ［考案実施の形態］ 考案実施の形態を図によって説明する。 図１は本考案の実施例である。中継局１は従来通りの中継局である。これに受信 アンテナＲ２，送信アンテナＳ２，が取りつけられている。この２つのアンテナ も従来通りである。本発明では、このほかに５０ｍ以上の距離をおいて、アンテ ナ、Ｒ１，Ｓ１，Ｒ３，Ｓ３，…の組を立てる。ここに、アンテナのＲ１，Ｒ２ ，Ｒ３，…は受信用で、アンテナＳ１，Ｓ２，Ｓ３，…は送信用である。

【０００６】 ５０ｍ以上の距離をケーブルで接続すると、送受信とも信号が弱くなる。そこで 衰弱した信号をアンプで増巾する。ＡＲ１，ＡＲ３，…は受信用のアンプであり 、ＡＳ１，ＡＳ２…は送信用のアンプである．アンプの挿入場所は中継局１，と アンテナの間ならどこでもよく、アンテナの次にさらにアンテナが接続されるよ うな場合は、アンプ、アンテナ、アンプ…のような直列接続でもよい。

【０００７】 さらにケーブルによる信号の減衰を少なくしたり、アンプの増巾を容易にしたり するために、周波数を整数倍で低くすることもある．これらの機能がアンプにあ ってもアンプが信号を増巾する作用には変りがない。

【０００８】 ［考案の効果］ アンテナや増巾器の数を増すことは中継局の数を増すより安価である。アンテ ナを多数分散配置すれば、１つの中継局のサービスエリヤが数倍に増すことにな る。

【図面の簡単な説明】

【図１】中継局のアンテナを増巾器とともに分散配置し
た結線図である。

【符号の説明】

１，中継局 Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３，…受信用アンテナ Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３，…送信用アンテナ ＡＲ１，ＡＲ３，……受信用アンプ ＡＳ１，ＡＳ２，……送信用アンプ

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【手続補正書】

【提出日】平成１１年４月５日（１９９９．４．５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図１

【補正内容】

【図１】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ＰＨＳ携帯電話において、中継局（１）
   の送信用アンテナ（Ｓ１，Ｓ２，Ｓ３，…）と受信用ア
   ンテナ（Ｒ１，Ｒ２，Ｒ３，…）の組を他の組より５０
   ｍ以上離して配置し、それぞれのアンテナ（Ｓ１，Ｓ
   ２，…Ｒ１，Ｒ２，…）と中継局（１）の間をそれぞれ
   のアンプ（ＡＳ１，ＡＳ３，…，ＡＲ１，ＡＲ３，…）
   と同軸ケーブルで接続するＰＨＳ中継局
2. 【請求項２】 中継局１と各アンプの間の信号はアンテ
   ナより送信、または受信される周波数の整数倍であるこ
   と。