JP3066240U - 自動車用エンジンマウント - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用エンジンマウントで、運転中に、振
動等に依りエンジンが、脱落しない部品構造を得る。 【解決手段】 エンジンマウントの構成品であるインナ
ー金具（１）に、凹形状を２カ所以上設け、中心線軸方
向の荷重に耐え、抜けない構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術範囲】

本考案は、自動車の車体に、エンジンの振動が伝わらないようにする為の、連 結部品に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、エンジンマウントの構造は、インナー金具（１）と、弾性体（２）及び 、アウター金具（３）の構成品から成り立っている。 このインナー金具（１）の形状は、ストレート形状、若しくは、両端に、一部、 リブ出しされた物がある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の物は、インナー金具（１）と弾性体（２）との接着面積が、アウター金 具（３）側に比較し少なく、又、リブ出し工法に限界が有り、抜け止め形状も小 さく、自動車運転中に、中心線軸方向に荷重が加わり、インナー金具（１）側が 、剥れ抜けてしまう欠点が有った。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は、上記目的を達成する為になされたもので、その構造ば、インナー 金具（１）に、凹形状を２カ所以上設け、抜け止め効果を狙ったもので有る。

【０００５】

【考案の実施の形態】

図面について説明すれば、図３のインナー金具（５）の形状で有る。

【０００６】

【考案の効果】

本考案は、上述の通り構成されているので、エンジンの受ける荷重により、凹 形状の大きさ、数、及び、形状を自由に変えて、接着面積の向上、及び、抜け止 め効果の向上を図ることが出来る。

【０００７】

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のエンジンマウントの断面図

【図２】改良型のエンジンマウントの断面図

【図３】本考案のエンジンマウントの断面図

【符号の説明】

（１）インナー金具 （２）弾性体 （３）アウター金具 （５）インナー金具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 インナー金具（１）に凹形状を２カ所以
   上設ける。