JP3065675U - インナ―シュ―ズ - Google Patents

インナ―シュ―ズ

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JP3065675U
JP3065675U JP1999003916U JP391699U JP3065675U JP 3065675 U JP3065675 U JP 3065675U JP 1999003916 U JP1999003916 U JP 1999003916U JP 391699 U JP391699 U JP 391699U JP 3065675 U JP3065675 U JP 3065675U
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JP
Japan
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carrier
inner shoe
reinforcing material
region
shoes
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JP1999003916U
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English (en)
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フローリン・シュトリーテ
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バートン・シュポルトアルティーケル・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B5/00Footwear for sporting purposes
    • A43B5/04Ski or like boots
    • A43B5/0405Linings, paddings or insertions; Inner boots

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physical Education & Sports Medicine (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性に優れたインナーシューズを提供す
る。 【解決手段】 好ましくは発泡した、熱変形可能な材料
からなり、足の形に適合可能な担体を備えるスポーツシ
ューズ用の、特にスノーボードブーツまたはスキーブー
ツ用のインナーシューズであって、担体の外側の一部に
は領域毎に補強材料が適用され、補強材料は担体と平面
的に、好ましくはその全平面が接合される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、好ましくは発泡した、熱変形可能な材料からなり、足の形に適合 可能なキャリア(担体)を備えるスポーツシューズ用の、特にスノーボードブー ツまたはスキーブーツ用のインナーシューズに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特にスキーブーツおよびスノーボードブーツには、外側の固い殻と、好ましく は取り外し可能なインナーシューズとが用いられることがよく知られている。両 側に布地が張られた熱変形可能な材料(例えばEVA/PE)からなるインナーシュ ーズは既に存在する。発泡した材料は暖まると装着者の足の形に適合可能であり 、これによって履き心地が一層良くなる。さらに、そのような材料は心地よく暖 かい。そのような材料の欠点は、比較的耐久性に乏しいことである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この考案によると、担体の外側の一部の領域に補強材料があてがわれる、その 際この補強材料が平面的に、好ましくは全平面が担体と接合される。補強箇所は 、耐久性を得るのに適当な箇所、特に靴の甲の後部または前部、さらに舌部に配 置され、その際の補強材料のアプリケの位置、大きさ、および厚みによって、イ ンナーシューズに求められる強度特性に的確に合わせることが可能である。さら に例えば、このより安定した補強材料から靴底を形成することが可能である。こ の考案によると、この材料はインナーシューズの外側全体を覆うのではなく、所 望の領域においてのみ適用され、その他の箇所では担体が露出する。
【0004】 この考案において同様に重要なのは、補強材料が担体と平面接合されることで ある。補強材料は従って数点においてのみ、または継ぎ目に沿ってのみ担体材料 と接合されるのではない。むしろ大きな平面に渡って接合され、これによって担 体材料と補強材料とが静的一体を成すので、よりすぐれた補強効果が得られる。 補強材料は特にその周辺縁部において平面的に接合される。当然、補強材料の全 平面が担体材料と接合される全平面接合が好ましい。これによって優れた補強効 果が得られ、特に補強箇所が担体からはがれる危険性が皆無となる。
【0005】
【考案の実施の形態】
この考案のさらなる利点および詳細が図面を参考に以下に説明される。
【0006】 図1に示されたスノーボードブーツ用インナーシューズ1は熱変形可能な材料 、好ましくはエチレン/酢酸ビニル共重合体(EVA)および/またはポリエチレ ン(PE)から成る、装着者の足の形に適合可能な担体2を有する。この担体の上 に繊維織物、例えばポリエステルから成る内裏地3が張り付けられる。外側には 同様に繊維から成る平面形成物が、特にPUR伸縮性繊維またはポリエステルから なる織物が張り付けられた形で、設けられる。この繊維平面形成物は担体2の造 形層2a(EVA/PE)と密接に接合される。したがって、図1(a)および(b) に示された実施例における担体2は、層3、2aおよび4のあわせて三層からなる 。
【0007】 靴の耐久性を向上させ、かつより安定した靴底を得るために、図1(a)およ び(b)に示されたこの考案による実施例においては、担体の外側のいくつかの 領域に補強材料5が適用され、この補強材料が担体2と、すなわち担体2の繊維 織物層4とその全平面が接合される。織物層4は、補強材料5の担体2における 良好かつ密接な保持を可能にする。
【0008】 補強材料は、好ましくは発泡または注入され得るポリウレタンからなり、閉じ られた型内部における適用は噴射成形または発泡によるのが好ましく、これによ って担体と接する補強材料5の形をうまく定めることができ、さらに材料の良好 な接合を保証することができる。しかしながら基本的には、補強材料5を平面的 に張り付け、または溶接することも可能である。
【0009】 図1(a)から明らかなように、補強材料はインナーシューズの靴底、靴の甲 の後部、ならびに舌部6の領域に配置される。補強材料が限られた領域において のみ、すなわち補強さるべき箇所においてのみ担体2を覆っていることが明らか である。さらに図1(b)より、補強材料の厚みは変化し、好ましくは縁に向け て薄くなることがわかる。これによって、求められる安定特性を諸々の要求にそ のつど的確に合わせることが可能となる。補強材料の厚みは少なくとも領域ごと に2mmより大きく、優れた補強効果を得るには、好ましくは5mmより大きい。さら にこの補強材料は靴ひも8用のひも穴7を有し得る。
【0010】 図2(a)および(b)に示された実施例は、基本的には担体2における補強 材料5の配置が異なるだけである。特に、補強材料がかかと領域9全体に渡って 張られ、靴底領域ではさらに上部に延びている。さらに図2(a)および(b) に示された実施例は、ひもで結ばれていない。それ以外は、同じ参照番号は図1 (a)および(b)と同じ部分を示す。
【0011】 図3(a)および(b)についても基本的には同じである。ここでも上記の図 面と同じ参照番号は同じ部分、ないし対応する部分を示す。これらの実施例にお いても、異なるのは担体2における補強材料5の位置および配置である。さらに 図3(b)および4(b)では、補強材料5が造形材料2a上に直接(両者の間に 織物層を介さずに)適用されている。
【0012】 図5は、この考案による好ましい工程を実施するための装置の実施例を示す。 取り出し可能な芯10を備え、基本的には既に装着者の足の形に対応する、参照 番号2が付された担体が、二つの半分型11aおよび11bからなる型に挿入される。 次に、分離継ぎ目12が隙間なく合わさるように、この型が閉じられる。図5はこ の閉じられた状態を示す。この型は補強材料のための供給路13を有する。この供 給路13は型の空洞14につながっており、この空洞は適用される補強材料の形に対 応する。
【0013】 その後、前記型が開けられ、インナーシューズが取り出される。芯10を除去す るとインナーシューズが完成する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるインナーシューズ、特にスノー
ボードブーツ用のインナーシューズの実施例を示す。
【図2】スノーボードブーツ用のインナーシューズの他
の実施例を示す図である。
【図3】スノーボードブーツ用のインナーシューズのさ
らに他の実施例を示す図である。
【図4】スノーボードブーツ用のインナーシューズのさ
らに他の実施例を示す図である。
【図5】この考案の工程を実施するための装置を示す図
である。
【符号の説明】
1 インナーシューズ 2 担体 3 内裏地 4 織物層 5 補強材料 6 舌部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月10日(1999.9.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (14)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 好ましくは発泡した、熱変形可能な材料
    からなり、足の形に適合可能な担体を備えるスポーツシ
    ューズ用の、特にスノーボードブーツまたはスキーブー
    ツ用のインナーシューズにおいて、閉じられた型内部に
    おける噴射成形または発泡によって前記担体の外側の一
    部に領域毎に補強材料が適用され、前記補強材料は担体
    と平面的に、好ましくはその全平面が接合される、イン
    ナーシューズ。
  2. 【請求項2】 好ましくは発泡した、熱変形可能な材料
    からなり、足の形に適合可能な担体を備えるスポーツシ
    ューズ用の、特にスノーボードブーツまたはスキーブー
    ツ用のインナーシューズにおいて、前記担体の外側の一
    部に担体材料とは異なる補強材料が領域毎に適用され、
    前記補強材料は担体と平面的に、好ましくはその全平面
    が接合される、インナーシューズ。
  3. 【請求項3】 好ましくは発泡した、熱変形可能な材料
    からなり、足の形に適合可能な担体を備えるスポーツシ
    ューズ用の、特にスノーボードブーツまたはスキーブー
    ツ用のインナーシューズにおいて、前記担体の外側の一
    部に担体と平面的に、好ましくはその全平面が接合され
    る補強材料が領域毎に適用され、前記担体は、エチレン
    /酢酸ビニルアセテート共重合体(EVA)および/また
    はポリエチレン(PE)からなる造形層を有する、インナ
    ーシューズ。
  4. 【請求項4】 好ましくは発泡した、熱変形可能な材
    料からなり、足の形に適合可能な担体を備えるスポーツ
    シューズ用の、特にスノーボードブーツまたはスキーブ
    ーツ用のインナーシューズにおいて、前記担体の外側の
    一部に担体と平面的に、好ましくはその全平面が接合さ
    れる補強材料が領域毎に適用され、担体の少なくとも外
    側に、好ましくは張り付けられた繊維平面織物が設けら
    れ、かつ補強材料がこの平面織物と接合されている、イ
    ンナーシューズ。
  5. 【請求項5】 前記繊維平面織物が、好ましくはPUR伸
    縮性繊維またはポリエステルからなる織物であることを
    特徴とする、請求項4に記載のインナーシューズ。
  6. 【請求項6】 好ましくは発泡した、熱変形可能な材料
    からなり、足の形に適合可能な担体を備えるスポーツシ
    ューズ用の、特にスノーボードブーツまたはスキーブー
    ツ用のインナーシューズにおいて、前記担体の外側の一
    部に担体と平面的に、好ましくはその全平面が接合され
    る補強材料が領域毎に適用され、前記補強材料がインナ
    ーシューズの甲の後部に配置されている、インナーシュ
    ーズ。
  7. 【請求項7】 好ましくは発泡した、熱変形可能な材料
    からなり、足の形に適合可能な担体を備えるスポーツシ
    ューズ用の、特にスノーボードブーツまたはスキーブー
    ツ用のインナーシューズにおいて、前記担体の外側の一
    部に担体と平面的に、好ましくはその全平面が接合され
    る補強材料が領域毎に適用され、前記補強材料の厚みが
    変化し、かつそれぞれの補強材料領域の縁に向けて好ま
    しくは薄くなる、インナーシューズ。
  8. 【請求項8】 好ましくは発泡した、熱変形可能な材料
    からなり、足の形に適合可能な担体を備えるスポーツシ
    ューズ用の、特にスノーボードブーツまたはスキーブー
    ツ用のインナーシューズにおいて、前記担体の外側の一
    部に担体と平面的に、好ましくはその全平面が接合され
    る補強材料が領域毎に適用され、結ぶための靴ひも、留
    め金具等を一切有しない、インナーシューズ。
  9. 【請求項9】 補強材料に靴ひも用のひも穴が配置され
    ていることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに
    記載のインナーシューズ。
  10. 【請求項10】 補強材料が、担体上の二つまたは複数
    の連続していない領域に配置されていることを特徴とす
    る、請求項1から9のいずれかに記載のインナーシュー
    ズ。
  11. 【請求項11】 補強材料の厚みが少なくとも領域毎に
    2mmより大きく、好ましくは5mmより大きいことを特徴と
    する、請求項1から10のいずれかに記載のインナーシ
    ューズ。
  12. 【請求項12】 補強材料がポリウレタンを含むことを
    特徴とする、請求項1から11のいずれかに記載のイン
    ナーシューズ。
  13. 【請求項13】 スポーツ用品、特にスノーボードブー
    ツまたはスキーブーツのインナーシューズを製造するた
    めの工程であって、 1.好ましくは熱変形可能な発泡材料からなる、基本的
    に足の形に対応した担体を製造し、 2.担体を型へ挿入し、 3.型を閉じ、 4.担体と型との間に存在する少なくとも一つの型の空
    洞領域において担体の外側と接合するように、補強材料
    を型内部に注入し、 5.少なくとも部分的に補強材料を硬化させ、 6.型を開け、 7.インナーシューズを取り出す、 段階を特徴とする、工程。
  14. 【請求項14】 基本的に足の形に適合可能な芯が担体
    内部に配置され、前記インナーシューズが取り出された
    後、除去されることを特徴とする、請求項13に記載の
    工程。
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FR2855946B1 (fr) 2003-06-12 2006-02-10 Salomon Sa Chaussure

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