JP3065436U - 夜間用存在報知器 - Google Patents

夜間用存在報知器

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JP3065436U
JP3065436U JP1999004905U JP490599U JP3065436U JP 3065436 U JP3065436 U JP 3065436U JP 1999004905 U JP1999004905 U JP 1999004905U JP 490599 U JP490599 U JP 490599U JP 3065436 U JP3065436 U JP 3065436U
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Inventor
喜久雄 藤山
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株式会社フジヤマ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 夜間、自己の存在位置を極めて鮮明に光報知
し得、交通事故から身を守り得る安全性の高い夜間用存
在報知器を提供する。 【解決手段】 取付部1Aを備えたケース本体1と、ケ
ース本体1内に配備される配線基板2と、配線基板2に
実装された複数の光源3、3a、3bと、振動センサ4
の検知信号を受けて複数の光源の点灯を制御する制御手
段5と、制御手段5により点灯する光源からの投光を拡
散放射する光拡散部6とから成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、例えば夜間の交通事故から身を守るため等に使用される夜間用存 在報知器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、運動不足の解消など健康上の理由から、早足状態の散歩或いはジョギ ング等を行う人が増えている。多忙な人々は、これを夜間に実行している。とこ ろが、夜間は人も車も数が少ないため、ジョギングし易い反面、自転車、バイク 、自動車のいずれもがスピードを出し過ぎるきらいがあり、視界が暗いこともあ って交通事故が多い。
【0003】 そこで、夜間、ジョギング等を行う人々は、交通事故に巻き込まれないように 、現在は暗闇で自己の存在を知らせるための反射板を貼付することを実行してい る。 例えば、ジョギングシューズの踵部、或いはジョギングウエアの腕部や脚部に 又は着用帽子に反射シートを貼付する等が実行されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来は、反射シートをウエアーに単に貼付するだけのもので、自ら光るもので はない。従って、外部光(車等の光源)がない場合は勿論、外部光があっても角 度的に反射シートに入光(入射)しなければ、全く自己の存在を報知し得ず、事 故に巻き込まれる虞れがある。
【0005】 また、仮に外部光を反射することで、自己の存在を報知し得ても、単なる反射 光では、それ自体に動きがなく、目立ち度が低い。従って、車両運転者が存在に 気づくのが遅くなる等、夜間、交通事故から身を守る安全用品としては十分でな い不利があった。
【0006】 この考案では、以上のような課題を解消させ、夜間、自己の存在を極めて鮮明 に光報知し得、交通事故から身を守り得る安全性の高い夜間用存在報知器を提供 することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成させるために、この考案の夜間用存在報知器は、次のような構 成としている。 夜間用存在報知器は、取付け部を備えたケース本体と、ケース本体内に配備さ れる配線基板と、配線基板に実装された複数の光源と、振動センサの振動検知信 号を受けて複数の光源の点灯を制御する制御手段と、制御手段により点灯する光 源からの投光を拡散放射する光拡散部とから成ることを特徴としている。
【0008】 このような構成を有する夜間用存在報知器は、バンド状取付け部により腕、或 いは脚に直接取付ける。例えば、ジョギング動作により振動センサが振動を検知 することで、制御手段(IC)が複数の光源(それぞれ色の異なるLED)を所 定時間、順次点灯させる。
【0009】 これら順次点灯することで、光が例えば回転動作するように見える。また、回 転動するように見える光が光拡散部により拡散放射する。これにより、本来は目 立ち難い小さな光源であるLEDからの投光が、見栄え上、大きな光源で、且つ 複数の大きな光源が回転動作するような光彩に見え、注意喚起力が増大する。
【0010】 かくして、夜間、外部光の如何にかかわらずジョギングランナーの存在を鮮明 に光報知し得るから、車両は遠方から存在を容易に認識し得る。従って、交通事 故から身を守ることが出来、安心してジョギングを実行し得る。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、図面に基づき本考案に係る夜間用存在報知器の具体的な実施の形態を説 明する。
【0012】 夜間用存在報知器は、ケース本体1と、ケース本体1内に配備される配線基板 2と、配線基板2に実装された複数の光源3、3a、3bと、振動センサ4の振 動検知信号を受けて複数の光源の点灯を制御する制御手段5と、制御手段5によ り点灯する光源からの投光を拡散放射する光拡散部6とから成る。
【0013】 ケース本体1は、例えば塩化ビニル樹脂、ポリエチレン、飽和ポリエステル等 の合成樹脂材で成型される上開口有底の偏平な円筒状中空ケース11と、ヒンジ 部13を介して取付られた開閉用蓋板部12とから成る。中空ケース11は、少 なくとも透光性樹脂材料で成型される。実施の形態では、中空ケース11は透明 樹脂材料が用いられ、後述する光源3からの投光が表面11aは勿論、周面から も放射するように設定してある。
【0014】 このケース体1は、取付け用のバンド部(取付部)1Aが配備され、手首、或 いは腕(上腕部)等へ装脱可能に装着されるようになっている。 実施の形態の取付部1Aは、例えばバネ付勢された弯曲状のバンド部に設定し、 弯曲度合いがバネ力に抗して拡縮し得る構成としてある。
【0015】 上記配線基板2は、図4で示すように、表面2aに配線パターン21を印刷形 成したプリント配線基板で、ケース本体1の内部に表面2aをケース表面11a に対向する状態で一定間隔を開いて内嵌されている。 配線パターン21には、複数の光源3、3a、3bと、振動センサ4及び制御 手段5が実装されている。
【0016】 更に、図3で示すように、配線基板2の裏面2bには、後述する振動センサ4 が配備されると共に、電源スイッチ22と、電池24を嵌め付ける電池フレーム 23が配備されている。図4で示すように、電池フレーム23及び電源スイッチ 22の端子部は、配線パターン21にそれぞれハンダ23a、22b接続されて いる。
【0017】 前記光源3は、実施の形態では3つの異なる発光色のLEDが使用され円陣状 に配列されている。つまり、赤色発光色LED3、黄色発光色LED3a、緑色 発光色LED3bをそれぞれ配線パターン21に実装されている。
【0018】 上記振動センサ4は、図2及び図3で示すように、配線基板2の裏面2bに配 備され、両端部面内にそれぞれ円形窓孔42、42を貫通形成した小判形状の金 属製平板43と、円形窓孔42を挿通する接続端子部41、41とから成る。 接続端子部41は、窓孔42の径に比して極めて細い棒軸を折り曲げて「U」 字形状に形成された針金で、上記円形窓孔42に挿通し、両端の一方(一端)が 配線パターン21にハンダ41a接続されている。
【0019】 金属製平板43は、挿通棒軸(接続端子部41)を中心に、前後・左右動が窓 孔42径ぶん自由であり、且つ接続端子41長さ分、上下動も自由に設定されて いる。従って、接続端子部41、41の両方が、それぞれの窓孔42、42の内 周縁と接触する状態のときON、いずれかの接続端子41或いは両方の接続端子 が窓孔42、42と離間しているときOFF、つまり、接続端子部41、41と 平板43とが接触状態のときON、それ以外のときはOFFと設定されている。 このON、OFF状態を後述する制御手段5が読み取り、光源3、3a、3bを 制御する。
【0020】 前記制御手段5は、CPU(セントラルプロセッシングユニット)などの制御 装置を使用することも出来るが、実施の形態ではICを使用している。 この集積回路5は、振動センサ4からのON、OFF信号を受けて、つまりオ ン、オフ状態を読み取って、光源の点灯・消灯を実行する。
【0021】 制御手段(IC)5は、振動センサ4がオン状態のときに、光源LED3、L ED3a、LED3bを一定時間、それぞれ順次点灯する機能を有する。例えば 、実施の形態では約2秒間で各LEDがそれぞれ5回づつ所定の順序で順次点灯 を繰り返すように設定してある。
【0022】 上記光拡散部6は、図2で示すように、ケース本体1の表面11aの内面に接 面状に配備される透光性軟質反射シートである。 実施の形態では、塩化ビニル製で多数の反射素子を備えたプリズム方式の再帰 性反射シートを使用している。この軟質反射シート6は、光源(LED)3、3 a、3bに対し上下方向へ所定距離開いて配備することで、入射光を乱反射、拡 散し、鮮明で大きく美麗な不定形状或いは特定形状を有する光源として放射する 。
【0023】 図5は、夜間用存在報知器の他の実施の形態を示す斜視図である。 先の実施の形態では、手首、上腕等に取付る報知器として、ケース本体1が単一 のものである例を示したが、この実施の形態では取付部1Aに対し、複数個(3 個)のケース本体1を周回状に取付けた例を示している。 この報知器を足、特に足首にアンクレット状に取付けて、散歩、ジョギング等 を実行する際は、3つの報知手段がそれぞれ鮮やかに点滅点灯する事となり、夜 間の目立ち度が一層向上する。
【0024】 尚、上記実施の形態では、本体ケース1を偏平な円筒状とした例を示したが、 実施においては偏平な角筒状でも良い。また、実施の形態では取付部1Aをブレ スレット形態とした例を示したが、実施に際してはキーホルダー形状或いはブロ ーチ形状の止め構造(取付部)としても良いこと勿論である。
【0025】 このような構成を有する夜間用存在報知器では、バンド状取付け部1Aにより 例えば腕、或いは脚に直接取付ける。例えば、ジョギング動作により振動センサ 4が振動を検知することで、制御手段(IC)5が発光色の異なるLED3、L ED3a、LED3bを所定時間、順次点灯させる。
【0026】 つまり、電源スイッチ22の操作つまみ22aをオン状態とし、身体を動かす とき、金属製平板43は挿通棒軸(接続端子部41)を中心に、前後、左右、上 下方向へ自由に動く。この動きの過程において、接続端子部41、41の両方が 、それぞれの窓孔42、42の内周縁と接触するときON状態となり、いずれか の接続端子41或いは両方の接続端子が窓孔42、42と離間しているときOF F状態となる。
【0027】 振動センサ4のON、OFF状態を制御手段5が読み取り、光源3、3a、3 bの点灯・消灯を制御する。制御手段5は、振動センサ4がオン状態のときに、 一定時間(約2秒間)、LED3、LED3a、LED3bを順次点灯させる。 つまり、発光色が異なる3つのLEDを円陣状に配列してあり、一定の順序( 赤色、緑色、黄色の順序)で、順次点灯を繰り返させることで、赤色、緑色、黄 色の発光3色が回転するように見える。
【0028】 更に、この3色の発光は、光拡散部(反射シート)6に入射することで、拡散 放射する。これにより、本来は目立ち難い小さな光源であるLEDからの投光が 、見栄え上、大きな光源で、且つ複数の大きな光源が回転動作するような光彩に 見え、注意喚起力が増大する。
【0029】 かくして、夜間、外部光の如何にかかわらずジョギングランナーの存在を鮮明 に報知し得るから、車両は遠方から存在を容易に認識し得る。従って、交通事故 から身を守ることが出来、安心してジョギングを実行し得る。
【0030】
【考案の効果】
この考案では、以上のように、取付け部を備えたケース本体に複数の発光色の 異なる光源を配備し、振動センサの検知信号を受けて制御手段が複数の光源の点 灯を制御すると共に、制御手段により点灯する光源からの投光を光拡散部で拡散 放射させることとしたから、ジョギング等によって身体を動かすとき、振動セン サがオン・オフ状態を繰り返すこととなり、オン状態のとき複数の光源が一定時 間順次点灯する。これにより、異なる発光色が動くように見え、外部光の有無に 関わらず、夜間の注意の喚起力が大きく、遠くにまで自己の存在を光報知し得る 。 更に、順次点灯する複数の光源の投光は、光拡散部で拡散放射される。従って 、本来は小さな光源が光拡散部を通過することで大きく且つ鮮やかな光源となり 、一層目立ち度が高くなる。従って、より遠方にまで存在をアピールし得るから 、ジョギング中に交通事故に巻き込まれる等の不利が解消され、安心感をもって ジョギングし得る等、考案目的を達成した優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】夜間用存在報知器を示す斜視図である。
【図2】夜間用存在報知器を示す断面図である。
【図3】夜間用存在報知器を示す分解斜視図である。
【図4】夜間用存在報知器に使用する電子部品実装の配
線基板を示す斜視図である。
【図5】夜間用存在報知器の他の実施の形態を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 配線基板 3 光源 4 振動センサ 5 制御手段 6 光拡散部 1A 取付部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付け部を備えたケース本体と、ケース
    本体内に配備される配線基板と、配線基板に実装された
    複数の光源と、振動センサの検知信号を受けて複数の光
    源の点灯を制御する制御手段と、制御手段により点灯す
    る光源からの投光を拡散放射する光拡散部とから成る夜
    間用存在報知器。
  2. 【請求項2】 光源はそれぞれ異なる発光色を持つ複数
    の発光ダイオードであり、制御手段は複数の発光ダイオ
    ードを所定時間順次点灯させる機能を有するものである
    ことを特徴とする請求項1記載の夜間用存在報知器。
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