JP3065182U - 塗布器 - Google Patents

塗布器

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JP3065182U
JP3065182U JP1999002089U JP208999U JP3065182U JP 3065182 U JP3065182 U JP 3065182U JP 1999002089 U JP1999002089 U JP 1999002089U JP 208999 U JP208999 U JP 208999U JP 3065182 U JP3065182 U JP 3065182U
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勉 齋藤
信明 荻野
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有限会社第一クリエイト
勉 齋藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】吐出し塗布される液状を適量にするとともに、
滑らかな塗布が行える塗布器を提供することが本考案の
目的である。 【解決手段】容器に取り付けられた塗布部材は、カバー
リングに塗布面材を嵌合して形成され、この塗布面材の
頂部中心部周辺には、織毛のような針状を呈する多数の
突山と、該突山と突山との谷間に複数の小孔が貫設され
ており、その外周部は突山及び小孔とが無設の周縁帯と
から形成される塗布器において、この塗布部材を熱可塑
性合成樹脂の射出成形によって得るとともに、使用目的
別の容器に充填される液によって前記突山の数及び形状
並びに前記小孔の径と数を変えており、30mlから1
00ml程度の容量で塗り幅が10mm前後の一般的な
事務用液状糊においては、小孔の直径は概ね0.3mm
から0.7mmで、その数は概ね6から12個で、突山
は金型の製作上と前記成形において可能な限り細く且つ
多数で作られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は糊や接着剤、靴墨或いは整髪料等の化粧品等々の液物を入れて使用さ れる液状塗布器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の液状塗布器の塗布部面は、ウレタン等のスポンヂ又はウレタンに布等が ラミネートされたスポンヂ、或いは発砲ゴムのスポンヂを使用して作られている 。 したがってその塗布面はすり切れたり、むくれたり、加水分解したりと耐久性 に難点があった。 そこで従来品が有している最大の弱点である耐久性を向上させるため、考案者 らは先に実願平8−2488外を案出した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
先になした考案によって、従来品の弱点である耐久性を向上させることができ たが、より良き商品の提供志向により、塗布面に設けられる針状の突山と、塗布 液物吐出用小孔の口径とその数を試作実験によって用途別に最適数値を導き出し 、吐出され塗布される液状を適量にするとともに、滑らかな塗布ができる塗布器 を提供するのが本考案の課題である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するため本考案は、容器に取り付けられた塗布部材は、カバーリン グに塗布面材を嵌合して形成され、この塗布面材の頂部中心部周辺には、織毛の ような針状を呈する多数の突山と、該突山と突山との谷間に複数の小孔が貫設さ れており、その外周部は突山及び小孔の無設周縁帯とから形成される塗布器にお いて、この塗布部材を熱可塑性合成樹脂の射出成形によって得るとともに、使用 目的別の容器に充填される液によって前記突山の数及び形状並びに前記小孔の径 と数を変えており、30mlから100ml程度の容量で塗り幅が10mm前後 の一般的な事務用液状糊においては、小孔の直径は概ね0.3mmから0.7m mで、その数は概ね6から12個で、突山は金型の製作上と前記成形において可 能な限り細く且つ多数で作られたことを特徴としている。 また、容器に接着剤及び整髪料を充填して使用される一般家庭用の塗り幅10 mm前後のものにあっては、小孔の直径を0.6mmから5mm程度で、その数 は1から6個程度としている外、前記の塗布器の塗布幅は概ね10mm前後の幅 を有する ものであるが、これ以上塗布幅が広い塗布器にあっては突山及び小孔の数も相 対的に増加し、塗布幅が細い場合は相対的に減少する事を特徴としている。
【0005】
【作 用】
本考案による塗布器の塗布部材は熱可塑性の合成樹脂の射出成形で得、その頂 部中央部周辺に織毛のような針状を呈する突山を多数突設すると共に、この突山 と突山との谷間に液吐出用の小孔を使用目的に合わせて最適数貫設して形成され ている。 容器に充填される使用目的別の液によって前記突山の数及び形状並びに前記小 孔の径と数を変えており、30mlから100ml程度の容量で塗り幅が10m m前後の一般的な事務用液状糊においては、小孔の直径を概ね0.3mmから0 .7mmで、その数は概ね6から12個、突山は金型の製作上と前記成形におい て可能な限り細く且つ多数で作り、 接着剤及び整髪料を容器に充填して使用される一般家庭用の塗り幅10mm前 後のものにあっては、小孔の直径を0.6mmから5mm程度で、その数は1か ら6個程度とし、これら塗布器の塗布幅は概ね10mm前後の幅を有するもので あるが、これ以上塗布幅が広い塗布器にあっては突山及び小孔の数も相対的に増 加し、塗布幅が細い場合は相対的に減少するようにしている。 したがって、容器内の液を押し出せば、各液は塗布面の頂部中央部周辺に貫設 された小孔から吐出し、付近の突山に沿って流出し塗布される。 このとき、塗布は従来品のように塗布面全体で行われるのではなく、連続する多 数の突山と突山の頂部によって行われ、小孔の口径と数は試作実験によって導き 出された数値に基づき作られているので、吐出する各液は適量で且つ滑らかに塗 布できる。
【0006】
【実施例】
以下、図面に示す実施例に基づき本考案を詳細に説明する。 図1は本考案に係る塗布器の全体図であって、熱可塑性合成樹脂の射出成形で作 られた塗布部材Aは、塗布面材Bとカバーリング3とで形成され、塗布面材Bは カバーリング(3)に嵌合され容器1に一体的に取り付けられている。 前記塗布部材の頂部中央部周辺には織毛のような針状を呈する突山(5)を多数 突設し、該突山と突山との谷間には複数の小孔が貫設されており、その外周部は 突山及び小孔の無設の周縁帯(4)とから形成されている。 図2は本考案要部の塗布部材Aを示し、頂部周辺には前記突山が多数連続して 突設されていて、その突山と突山との谷間には使用目的に最適な口径及び数の液 吐出用の小孔が貫設されている。 図3は前記小孔(6)と突山(5)とが設けられている上方より見た塗布面材 Bの一例を示し、該小孔と突山は塗布面材頂部中央部周辺に設けられ、特に小孔 は頂点中心部に集中して設けられている。 本考案は、使用目的別の容器に充填される液によって前記突山の数及び形状並 びに前記小孔の径と数を変えており、30mlから100ml程度の容量で塗布 幅が10mm前後の一般的な事務用液状糊においては、小孔の直径は概ね0.3 mmから0.7mmで、その数は概ね6から12個で、突山は金型の製作上と前 記成形において可能な限り細く且つ多数で作られる。 また、容器1に接着剤を充填して使用される一般家庭用の塗布幅10mm前後 のものにあっては、小孔の直径を0.6mmから5mm程度で、その数は1から 6個程度とし、この場合の突山は機械的強度が求められるので、前記一般的な糊 の場合に比べ数は少なく且つ太いものが要求される。 一方、整髪料を充填して使用される一般家庭用の塗布幅10mm前後のものは 、小孔の直径を0.6mmから5mm程度で、その数は1から6個程度と接着剤 使用の時とかわらないが、この場合の突山は整髪用の櫛のごとく、前記一般的な 糊の場合に比較して太く長く且つ数を少なくしている。前記塗布器の塗布幅は概 ね10mm前後の幅を有するものであるが、これ以上塗布幅が広い塗布器にあっ ては、本考案は突山及び小孔の数も相対的に増加し、塗布幅が細い場合は相対的 に減少することを特徴としている。
【0007】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の塗布器の塗布面材は繊毛のような針状を呈する 多数の突山と、この突山と突山との谷間に液吐出用の小孔を貫設するとともに 、突山と小孔とが設けられている頂部中心部周辺の外周部には突山も小孔も無設 の周縁帯とした塗布面材をカバーリングで容器に一体的に取り付けたものである から、塗布するとき、容器内の糊や接着剤などの液体は塗布面材の小孔から滲み 出て付近の突山にガイドされながら突山に沿って流れ、平均的に塗布される。 塗布は従来品と異なり塗布面全体での塗布ではなく、塗布面頂部中央周辺に連 続して設けられた多数の突山の点接面による塗布が行われるので、滑らかに行わ れる。 その上塗布面がすり切れたり、むくれたり、加水分解することがなくなり大幅 に耐久性が向上する。 更に、前記小孔は頂部の頂点中心部周辺に集中して設けられているので、塗布 液は頂部中央周辺に集中して吐出し、この吐出した液を連続して多数突設された 突山によって、丁度刷毛で撫でるように無駄なく平均的に塗布物全体塗布される 効果を奏する。 試作と実験から導き出された、吐出用小孔の口径とその数、突山の形状と数は 用途別にそれぞれ吐出される塗布液を適量なものとし、且つべたつかず綺麗な塗 布が行われる塗布器を提供できる。
【提出日】平成11年6月30日(1999.6.30)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
先になした考案によって、従来品の弱点である耐久性を向上させることができ たが、より良き商品の提供志向により、塗布面に設けられる針状の細条部(以下 突山という) と、塗布液物吐出用小孔の口径とその数を試作実験によって用途別 に最適数値を導き出し、吐出され塗布される液状物を適量にするとともに、滑ら かな塗布ができる塗布器を提供することを課題とする
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記した目的を達成する為、以下に示す様な基本構成を採用するも のである。即ち、本考案の態様としては、塗布液を収納した容器、当該容器の一 部に設けた開口部に保持されている塗布液の塗布部材とから構成された塗布器で あって、当該塗布部材は、塗布面材と当該塗布面材を当該容器と係合させるカバ ーリングとから構成されており、当該塗布面材の外表面の少なくとも中央部領域 には、当該塗布面材外表面より突出した可撓性を有する複数本の細条部(以下突 山という)が設けられていると同時に当該塗布面材外表面に於ける当該複数本の 突山間の少なくとも一部に当該塗布液が吐出する孔部が設けられており、且つ、 当該塗布面材は、熱可塑性合成樹脂の射出成形により形成されたものであり、当 該孔部の数は概ね1〜12個であり、その内径は0.3〜5.0mmである事を 特徴とするものである
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る塗布器の全体図である。
【図2】本考案塗布器の要部説明図である。
【図3】塗布面材の突山と小孔の位置説明図である。
【符号の説明】
1 容器 2 キャップ 3 カバーリング 4
無設周縁帯 5 突山 6 小孔 A 塗布部材 B
塗布面材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年6月30日(1999.6.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器1に取り付けられた塗布部材Aは、カ
    バーリング3に塗布面材Bを嵌合して形成され、この塗
    布面材の頂部の中心部周辺には、織毛のような針状を呈
    する多数の突山5と、該突山と突山との谷間に複数の小
    孔6が貫設されており、その外周部は突山及び小孔の無
    設周縁帯4とから形成される塗布器において、この塗布
    部材を熱可塑性合成樹脂の射出成形によって得るととも
    に、使用目的別の容器に充填される液によって前記突山
    の数及び形状並びに前記小孔の径と数を変えており、3
    0mlから100ml程度の容量で塗り幅が10mm前
    後の一般的な事務用液状糊においては、小孔の直径は概
    ね0.3mmから0.7mmで、その数は概ね6から1
    2個で、突山は金型の製作上と前記成形において可能な
    限り細く且つ多数で作られたことを特徴とする塗布器。
  2. 【請求項2】容器1に接着剤及び整髪料を充填して使用
    される一般家庭用の塗布幅10mm前後のものにあって
    は、小孔の直径を0.6mmから5mm程度で、その数
    は1から6個程度としたことを特徴とした塗布器。
  3. 【請求項3】実用新案登録請求の範囲請求項1及び請求
    項2の塗布器の塗布幅は概ね10mm前後の幅を有する
    ものであるが、これ以上塗布幅が広い塗布器にあっては
    突山及び小孔の数も相対的に増加し、塗布幅が細い場合
    は相対的に減少する事を特徴とする塗布器。
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JP2011031928A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Yoshino Kogyosho Co Ltd 塗布容器
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