JP3062076U - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP3062076U
JP3062076U JP1999000435U JP43599U JP3062076U JP 3062076 U JP3062076 U JP 3062076U JP 1999000435 U JP1999000435 U JP 1999000435U JP 43599 U JP43599 U JP 43599U JP 3062076 U JP3062076 U JP 3062076U
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英雄 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2種類のICカード間でも認証を行うことに
より、セキュリティの強化を図る。 【解決手段】 サーバ1との間で通信回線3を通じてデ
ータの送受信を行う通信端末装置2の認証システムであ
って、認証用の2種類のICカード4、5を有し、サー
バ1との間での認証に先立ち、この2種類のICカード
4、5間で認証を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、上位の情報処理装置との間で通信回線を通じてデータの送受信を行 う通信端末装置の認証システムに係り、より詳細には、金融、医療等、より厳重 なセキュリティが要求される分野に好適な通信端末装置の認証システムに関する 。
【0002】
【従来の技術】
従来より、上位の情報処理装置(以下、サーバという)と通信端末装置との間 では、セキュリティを確保するための種々の認証が行われている。特に、金融、 医療等といった分野では、より厳密な認証が要求されており、その要求に応える べく、種々の認証システムが提案されている。 例えば、特開平1−205290号公報に記載のセキュリティ方式は、キー入 力手段からのデータとカード読取手段からのデータとを照合することによって個 人認証を行うデータ照合装置において、さらに電子キー装置を設け、キー入力手 段からのデータとカード読取手段からのデータとに加え、電子キー装置からのデ ータも加味して照合を行う構成となっている。
【0003】 このように、セキュリティをより厳重にしたい場合には、新たなキーをどんど ん追加して、それらのキーを全て解除しないとサーバにアクセスできないように しておくのが最も簡単な方法である。しかしながら、このようなキーを増やすと 、サーバにアクセスするまでに何度も操作を行わなければならず、ユーザにとっ ては逆に使いづらいものとなってしまう。特に、操作性が重視される最近の通信 端末装置にあっては、このようなキーを単純に増やすといった手法は、必ずしも 好ましいものではない。
【0004】 一方、最近では、セキュリティを考慮しつつ操作性の向上を図った通信端末装 置が提供されている。この通信端末装置は、2種類のICカードを有しており、 一方のカードを認証用のIDカードとして使用し、他方のカードを特定のホーム ページにアクセスするためのサービスカードとして使用するシステムになってい る。これにより、ユーザは、最初にIDカードを挿入してサーバとの間で認証を 行い、次にサービスカードを挿入するだけで、自動的に特定のホームページにア クセスできるようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような2種類のICカードを有する通信端末装置では、I Dカードによるサーバとの認証だけであるため、セキュリティが十分とは言えな いといった問題があった。特に、この通信端末装置を、電子マネーや電子取引等 の通信端末装置として用いる場合には、セキュリティが不十分であると言える。
【0006】 本発明はこのような問題点を解決すべく創案されたものであって、その目的は 、2種類のICカード間でも認証を行うことにより、セキュリティの強化を図っ た通信端末装置の認証システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案に係わる通信端末装置の認証システムは、上 位の情報処理装置との間で通信回線を通じてデータの送受信を行う通信端末装置 の認証システムであって、認証用の2種類のICカードを有し、前記情報処理装 置との間での認証に先立ち、この2種類のICカード間で認証を行うものである 。 また、本考案に係わる通信端末装置の認証システムは、上位の情報処理装置と の間で通信回線を通じてデータの送受信を行う通信端末装置の認証システムであ って、認証用の2種類のICカードを有し、この2種類のICカード間で第1の 認証を行い、第1の認証が確認された後、一方のICカードと前記情報処理装置 との間で第2の認証を行うものである。
【0008】 また、本考案に係わる通信端末装置の認証システムは、上記各構成に加え、前 記2種類のICカード間で認証を行う前に、入力された各ICカードの暗証番号 の認証を行うものである。 また、本考案に係わる通信端末装置の認証システムは、上記構成に加え、IC カードのそれぞれに暗証番号認証用のメモリ領域を設け、このメモリ領域に認証 用の暗証番号を書き込み、書き込んだ暗証番号を比較して認証を行うものである 。
【0009】 また、本考案に係わる通信端末装置の認証システムは、上記各構成に加え、前 記2種類のICカードの一方のカードを前記情報処理装置との間で認証を行うた めのIDカードとし、他方のカードをサービスカードとしたものである。ここで 、サービスカードとは、特定のホームページアドレス(URLアドレス)を有し ており、これを通信端末装置に挿入するだけで、自動的にその特定のホームペー ジアドレスにアクセスできるように設定されたカードのことである。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。 図1は、本考案に係わる通信端末装置の認証システムを概略的に示した図であ る。 すなわち、サーバ1と本考案に係わる通信端末装置(インターネット端末)2 とが通信回線3を通じて接続されており、この通信端末装置2に2種類のICカ ード4、5を挿入すると、サーバ1との認証用であるICカード4とサーバ1と の間で認証が行われる他に、ICカード4、5間でも認証が行われるように構成 したものである。
【0011】 図2は、このような通信端末装置2の認証部分の電気的構成を示すブロック図 であり、請求項1、2に対応している。 この通信端末装置2は、2種類のICカード4、5を有していることから、こ れらICカード4、5に書き込まれたデータを読み取るための2つのICカード 読み取り部21、22を備えている。
【0012】 一方、サーバ1との認証用であるICカード4のメモリには、サーバ間照合用 データとカード間照合用データとが格納されており、カード間のみの認証用であ るICカード5のメモリには、カード間照合用データが格納されている。このサ ーバ間照合用データとカード間照合用データとは、セキュリティを考慮すれば、 当然に異なったデータとなっている。
【0013】 そして、ICカード読み取り部21、22によって各ICカード4、5から読 み取られたカード間照合用データが、カード間照合部23に導かれ、カード間照 合部23の出力が、照合データ出力部を含む主制御部24に導かれている。また 、ICカード読み取り部21によってICカード4から読み取られたサーバ間照 合用のデータが、主制御部24に導かれる構成となっている。 このような構成 の通信端末装置2においては、次のようにしてサーバ1との間で認証動作を実行 する。以下、図3に示すフローチャートを参照して認証動作を説明する。
【0014】 ユーザが2種類のICカード4、5をそれぞれICカード読み取り部21、2 2に挿入すると(ステップS1でYesと判断されると)、ICカード読み取り 部21、22は、挿入されたICカード4、5からカード間照合用データを読み 取り、これをカード間照合部23に入力する(ステップS2)。また、ICカー ド読み取り部21は、ICカード4からサーバ間照合用データを読み取り、これ を主制御部24に入力する。主制御部24は、入力されたサーバ間照合用データ を一旦バッファ(図示省略)に格納する(ステップS3)。
【0015】 一方、カード間照合部23では、入力された両データを比較することにより、 両データが一致するか否かを判断する(ステップS4)。すなわち、第1の認証 が行われる。ここで、両データが一致しない場合には、カード間照合部23から 主制御部24にエラー信号が送出される(ステップS5)。主制御部24は、こ のエラー信号に基づき、バッファに格納したサーバ間照合用データをキャンセル するとともに、図示しない表示部にエラー表示を行い、その後の接続処理を終了 する(ステップS6)。
【0016】 一方、両データが一致する場合(ステップS4でYesの場合)には、カード 間照合部23から主制御部24に一致確認信号が送出される(ステップS7)。 主制御部24は、この一致確認信号に基づき、バッファに格納したサーバ間照合 用データを、通信回線3を通じてサーバ1に送信する(ステップS8)。 この後、送信したサーバ間照合用データによってサーバ1により照合(第2の 認証)が行われ、正規のカードであることが認証されると、サーバ1と通信端末 装置2との間で通信回線が確立され、その後の処理が行われることになる。
【0017】 すなわち、本考案の通信端末装置の認証システムによれば、2種類のICカー ド4、5がなければサーバ1との接続が行えない構成となっている。そのため、 例えば、一方のICカード4を紛失した場合でも、他方のICカード5が手元に あれば、紛失したICカード4を悪用されるといった心配がない。従来の通信端 末装置であれば、ICカード4、5間で認証を行っていないので、ICカード4 さえあればサーバ1との間で認証が可能であり、他方のICカード5を持ってい ても、紛失したICカード4を悪用される場合があるが、本考案の通信端末装置 では、このような不具合は発生しない。つまり、セキュリティがより強化された システムとなっている。しかも、ユーザは2種類のICカードを挿入するだけで あり、パスワードや暗証番号の入力が不要であるので、操作性の点でも従来のも のに比べ、はるかに優れたものとなっている。
【0018】 図4は、本考案の通信端末装置2の認証部分の他の実施の形態を示すブロック 図であり、請求項3に対応したものである。 すなわち、図2に示す構成に暗証番号照合部25を加えたものであり、ICカ ード読み取り部22の出力がこの暗証番号照合部25に導かれるとともに、暗証 番号照合部25の出力が、カード間照合部23と主制御部24とに導かれた構成 となっている。なお、暗証番号照合部25には、図示しないキーボード等からユ ーザによって入力される暗証番号が導かれるようになっている。また、ICカー ド5のメモリには、カード間照合用データを格納する領域の他に、暗証番号を書 き込む領域が確保されており、この領域に、ユーザが予め入力した暗証番号が書 き込まれるようになっている。つまり、この通信端末装置2の認証システムは、 セキュリティをさらに強化した構成となっている。
【0019】 このような構成の通信端末装置2においては、次のようにしてサーバ1との間 で認証動作を実行する。以下、図5に示すフローチャートを参照して認証動作を 説明する。 ユーザが2種類のICカード4、5をそれぞれICカード読み取り部21、2 2に挿入すると(ステップS11でYesと判断されると)、ICカード読み取 り部21、22は、挿入されたICカード4、5からカード間照合用データを読 み取り、これをカード間照合部23に入力する(ステップS12)。また、IC カード読み取り部22は、ICカード5から暗証番号を読み取り、これを暗証番 号照合部25に入力する(ステップS13)。
【0020】 また、ICカード読み取り部21は、ICカード4からサーバ間照合用データ を読み取り、これを主制御部24に入力する。主制御部24は、入力されたサー バ間照合用データを一旦バッファ(図示省略)に格納する(ステップS14)。 この後、図示しないキーボード等からユーザが暗証番号を入力すると、その暗 証番号は暗証番号照合部25に入力され、ICカード5から読み取った暗証番号 との照合を行う(ステップS15)。ここで、両暗証番号が一致しない場合には 、暗証番号照合部25から主制御部24にエラー信号が送出される(ステップS 18)。主制御部24は、このエラー信号に基づき、バッファに格納したサーバ 間照合用データをキャンセルするとともに、図示しない表示部にエラー表示を行 い、その後の接続処理を終了する(ステップS19)。
【0021】 一方、両暗証番号が一致する場合(ステップS15でYesの場合)には、暗 証番号照合部25からカード間照合部23に一致確認信号が送出される(ステッ プS16)。カード間照合部23は、この一致確認信号に基づき、両ICカード 読み取り部21、22から入力されたカード間照合用データを比較して、両デー タが一致するか否かを判断する(ステップS17)。ここで、両データが一致し ない場合には、カード間照合部23から主制御部24にエラー信号が送出される (ステップS18)。主制御部24は、このエラー信号に基づき、バッファに格 納したサーバ間照合用データをキャンセルするとともに、図示しない表示部にエ ラー表示を行い、その後の接続処理を終了する(ステップS19)。
【0022】 一方、両データが一致する場合(ステップS17でYesの場合)には、カー ド間照合部23から主制御部24に一致確認信号が送出される(ステップS20 )。主制御部24は、この一致確認信号に基づき、バッファに格納したサーバ間 照合用データを、通信回線3を通じてサーバ1に送信する(ステップS21)。 この後、送信したサーバ間照合用データによってサーバ1により照合(第2の 認証)が行われ、正規のカードであることが認証されると、サーバ1と通信端末 装置2との間で通信回線が確立され、その後の処理が行われることになる。
【0023】 すなわち、本考案の通信端末装置の認証システムによれば、2種類のICカー ド4、5があっても、ユーザが正しい暗証番号を入力しない限りサーバ1との接 続が行えない構成となっている。そのため、例えば、両方のICカード4、5が 盗難等にあった場合でも、これによってその2種類のICカード4、5が直ちに 悪用されてしまうといった事態は回避されるので、その間に必要な手続きをとる ことができる。なお、本実施の形態では、2種類のICカードを挿入する他に、 ユーザによる暗証番号の入力が必要であるが、操作性の点で従来のものに比べ劣 るわけではなく、むしろセキュリティの強化度を考えれば、従来のものに比べて はるかに優れたものとなっている。
【0024】 なお、上記実施の形態では、一方のICカード5にのみ暗証番号を書き込む領 域を確保し、ユーザが予め入力した暗証番号を書き込むようにしているが、他方 のICカード4にも同様に暗証番号を書き込む領域を確保し、ユーザが予め入力 した暗証番号を書き込むようにしてもよい。この場合には、ステップS15での 暗証番号の照合をICカード4についても行い、両ICカード4、5共に暗証番 号が一致したときのみ、ステップS16に動作を進めて、カード間照合部23に 一致確認信号を送出するようにすればよい。
【0025】 また、上記した各実施の形態では、2種類のICカード4、5をあくまで認証 用として用いているが、例えばICカード4を認証用のIDカードとし、他方の ICカード5を認証用とホームページ等へのアクセス用とを兼ねたサービスカー ドとすることが可能である。サービスカードとは、特定のホームページアドレス (URLアドレス)を有しており、これを通信端末装置に挿入するだけで、自動 的にその特定のホームページアドレスにアクセスできるように設定されたカード のことである。
【0026】 この場合には、例えば図2中に破線で示すように、ICカード読み取り部22 の出力を主制御部24に接続し、ICカード5から読み取ったホームページアク セス用のデータ(ホームページアドレス)を主制御部24を通じて通信回線3に 出力するように構成すればよい。
【0027】
【考案の効果】
本考案に係わる通信端末装置の認証システムは、認証用の2種類のICカード を有し、上位の情報処理装置との間での認証に先立ち、この2種類のICカード 間で認証を行うように構成している。また、本考案に係わる通信端末装置の認証 システムは、認証用の2種類のICカードを有し、この2種類のICカード間で 第1の認証を行い、第1の認証が確認された後、一方のICカードと上位の情報 処理装置との間で第2の認証を行うように構成している。つまり、2種類のIC カード間でも認証を行うため、2種類のICカードがなければ情報処理装置との 接続が行えない構成となっている。そのため、例えば、一方のICカードが盗難 等にあった場合でも、他方のICカードが手元にあれば、盗難等にあったICカ ードを悪用されるといった心配がないので、従来の通信端末装置に比べてセキュ リティを強化することができるものである。また、ユーザは2種類のICカード を挿入するだけであり、パスワードや暗証番号の入力が不要であるので、操作性 の点でも従来のものに比べ、はるかに優れたものである。
【0028】 また、本考案に係わる通信端末装置の認証システムは、2種類のICカード間 で認証を行う前に、入力された各ICカードの暗証番号の認証を行うように構成 している。つまり、2種類のICカードがあっても、ユーザが正しい暗証番号を 入力しない限り情報処理装置との接続が行えない構成となっている。そのため、 例えば、両方のICカードが盗難等にあった場合でも、これによってその2種類 のICカードが直ちに悪用されてしまうといった心配がないので、従来の通信端 末装置に比べてセキュリティを強化することができるものである。また、2種類 のICカードを挿入する他に、ユーザによる暗証番号の入力が必要であるが、操 作性の点で従来のものに比べ劣るわけではなく、むしろセキュリティの強化度を 考えれば、従来のものに比べてはるかに優れたものとなっている。
【0029】 また、本考案に係わる通信端末装置の認証システムは、2種類のICカードの 一方のカードを情報処理装置との間で認証を行うためのIDカードとし、他方の カードをサービスカードとすることにより、セキュリティの強化された種々のサ ービスを提供することができる。
【提出日】平成11年5月12日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、上位の情報処理装置との間で通信回線を通じてデータの送受信を行 う通信端末装置の認証システムに係り、より詳細には、金融、医療等、より厳重 なセキュリティが要求される分野に好適な通信端末装置に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】 本発明はこのような問題点を解決すべく創案されたものであって、その目的は 、2種類のICカード間でも認証を行うことにより、セキュリティの強化を図っ た通信端末装置を提供することにある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】 上記課題を解決するため、本考案に係わる通信端末装置は、上位の情報処理装 置との間で通信回線を通じてデータの送受信を行う通信端末装置において、同一 のカード間照合用データが格納された2種類のICカードと、これら2種類のI Cカードのそれぞれから前記カード間照合用データを読み取るICカード読み取 り部と、このICカード読み取り部によりそれぞれのICカードから読み取った カード間照合用データを比較して一致するか否かを判断することにより前記2種 類のICカード間の認証を行うカード間照合部とを備えたことを特徴とする
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】 また、本考案に係わる通信端末装置は、上記構成に加え、前記一方のICカー ドに暗証番号が格納されているとともに、前記ICカード読み取り部はこのIC カードに格納されている暗証番号も読み取るように構成され、かつ、この読み取 った暗証番号と外部から入力された暗証番号とを比較して一致するか否かを判断 する暗証番号照合部を備えていることを特徴とする。 また、本考案に係わる通信端末装置は、上記構成に加え、前記2種類のICカ ードのそれぞれに同一の暗証番号が格納されているとともに、前記ICカード読 み取り部はこれら2種類のICカードに格納されている暗証番号も読み取るよう に構成され、かつ、この2種類のICカードから読み取った暗証番号と外部から 入力された暗証番号とを比較して一致するか否かを判断する暗証番号照合部を備 えていることを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】 また、本考案に係わる通信端末装置は、上記各構成に加え、前記2種類のIC カードの一方のカードを前記情報処理装置との間で認証を行うためのIDカード とし、他方のカードをサービスカードとしたものである。ここで、サービスカー ドとは、特定のホームページアドレス(URLアドレス)を有しており、これを 通信端末装置に挿入するだけで、自動的にその特定のホームページアドレスにア クセスできるように設定されたカードのことである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照して説明する。 図1は、本考案に係わる通信端末装置自体で行われる認証と、上位の情報処理 装置(サーバ)との間で行われる認証とをイメージ 的に示した図である。 すなわち、サーバ1と本考案に係わる通信端末装置(インターネット端末)2 とが通信回線3を通じて接続されており、この通信端末装置2に2種類のICカ ード4、5を挿入すると、サーバ1との認証用であるICカード4とサーバ1と の間で認証が行われる他に、ICカード4、5間でも認証が行われるように構成 したものである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 図2は、このような通信端末装置2の認証部分の電気的構成を示すブロック図 であり、請求項1に対応している。 この通信端末装置2は、2種類のICカード4、5を有していることから、こ れらICカード4、5に書き込まれたデータを読み取るための2つのICカード 読み取り部21、22を備えている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】 そして、ICカード読み取り部21、22によって各ICカード4、5から読 み取られたカード間照合用データが、カード間照合部23に導かれ、カード間照 合部23の出力が、照合データ出力部を含む主制御部24に導かれている。また 、ICカード読み取り部21によってICカード4から読み取られたサーバ間照 合用のデータが、主制御部24に導かれる構成となっている。 のような構成の通信端末装置2においては、まず通信端末装置2自体で認証 動作を実行し、その後、 サーバ1との間で認証動作を実行する。以下、図3に示 すフローチャートを参照して認証動作を説明する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】 図4は、本考案の通信端末装置2の認証部分の他の実施の形態を示すブロック 図であり、請求項に対応したものである。 すなわち、図2に示す構成に暗証番号照合部25を加えたものであり、ICカ ード読み取り部22の出力がこの暗証番号照合部25に導かれるとともに、暗証 番号照合部25の出力が、カード間照合部23と主制御部24とに導かれた構成 となっている。なお、暗証番号照合部25には、図示しないキーボード等からユ ーザによって入力される暗証番号が導かれるようになっている。また、ICカー ド5のメモリには、カード間照合用データを格納する領域の他に、暗証番号を書 き込む領域が確保されており、この領域に、ユーザが予め入力した暗証番号が書 き込まれるようになっている。つまり、この通信端末装置2の認証システムは、 セキュリティをさらに強化した構成となっている。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】 このような構成の通信端末装置2においては、まず通信端末装置2自体で認証 動作を実行し、その後、 サーバ1との間で認証動作を実行する。以下、図5に示 すフローチャートを参照して認証動作を説明する。 ユーザが2種類のICカード4、5をそれぞれICカード読み取り部21、2 2に挿入すると(ステップS11でYesと判断されると)、ICカード読み取 り部21、22は、挿入されたICカード4、5からカード間照合用データを読 み取り、これをカード間照合部23に入力する(ステップS12)。また、IC カード読み取り部22は、ICカード5から暗証番号を読み取り、これを暗証番 号照合部25に入力する(ステップS13)。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】 すなわち、本考案の通信端末装置によれば、2種類のICカード4、5があっ ても、ユーザが正しい暗証番号を入力しない限りサーバ1との接続が行えない構 成となっている。そのため、例えば、両方のICカード4、5が盗難等にあった 場合でも、これによってその2種類のICカード4、5が直ちに悪用されてしま うといった事態は回避されるので、その間に必要な手続きをとることができる。 なお、本実施の形態では、2種類のICカードを挿入する他に、ユーザによる暗 証番号の入力が必要であるが、操作性の点で従来のものに比べ劣るわけではなく 、むしろセキュリティの強化度を考えれば、従来のものに比べてはるかに優れた ものとなっている。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 なお、上記実施の形態では、一方のICカード5にのみ暗証番号を書き込む領 域を確保し、ユーザが予め入力した暗証番号を書き込むようにしているが、他方 のICカード4にも同様に暗証番号を書き込む領域を確保し、ユーザが予め入力 した暗証番号を書き込むようにしてもよい。この構成は請求項3に対応している この場合には、ステップS15での暗証番号の照合をICカード4についても 行い、両ICカード4、5共に暗証番号が一致したときのみ、ステップS16に 動作を進めて、カード間照合部23に一致確認信号を送出するようにすればよい 。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 また、上記した各実施の形態では、2種類のICカード4、5をあくまで認証 用として用いているが、例えばICカード4を認証用のIDカードとし、他方の ICカード5を認証用とホームページ等へのアクセス用とを兼ねたサービスカー ドとすることが可能である。この構成は請求項4に対応している。サービスカー ドとは、特定のホームページアドレス(URLアドレス)を有しており、これを 通信端末装置に挿入するだけで、自動的にその特定のホームページアドレスにア クセスできるように設定されたカードのことである。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【考案の効果】
本考案に係わる通信端末装置は、同一のカード間照合用データが格納された2 種類のICカードと、これら2種類のICカードのそれぞれから前記カード間照 合用データを読み取るICカード読み取り部と、このICカード読み取り部によ りそれぞれのICカードから読み取ったカード間照合用データを比較して一致す るか否かを判断することにより前記2種類のICカード間の認証を行うカード間 照合部とを備えた構成と している。つまり、2種類のICカード間で認証を行う ため、2種類のICカードがなければ情報処理装置との接続が行えない構成とな っている。そのため、例えば、一方のICカードが盗難等にあった場合でも、他 方のICカードが手元にあれば、盗難等にあったICカードを悪用されるといっ た心配がないので、従来の通信端末装置に比べてセキュリティを強化することが できるものである。また、ユーザは2種類のICカードを挿入するだけであり、 パスワードや暗証番号の入力が不要であるので、操作性の点でも従来のものに比 べ、はるかに優れたものである。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】 また、本考案に係わる通信端末装置は、上記構成に加え、一方のICカードに 暗証番号が格納されているとともに、前記ICカード読み取り部はこのICカー ドに格納されている暗証番号も読み取るように構成され、かつ、この読み取った 暗証番号と外部から入力された暗証番号とを比較して一致するか否かを判断する 暗証番号照合部を備えた構成としている。また、本考案に係わる通信端末装置は 、上記構成に加え、2種類のICカードのそれぞれに同一の暗証番号が格納され ているとともに、前記ICカード読み取り部はこれら2種類のICカードに格納 されている暗証番号も読み取るように構成され、かつ、この2種類のICカード から読み取った暗証番号と外部から入力された暗証番号とを比較して一致するか 否かを判断する暗証番号照合部を備えた構成と している。つまり、2種類のIC カードがあっても、ユーザが正しい暗証番号を入力しない限り情報処理装置との 接続が行えない構成となっている。そのため、例えば、両方のICカードが盗難 等にあった場合でも、これによってその2種類のICカードが直ちに悪用されて しまうといった心配がないので、従来の通信端末装置に比べてセキュリティを強 化することができるものである。また、2種類のICカードを挿入する他に、ユ ーザによる暗証番号の入力が必要であるが、操作性の点で従来のものに比べ劣る わけではなく、むしろセキュリティの強化度を考えれば、従来のものに比べては るかに優れたものとなっている。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】 また、本考案に係わる通信端末装置は、2種類のICカードの一方のカードを 情報処理装置との間で認証を行うためのIDカードとし、他方のカードをサービ スカードとすることにより、セキュリティの強化された種々のサービスを提供す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる通信端末装置の認証システムを
概略的に示した図である。
【図2】本考案に係わる通信端末装置の認証システムの
電気的構成を示すブロック図である。
【図3】本考案に係わる通信端末装置の認証システムに
おける認証動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】本考案に係わる通信端末装置の認証システムの
他の実施の形態を示すブロック図である。
【図5】本考案に係わる通信端末装置の認証システムに
おける認証動作の他の実施の形態を説明するためのフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 サーバ(上位の情報処理装置) 2 通信端末装置 3 通信回線 4、5 ICカード 21、22 ICカード読み取り部 23 カード間照合部 24 主制御部 25 暗証番号照合部
【手続補正書】
【提出日】平成11年5月12日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】考案の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【考案の名称】 通信端末装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
【提出日】平成1
1年5月12日
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる通信端末装置自体で行われる認
証と、上位の情報処理装置(サーバ)との間で行われる
認証とをイメージ的に示した図である。
【図2】本考案に係わる通信端末装置の電気的構成を示
すブロック図である。
【図3】本考案に係わる通信端末装置における認証動作
を説明するためのフローチャートである。
【図4】本考案に係わる通信端末装置の他の実施の形態
を示すブロック図である。
【図5】本考案に係わる通信端末装置における認証動作
の他の実施の形態を説明するためのフローチャートであ
る。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位の情報処理装置との間で通信回線を
    通じてデータの送受信を行う通信端末装置の認証システ
    ムであって、認証用の2種類のICカードを有し、前記
    情報処理装置との間での認証に先立ち、この2種類のI
    Cカード間で認証を行うことを特徴とする通信端末装置
    の認証システム。
  2. 【請求項2】 上位の情報処理装置との間で通信回線を
    通じてデータの送受信を行う通信端末装置の認証システ
    ムであって、認証用の2種類のICカードを有し、この
    2種類のICカード間で第1の認証を行い、第1の認証
    が確認された後、一方のICカードと前記情報処理装置
    との間で第2の認証を行うことを特徴とする通信端末装
    置の認証システム。
  3. 【請求項3】 前記2種類のICカード間で認証を行う
    前に、入力された各ICカードの暗証番号の認証を行う
    請求項1又は2に記載の通信端末装置の認証システム。
  4. 【請求項4】 ICカードのそれぞれに暗証番号認証用
    のメモリ領域を設け、このメモリ領域に認証用の暗証番
    号を書き込み、書き込んだ暗証番号を比較して認証を行
    う請求項3に記載の通信端末装置の認証システム。
  5. 【請求項5】 前記2種類のICカードの一方のカード
    が前記情報処理装置との間で認証を行うためのIDカー
    ドであり、他方のカードがサービスカードである請求項
    1、2、3又は4に記載の通信端末装置の認証システ
    ム。
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