JP3061656U - 袋物用止め金 - Google Patents

袋物用止め金

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JP3061656U JP1999000932U JP93299U JP3061656U JP 3061656 U JP3061656 U JP 3061656U JP 1999000932 U JP1999000932 U JP 1999000932U JP 93299 U JP93299 U JP 93299U JP 3061656 U JP3061656 U JP 3061656U
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立雄 根本
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】断面多角形状の揺動軸11Aを操作体11
に設ける。操作体11と固定体12との間に配した連結
体13に、揺動軸11Aを揺動自在に収納する断面略U
字形状の嵌合溝13Aを設ける。嵌合溝13Aの開口部
がわに配して揺動軸11A側面の平面部を圧着するスト
ッパー14を設ける。スプリング2を介した連結ボルト
1でストッパー14と固定体12とを連結し、揺動する
操作体11をストッパー14で固定する。固定体12と
前記連結体13とをスプリングを介した連結ボルト1で
回転自在に連結する。連結体13と固定体12との当接
面に連結体13の回転位置を固定する嵌合部15を設け
る。 【効果】折り曲げタイプの止め金をリバーシブルタイプ
として使用可能にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ハンドバッグなどの袋物の開口部を止着する袋物用止め金に係り、 特に、折り曲げタイプの止め金を改良した袋物用止め金に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の止め金は、ハンドバッグ等の本体がわに止め具本体を固定し、 この止め具本体に係合する係止具をハンドバッグ等の蓋がわに固定したものが使 用されている。この止め金具の係止手段は、止め具本体の係止部分を上下に屈曲 させる折り曲げタイプのものや、止め具本体の係止部分にスナップ釦を設けた釦 タイプのものなど、その係止手段は種々のタイプから選択されている。
【0003】 そして、従来の折り曲げタイプの止め金は、図5に示す如く、止め具本体30 の先端に設けた操作体31を屈曲位置で固定するものである。その為、止め具本 体の基端部に、先端方向に突出するストッパー32を設け、このストッパー32 で屈曲自在に設けた操作体31を常に押圧付勢している。このストッパー32は 、ストッパー32の先端で角柱状に設けた操作体31の連結部33側面を圧着す ることで、操作体31を夫々の屈曲位置で固定するものであった。
【0004】 一方、特許第2829604 号公報に、リバーシブルタイプの飾り金具が記載されて いる。この飾り金具は、ハンドバッグ等の蓋体に装着する飾り金具を揺動自在に 設けることで、この飾り金具の装飾を変更できるようにしたものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが従来の折り曲げタイプの止め金は、操作体の連結部をストッパーが押 圧付勢するものであるから、このストッパーが妨げになってリバーシブルタイプ に設けることが困難である。したがって、従来の折り曲げタイプの止め金は、リ バーシブルタイプとしてデザインを変更することは難かしいものになっていた。
【0006】 一方、前記公報記載の飾り金具は、リバーシブルタイプとして形成しているの で、この飾り金具の表面と裏面とのデザインを選択使用することができる。しか しながら、この飾り金具は、止め具として機能する部分がリバーシブルになるの ではなく、止め具として機能しない一部分を揺動自在に設けただけである。その 為、この飾り金具を装着できる止め金は釦タイプの止め金に限られ、折り曲げタ イプの止め金のように、止め金全体が止め具として機能し、且つ止め金全体が装 飾用の止め金となる構造に適用することは困難である。
【0007】 そこで本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、折り曲げタイプの 止め金をリバーシブルタイプとして使用可能にし、使用目的や気分によってデザ インを選択することができる袋物用止め金具の提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく本考案の第1の手段は、袋物Pの本体P1がわに固定 される折り曲げタイプの止め具本体10と、この袋物Pの蓋P2がわに連結され て止め具本体10を挿入する挿入口21を設けた係止具20とからなり、止め具 本体10の先端に設けた操作体11を、止め具本体の本体P1がわに固定する固 定体12に対して揺動自在に設けた袋物用止め金において、断面多角形状の揺動 軸11Aを操作体11に設け、操作体11と固定体12との間に配した連結体1 3に、揺動軸11Aを揺動自在に収納する断面略U字形状の嵌合溝13Aを設け 、嵌合溝13Aの開口部がわに配して揺動軸11A側面の平面部を圧着するスト ッパー14を設け、スプリング2を介した連結ボルト1でストッパー14と固定 体12とを連結し、揺動する操作体11をストッパー14で固定することにある 。
【0009】 また、第2の手段は、連結体13を貫通する止着筒14Aをストッパー14に 設け、この止着筒14Aの内部に前記止着ボルト1をネジ止めし、前記揺動軸1 1Aに止着筒14Aを挿通する切欠11Bを設けてある。
【0010】 更に、第3の手段は、前記固定体12と前記連結体13とをスプリングを介し た連結ボルト1で連結し、連結体13を固定体12に回転自在に止着し、連結体 13と固定体12との当接面に連結体13の回転位置を固定する嵌合部15を設 ける。
【0011】 そして、第4の手段の嵌合部15は、断面略V字形状の凹凸部を前記連結体1 3と前記固定体12との長手方向に沿って設けたことを課題解消のための手段と する。
【0012】 本考案によると、止め具本体10に設けた操作体11は、連結体13の嵌合溝 13Aに収納した揺動軸11Aを起点にして上下に揺動する。そして、この揺動 軸11Aの平面状の側面に、ストッパー14が圧着して操作体11の揺動位置を 固定するものである。また、連結体13が固定体12に対して回転自在になるの で、この連結体13と共に、操作体11も回転自在になっている。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に説明する。本考案止め金は、袋 物Pの本体P1に設ける止め具本体10と、蓋P2に設ける係止具20とからな る(図1参照)。この係止具20は、止め具本体10を挿入する挿入口21を設 けており、止め具本体10の先端に設けた操作体11を、この挿入口21に挿入 係止している。図示例の係止具20は、蓋P2の端部から本体P1側に挿入口2 1を突出形成しているが、この他、蓋P2の適位置に開口部を穿設し、この開口 部に沿った挿入口21を形成した係止具20であってもよく、その形状やデザイ ンハ任意に変更できるものである。
【0014】 止め具本体10は、止め具本体10の先端部に揺動自在に設けた操作体11と 、止め具本体10の本体P1がわに固定する固定体12と、これら操作体11と 固定体12との間に介して連結する連結体13とで構成している(図2参照)。
【0015】 操作体11は、断面多角形状の揺動軸11Aを設けている。図示では、横長の 操作体11の中央部を切り欠いた部分に断面正方形状の揺動軸11Aを設けてい るが、操作体11のデザインは任意に変更することができる。また、揺動軸11 Aの断面形状は、図示例の四角形状の外、六角形状や三角形状等でもよい。
【0016】 固定体12は、本体P1に固定され、連結体13を介して操作体11を連結す る。図示例の固定体12は、固定体12に連結体13を連結する連結ボルト1を 挿通する挿通孔12Aを設け、袋物Pの本体P1に差し込み固定する一対の固定 片12Bを突設している。そして、この本体P1がわにスプリング2を介して連 結ボルト1を挿通している。
【0017】 連結体13は、操作体11と固定体12との間に介してあり、操作体11を固 定体12に対して揺動自在に連結すると共に、この連結体13を固定体12に対 して回転自在に連結している。そして、連結体13と操作体11との連結には、 スプリング2を介した連結ボルト1で固定体12に連結するストッパー14を配 している。このストッパー14は、断面略U字形状の嵌合溝13Aに収納した断 面多角形状の揺動軸11A側面を押圧付勢するものである。図示のストッパー1 4は、連結体13を貫通する止着筒14Aと、連結体13の嵌合溝13Aを施蓋 する板状の頭部14Bとで側面略T字状をなしている(図2参照)。更に、止着 筒14Aの内部に前記連結ボルト1をネジ止めする。そして、図3(イ)及び( ハ)に示すように、揺動軸11A側面の平面部と、この頭部14Bの平面部とが 重合したときに揺動軸11Aが固定される。このとき、揺動軸11Aの回転に伴 なって、板状の頭部14Bが揺動軸11Aの角部に押圧付勢されると、スプリン グ2に抵抗して連結ボルト1が移動するためにストッパー14の位置が僅かに移 動し(同図(ロ)参照)、揺動軸11Aの回転を助ける。その後、再びスプリン グ2の弾性力でストッパー14の位置が元に戻ると、揺動軸11A側面の平面部 と、ストッパー14の頭部14Bの平面部とが重合し、揺動軸11Aが固定され るものである(同図(ハ)参照)。このような連結体13を揺動操作すると、操 作体11の端部が下方(同図(ハ)参照)と、前方(同図(イ)参照)と上方( 図示せず)との三方向に固定されるものである。
【0018】 連結体13を固定体12に対して回転自在に連結するには、スプリング2を介 した連結ボルト1で連結する。更に、連結体13と固定体12との当接面に連結 体13の回転位置を固定する嵌合部15を設けてあり、この嵌合部15が嵌合し た位置で連結体13の回転位置が固定される。図示の嵌合部15は、断面略V字 形状の凹凸部を前記連結体13と前記固定体12との長手方向に沿って設けてい る(図2参照)。
【0019】 本考案の操作体11をリバーシブル操作する一実施例としては、例えば図4 (イ)乃至(ホ)に示すように行う。まず(イ)の垂直状態から操作体11を水 平にし(ロ)、次に操作体11を回転させ(ハ)、(ニ)、再び(ホ)のように を垂直に戻すと操作体11が裏返えされるものである。
【0020】
【考案の効果】
本考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。
【0021】 すなわち、請求項1に記載の揺動軸11Aとストッパー14とにより、操作体 11を連結体13に揺動自在に連結することができた。この結果、止め金全体が 装飾用の止め金となる構造の折り曲げタイプの止め金を、リバーシブルタイプと して使用することが可能になった。
【0022】 また、請求項2に記載の止着筒14Aにより、ストッパー14の強度を高める ことができ、また、ストッパー14と連結体13とをコンパクトにすることがで きる。
【0023】 更に、請求項3により、連結体13が固定体12に対して回転自在になると共 に、操作体11も回転自在になった。この結果、操作体11は、上下に揺動する だけでなく、各揺動位置で回転するので、折り曲げタイプの止め金を元の位置で リバーシブルタイプとして使用可能にすることが可能になった。
【0024】 そして、請求項4に記載の嵌合部15により、連結体13と固定体12とを確 実に固定することができる。
【0025】 このように、本考案によると、折り曲げタイプの止め金をリバーシブルタイプ として使用可能にし、使用目的や気分によってデザインを選択することができる などといった従来では得られない効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の使用状態を示す斜視図。
【図2】本考案の分解斜視図。
【図3】本考案の操作体を揺動する状態を示す側断面
図。
【図4】本考案の操作体を回転する状態を示す正面図。
【図5】従来の操作体を揺動する状態を示す側面図。
【符号の説明】
P 袋物 P1 本体 P2 蓋 1 連結ボルト 2 スプリング 10 止め具本体 11 操作体 11A 揺動軸 11B 切欠 12 固定体 12A 挿通孔 12B 固定片 13 連結体 13A 嵌合溝 14 ストッパー 14A 止着筒 14B 頭部 15 嵌合部 20 係止具 21 挿入口 30 止め具本体 31 操作体 32 ストッパー 33 連結部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋物の本体がわに固定される折り曲げタ
    イプの止め具本体と、この袋物の蓋がわに連結されて止
    め具本体を挿入する挿入口を設けた係止具とからなり、
    止め具本体の先端に設けた操作体を、止め具本体の本体
    がわに固定する固定体に対して揺動自在に設けた袋物用
    止め金において、断面多角形状の揺動軸を操作体に設
    け、操作体と固定体との間に配した連結体に、揺動軸を
    揺動自在に収納する断面略U字形状の嵌合溝を設け、嵌
    合溝の開口部がわに配して揺動軸側面の平面部を圧着す
    るストッパーを設け、スプリングを介した連結ボルトで
    ストッパーと固定体とを連結し、揺動する操作体をスト
    ッパーで固定することを特徴とする袋物用止め金。
  2. 【請求項2】 前記連結体を貫通する止着筒を前記蓋体
    に設け、この止着筒の内部に前記止着ボルトをネジ止め
    し、前記揺動軸に止着筒を挿通する切欠を設けた請求項
    1記載の袋物用止め金。
  3. 【請求項3】 前記固定体と前記連結体とをスプリング
    を介した連結ボルトで連結し、連結体を固定体に回転自
    在に止着し、連結体と固定体との当接面に連結体の回転
    位置を固定する嵌合部を設けた請求項1又は2記載の袋
    物用止め金。
  4. 【請求項4】 前記嵌合部は、断面略V字形状の凹凸部
    を前記連結体と前記固定体との長手方向に沿って設けた
    請求項1乃至3いずれか記載の袋物用止め金。
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