JP3061392B2 - ガンマカメラ装置 - Google Patents

ガンマカメラ装置

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JP3061392B2
JP3061392B2 JP2038576A JP3857690A JP3061392B2 JP 3061392 B2 JP3061392 B2 JP 3061392B2 JP 2038576 A JP2038576 A JP 2038576A JP 3857690 A JP3857690 A JP 3857690A JP 3061392 B2 JP3061392 B2 JP 3061392B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ファンビーム投影データをパラレルビーム
投影データに変換した後画像再構成を行うガンマカメラ
装置に関する。
(従来の技術) 放射性同位元素(RI)を含んだ薬品を注入した被検体
の周囲に、この被検体から出射されるガンマ線をファン
ビームコリメータを介して検出するガンマカメラ(検出
器)を配置し、ガンマカメラを360度回転することによ
りファンビーム投影データを収集した後、画像再構成を
行うガンマカメラ装置としてSPECT(Single Photo'n Em
ission Computed Tomography)装置が知られている。こ
のSPECT装置のガンマカメラは2次元方向の検出機能を
有しているので、360度方向の1度のデータ収集によっ
て多層の断層像を得ることができる。
そのようにファンビーム投影データに基いて画像再構
成を行うSPECT装置においては、比較的簡単な手法によ
って画像再構成を行う目的で、ファンビーム投影データ
を直接用いることなくこれをパラレルビーム投影データ
に変換し、いわゆるファンパラ変換した後にこのパラレ
ルビーム投影データを用いて画像再構成を行うことが一
般に実施されている。
この場合収集したファンビーム投影データに基く投影
像(ファンビーム投影像)のマトリクスサイズ及びデー
タ収集角度のピッチ(以下単に角度と称する)は、ファ
ンパラ変換後のパラレルビーム投影データのマトリクス
サイズ及び角度と同一に設定されている。また従来にお
ける前記ファンビーム投影像のマトリクスサイズは128
×128が最大である。しかし優れた画像情報とすべく空
解分解能(解像力)を向上するためには、画素寸法を小
さくしなければならないので、一段上のマトリクスサイ
ズである256×256に大きくすることが要望されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで従来において解像力を向上するためにファン
ビーム投影像のマトリクスサイズを256×256に大きくす
ると、ファンパラ変換処理を行う場合のデータ量が非常
に増加するので大容量のメモリが必要となり、また処理
速度がかなり低下する(1/4程度に減少する)という問
題がある。
本発明は以上のような問題に対処してなされたもの
で、データ量を増加することなくファンパラ変換処理が
行えるようにしたガンマカメラ装置を提供することを目
的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、被検体の周囲を
回転するガンマカメラによって収集したファンビーム投
影データをパラレルビーム投影データに変換した後画像
再構成を行うガンマカメラ装置において、ガンマカメラ
視野寸法対ファンビーム投影データ収集時のマトリクス
サイズの比と、有効視野寸法対パラレルビーム投影デー
タに変換後のマトリクスサイズの比とが略同一となるよ
うな関係を維持させて、ファンビーム投影データ収集時
のマトリクスサイズ及び角度とパラレルビーム投影デー
タに変換後のマトリクスサイズ及び角度とを異ならせた
データ収集手段を備えたことを特徴とするものである。
(作 用) ファンビーム投影データ収集時のマトリクスサイズを
例えば256×256に設定し、角度を2度又は4度に設定す
る。一方、ファンパラ変換後のマトリクスサイズを例え
ば128×128に設定し、角度を4度又は6度に設定する。
このように各マトリクスサイズ及び角度を所定の関係を
維持して選ぶことにより、ファンパラ変換時画像情報を
劣化させることなくデータ量の増加を抑えることがで
き、またこれに伴い処理速度の低下も防止することがで
きる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図及び第2図は本発明の実施例であるSPECT装置
を示す正面図及び側面図で、特に頭部の断層像を得るタ
イプの装置を示している。1は寝台部で被検体2を支え
る天板3を有し、この天板3は高さ調整機構4によって
垂直方向Zの高さが調整自在になっており、また水平方
向Xの位置も調整自在になっている。被検体2はヘッド
レスト5によって頭部が固定されて、放射性同位元素
(RI)を含んだ薬品を体内に注入された状態で天板3上
に横たえられている。6は架台部で被検体2をガイドす
るドーム7が設けられており、このドーム7の周囲には
被検体2から出射されるガンマ線を検出する回転自在な
3個のアンガー型ガンマカメラ8a,8b,8cが第3図に示す
ように互いに120度隔てて配置されている。
ここでドーム7内の径R及び奥行1で囲まれた領域が
ガンマ線検出を行う有効視野となる。10はガンマカメラ
視野を示しU[mm]の寸法を有している。また11は有効
視野を示しR[mm]の寸法を有している。なお各ガンマ
カメラ8a,8b,8cには第4図に示すようなファンビームコ
リメータ9a,9b,9cが各々装着されている。これらファン
ビームコリメータ9a,9b,9cの被検体2に沿う水平方向X
には焦線12にフォーカスするような配置で多数のガンマ
線ガイド穴13が形成されており、このガイド穴13は水平
方向Xと直交する水平方向Yには平行な向きとなって形
成されている。
このような構成で3個のガンマカメラ8a,8b,8cが各々
被検体2の周囲を120度ずづ回転することにより、被検
体2の周囲から360度にわたってファンビームコリメー
タ9a,9b,9cの各ガイド穴13を通してガンマ線入射による
ファンビーム投影データが収集されて、ファンビーム投
影像が得られることになる。このファンビーム投影像は
ファンパラ変換されてパラレルビーム投影像に変換され
た後、再構成されて断層像(SPECT像)が得られる。
本実施例装置では第3図におけるガンマカメラ視野10
の寸法U及び有効視野11の寸法Rを用いて、第5図に示
すような原理でデータ収集を行いファンパラ変換を行っ
た後再構成を行って断層像を得る。すなわち、第5図に
示すようにファンビーム投影データとしてパラレルビー
ム及びファンビーム方向が共に等しい256×256のマトリ
クスサイズを得る。この場合マトリクスの1画素(ピク
セル)の1辺の寸法はU/256[mm/画素]となる。次にこ
のファンビーム投影データをファンパラ変換してファン
ビーム方向のみをパラレルビームに変換し、パラレルビ
ーム投影データとして128×128のマトリクスサイズを得
る。この場合マトリクスの1画素の1辺の寸法はP/128
[mm/画素]となる。なお焦点距離Fは例えば400mmに設
定したものとする。このような原理でファンパラ変換を
行うことにより、データ量を増加することなく処理する
ことが可能となる。またファンビーム投影データは第5
図に示すように2次元データであり、パラレルビーム方
向にはパラレルデータとなるのでファンビーム方向にの
みファンパラ変換され、パラレルビーム方向にはU/256
に対するR/128の比だけ長さが変化するが、パラレルビ
ーム方向への共通並びのデータとして同時にファンパラ
変換される。
次に第6図のフローチャートを参照して本実施例によ
ってデータ収集を行う場合の作用を説明する。
先ず1つの手順Aとして、ステップaのように256×2
56のマトリクスサイズでファンビーム投影データを収集
する。その収集条件としては、ステップbのように2度
ごとの投影データを360度方向から収集する(180プロジ
ェクションとなる)。続いてステップcのように128×1
28のマトリクスサイズで4度ごとの投影データを収集し
てファンパラ変換を行う(90プロジェクションとな
る)。次にステップdのように128×128のマトリクスサ
イズでパラレルデータの再構成を行って断層像を得る。
一方、第2の手順Bとして、前記手順と同様にステッ
プaのように256×256のマトリクスサイズでファンビー
ム投影データを収集するものとして、その収集条件とし
てステップeのように4度ごとの投影データを360度方
向から収集する(90プロジェクションとなる)。続いて
ステップfのように128×128のマトリクスサイズで6度
ごとの投影データを収集してファンパラ変換を行う(60
プロジェクションとなる)。次に前記手順と同様にステ
ップdのように128×128のマトリクスサイズでパラレル
データの再構成を行って断層像を得る。なおいずれの手
順においてもU/256≒R/128の関係を維持させるようにす
る。
このように本発明実施例においては、第1の手順Aと
して256×256のマトリクスサイズで2度ごとの角度で収
集してファンビーム投影データを、ファンパラ変換時に
128×128のマトリクスサイズで4度ごとの角度でデータ
収集してパラレルビーム投影データに変換するようにす
る。また第2の手順Bとして256×256のマトリクスサイ
ズで4度ごとの角度で収集してファンビーム投影データ
を、ファンパラ変換時に128×128の、マトリクスサイズ
で6度ごとの角度でデータ収集してパラレルビーム投影
データに変換するようにする。このようなファンビーム
投影データ及びパラレルビーム投影データの収集条件の
組み合せでファンパラ変換処理を行うことにより、画像
情報を劣化させることなくデータ量の増加を抑えること
ができるようになる。
すなわち256×256のマトリクスサイズで、深さ方向の
情報の一例として12ビットを設定したとして、2度ごと
に180プロジェクションのパラレルビーム投影データを
収集する場合はデータ容量として約20(MB)が必要とな
る。しかし本実施例の手順Aのようにマトリクスサイズ
を128×128に小さくしたことによりそのデータ容量は1/
4に減少し、加えて4度ごとに90プロジェクションのデ
ータ収集を行ってパラレルビーム投影データに変換する
ことによりさらにこの1/2にデータ容量を減らせること
ができ、トータルで1/8にデータ容量を減らすことがで
きる。
また本実施例の手順Bのように、6度ごとに60プロジ
ェクションのデータ収集を行ってパラレルビーム投影デ
ータに変換する場合には、さらにデータ容量を減らすこ
とができるようになる。従って本実施例によれば大容量
のメモリは不要となるのでこの分コストダウンを図るこ
とができ、またデータ容量の著しい増加がないことに伴
い処理速度の低下も防止することができる。しかも画像
の画質(解像度,アーチファクト等)を劣化させること
なくファンパラ変換を行うことができるので、診断能を
低下させることはない。
[発明の効果] 以上述べたように本発明によれば、ファンビーム投影
データ及びパラレルビーム投影データの収集条件を適当
に組み合わせることによりファンパラ変換を行うように
したので、データ量を増加することなく処理することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明のガンマカメラ装置の実施例
を示す正面図及び側面図、第3図は本実施例装置の主要
部を示す正面図、第4図は本実施例装置に用いられるフ
ァンビームコリメータを示す斜視図、第5図は本実施例
装置によるファンパラ変換の原理を示す説明図、第6図
は本実施例装置によるファンパラ変換の手順を示すフロ
ーチャートである。 1……寝台部、6……架台部、 8a,8b,8c……ガンマカメラ(検出器)、 9a,9b,9c……ファンビームコリメータ、 10……ガンマカメラ視野、11……有効視野、 13……ガンマ線ガイド穴。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01T 1/164 H04N 5/225 H04N 5/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検体の周囲を回転するガンマカメラによ
    って収集したファンビーム投影データをパラレルビーム
    投影データに変換した後画像再構成を行うガンマカメラ
    装置において、ガンマカメラ視野寸法対ファンビーム投
    影データ収集時のマトリクスサイズの比と、有効視野寸
    法対パラレルビーム投影データに変換後のマトリクスサ
    イズの比とが略同一となるような関係を維持させて、フ
    ァンビーム投影データ収集時のマトリクスサイズ及び角
    度とパラレルビーム投影データに変換後のマトリクスサ
    イズ及び角度とを異ならせたデータ収集手段を備えたこ
    とを特徴とするガンマカメラ装置。
  2. 【請求項2】ファンビーム投影データ収集時のマトリク
    スサイズ及び角度を各々256×256及び2度に設定し、か
    つパラレルビーム投影データに変換後のマトリクスサイ
    ズ及び角度を各々128×128及び4度に設定した請求項1
    記載のガンマカメラ装置。
  3. 【請求項3】ファンビーム投影データ収集時のマトリク
    スサイズ及び角度を各々256×256及び4度に設定し、か
    つパラレルビーム投影データに変換後のマトリクスサイ
    ズ及び角度を各々128×128及び6度に設定した請求項1
    記載のガンマカメラ装置。
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