JP3061186U - 台所調理用具の洗浄用スタンド - Google Patents

台所調理用具の洗浄用スタンド

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JP3061186U
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titanium oxide
silver
optical semiconductor
nonwoven fabric
stand
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幸博 甲斐
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幸博 甲斐
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 まな板、布巾、包丁等の台所で使用する調理
用具を、使用後、除菌、除臭効果を有する水の入った洗
浄用ケースに入れておくことにより、次の使用時の衛生
を保持する。 【構成】 上面に指入れ穴5が穿設され、対向側壁に係
合穴6を有する断面コ状の蓋兼用取手4を、開口する上
部側壁に前記係合穴6に嵌入する係合凸部3を設けたス
タンド型容器本体1に嵌着した調理用具洗浄用容器にお
いて、扁平状のスタンド型容器本体1の対向する内壁面
に、酸化チタン(TiO)と、この酸化チタンと電気
化学セルを形成して除菌、除臭機能を有する銀とを使用
した光半導体複合セラミックスを、バインダー無しで不
織布の表面に高温溶射し、酸化チタンと銀が露出する皮
膜を形成した光半導体不織布2を添着したことを特徴と
している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 [産業上の利用分野] 本考案は、まな板、布巾、包丁等の台所で使用する調理用具を、使用後、除菌 、除臭効果を有する水の入った洗浄用ケースに入れておくことにより、不使用の 収納時に手を掛けること無く除菌、除臭し、次の使用時の衛生を保持する。
【0002】 [従来の技術] 従来、まな板、布巾、包丁等の台所で使用する調理用具は水洗としたり、除菌 加工した布巾等を使用して除菌していた。近年、調理時に抗菌、除菌加工したま な板を使用したり、不使用時には除菌、除臭、漂白効果を有する薬剤や薬液を入 れた洗浄用容器に沈めて置き、使用時の衛生を保持している。
【0003】 [考案が解決しようとする課題] 従来の台所用調理用具は衛生的にするために、使用時に除菌、除臭加工した布 巾等を使用したり、不使用時には除菌、除臭、漂白等の作用を有する各種の薬剤 を混入した水の中に沈めて置くことにより、除菌、除臭を行っていた。従って、 特殊加工した消耗品の布巾等や消耗薬剤である各種薬剤を使用するので不経済で あり、又、調理用具全部に除菌、除臭加工することは困難である。
【0004】 [課題を解決するための手段] 本考案は、従来の問題を解決するために、扁平状容器に形成されたスタンド型 容器本体の対向する側壁内面に、酸化チタン(TiO)と、酸化チタンと電気 化学セルのを構成する電極を形成しかつ殺菌、除菌、除臭作用を有する銀とを使 用した光半導体複合セラミックスを、バインダー無しで不織布の表面に高温溶射 して酸化チタンと銀が露出する皮膜を形成した光半導体不織布を添着したことを 特徴とする台所調理用具の洗浄用スタンドである。
【0005】 [作用] 本考案は、酸化チタンと銀の皮膜が形成される光半導体不織布が、水を満たし てある扁平状のスタンド型容器本体の対向する内面に添着してあるので、除菌、 除臭機能を有し、光半導体不織布が常に水に接触していることで、長時間、水の 腐敗が防止されると共に、この水中に浸漬してある台所用調理用具を効率よく除 菌、除臭することができる。光半導体不織布の菌類抑制の基本機能としては、銀 によるものと電気化学セルによるものの2つが作用し、光線が照射する明室では そま作用が顕著となる。また、溶射する光半導体は3000度の高温で溶融した セラミックスの複合材料であり、微生物の活性抑制作用と同時にセラミックスと しての特性も兼ね備え、溶出系ではないため、銀−ゼオライト等の抗菌性プラス チックスと比較して殺菌機能が経時減衰しない特性を有する。
【0006】 本考案に使用する光半導体不織布の殺菌効果として、財団法人日本食品分析セ ンターによる測定結果を例示し、最初の数値と30分経過後の数値を比較する。 大腸菌は1,7×10から10以下、緑膿菌は1,3×10から60、枯草 菌は8,4×10から20×10、ブドウ球菌は7,4×10から10以 下、黒麹カビは4,4×10から10、カンジダは1,2×10から10以 下、に低減させる殺菌力を有する。
【0007】 [実施例] 図1乃至図4に示す一実施例について説明する。図2及び図3に示す如く、コ 状に形成し着脱の際に指を入れる2個の指入れ穴5が上面に穿設され、対向側壁 に係合穴6を有する蓋兼用取手4をスタンド型容器本体1の開口上面にかぶせ、 スタンド型容器本体1の側壁に突出する係合凸部3を係合穴6に嵌入させて蓋兼 用取手4を固定する。スタンド型容器本体1は前記の通り、上面側が開口し開口 する上部側壁に係合凸部3を設けた扁平状のスタンド型であり、底部に転倒防止 の台板7を設ける。このスタンド型容器本体1の対向する側壁内面に食品添加物 認可の酸化チタン(TiO)と、酸化チタンとの電気化学セルの電極を形成し 、かつ殺菌、除菌、除臭等の相乗効果を有する銀とを使用した光半導体複合セラ ミックスを、バインダーを用いずに高温溶射して表面に露出した皮膜を形成した 光半導体不織布2を添着する。不織布の表面に形成される光半導体複合セラミッ クスは、低温溶射法により3000℃の高温で溶融し不織布に直接皮膜を形成す ることができるので、表面がバインダー等のプラスチックスで被覆されずに、ポ リエステル、アクリル樹脂などを素材にした温度に対して弱い不織布にも、生地 の特性である通気性、柔軟性、加工性等を損なうことなく溶融皮膜を形成するこ とができる。
【0009】 本考案に使用は図5及び図6に例示するごとく、スタンド型容器本体1に水9 を入れ、まな板8等の台所調理用具を沈めて浸漬する。調理用具はまな板8に限 定するものではなく、布巾、包丁等、調理に使用するすべての用具に共通する。
【0010】 [考案の効果] 本考案は、各種菌類に対して殺菌、除菌、除臭効果の高い光半導体不織布を容 器本体の内壁に対向させて添着し、容器内部に入れた水に常時接触させ、その水 中に洗浄対象となる調理用具を浸漬するので、除菌加工した布巾やブラシで洗浄 することや、その都度、殺菌用の薬物等を入れる必要が無くなる。 従って、台所用調理用具を不使用時には何時でも衛生的に収納しておくことがで きるものである。また、光半導体不織布に溶射した光半導体複合セラミックスは 、溶出系でないため洗浄効果が減衰しないので長期使用に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部切開正面図である。
【図2】図1に示す実施例のA−A’部断面図である。
【図3】図1に示す実施例の一部切開平面図である。
【図4】図1に示す実施例のB−B’部断面図である。
【図5】本考案をまな板の洗浄に使用した場合の使用例
を示す一部切開正面図である。
【図6】図5に示す使用例のC−C’部断面図である。
【符号の説明】
1. スタンド型容器本体 2. 半導体不織布 3. 係合凸部 4. 蓋兼用取手 5. 指入れ穴 6. 係合穴 7. 台板 8. まな板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に指入れ穴5が穿設され、対向側壁
    に係合穴6を有するコ状の蓋兼用取手4を、開口する上
    部側壁に前記係合穴6に嵌入する係合凸部3を設けたス
    タンド型容器本体1に嵌着した調理用具洗浄用容器にお
    いて、扁平状のスタンド型容器本体1の対向する内壁面
    に、酸化チタン(TiO)と、この酸化チタンと電気
    化学セルを形成し、除菌、除臭機能を有する銀とを使用
    した光半導体複合セラミックスを、バインダー無しで不
    織布の表面に高温溶射し、酸化チタンと銀が露出する皮
    膜を形成した光半導体不織布2を添着したことを特徴と
    する台所調理用具の洗浄用スタンド。
JP1999001359U 1999-02-01 1999-02-01 台所調理用具の洗浄用スタンド Expired - Lifetime JP3061186U (ja)

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