JP3061073U - メタル駒バンドの汗抜き腕当たり構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は腕当たりを良好にして且つ汗抜き
を促進して汗溜まりの生じないメタル駒バンドの汗抜き
腕当たり構造を新規に提供することを目的とするもので
ある。 【構成】 本考案はメタルバンドを構成する全部または
一部のメタル駒１の裏面に凹み３を設けて、該凹みによ
り着用者の肌面との間に隙間Ｓができるようにしたこと
を特徴とするメタル駒バンドの汗抜き腕当たり構造にあ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案はメタル駒バンドの汗抜き腕当たり構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来メタルバンドを構成するメタル駒の裏面は平面形か、Ｒを付けるにとどま っていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このようなメタル駒の連結にてなるメタルバンドは着用者の腕に装着すると、 すべての駒の裏面が腕（肌面）に密着して腕当たりを不快にしているほか、汗が たまって一層不快となり、またメタルバンドの腐蝕を早めているという課題があ る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案はメタルバンドを構成する全部または一部のメタル駒の裏面に凹みを設 け、また凹みに続いてメタル駒間に汗抜き孔を設けて、該凹みにより着用者の肌 面との間に隙間ができるようにして、腕（肌面）当たりを良好にして且つ汗の流 れ抜きができるようにして、かかる課題を解決するようにしたのである。

【０００５】

【考案の実施の形態】

以下図面に基づいて説明する。

【０００６】 メタル駒１の連結にてなるメタルバンド２の前記メタル駒１のすべての裏面の 中間に図２に示すように浅いウェーブ形状をした凹面３を設けて、着用者の腕Ｈ との間に凹面３を挟んだ当たり面４ａ，４ｂを形成し、その間に隙間Ｓができる ようにする。

【０００７】 上記構成のメタル駒１の連結にてなるメタルバンド２は図３に示すように着用 者の腕Ｈとの間で各メタル駒１が当たり面４ａ，４ｂにて当たり、その間の凹面 ３にて隙間Ｓができるため、密着感がなくなって腕当たりを良好とし、また汗が 隙間から流れ抜けて不快感がなくなる。

【０００８】 また図４はメタル駒６の裏面中間に細く深い凹面７を３列にて設けて、各凹面 ７より汗が抜けるようにしている。

【０００９】 いずれの凹面も端面側への延長により隣接するメタル駒との間で汗抜き孔３ａ ，７ａが形成されるようにして、汗抜きを促進するようにする。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は以上のように構成したので、メタル駒の連結にてなるメタルバンドは 腕当たりを良好にして且つ汗抜きが促進され、長時間着用しても汗溜まりが生じ ないという効果を生ずる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 メタル駒バンドの部分平面図

【図２】 メタル駒の裏面斜視図

【図３】 腕に着用した状態のメタル駒の断面図

【図４】 メタル駒の他例を示す裏面斜視図

【符号の説明】

１，６はメタル駒 ２はメタルバンド ３，７は凹面 ３ａ，７ａは汗抜き孔 ４ａ，４ｂは当たり面 Ｈは腕 Ｓは隙間

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 メタルバンドを構成する全部または一部
   のメタル駒の裏面に凹みを設けて、該凹みにより着用者
   の肌面との間に隙間ができるようにしたことを特徴とす
   るメタル駒バンドの汗抜き腕当たり構造。
2. 【請求項２】 メタル駒の裏面の凹みを端面側に延長し
   て隣接するメタル駒間に汗抜き孔が形成される請求項１
   記載のメタル駒バンドの汗抜き腕当たり構造。