JP3060996B2 - 無線データ通信装置 - Google Patents
無線データ通信装置Info
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- H04L9/00—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
- H04L9/32—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols including means for verifying the identity or authority of a user of the system or for message authentication, e.g. authorization, entity authentication, data integrity or data verification, non-repudiation, key authentication or verification of credentials
- H04L9/3226—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols including means for verifying the identity or authority of a user of the system or for message authentication, e.g. authorization, entity authentication, data integrity or data verification, non-repudiation, key authentication or verification of credentials using a predetermined code, e.g. password, passphrase or PIN
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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- Theoretical Computer Science (AREA)
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Description
【発明の属する技術分野】本発明は、無線データ通信装
置に関し、特に暗証番号が付与されたメッセージを受信
する無線データ通信装置に関する。
置に関し、特に暗証番号が付与されたメッセージを受信
する無線データ通信装置に関する。
【０００１】
【従来の技術】従来、移動体ＦＭ文字多重放送を利用し
て種々のメッセージ情報を受信するメッセージ情報受信
装置が、例えば特開平８−１４９０２８号公報に記載さ
れている。
て種々のメッセージ情報を受信するメッセージ情報受信
装置が、例えば特開平８−１４９０２８号公報に記載さ
れている。
【０００２】図９は、従来の技術の一例を示すブロック
図である。図８において、受信装置は、ＦＭ放送電波を
受信し音声を発音するＦＭラジオ部２０と、このＦＭラ
ジオ部２０により受信したＦＭ放送電波に多重化されて
いるメッセージ情報の受信に対する各種の処理を行うメ
ッセージ情報受信処理部３０とを有している。
図である。図８において、受信装置は、ＦＭ放送電波を
受信し音声を発音するＦＭラジオ部２０と、このＦＭラ
ジオ部２０により受信したＦＭ放送電波に多重化されて
いるメッセージ情報の受信に対する各種の処理を行うメ
ッセージ情報受信処理部３０とを有している。
【０００３】ＦＭラジオ部２０は、ＦＭ放送電波を受信
するアンテナ２１と、ＦＭ電波放送のチューニングを行
うＦＭチューナー２２と、ＦＭ信号の復調を行うＦＭ復
調器２３と、復調されたＦＭ信号をステレオ信号にする
ステレオ復調器２４と、ステレオ復調器の出力信号を増
幅する一対のアンプ２５ａ，２５ｂと、アンプで増幅さ
れた信号を音声として出力する一対のスピーカ２６ａ，
２６ｂとを具備している。
するアンテナ２１と、ＦＭ電波放送のチューニングを行
うＦＭチューナー２２と、ＦＭ信号の復調を行うＦＭ復
調器２３と、復調されたＦＭ信号をステレオ信号にする
ステレオ復調器２４と、ステレオ復調器の出力信号を増
幅する一対のアンプ２５ａ，２５ｂと、アンプで増幅さ
れた信号を音声として出力する一対のスピーカ２６ａ，
２６ｂとを具備している。
【０００４】メッセージ情報受信処理部３０は、前記Ｆ
Ｍ復調器２３に接続され、ＦＭ放送電波に多重化されて
いるメッセージ情報を分離するＬ−ＭＳＫ（Ｌｅｖｅｌ
ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｄ Ｍｉｎｉｍａｍ Ｓｈｉｆｔ
Ｋｅｙｉｎｇ）復調器３１と、誤り訂正復号器３２
と、分離されたメッセージ情報に対する各種の処理を行
う受信処理部３３とを有している。
Ｍ復調器２３に接続され、ＦＭ放送電波に多重化されて
いるメッセージ情報を分離するＬ−ＭＳＫ（Ｌｅｖｅｌ
ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｄ Ｍｉｎｉｍａｍ Ｓｈｉｆｔ
Ｋｅｙｉｎｇ）復調器３１と、誤り訂正復号器３２
と、分離されたメッセージ情報に対する各種の処理を行
う受信処理部３３とを有している。
【０００５】この受信処理部３３に対して、処理プログ
ラムを格納したＲＯＭ４７と、連絡先番号・暗証番号・
メッセージ情報を入力する手段であるキー入力部４３お
よびメッセージ情報等を表示する表示手段としての表示
部４８と、使用期限を管理するＩＣカード４６に対する
読み取り書き込み処理を行うカード処理部４５と、受信
したメッセージ情報やキー入力部４３からの入力データ
等を記憶するＲＡＭ４４と、受信処理部３３の処理結果
に応じて警報を発する報音部４２と、ＦＭチューナ２２
の受信チューニングを行う受信制御部４１とが接続され
ている。
ラムを格納したＲＯＭ４７と、連絡先番号・暗証番号・
メッセージ情報を入力する手段であるキー入力部４３お
よびメッセージ情報等を表示する表示手段としての表示
部４８と、使用期限を管理するＩＣカード４６に対する
読み取り書き込み処理を行うカード処理部４５と、受信
したメッセージ情報やキー入力部４３からの入力データ
等を記憶するＲＡＭ４４と、受信処理部３３の処理結果
に応じて警報を発する報音部４２と、ＦＭチューナ２２
の受信チューニングを行う受信制御部４１とが接続され
ている。
【０００６】図１０は、ページャー用の番組をＦＭ多重
するときのメッセージ情報の送信信号フォーマットを示
す一例である。
するときのメッセージ情報の送信信号フォーマットを示
す一例である。
【０００７】番組番号“２５０”はこのメッセージ情報
がページャー用の番組であることを表し、識別コード
“［”はページャー番号のタイプ（装置固有の番号か、
自由に決めた番号か）を示す。メッセージ情報として
“連絡先番号”、“暗証番号”、“メッセージ内容”が
ある。
がページャー用の番組であることを表し、識別コード
“［”はページャー番号のタイプ（装置固有の番号か、
自由に決めた番号か）を示す。メッセージ情報として
“連絡先番号”、“暗証番号”、“メッセージ内容”が
ある。
【０００８】次に、動作を説明する。
【０００９】メッセージ情報受信装置がＦＭ多重放送を
受信すると、Ｌ−ＭＳＫ復調器３１において送信信号の
分離を行う。ＦＭ多重された送信信号は受信処理部３３
で、ＲＡＭ４４に記憶させておいた連絡先番号・暗証番
号と受信したページャー番号（連絡先番号＋暗証番号）
とを比較し、一致する場合にのみ報音部４２より音を発
し、表示部４８にメッセージ内容を表示する。
受信すると、Ｌ−ＭＳＫ復調器３１において送信信号の
分離を行う。ＦＭ多重された送信信号は受信処理部３３
で、ＲＡＭ４４に記憶させておいた連絡先番号・暗証番
号と受信したページャー番号（連絡先番号＋暗証番号）
とを比較し、一致する場合にのみ報音部４２より音を発
し、表示部４８にメッセージ内容を表示する。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
ページャー等の文字表示可能なメッセージ受信機におい
て、送信側が文字メッセージを送信した場合、そのメッ
セージを宛てた相手だけが見るとは限らない。メッセー
ジ送信時の電話番号入力ミスや、相手側受信機の他人の
無断使用等により、送信者が意図しなかった人にもメッ
セージを閲読されてしまうことがある。
ページャー等の文字表示可能なメッセージ受信機におい
て、送信側が文字メッセージを送信した場合、そのメッ
セージを宛てた相手だけが見るとは限らない。メッセー
ジ送信時の電話番号入力ミスや、相手側受信機の他人の
無断使用等により、送信者が意図しなかった人にもメッ
セージを閲読されてしまうことがある。
【００１１】また、１台のメッセージ受信機を複数の人
で共同使用する場合、着信したメッセージは誰に宛てた
ものか区別できないため、そのメッセージは誰でも読み
出しすることが可能で、メッセージを特定者だけしか閲
読させない“親展扱い”は行うことができない。
で共同使用する場合、着信したメッセージは誰に宛てた
ものか区別できないため、そのメッセージは誰でも読み
出しすることが可能で、メッセージを特定者だけしか閲
読させない“親展扱い”は行うことができない。
【００１２】さらに、受信した暗証番号が記憶された暗
証番号と一致すると、受信したメッセージは表示されて
しまうので、暗証番号が付与されていても特定者以外の
人が見れる状態となってしまう。
証番号と一致すると、受信したメッセージは表示されて
しまうので、暗証番号が付与されていても特定者以外の
人が見れる状態となってしまう。
【００１３】本発明の目的は、メッセージの誤通や、受
信機の無断使用・共同使用時におけるメッセージ送信者
のプライバシー保護を可能にする無線データ通信装置を
提供することにある。
信機の無断使用・共同使用時におけるメッセージ送信者
のプライバシー保護を可能にする無線データ通信装置を
提供することにある。
【００１４】
【課題を解決するための手段】本発明の無線データ通信
装置は、メッセージ送信側においてメッセージにスクラ
ンブルをかけて送信を行うが、メッセージにはスクラン
ブルを解除するためのキーである暗証番号を付加してお
き、共にスクランブルをかけた送信データとして送信す
る。
装置は、メッセージ送信側においてメッセージにスクラ
ンブルをかけて送信を行うが、メッセージにはスクラン
ブルを解除するためのキーである暗証番号を付加してお
き、共にスクランブルをかけた送信データとして送信す
る。
【００１５】受信側では、送信者から事前に送信データ
中に含まれる暗証番号を知らせてもらい、データを受信
すると通知された暗証番号を入力し、その暗証番号にス
クランブルをかけたコードと送信データ中の暗証番号と
を比較することにより、スクランブルの解除を実行する
かどうかを判定する。暗証番号が一致すれば、データの
スクランブルは解除されメッセージを表示する。一致し
なければ、データをそのまま表示する。
中に含まれる暗証番号を知らせてもらい、データを受信
すると通知された暗証番号を入力し、その暗証番号にス
クランブルをかけたコードと送信データ中の暗証番号と
を比較することにより、スクランブルの解除を実行する
かどうかを判定する。暗証番号が一致すれば、データの
スクランブルは解除されメッセージを表示する。一致し
なければ、データをそのまま表示する。
【００１６】より具体的には、メッセージや暗証番号を
入力する入力部と、送信時には暗証番号を含んだ送信デ
ータ全体に、受信時にはスクランブル解除のために入力
した暗証番号に、スクランブルをかけるスクランブル生
成部と、受信データを再生するとき、受信者が入力部か
ら入力した暗証番号にスクランブル生成部でスクランブ
ルをかけたコードと受信データ中の暗証番号とを比較す
る照合部と、照合結果が一致であった場合、受信データ
のスクランブルを解除するスクランブル解除部と、メッ
セージを表示する表示部とを有する。
入力する入力部と、送信時には暗証番号を含んだ送信デ
ータ全体に、受信時にはスクランブル解除のために入力
した暗証番号に、スクランブルをかけるスクランブル生
成部と、受信データを再生するとき、受信者が入力部か
ら入力した暗証番号にスクランブル生成部でスクランブ
ルをかけたコードと受信データ中の暗証番号とを比較す
る照合部と、照合結果が一致であった場合、受信データ
のスクランブルを解除するスクランブル解除部と、メッ
セージを表示する表示部とを有する。
【００１７】本発明の無線データ通信装置は、送信デー
タにメッセージ以外に送信データのスクランブルを解除
するための暗証番号を持つことで、発信者の許可した者
（メッセージに付加した暗証番号の既知者）だけが暗証
番号の照合を一致させることができ、データのスクラン
ブル解除およびメッセージ表示が可能となる。
タにメッセージ以外に送信データのスクランブルを解除
するための暗証番号を持つことで、発信者の許可した者
（メッセージに付加した暗証番号の既知者）だけが暗証
番号の照合を一致させることができ、データのスクラン
ブル解除およびメッセージ表示が可能となる。
【００１８】また、暗証番号は送信データのスクランブ
ル解除を行うものであるため、スクランブル解除のため
の照合段階で番号一致しないデータをそのまま表示部に
表示してもスクランブルが解除されていないため解読は
できずセキュリティ上問題がない。メッセージ情報のみ
の従来データについても、暗証番号を持たないためスク
ランブルされておらず、この段階で即表示でき、スクラ
ンブルデータも従来データも区別なく同様に扱うことが
可能である。
ル解除を行うものであるため、スクランブル解除のため
の照合段階で番号一致しないデータをそのまま表示部に
表示してもスクランブルが解除されていないため解読は
できずセキュリティ上問題がない。メッセージ情報のみ
の従来データについても、暗証番号を持たないためスク
ランブルされておらず、この段階で即表示でき、スクラ
ンブルデータも従来データも区別なく同様に扱うことが
可能である。
【００１９】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な一実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。
ついて図面を参照して詳細に説明する。
【００２０】図１は、本発明の好適な実施の一形態とし
ての無線データ通信装置を示すブロック図である。
ての無線データ通信装置を示すブロック図である。
【００２１】受信アンテナ１は、相手より変調され送信
された送信メッセージを受信する。受信部２は、受信し
たメッセージを復調する。制御部３は、本無線データ通
信装置の動作制御を行う。照合部１２は、受信信号中に
含まれる特定符号としての暗証番号の比較・照合を行
う。受信データ記憶部１４は、受信したメッセージを保
存する。暗証番号記憶部４は、スクランブル解除のため
の暗証番号を登録し保存する。スクランブル生成部５
は、送信メッセージや登録暗証番号にスクランブルをか
ける。スクランブル解除部６は、送信メッセージのスク
ランブルを解除する。入力部７は、メッセージ・暗証番
号等の入力やメッセージ送信指示の入力をする。報知部
８は、メッセージの着信を音、光、または振動で知らせ
る。表示部９は、メッセージをＬＣＤ表示する。送信部
１３は、メッセージを外部送信する。送信部１３として
は、送信メッセージをＤＴＭＦ音に対応させ変換するＤ
ＴＭＦ音生成部１０と、ＤＴＭＦ音を出力するＤＴＭＦ
音出力部１１とを有することが好ましい。
された送信メッセージを受信する。受信部２は、受信し
たメッセージを復調する。制御部３は、本無線データ通
信装置の動作制御を行う。照合部１２は、受信信号中に
含まれる特定符号としての暗証番号の比較・照合を行
う。受信データ記憶部１４は、受信したメッセージを保
存する。暗証番号記憶部４は、スクランブル解除のため
の暗証番号を登録し保存する。スクランブル生成部５
は、送信メッセージや登録暗証番号にスクランブルをか
ける。スクランブル解除部６は、送信メッセージのスク
ランブルを解除する。入力部７は、メッセージ・暗証番
号等の入力やメッセージ送信指示の入力をする。報知部
８は、メッセージの着信を音、光、または振動で知らせ
る。表示部９は、メッセージをＬＣＤ表示する。送信部
１３は、メッセージを外部送信する。送信部１３として
は、送信メッセージをＤＴＭＦ音に対応させ変換するＤ
ＴＭＦ音生成部１０と、ＤＴＭＦ音を出力するＤＴＭＦ
音出力部１１とを有することが好ましい。
【００２２】次に、本発明の実施の一形態の動作につい
て、図１乃至図５を参照して詳細に説明する。
て、図１乃至図５を参照して詳細に説明する。
【００２３】図２は本発明の無線データ通信装置のメッ
セージ送信動作を説明するためのフローチャートであ
り、図３は本発明の無線データ通信装置のメッセージ受
信・再生動作を説明するためのフローチャートであり、
図４は暗証番号付きメッセージのメッセージ構成であ
る。
セージ送信動作を説明するためのフローチャートであ
り、図３は本発明の無線データ通信装置のメッセージ受
信・再生動作を説明するためのフローチャートであり、
図４は暗証番号付きメッセージのメッセージ構成であ
る。
【００２４】メッセージ送信者、受信者共に、本無線デ
ータ通信装置を用いてスクランブルメッセージの送受を
行う場合を例にする。
ータ通信装置を用いてスクランブルメッセージの送受を
行う場合を例にする。
【００２５】メッセージ送信時、メッセージ送信者は、
送信メッセージの作成を行う。そこで、本無線データ通
信装置の入力部７より送信したいメッセージを入力する
（Ｓ３１）。もし、スクランブルをかけないでメッセー
ジ送信する場合には（Ｓ３２、Ｎｏ）、入力部７よりメ
ッセージ送信指示を入力し（Ｓ３６）、メッセージを送
出する（Ｓ３７）。
送信メッセージの作成を行う。そこで、本無線データ通
信装置の入力部７より送信したいメッセージを入力する
（Ｓ３１）。もし、スクランブルをかけないでメッセー
ジ送信する場合には（Ｓ３２、Ｎｏ）、入力部７よりメ
ッセージ送信指示を入力し（Ｓ３６）、メッセージを送
出する（Ｓ３７）。
【００２６】一方、スクランブルをかける場合には（Ｓ
３２、Ｙｅｓ）、作成したメッセージに特定符号として
の暗証番号を付けるために、既定字数、好ましくは４字
の数字を入力部７より入力する（Ｓ３３）。暗証番号
は、メッセージ受信者が、メッセージのスクランブルを
解除するためのものである。入力した暗証番号は、メッ
セージの一番先頭に付加される（図５参照）。メッセー
ジの作成は、これで終了である。
３２、Ｙｅｓ）、作成したメッセージに特定符号として
の暗証番号を付けるために、既定字数、好ましくは４字
の数字を入力部７より入力する（Ｓ３３）。暗証番号
は、メッセージ受信者が、メッセージのスクランブルを
解除するためのものである。入力した暗証番号は、メッ
セージの一番先頭に付加される（図５参照）。メッセー
ジの作成は、これで終了である。
【００２７】入力部７よりスクランブルメッセージ送信
指示を入力すると（Ｓ３４）、先ほど作成した暗証番号
付きメッセージは制御部３により制御され、スクランブ
ル生成部５へ入力される。スクランブル生成部５におい
て、暗証番号とメッセージにはスクランブルがかけられ
（Ｓ３５）、外部へ送出される（Ｓ３７）。
指示を入力すると（Ｓ３４）、先ほど作成した暗証番号
付きメッセージは制御部３により制御され、スクランブ
ル生成部５へ入力される。スクランブル生成部５におい
て、暗証番号とメッセージにはスクランブルがかけられ
（Ｓ３５）、外部へ送出される（Ｓ３７）。
【００２８】ここでは、外部へ送出する手段としてＤＴ
ＭＦ音を用い、メッセージをＤＴＭＦ音生成部１０へ出
力し、ＤＴＭＦ音生成部１０でメッセージは、ＤＴＭＦ
音に変換され、ＤＴＭＦ音出力部１１より、外部、好ま
しくは電話機の送話部へ送出される。
ＭＦ音を用い、メッセージをＤＴＭＦ音生成部１０へ出
力し、ＤＴＭＦ音生成部１０でメッセージは、ＤＴＭＦ
音に変換され、ＤＴＭＦ音出力部１１より、外部、好ま
しくは電話機の送話部へ送出される。
【００２９】一方、メッセージ受信側においては、送信
者がメッセージに付けた暗証番号を事前に通知してもら
う。あるいは、予め送受信両者で設定しておく。
者がメッセージに付けた暗証番号を事前に通知してもら
う。あるいは、予め送受信両者で設定しておく。
【００３０】図３を用いて、受信者の無線データ通信装
置への暗証番号の登録方法について説明する。
置への暗証番号の登録方法について説明する。
【００３１】先ず、入力部７より暗証番号を入力する
（Ｓ２１）。入力した暗証番号は、スクランブル生成部
５に送られ、スクランブルがかけられる（Ｓ２２）。こ
こで用いるスクランブル手法は、送信・受信側共に同一
の手法である。スクランブルされた暗証番号（スクラン
ブル暗証番号）は暗証番号記憶部４に保存され（Ｓ２
３）、暗証番号の登録は完了する。複数の送信者からス
クランブルメッセージを受信する人は同様の手順で、他
のメッセージの暗証番号も、全て登録する。
（Ｓ２１）。入力した暗証番号は、スクランブル生成部
５に送られ、スクランブルがかけられる（Ｓ２２）。こ
こで用いるスクランブル手法は、送信・受信側共に同一
の手法である。スクランブルされた暗証番号（スクラン
ブル暗証番号）は暗証番号記憶部４に保存され（Ｓ２
３）、暗証番号の登録は完了する。複数の送信者からス
クランブルメッセージを受信する人は同様の手順で、他
のメッセージの暗証番号も、全て登録する。
【００３２】次に、受信動作について図４を参照して説
明する。
明する。
【００３３】相手から送信されたメッセージは、送信電
波を受信する受信アンテナ１で捕らえられる（Ｓ１）。
メッセージは受信部２でこのアンテナからの受信信号と
して処理され、受信データ記憶部１４に記憶される。こ
のとき、メッセージ着信があったことを報知部８によっ
て受信者に知らせる。受信したメッセージの形態とし
て、スクランブルのかけられたメッセージと、スクラン
ブルのかかっていない普通のメッセージ（ノーマルメッ
セージ）の２つのタイプのものがある。すなわち、暗証
番号が付されてスクランブルがかけられたメッセージ
と、暗証番号が付されないためスクランブルがかけられ
ないメッセージである。
波を受信する受信アンテナ１で捕らえられる（Ｓ１）。
メッセージは受信部２でこのアンテナからの受信信号と
して処理され、受信データ記憶部１４に記憶される。こ
のとき、メッセージ着信があったことを報知部８によっ
て受信者に知らせる。受信したメッセージの形態とし
て、スクランブルのかけられたメッセージと、スクラン
ブルのかかっていない普通のメッセージ（ノーマルメッ
セージ）の２つのタイプのものがある。すなわち、暗証
番号が付されてスクランブルがかけられたメッセージ
と、暗証番号が付されないためスクランブルがかけられ
ないメッセージである。
【００３４】メッセージ着信の後、メッセージの再生を
行う。受信データ記憶部１４に記憶された受信メッセー
ジは照合部１２にて、事前登録しておいた暗証番号記憶
部４のスクランブル暗証番号と比較される（Ｓ２）。再
生メッセージがスクランブルメッセージである場合、メ
ッセージの先頭部には送信者が送信時に付けた暗証番号
（スクランブルされている）があるため、暗証番号登録
済みのスクランブルメッセージか、それ以外のメッセー
ジかどうかを識別することができる（Ｓ３）。もし、ス
クランブル暗証番号が一致しなければ（Ｓ３、Ｎｏ）、
そのメッセージをそのまま表示部９に表示する（Ｓ
４）。ここで表示されるメッセージは、未登録のスクラ
ンブル暗証番号を持つメッセージ（自分宛でないメッセ
ージ）と、ノーマルメッセージである。未登録のスクラ
ンブル暗証番号を持つメッセージはスクランブルがかか
っているため内容の閲読はできず、他人宛メッセージに
対する秘匿性が守られる。秘匿性を必要としないノーマ
ルメッセージは、そのままメッセージ内容を閲読するこ
とができる。
行う。受信データ記憶部１４に記憶された受信メッセー
ジは照合部１２にて、事前登録しておいた暗証番号記憶
部４のスクランブル暗証番号と比較される（Ｓ２）。再
生メッセージがスクランブルメッセージである場合、メ
ッセージの先頭部には送信者が送信時に付けた暗証番号
（スクランブルされている）があるため、暗証番号登録
済みのスクランブルメッセージか、それ以外のメッセー
ジかどうかを識別することができる（Ｓ３）。もし、ス
クランブル暗証番号が一致しなければ（Ｓ３、Ｎｏ）、
そのメッセージをそのまま表示部９に表示する（Ｓ
４）。ここで表示されるメッセージは、未登録のスクラ
ンブル暗証番号を持つメッセージ（自分宛でないメッセ
ージ）と、ノーマルメッセージである。未登録のスクラ
ンブル暗証番号を持つメッセージはスクランブルがかか
っているため内容の閲読はできず、他人宛メッセージに
対する秘匿性が守られる。秘匿性を必要としないノーマ
ルメッセージは、そのままメッセージ内容を閲読するこ
とができる。
【００３５】スクランブル暗証番号が一致すれば（Ｓ
３、Ｙｅｓ）、スクランブルメッセージは、スクランブ
ル解除部６に送られ、スクランブルが解除される（Ｓ
５）。
３、Ｙｅｓ）、スクランブルメッセージは、スクランブ
ル解除部６に送られ、スクランブルが解除される（Ｓ
５）。
【００３６】次に、このスクランブルを解除したメッセ
ージの表示を行うために、暗証番号の照合を再度行う。
本無線データ通信装置は暗証番号の入力待ち状態にな
り、メッセージ受信者は、入力部７から、送信者から知
らされていた暗証番号を入力する（Ｓ６）。ここではス
クランブルが解除されているため、入力した暗証番号
と、メッセージ先頭部の暗証番号とをそのまま照合部１
２にて照合する（Ｓ７）。照合した結果、番号が一致し
なければ（Ｓ８、Ｎｏ）、暗証番号が異なる旨を表示部
９に表示する（Ｓ９）。照合結果が一致した場合（Ｓ
８、Ｙｅｓ）は、暗証番号を除いたメッセージ部分を表
示部９に表示する（Ｓ１０）。
ージの表示を行うために、暗証番号の照合を再度行う。
本無線データ通信装置は暗証番号の入力待ち状態にな
り、メッセージ受信者は、入力部７から、送信者から知
らされていた暗証番号を入力する（Ｓ６）。ここではス
クランブルが解除されているため、入力した暗証番号
と、メッセージ先頭部の暗証番号とをそのまま照合部１
２にて照合する（Ｓ７）。照合した結果、番号が一致し
なければ（Ｓ８、Ｎｏ）、暗証番号が異なる旨を表示部
９に表示する（Ｓ９）。照合結果が一致した場合（Ｓ
８、Ｙｅｓ）は、暗証番号を除いたメッセージ部分を表
示部９に表示する（Ｓ１０）。
【００３７】暗証番号の入力待ち状態では、表示部９に
て暗証番号の入力待ちを示す表示を行うことが好まし
い。この表示によって、装置の携帯者にとって、受信し
たメッセージに所定の暗証番号が付与されていることが
わかり、メッセージなしのトーンオンリ受信と区別する
ことができる。すなわち、表示部９に受信したメッセー
ジが表示されないので、携帯者に対してメッセージ付か
トーンオンリかを区別させることが好ましい。
て暗証番号の入力待ちを示す表示を行うことが好まし
い。この表示によって、装置の携帯者にとって、受信し
たメッセージに所定の暗証番号が付与されていることが
わかり、メッセージなしのトーンオンリ受信と区別する
ことができる。すなわち、表示部９に受信したメッセー
ジが表示されないので、携帯者に対してメッセージ付か
トーンオンリかを区別させることが好ましい。
【００３８】また、受信したスクランブル暗証番号と記
憶されたスクランブル暗証番号とが一致した場合（Ｓ
３、Ｙｅｓ）、Ｎｏの場合と同様に受信したスクランブ
ルメッセージを表示しても良い。この場合、処理Ｓ３に
おける表示部への制御動作を区別することがないので、
表示部への制御動作を簡略化することができる。そし
て、スクランブル暗証番号が一致するものについては、
暗証番号の入力をうながす表示を一緒に行うことが好ま
しい。
憶されたスクランブル暗証番号とが一致した場合（Ｓ
３、Ｙｅｓ）、Ｎｏの場合と同様に受信したスクランブ
ルメッセージを表示しても良い。この場合、処理Ｓ３に
おける表示部への制御動作を区別することがないので、
表示部への制御動作を簡略化することができる。そし
て、スクランブル暗証番号が一致するものについては、
暗証番号の入力をうながす表示を一緒に行うことが好ま
しい。
【００３９】なお、上述した実施の形態では、受信した
信号については全て処理されるが、一般のページャーシ
ステムのように選択的に受信しても良い。すなわち、送
信側にて、受信すべき装置に固有の呼出番号を入力し、
指定された呼出番号を有する受信機のみが受信して上述
した処理を行っても良い。
信号については全て処理されるが、一般のページャーシ
ステムのように選択的に受信しても良い。すなわち、送
信側にて、受信すべき装置に固有の呼出番号を入力し、
指定された呼出番号を有する受信機のみが受信して上述
した処理を行っても良い。
【００４０】したがって、上述した無線データ通信装置
は、少なくとも個別選択呼出受信機を含む。
は、少なくとも個別選択呼出受信機を含む。
【００４１】また、上述した実施の形態では、装置内に
送受信機能を有しているが、これに限ることなく、ペー
ジャー等の受信装置でも良い。この場合、送信側に、暗
証番号およびメッセージの入力手段と、スクランブル生
成手段と、送信手段を有していれば良い。
送受信機能を有しているが、これに限ることなく、ペー
ジャー等の受信装置でも良い。この場合、送信側に、暗
証番号およびメッセージの入力手段と、スクランブル生
成手段と、送信手段を有していれば良い。
【００４２】さらに、記憶部にスクランブルをかけた暗
証番号が記憶されるが、スクランブルをかけない入力さ
れた暗証番号を記憶することもできる。この場合、受信
したスクランブル暗証番号は、解除された後に記憶され
た暗証番号と照合されることになる。ただし、この場
合、未登録暗証番号でも、スクランブル方法として一種
類のスクランブル方式を採用している場合には、スクラ
ンブルがかかったままで表示はするが解読はされてしま
う。したがって、記憶部に受信して解読されたメッセー
ジが記憶される場合、この記憶部から読出器等を使用し
て、受信したメッセージを見ることができてしまう。
証番号が記憶されるが、スクランブルをかけない入力さ
れた暗証番号を記憶することもできる。この場合、受信
したスクランブル暗証番号は、解除された後に記憶され
た暗証番号と照合されることになる。ただし、この場
合、未登録暗証番号でも、スクランブル方法として一種
類のスクランブル方式を採用している場合には、スクラ
ンブルがかかったままで表示はするが解読はされてしま
う。したがって、記憶部に受信して解読されたメッセー
ジが記憶される場合、この記憶部から読出器等を使用し
て、受信したメッセージを見ることができてしまう。
【００４３】次に本発明の他の好適な実施例について、
図６および７を参照して説明する。
図６および７を参照して説明する。
【００４４】図６は、本発明の無線データ通信装置の第
２の実施例の動作を説明するためのフローチャートであ
り、図７はそのときの送信メッセージのメッセージ構成
例である。なお、無線データ通信装置の形態は図１と同
様である。
２の実施例の動作を説明するためのフローチャートであ
り、図７はそのときの送信メッセージのメッセージ構成
例である。なお、無線データ通信装置の形態は図１と同
様である。
【００４５】メッセージ作成時、メッセージ送信者は、
第１の実施例のときと同手順で入力部７よりメッセージ
の作成を行う。このときのメッセージ構成を、図７に示
す。第１の実施例と異なるところは、送信メッセージデ
ータ中で暗証番号とメッセージの間に送信者の名前情報
が加わることである。メッセージ作成者は、暗証番号の
入力後、既定文字数（例えば４文字）のメッセージ作成
者名を入力する。つまり、送信メッセージには、“暗証
番号”、“名前”、“作成メッセージ”の順で情報が納
められる。メッセージの作成終了後は、第１の実施例の
場合と同様、入力部７よりメッセージ送信指示を入力す
ることにより、作成した暗証番号・名前付きメッセージ
をスクランブル生成部５へ入力し、作成メッセージ全体
にスクランブルをかけ、外部へメッセージを出力する。
第１の実施例のときと同手順で入力部７よりメッセージ
の作成を行う。このときのメッセージ構成を、図７に示
す。第１の実施例と異なるところは、送信メッセージデ
ータ中で暗証番号とメッセージの間に送信者の名前情報
が加わることである。メッセージ作成者は、暗証番号の
入力後、既定文字数（例えば４文字）のメッセージ作成
者名を入力する。つまり、送信メッセージには、“暗証
番号”、“名前”、“作成メッセージ”の順で情報が納
められる。メッセージの作成終了後は、第１の実施例の
場合と同様、入力部７よりメッセージ送信指示を入力す
ることにより、作成した暗証番号・名前付きメッセージ
をスクランブル生成部５へ入力し、作成メッセージ全体
にスクランブルをかけ、外部へメッセージを出力する。
【００４６】メッセージ受信側においても、実施例１の
ときと同様に、相手暗証番号に対し予めスクランブルを
実行（ＳＡ２１、ＳＡ２２）し、暗証番号記憶部４に保
存（ＳＡ２３）しておく。上記の暗証番号・名前付きメ
ッセージを受信し（ＳＡ１）再生する場合、暗証番号の
照合を行い（ＳＡ２）、受信メッセージの暗証番号と暗
証番号記憶部４に登録してある暗証番号の照合は一致し
（ＳＡ３、Ｙｅｓ）、メッセージにかけられたスクラン
ブルは、スクランブル解除部６により全て解除される
（ＳＡ５）。その後、表示部９にメッセージに付加され
ている“名前”データを表示する（ＳＡ６）。メッセー
ジ受信者は、名前を手がかりに、受信メッセージに付け
られた暗証番号を判断し入力部７より入力する（ＳＡ
７）。
ときと同様に、相手暗証番号に対し予めスクランブルを
実行（ＳＡ２１、ＳＡ２２）し、暗証番号記憶部４に保
存（ＳＡ２３）しておく。上記の暗証番号・名前付きメ
ッセージを受信し（ＳＡ１）再生する場合、暗証番号の
照合を行い（ＳＡ２）、受信メッセージの暗証番号と暗
証番号記憶部４に登録してある暗証番号の照合は一致し
（ＳＡ３、Ｙｅｓ）、メッセージにかけられたスクラン
ブルは、スクランブル解除部６により全て解除される
（ＳＡ５）。その後、表示部９にメッセージに付加され
ている“名前”データを表示する（ＳＡ６）。メッセー
ジ受信者は、名前を手がかりに、受信メッセージに付け
られた暗証番号を判断し入力部７より入力する（ＳＡ
７）。
【００４７】以後の動作は、第１の実施例の場合と全く
同じであるため、冗長を避けるため省略する。
同じであるため、冗長を避けるため省略する。
【００４８】次に本発明のさらに他の実施例について、
図８を参照して説明する。
図８を参照して説明する。
【００４９】図８は、無線データ通信装置の第３の実施
例の動作を説明するためのフローチャートである。送信
メッセージのメッセージ構成例は、第１の実施例のとき
と同様で図４に示す。無線データ通信装置の形態につい
ても図１と同様である。
例の動作を説明するためのフローチャートである。送信
メッセージのメッセージ構成例は、第１の実施例のとき
と同様で図４に示す。無線データ通信装置の形態につい
ても図１と同様である。
【００５０】第３の実施例では、スクランブルメッセー
ジのスクランブル解除後の名前表示のための名前情報を
第２の実施例のようにメッセージ作成者がメッセージに
名前情報を付加することで持たせるのではなく、受信者
が本無線データ通信装置の暗証番号記憶部４にスクラン
ブル暗証番号を登録する（ＳＢ２１〜ＳＢ２３）し更に
その暗証番号の持ち主名を名前情報として入力し（ＳＢ
２４）暗証番号記憶部４に記憶する（ＳＢ２５）ことに
より持たせる。これにより、スクランブル暗証番号の照
合一致（ＳＢ３、Ｙｅｓ）後の名前表示は、照合（ＳＢ
２）で一致した暗証番号の持ち主名を表示する（ＳＢ
６）ことにより実現させる。他の操作は、第２の実施例
と同様であるため、冗長を避けるため、その説明を省略
する。
ジのスクランブル解除後の名前表示のための名前情報を
第２の実施例のようにメッセージ作成者がメッセージに
名前情報を付加することで持たせるのではなく、受信者
が本無線データ通信装置の暗証番号記憶部４にスクラン
ブル暗証番号を登録する（ＳＢ２１〜ＳＢ２３）し更に
その暗証番号の持ち主名を名前情報として入力し（ＳＢ
２４）暗証番号記憶部４に記憶する（ＳＢ２５）ことに
より持たせる。これにより、スクランブル暗証番号の照
合一致（ＳＢ３、Ｙｅｓ）後の名前表示は、照合（ＳＢ
２）で一致した暗証番号の持ち主名を表示する（ＳＢ
６）ことにより実現させる。他の操作は、第２の実施例
と同様であるため、冗長を避けるため、その説明を省略
する。
【００５１】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明では、メ
ッセージ送信者が送信メッセージにスクランブルをか
け、且つ、自らがそのスクランブルを解除するための暗
証番号を送信メッセージに付加することにより、電話番
号誤りなどで他人へメッセージを誤送信した場合、その
メッセージを読まれる心配が無くなる。また、目的の受
信機でメッセージを受信しても、メッセージ再生時に利
用者がメッセージ表示のための暗証番号入力することに
より、暗証番号既知者のみしかスクランブルメッセージ
の解読が行えず、メッセージの無断読出防止、メッセー
ジ送信者の親展者通信が確約されプライバシーの保護が
可能になる。
ッセージ送信者が送信メッセージにスクランブルをか
け、且つ、自らがそのスクランブルを解除するための暗
証番号を送信メッセージに付加することにより、電話番
号誤りなどで他人へメッセージを誤送信した場合、その
メッセージを読まれる心配が無くなる。また、目的の受
信機でメッセージを受信しても、メッセージ再生時に利
用者がメッセージ表示のための暗証番号入力することに
より、暗証番号既知者のみしかスクランブルメッセージ
の解読が行えず、メッセージの無断読出防止、メッセー
ジ送信者の親展者通信が確約されプライバシーの保護が
可能になる。
【００５２】その理由は、送信者がメッセージに自由に
暗証番号をつけれるため、暗証番号を予め通知された者
のみしかそのメッセージを表示させることができないか
らである。
暗証番号をつけれるため、暗証番号を予め通知された者
のみしかそのメッセージを表示させることができないか
らである。
【００５３】また、本発明では、メッセージにスクラン
ブルをかけるかどうかは、メッセージ送信者の判断に委
ねられ、秘匿性を不必要と判断すればいつでもノーマル
メッセージを送信することができ、扱うメッセージの形
態を選ばない効果が得られる。
ブルをかけるかどうかは、メッセージ送信者の判断に委
ねられ、秘匿性を不必要と判断すればいつでもノーマル
メッセージを送信することができ、扱うメッセージの形
態を選ばない効果が得られる。
【００５４】その理由は、スクランブル解除のための暗
証番号の照合部において、結果不一致のメッセージはそ
のままメッセージを表示させ、且つ、メッセージに付加
した暗証番号は、メッセージの再生だけを制限するもの
ではなくメッセージのスクランブル解除をするためのも
のでもあるため、照合結果不一致で表示部に表示されて
もスクランブルメッセージは内容を理解できないため、
暗証番号がなく照合結果が必然的に不一致になるノーマ
ルメッセージをスクランブルメッセージと同列に扱うこ
とができるからである。
証番号の照合部において、結果不一致のメッセージはそ
のままメッセージを表示させ、且つ、メッセージに付加
した暗証番号は、メッセージの再生だけを制限するもの
ではなくメッセージのスクランブル解除をするためのも
のでもあるため、照合結果不一致で表示部に表示されて
もスクランブルメッセージは内容を理解できないため、
暗証番号がなく照合結果が必然的に不一致になるノーマ
ルメッセージをスクランブルメッセージと同列に扱うこ
とができるからである。
【図１】本発明の好適な実施の一形態を示すブロック図
である。
である。
【図２】図１に示した無線データ通信装置の好適な一例
のメッセージ送信動作を説明するためのフローチャート
である。
のメッセージ送信動作を説明するためのフローチャート
である。
【図３】図１に示した一形態の暗証番号登録動作の好適
な一例を説明するためのフローチャートである。
な一例を説明するためのフローチャートである。
【図４】図１に示した無線データ通信装置の好適な一例
のメッセージ受信・再生動作を説明するためのフローチ
ャートである。
のメッセージ受信・再生動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図５】暗証番号付きメッセージのメッセージ構成図で
ある。
ある。
【図６】本発明の無線データ通信装置の第２の実施例の
動作を説明するためのフローチャートである。
動作を説明するためのフローチャートである。
【図７】スクランブルメッセージの第２の実施例のメッ
セージ構成を示す構成図である。
セージ構成を示す構成図である。
【図８】本発明の無線データ通信装置の第３の実施例の
動作を説明するためのフローチャートである。
動作を説明するためのフローチャートである。
【図９】従来の技術の一例を示すメッセージ情報受信装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
【図１０】従来技術におけるメッセージ情報の送信信号
フォーマット図の一例である。
フォーマット図の一例である。
１ 受信アンテナ ２ 受信部 ３ 制御部 ４ 暗証番号記憶部 ５ スクランブル生成部 ６ スクランブル解除部 ７ 入力部 ８ 報知部 ９ 表示部 １０ ＤＴＭＦ音生成部 １１ ＤＴＭＦ音出力部 １２ 照合部 １３ 送信部 １４ 受信データ記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G09C 1/00 - 5/00 H04K 1/00 - 3/00 H04L 9/00 H04H 1/00 H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/02 - 7/38 H04N 7/00
Claims (12)
- 【請求項１】 スクランブルされた暗証番号およびメッ
セージを含む無線信号を受信する受信手段と、 入力手段と、 前記入力手段から入力された暗証番号にスクランブルを
かけるスクランブル生成手段と、 前記スクランブル生成手段にてスクランブルされた入力
暗証番号を記憶する記憶手段と、 前記受信手段にて受信したスクランブルされた暗証番号
と前記スクランブルされた入力暗証番号とを照合する照
合手段と、 前記照合手段にて一致の場合、前記受信手段にて受信さ
れたスクランブルされたメッセージのスクランブルを解
除して受信メッセージを生成するスクランブル解除手段
とを有することを特徴とする無線データ通信装置。 - 【請求項２】 さらに、前記スクランブル解除手段から
の受信メッセージを表示する表示手段を有することを特
徴とする請求項１記載の無線データ通信装置。 - 【請求項３】 前記表示手段は、前記照合手段にて不一
致の場合、前記受信したスクランブルされたメッセージ
を表示することを特徴とする請求項２記載の無線データ
通信装置。 - 【請求項４】 さらに、前記入力手段から入力されたメ
ッセージと暗証番号とを前記スクランブル生成手段にて
スクランブルをかけ、前記スクランブル生成手段からの
出力信号を送信する送信手段を有することを特徴とする
請求項１記載の無線データ通信装置。 - 【請求項５】 前記照合手段における照合にて一致の場
合、受信したメッセージの表示のため前記入力手段より
暗証番号の入力を促し、前記照合手段にて前記入力手段
からの暗証番号と、受信した暗証番号とを照合し、一致
の場合に前記表示部に前記受信したメッセージを表示す
ることを特徴とする請求項２記載の無線データ通信装
置。 - 【請求項６】 前記無線信号には、さらにスクランブル
された名前が含まれ、前記スクランブル解除手段にてス
クランブル解除の後、前記名前を前記表示部に表示する
ことを特徴とする請求項２記載の無線データ通信装置。 - 【請求項７】 前記表示部に前記名前が表示された際、
前記入力手段より暗証番号の入力待ち状態となることを
特徴とする請求項６記載の無線データ通信装置。 - 【請求項８】 スクランブルされた暗証番号およびメッ
セージを含む無線信号を受信する受信手段と、 入力手段と、 前記入力手段から入力された暗証番号にスクランブルを
かけるスクランブル生成手段と、 前記スクランブル生成手段にてスクランブルされた入力
暗証番号と前記受信手段にて受信したスクランブルされ
た暗証番号とを照合する照合手段と、 前記照合手段にて一致の場合、前記受信手段にて受信さ
れたスクランブルされたメッセージのスクランブルを解
除して受信メッセージを生成するスクランブル解除手段
とを有することを特徴とする無線データ通信装置。 - 【請求項９】 さらに、前記スクランブル解除手段から
の受信メッセージを表示する表示手段を有することを特
徴とする請求項８記載の無線データ通信装置。 - 【請求項１０】 無線信号を受信して復調する受信手段
と、 前記無線信号に暗証番号が含まれていない場合、前記無
線信号に含まれるメッセージを表示する表示手段と、 前記無線信号に暗証番号が含まれている場合に、前記無
線信号に含まれたメッセージにかけられたスクランブル
を解除することなく前記表示手段に表示する制御手段と
を備え、 前記制御手段は、前記無線信号に予め登録された暗証番
号が含まれている場合には、入力手段からの暗証番号入
力待ち状態となることを特徴とする無線データ通信。 - 【請求項１１】 前記入力手段からの暗証番号が前記無
線信号に含まれる暗証番号と一致する場合、前記無線信
号に含まれるメッセージのスクランブルを解除して前記
表示手段に表示することを特徴とする請求項１０記載の
無線データ通信。 - 【請求項１２】 前記制御手段は、前記無線信号に予め
登録された暗証番号が含まれている場合に、前記無線信
号に含まれる発信者を示す名前を前記表示部に表示する
ことを特徴とする請求項１１記載の無線データ通信。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9142179A JP3060996B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 無線データ通信装置 |
| KR1019980019734A KR100296000B1 (ko) | 1997-05-30 | 1998-05-29 | 무선데이터송신장치 |
| US09/087,300 US6594362B2 (en) | 1997-05-30 | 1998-05-29 | Radio data transmission apparatus |
| CN98109513A CN1097352C (zh) | 1997-05-30 | 1998-05-29 | 无线数据通信装置 |
| GB9811682A GB2327520B (en) | 1997-05-30 | 1998-05-29 | Radio apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9142179A JP3060996B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 無線データ通信装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10336171A JPH10336171A (ja) | 1998-12-18 |
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Family
ID=15309215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9142179A Expired - Fee Related JP3060996B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 無線データ通信装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
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| JP (1) | JP3060996B2 (ja) |
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| KR100458450B1 (ko) * | 2002-07-03 | 2004-11-26 | (주)테크미디어디지털씨큐리티 | 정보 보호용 무선통신 단말기 및 그 방법 |
| KR20050027679A (ko) * | 2003-09-16 | 2005-03-21 | 삼성전자주식회사 | 이동통신시스템에서 고속 패킷 데이터 송/수신장치 및 방법 |
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|---|---|---|---|---|
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| US5237614A (en) * | 1991-06-07 | 1993-08-17 | Security Dynamics Technologies, Inc. | Integrated network security system |
| US5199072A (en) * | 1992-02-03 | 1993-03-30 | Motorola, Inc. | Method and apparatus for restricting access within a wireless local area network |
| US5491752A (en) * | 1993-03-18 | 1996-02-13 | Digital Equipment Corporation, Patent Law Group | System for increasing the difficulty of password guessing attacks in a distributed authentication scheme employing authentication tokens |
| US5369706A (en) * | 1993-11-05 | 1994-11-29 | United Technologies Automotive, Inc. | Resynchronizing transmitters to receivers for secure vehicle entry using cryptography or rolling code |
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| DE19542910B4 (de) * | 1995-11-17 | 2005-01-05 | Deutsche Telekom Ag | Verfahren und Vorrichtung zum Schutz gespeicherter Daten |
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