JP3060911U - 幼児用多機能リュック - Google Patents

幼児用多機能リュック

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JP3060911U
JP3060911U JP1999000190U JP19099U JP3060911U JP 3060911 U JP3060911 U JP 3060911U JP 1999000190 U JP1999000190 U JP 1999000190U JP 19099 U JP19099 U JP 19099U JP 3060911 U JP3060911 U JP 3060911U
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JP1999000190U
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中道 曹
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中道 曹
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幼児用多機能リュックの提供。 【解決手段】 本考案の幼児用多機能リュックは、分離
可能に連結された一つの袋体と一つの片体を具え、該片
体の四つの角部にそれぞれ雌形係止手段を具えた第2連
接帯が設けられ、片体を幼児が背負って袋体を取り外し
た時に、二つの付属連接帯とそれに対応する側の第2連
接帯を相互に止め合せ、付属連接帯をそれぞれ自動車の
シートベルトの雄形係止手段と雌形係止手段に連接する
ことで、自動車のシートベルトを体積の比較的小さい幼
児に適用可能なものとなすことができるものとされてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種の幼児用多機能リュックに関し、特にリュックサックとしての通 常の機能と自動車のシートベルトとの連接機能を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に幼児用リュックは、袋体の両側にショルダーバンドが設けられて両腕を 通して袋体を背負えるようにしてある。このような構造のリュックはショルダー バンド間が相互に連接されておらず、このため滑り落ちやすく、使用上不便であ った。また、一般の自動車のシートベルトは成人用に設計されており、このため その束縛の範囲が比較的大きく、体の小さい幼児には適用できず、幼児を車に乗 せる時には別に適当な安全保護措置を講じる必要があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は一種の幼児用多機能リュックを提供することを課題とし、それは、一 つの袋体と一つの片体を具え、該袋体及び片体の周縁に、それぞれ連結用のスラ イドファスナーが設けられ、該片体の上方に交差状を呈し且つ前端に雌形係止手 段を具えたショルダーバンドが設けられ、下方両側に雄形係止手段を具えた第1 連接帯が設けられ、該ショルダーバンドと該第1連接帯が止め合わされる時に、 幼児が背負うのに供されてショルダーバンドの交差牽制構造により滑落を防止で きるようにしてあるものとする。
【0004】 本考案また、一種の幼児用多機能リュックを提供することを課題とし、それは 、上記片体の四つの角部にそれぞれ雌形係止手段を具えた第2連接帯が設けられ 、片体を幼児が背負って袋体を取り外した時に、二つの付属連接帯とそれに対応 する側の第2連接帯を相互に止め合せ、付属連接帯をそれぞれ自動車のシートベ ルトの雄形係止手段と雌形係止手段に連接することで、自動車のシートベルトを 体積の比較的小さい幼児に適用可能となすものとする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、一つの袋体1と一つの片体2を具え、該袋体1及び片体2 の周縁に相互に連接可能なスライドファスナー11、21が設けられ、該片体2 の上部に交差状のショルダーバンド22の上端が連接されており、該ショルダー バンド22の下端の水平部221の両端それぞれに雌形係止手段222、223 が設けられ、該片体2の下部両側に前端に雄形係止手段231、241を具えた 第1連接帯23、24が連接され、該片体2が該スライドファスナーで該袋体1 に連結されてショルダーバンド22の水平部221両端の雌形係止手段222、 223を両側の第1連接帯23、24の雄形係止手段231、241に係合させ ることでリュックとして使用可能であり、片体2の上下の四つの角部に、第2連 接帯25、26、27、28が設けられ、これら第2連接帯25、26、27、 28の前端にそれぞれ雌形係止手段251、261、271、281が設けられ 、該片体2が袋体1より分離されて、自動車のシートベルトに合わせて設計され た係止手段291、292を具えた二つの付属連接帯29、30が、シートベル トに対応する上下の第2連接帯に止め合わされて付属連接帯のもう一端が自動車 のシートベルト3の雌形係止手段と雄形係止手段に連結されることで、幼児用シ ートベルトを形成可能であるようにして構成された、幼児用多機能リュックとし ている。
【0006】 請求項2の考案は、前記第3連接帯29、30の一端に第2連接帯25、26 、27、28との連結用の雄形係止手段292、302が設けられ、一方の第3 連接帯29のもう一端に自動車のシートベルト3の雄形係止手段と連結可能な雌 形係止手段が設けられ、もう一方の第3連接帯30のもう一端に自動車の雌形係 止手段と連結可能な雄形係止手段が設けられたことを特徴とする、請求項1に記 載の幼児用多機能リュックとしている。
【0007】
【考案の実施の形態】
図1、2に示されるように、本考案は一つの袋体1と一つの片体2を具え、該 袋体1及び片体2の周縁に相互に連接可能なスライドファスナー11、21が設 けられ、片体2の上部に交差状のショルダーバンド22が設けられ、ショルダー バンド22の下端の水平部221の両端それぞれに雌形係止手段222、223 が設けられ、片体2の下部両側に前端に雄形係止手段231、241を具えた第 1連接帯23、24が連接され、片体2がスライドファスナーで袋体1に連結さ れてショルダーバンド22の水平部221両端の雌形係止手段222、223を 両側の第1連接帯23、24の雄形係止手段231、241に係合させてショル ダーバンド22と第1連接帯23、24で囲まれた部分に幼児が腕を通すことで 、リュックの作用を形成するようにしてあり、且つショルダーバンド22は交差 状を呈して相互牽制作用を有するため、リュックの滑落が防止される。
【0008】 片体2の上下の四つの角部に、第2連接帯25、26、27、28が設けられ 、これら第2連接帯25、26、27、28の前端にそれぞれ雌形係止手段25 1、261、271、281が設けられ、これら第2連接帯25、26、27、 28の雌形係止手段251、261、271、281は自動車のシートベルトに 合わせて設計された係止手段291、292を具えた付属連接帯29、30に連 接可能とされ、付属連接帯29、30ががそれぞれ自動車のシートベルト3の雄 形係止手段31と雌形係止手段32に連結されることで、シートベルト3が幼児 に適用可能となる。
【0009】 図3に示されるように、本考案はリュックとして使用される時、袋体1と片体 2が結合され、使用者が腕をショルダーバンド22の水平部221の上方に通す ことで背負うことができる。該ショルダーバンド22は使用者の胸の前で交差し て牽制作用を形成するため、リュックの滑落が防止される。
【0010】 図4に示されるように、本考案はシートベルト3と組み合わせて使用される時 、片体2が幼児の背後に背負われ、並びに袋体1が取り外され、さらに付属連接 帯29、30の雄形係止手段292、302がそれぞれ第2連接帯27、26に 連接され、付属連接帯29、30の別端が自動車のシートベルト3の係止手段2 91、292に連結され、これによりシートベルト3の雄形係止手段31が付属 連接帯29の雌形係止手段291に、もう一つの付属連接帯30がその雄形係止 手段301でシートベルト3の雌形係止手段32に止め合わされて、シートベル ト3が体の小さい幼児にも適用されるものとなる(図4中、A参照)。当然、自 動車のシートベルトの方向が個青成る時には、付属連接帯29、30をそれぞれ 別側の連結帯25、28に連接すれば、同様にシートベルト3の使用効果を達成 できる(図4中、B参照)。
【0011】
【考案の効果】
総合すると、本考案は交差状のショルダーバンドを具えた片体を袋体と結合さ せる時にリュックとして使用可能で、片体を袋体と分離すると共に付属連接帯を 利用することで、自動車のシートベルトを幼児用シートベルトとなすのに使用で き、新規性、実用性及び産業上の利用価値を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案のリュックとして使用する状態表示図で
ある。
【図4】本考案をシートベルトとして使用する状態表示
図である。
【符号の説明】
1 袋体 11 スライドファスナー 2 片体 21 スライドファスナー 22 ショルダーバンド 221 水平部 222、223 雌形係止手段 23、24 第1連接帯 231、241 雄形係止手段 25、26、27、28 第2連接帯 251、261、271、281 雌形係止手段 29、30 付属連接帯 291、301 係止手段 292、302 雄形係止手段 3 シートベルト 32 シートベルト雌形係止手段 31 シートベルト雄形係止手段

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの袋体1と一つの片体2を具え、該
    袋体1及び片体2の周縁に相互に連接可能なスライドフ
    ァスナー11、21が設けられ、該片体2の上部に交差
    状のショルダーバンド22の上端が連接されており、該
    ショルダーバンド22の下端の水平部221の両端それ
    ぞれに雌形係止手段222、223が設けられ、該片体
    2の下部両側に前端に雄形係止手段231、241を具
    えた第1連接帯23、24が連接され、該片体2が該ス
    ライドファスナーで該袋体1に連結されてショルダーバ
    ンド22の水平部221両端の雌形係止手段222、2
    23を両側の第1連接帯23、24の雄形係止手段23
    1、241に係合させることでリュックとして使用可能
    であり、片体2の上下の四つの角部に、第2連接帯2
    5、26、27、28が設けられ、これら第2連接帯2
    5、26、27、28の前端にそれぞれ雌形係止手段2
    51、261、271、281が設けられ、該片体2が
    袋体1より分離されて、自動車のシートベルトに合わせ
    て設計された係止手段291、292を具えた二つの付
    属連接帯29、30が、シートベルトに対応する上下の
    第2連接帯に止め合わされて付属連接帯のもう一端が自
    動車のシートベルト3の雌形係止手段と雄形係止手段に
    連結されることで、幼児用シートベルトを形成可能であ
    るようにして構成された、幼児用多機能リュック。
  2. 【請求項2】 前記第3連接帯29、30の一端に第2
    連接帯25、26、27、28との連結用の雄形係止手
    段292、302が設けられ、一方の第3連接帯29の
    もう一端に自動車のシートベルト3の雄形係止手段と連
    結可能な雌形係止手段が設けられ、もう一方の第3連接
    帯30のもう一端に自動車の雌形係止手段と連結可能な
    雄形係止手段が設けられたことを特徴とする、請求項1
    に記載の幼児用多機能リュック。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002058536A (ja) * 2000-08-17 2002-02-26 Ikeda Chikyu:Kk 背負いバッグ
JP2018038768A (ja) * 2016-09-10 2018-03-15 株式会社アド リュックサック

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