JP3060730B2 - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
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- JP3060730B2 JP3060730B2 JP4197754A JP19775492A JP3060730B2 JP 3060730 B2 JP3060730 B2 JP 3060730B2 JP 4197754 A JP4197754 A JP 4197754A JP 19775492 A JP19775492 A JP 19775492A JP 3060730 B2 JP3060730 B2 JP 3060730B2
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- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、バ−ナの燃焼本数が変
化しても常に最適な風量制御を行う燃焼装置に関するも
のである。
化しても常に最適な風量制御を行う燃焼装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば実開平３−５０５０号公報
に示されるように、燃料量の供給制御手段と、燃焼用空
気を供給する送風機と、送風機から供給される風量を検
出する風量センサと、燃料量に対応した一定の風量を常
に供給するように風量センサからの信号によって送風機
を制御するコントロ−ラとからなる燃焼装置は公知であ
り、このような燃焼装置は風量を直接的に検出するので
常に燃料量に対応した風量を与えることができ最適燃焼
を得ることができる。
に示されるように、燃料量の供給制御手段と、燃焼用空
気を供給する送風機と、送風機から供給される風量を検
出する風量センサと、燃料量に対応した一定の風量を常
に供給するように風量センサからの信号によって送風機
を制御するコントロ−ラとからなる燃焼装置は公知であ
り、このような燃焼装置は風量を直接的に検出するので
常に燃料量に対応した風量を与えることができ最適燃焼
を得ることができる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来例
は単体のバ−ナであるが、バ−ナが多数の燃焼管を並設
してなるバ−ナである場合は、風量センサに流速センサ
を用いて燃焼用空気を制御する際、センサ設置部が一様
な流速分布をもった流れでないときに流通経路の抵抗状
態によってその流速分布が変化し、流速と総風量との相
関が変わる場合がある。そのため、燃焼管本数の切替で
燃焼能力切替を行う場合、最適燃焼が得られないことが
ある。
は単体のバ−ナであるが、バ−ナが多数の燃焼管を並設
してなるバ−ナである場合は、風量センサに流速センサ
を用いて燃焼用空気を制御する際、センサ設置部が一様
な流速分布をもった流れでないときに流通経路の抵抗状
態によってその流速分布が変化し、流速と総風量との相
関が変わる場合がある。そのため、燃焼管本数の切替で
燃焼能力切替を行う場合、最適燃焼が得られないことが
ある。
【０００４】本発明は上記問題点を解消し、燃焼管を並
設したバ−ナの場合も、燃焼本数の切替に対応した風量
制御ができ、最適燃焼を得ることができる燃焼装置の提
供を目的とするものである。
設したバ−ナの場合も、燃焼本数の切替に対応した風量
制御ができ、最適燃焼を得ることができる燃焼装置の提
供を目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、燃焼管を並設したバ−ナと、燃焼用空気を
供給するファンと、ガス供給路に設けた比例弁、切替電
磁弁とを備え、比例弁出力に応じて設定される風量設定
値とフロ−センサの出力とに基づいてファンの付勢量を
制御し、かつ必要に応じてバ−ナの燃焼本数を切替える
ものにおいて、前記バ−ナの燃焼本数の切替えに対応し
て風量設定値と比例弁出力の相関テ−ブルも切替えてフ
ァンの付勢量を制御するようにしたことを特徴としてい
る。
するために、燃焼管を並設したバ−ナと、燃焼用空気を
供給するファンと、ガス供給路に設けた比例弁、切替電
磁弁とを備え、比例弁出力に応じて設定される風量設定
値とフロ−センサの出力とに基づいてファンの付勢量を
制御し、かつ必要に応じてバ−ナの燃焼本数を切替える
ものにおいて、前記バ−ナの燃焼本数の切替えに対応し
て風量設定値と比例弁出力の相関テ−ブルも切替えてフ
ァンの付勢量を制御するようにしたことを特徴としてい
る。
【０００６】
【作用】切替電磁弁ＯＦＦ状態時のバ−ナ燃焼本数が全
本数のときの風量設定値と比例弁出力との相関テ−ブル
と、切替電磁弁ＯＮ状態時のバ−ナ燃焼本数減のときの
上記相関テ−ブルとを、切替電磁弁の切替えに対応して
切替え、燃焼本数に適合した風量設定値とフロ−センサ
の出力とに基づいてファンの付勢量を制御する。
本数のときの風量設定値と比例弁出力との相関テ−ブル
と、切替電磁弁ＯＮ状態時のバ−ナ燃焼本数減のときの
上記相関テ−ブルとを、切替電磁弁の切替えに対応して
切替え、燃焼本数に適合した風量設定値とフロ−センサ
の出力とに基づいてファンの付勢量を制御する。
【０００７】従って燃焼本数に対応した風量制御がで
き、最適燃焼を得る。
き、最適燃焼を得る。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の一実施例を示す概略構成図で
あり、１は給湯器で、熱交換器２、燃焼管を並設したバ
−ナ３および燃焼用空気を供給するファン４を備えてい
る。５はファンモ−タ、６はファン４の吐出部７に設置
し、ファン４から供給される風量を検出する熱線式のフ
ロ−センサである。バ−ナ３へのガス供給路８には元電
磁弁９、比例弁１０、メ−ン電磁弁１１、燃焼本数を切
替える切替電磁弁１２を設けてある。１３はコントロ−
ラであり、図示しない湯温設定器、出湯サ−ミスタ１
４、フロ−センサ６等の信号を入力し、比例弁１０、フ
ァンモ−タ５等の制御信号を出力する。１５は残火安全
装置、１６は過熱防止装置である。
あり、１は給湯器で、熱交換器２、燃焼管を並設したバ
−ナ３および燃焼用空気を供給するファン４を備えてい
る。５はファンモ−タ、６はファン４の吐出部７に設置
し、ファン４から供給される風量を検出する熱線式のフ
ロ−センサである。バ−ナ３へのガス供給路８には元電
磁弁９、比例弁１０、メ−ン電磁弁１１、燃焼本数を切
替える切替電磁弁１２を設けてある。１３はコントロ−
ラであり、図示しない湯温設定器、出湯サ−ミスタ１
４、フロ−センサ６等の信号を入力し、比例弁１０、フ
ァンモ−タ５等の制御信号を出力する。１５は残火安全
装置、１６は過熱防止装置である。
【０００９】図２は本発明の風量制御のための構成を示
すブロック図であり、コントロ−ラ１３内に能力切替電
磁弁制御部２１、比例弁制御部２２、ファンモ−タ制御
部２３を設けてあり、出湯湯温を設定する湯温設定器２
４と出湯サ−ミスタ１４の検出湯温の出力信号を能力演
算部２５に入力して演算し、その結果を能力切替電磁弁
制御部２１、比例弁制御部２２に入力して能力切替電磁
弁１２および比例弁１０を制御すると共に、ファンモ−
タ制御部２３にはフロ−センサ６、比例弁制御部２２の
出力が入力されており、比例弁１０の制御出力、即ち燃
料量に対応して風量設定値が設定され、この設定値とフ
ロ−センサ６の検出出力とに基づいてファンモ−タ５の
回転数を制御する。
すブロック図であり、コントロ−ラ１３内に能力切替電
磁弁制御部２１、比例弁制御部２２、ファンモ−タ制御
部２３を設けてあり、出湯湯温を設定する湯温設定器２
４と出湯サ−ミスタ１４の検出湯温の出力信号を能力演
算部２５に入力して演算し、その結果を能力切替電磁弁
制御部２１、比例弁制御部２２に入力して能力切替電磁
弁１２および比例弁１０を制御すると共に、ファンモ−
タ制御部２３にはフロ−センサ６、比例弁制御部２２の
出力が入力されており、比例弁１０の制御出力、即ち燃
料量に対応して風量設定値が設定され、この設定値とフ
ロ−センサ６の検出出力とに基づいてファンモ−タ５の
回転数を制御する。
【００１０】図３は、風量設定値と比例弁出力との関係
を示す風量制御相関線図であり、風量制御相関線Ａは切
替電磁弁１２のＯＮ時（燃焼本数減）、風量制御相関線
Ｂは切替電磁弁１２のＯＦＦ時（全本数燃焼）を示すも
のである。切替電磁弁１２ＯＮ状態の能力範囲であれ
ば、風量設定値は相関線Ａから比例弁出力に応じて設定
され、切替電磁弁１２ＯＦＦ状態のときは、相関線Ｂか
ら設定される。このように、切替電磁弁１２のＯＮ、Ｏ
ＦＦによるバ−ナの燃焼本数の切替えに対応して風量設
定値と比例弁出力の相関テ−ブルを切替えてファン回転
数を制御する。
を示す風量制御相関線図であり、風量制御相関線Ａは切
替電磁弁１２のＯＮ時（燃焼本数減）、風量制御相関線
Ｂは切替電磁弁１２のＯＦＦ時（全本数燃焼）を示すも
のである。切替電磁弁１２ＯＮ状態の能力範囲であれ
ば、風量設定値は相関線Ａから比例弁出力に応じて設定
され、切替電磁弁１２ＯＦＦ状態のときは、相関線Ｂか
ら設定される。このように、切替電磁弁１２のＯＮ、Ｏ
ＦＦによるバ−ナの燃焼本数の切替えに対応して風量設
定値と比例弁出力の相関テ−ブルを切替えてファン回転
数を制御する。
【００１１】従って、バ−ナの燃焼本数の切替えに対応
した風量制御ができる。
した風量制御ができる。
【００１２】尚、本実施例では、図示しない回転数セン
サでファンの回転数を検知し、風量設定値とフロ−セン
サ出力とに基づいてファンの回転数を増減するようにし
ているが、回転数センサは必ずしも必要ではなく、単に
ファンモ−タに印加する電圧、あるいは、いわゆる位相
制御の場合は位相角を制御すればよい。
サでファンの回転数を検知し、風量設定値とフロ−セン
サ出力とに基づいてファンの回転数を増減するようにし
ているが、回転数センサは必ずしも必要ではなく、単に
ファンモ−タに印加する電圧、あるいは、いわゆる位相
制御の場合は位相角を制御すればよい。
【００１３】
【発明の効果】本発明は以上のように、バ−ナの燃焼本
数の切替えに対応して風量設定値と比例弁出力の相関テ
−ブルも切替えてファンの付勢量を制御するようにした
ので、バ−ナの燃焼本数に応じて風量の制御を変えるこ
とができ、最適な燃焼風量が得られる。
数の切替えに対応して風量設定値と比例弁出力の相関テ
−ブルも切替えてファンの付勢量を制御するようにした
ので、バ−ナの燃焼本数に応じて風量の制御を変えるこ
とができ、最適な燃焼風量が得られる。
【図１】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図２】本発明の風量制御のための構成を示すブロック
図である。
図である。
【図３】風量設定値と比例弁出力との関係を示す風量制
御相関線図である。
御相関線図である。
３ バ−ナ ４ ファン ５ ファンモ−タ ６ フロ−センサ １０ 比例弁 １２ 切替電磁弁 １３ コントロ−ラ
フロントページの続き (72)発明者 石角 正光 兵庫県神戸市中央区明石町32番地株式会 社ノ−リツ内 審査官 井上 茂夫 (56)参考文献 特開 平１−167524（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−137414（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F23N 1/02 F23N 5/18 F23N 3/08
Claims (1)
- 【請求項１】 燃焼管を並設したバ−ナと、燃焼用空気
を供給するファンと、ガス供給路に設けた比例弁、切替
電磁弁とを備え、比例弁出力に応じて設定される風量設
定値とフロ−センサの出力とに基づいてファンの付勢量
を制御し、かつ必要に応じてバ−ナの燃焼本数を切替え
るものにおいて、前記バ−ナの燃焼本数の切替えに対応
して風量設定値と比例弁出力の相関テ−ブルも切替えて
ファンの付勢量を制御するようにしたことを特徴とする
燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4197754A JP3060730B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4197754A JP3060730B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618022A JPH0618022A (ja) | 1994-01-25 |
| JP3060730B2 true JP3060730B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=16379793
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4197754A Expired - Fee Related JP3060730B2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3060730B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19711151A1 (de) * | 1997-03-18 | 1998-09-24 | Bosch Gmbh Robert | Gasheizgerät, insbesondere für Wassererhitzer |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4197754A patent/JP3060730B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0618022A (ja) | 1994-01-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |