JP3060382U - ディスポ―ザブル容器 - Google Patents
ディスポ―ザブル容器Info
- Publication number
- JP3060382U JP3060382U JP1998010428U JP1042898U JP3060382U JP 3060382 U JP3060382 U JP 3060382U JP 1998010428 U JP1998010428 U JP 1998010428U JP 1042898 U JP1042898 U JP 1042898U JP 3060382 U JP3060382 U JP 3060382U
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- JP
- Japan
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- paper
- recycled
- water
- cardboard
- soluble
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 病院、老人健康施設等施設等などで主に便、
尿、喀痰、膿等を受けてそのまま機械で廃棄処理する等
のときに使用する、水で溶ける再生紙により得た環境に
やさしい新規のディスポーザブル容器を提供する。 【解決手段】 新聞、雑誌等のリサイクル古紙を水溶性
バインダー入りの溶解パルプ状とすることにより得た再
生の溶解パルプ状物を以てボール紙等板紙と包装用紙程
度の厚さの用紙とを構成し、板紙を以てトップ枠板等一
部分用部材をまた用紙を以て容器本体等他部分部材をそ
れぞれ構成し、これ等一部分用部材、他部分用部材を相
互に止着して得たものである。
尿、喀痰、膿等を受けてそのまま機械で廃棄処理する等
のときに使用する、水で溶ける再生紙により得た環境に
やさしい新規のディスポーザブル容器を提供する。 【解決手段】 新聞、雑誌等のリサイクル古紙を水溶性
バインダー入りの溶解パルプ状とすることにより得た再
生の溶解パルプ状物を以てボール紙等板紙と包装用紙程
度の厚さの用紙とを構成し、板紙を以てトップ枠板等一
部分用部材をまた用紙を以て容器本体等他部分部材をそ
れぞれ構成し、これ等一部分用部材、他部分用部材を相
互に止着して得たものである。
Description
【０００１】
本考案は、病院、老人健康施設等施設等などで主に便、尿、喀痰、膿等を受け てそのまま機械で廃棄処理する等のときに使用する、水で溶ける再生紙により得 た環境にやさしいディスポーザブル容器に関する。
【０００２】
従来、差込便器、尿器、喀痰容器、膿盆等合成樹脂製容器は、主に焼却法によ り廃棄していたが、斯る焼却が環境に悪い影響を与えることから問題視されてい る。
【０００３】
本考案は、上記問題点の解消に有効な新規のディスポーザブル容器を提供する ことを目的とするものである。
【０００４】
上記目的を達成するために本考案に係るディスポーザブル容器は、折込等の混 じっていない新聞、雑誌等のリサイクル古紙を、途中工程で高温の乾燥工程を経 て無菌化してから水溶性バインダー入りの溶解パルプ状とすることにより得た再 生の溶解パルプ状物を以てボール紙等板紙と包装用紙程度の厚さの用紙とを構成 し、板紙を以てトップ枠板等一部分用部材をまた用紙を以て容器本体等他部分部 材をそれぞれ構成し、これ等一部分用部材、他部分用部材を相互に止着して、不 使用時には潰した状態としておくことのできる便器を完成するようにしたもので ある。
【０００５】
図に示す実施例は、先ず、折込等の混じっていない新聞、雑誌等の１００％リ サイクル古紙を、途中の工程において１００℃の乾燥工程を経て無菌化してから 水溶性バインダー入りの溶解パルプ状とし、この溶解パルプ状物を以てボール紙 １および用紙２を構成し、ボール紙１を裁断してトップ枠板３を、また用紙２を 裁断し且つ型付して便器本体４をそれぞれ構成し、トップ枠板３の下面に便器本 体４を配してその開口縁をトップ枠板３における内周縁の下面部に止着し、よっ て押し潰して扁平形状とすることのできる便器５を完成したものである。
【０００６】 また、図３に示す別異の実施例はトップ枠板３の形状を差込便器型としたもの である。
【０００７】 尚、上記再生の紙を得る際には、こう解、サイジング、充てん料添加および精 整（精選）等工程の全部もしくは一部を適宜に行えばよい。
【０００８】 上記便器等容器は、次のような破砕機８を用いて下水道等に放出処理して廃棄 するものである。
【０００９】 上記処理に用いる破砕機８は、絡まったものを除去し易くするために着脱自在 とした攪拌棒（図示せず）を備えた攪拌槽９および当該攪拌槽９への水道水の給 水部１０・排水部１１ならびにこれ等攪拌槽９、給・排水部１０、１１の操作制 御部１２をもつものであって、病院などに設置し且つ水道管および排水管（共に 図示せず）を接続して用いるようにしたものであり、この状態で攪拌槽に給水 する、当該攪拌槽に使用済み直後のディスポーザブル容器を投入する、同攪 拌槽を作動状態とし、この作動により容器が破砕して微片状となった時点で上記 排水部１１を排水状態とする、操作を行い、よって排水を下水道に放出処理する 等の用法で供するようにしたものである。尚、この用法によって破砕され排出さ れたものは、１００％バクテリアにより処理され自然界に還る。
【００１０】 尚、本考案を実施する際には、破砕機８に防臭消毒剤（除菌剤）の供給装置（ 図示せず）を装備して快適さをアップするようにすることがあり、また上記ディ スポーザブル容器の内面もしくは外面には水に溶けるが比較的溶けにくいコーテ ィング面（図示せず）を積層することによって、排便を受けてから破砕機にかけ るまでの間に溶けて孔が明いたりしないようにすることができる。
【００１１】
本考案に係るディスポーザブル容器は、上記のように折込等の混じっていない 新聞、雑誌等のリサイクル古紙を、途中工程で高温の乾燥工程を経て無菌化して から水溶性バインダー入りの溶解パルプ状とすることにより得た再生の溶解パル プ状物を以てボール紙等板紙と包装用紙程度の厚さの用紙とを構成し、板紙を以 てトップ枠板等一部分用部材をまた用紙を以て容器本体等他部分部材をそれぞれ 構成し、これ等一部分用部材、他部分用部材を相互に止着して得たことを特徴と するので、構成が容易で使い勝手のよい著効があるは勿論であるが、上記した実 施例のように破砕機とセットで使用すれば、病院などでは入院患者のための健康 や快適さだけではなく、そこで世話をしている職員等の省力化や健康管理もでき るものであり、衛生的にも極めて具合のよいものであり、また本考案において溶 解パルプ状物の原料として実施例のように折込等の混じっていない新聞、雑誌等 のリサイクル古紙を用いた場合には問題になる蛍光染料や他の有害物質を含んで いなく無公害であり、しかも途中工程で高温の乾燥工程を経て無菌化するように したときには安全性に優れている等の好ましい効果を奏するものである。
【図１】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図２】同じく断面図である。
【図３】別異の実施例を示す斜視図である。
【図４】破砕機を示す斜視図である。
１ ボール紙 ２ 用紙 ３ トップ枠板 ４ 便器本体 ５ 便器 ８ 破砕機 ９ 攪拌槽 １０ 給水部 １１ 排水部 １２ 操作制御部 １５ 開閉蓋 １６ 電源コード
Claims (1)
- 【請求項１】 新聞、雑誌等のリサイクル古紙を水溶性
バインダー入りの溶解パルプ状とすることにより得た再
生の溶解パルプ状物を以てボール紙等板紙と包装用紙程
度の厚さの用紙とを構成し、板紙を以てトップ枠板等一
部分用部材をまた用紙を以て容器本体等他部分部材をそ
れぞれ構成し、これ等一部分用部材、他部分用部材を相
互に止着して得たことを特徴とするディスポーザブル容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998010428U JP3060382U (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | ディスポ―ザブル容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1998010428U JP3060382U (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | ディスポ―ザブル容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3060382U true JP3060382U (ja) | 1999-08-31 |
Family
ID=43194204
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1998010428U Expired - Lifetime JP3060382U (ja) | 1998-12-10 | 1998-12-10 | ディスポ―ザブル容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3060382U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0638288U (ja) * | 1992-10-20 | 1994-05-20 | 松下電器産業株式会社 | 表示管固定装置 |
-
1998
- 1998-12-10 JP JP1998010428U patent/JP3060382U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0638288U (ja) * | 1992-10-20 | 1994-05-20 | 松下電器産業株式会社 | 表示管固定装置 |
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