JP3060155U - 眼鏡が曇らない衛生マスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 現在市場に出回っているものはガーゼマスク
が主流ですが、これは風邪の通りが良く完全なものでは
ありません。又、オートバイ用のマスクはレザー製です
が、顔に密着せず、ただ風よけに作成したものと思われ
ます。 【解決手段】マスクをつけると肌着１枚つけるのと同じ
位暖かいと言います。これは本当の事です。素材はあま
り厚い生地を使わず、肌に密着する程度の合成皮革生地
を使用しました。その代わりに、息が出来るように空気
穴を開けることとし、これは実験によりだんだんと増や
し最終的には１２の穴にしました。最大の目的である眼
鏡が曇らないための工夫としては、鼻から頬骨の凹凸の
隙間をフエルト生地で埋めました。マスクの上から眼鏡
をかける様にして上部の隙間からの空気漏れを防ぎまし
た。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】

素材は風通しの悪い合成皮革生地を使用し、空気穴を１２穴開けハトメを取り付 けます。

【従来の技術】

現在市販されているマスクの大半はガーゼで作られています。

【考案が解決しようとする課題】

従来のマスクは口と鼻をふさいでも風通しは良いのですが、その為ばい菌もマス クの隙間から入ってきます。又、吐く息が上部から漏れて眼鏡が曇り前が見えな くなります。

【課題を解決する為の手段】

本考案におけるマスクは合成皮革生地を使用し、又、マスク上部にフエルトを取 り付けることにより、肌への密着度及び密閉度を高めて不必要な空気の流通を妨 げ、眼鏡の曇りを防止します。

【考案の実施の形態】

まず、図１の様な型紙を作成します。合成皮革生地を中表に２つ折にし型紙通り に輪郭線を引きます。１，２の輪郭線から５ｍｍ、３の輪郭線からは１０ｍｍの 縫い代をとり裁断します。次に、双方１枚ずつ各々２，３に順に縫い代部分を裏 側に折り曲げミシンかがりをします。再び、２枚を中表に合わせ１の部分どうし を縫い合わせます。次に、図３の様に１２ヶ所に直径５ｍｍの空気穴を開けハト メを取り付けます。図２の様にガーゼ止めゴムを縫い付けます。マスクが鼻にあ たる部分を開けてマスクの上端両側にフエルト生地を糊で貼り付けます。図２の 様にガーゼ止めゴムの内側に滅菌ガーセを挟み、耳掛けゴム通し穴に耳掛けゴム 通して完成です。

【実施例】

眼鏡が鼻の上部でマスクの上部を押さえる為、息漏れが少なく眼鏡が曇りません 。

【考案の効果】

図面通りにマスクを作成し、実際に付けてみると非常に密閉度があり、前の空気 穴からしか息の吸入及び排気が出来ませんので眼鏡が曇ることはありません。又 、ばい菌等の侵入も滅菌ガーゼにより防ぎます。

【図面の簡単な説明】

【図１】型紙の平面図

【図２】マスクの平面図（裏側）

【図３】マスクの平面図（表側）

【符号の説明】

１ 型紙の輪郭線 ２ 型紙の輪郭線 ３ 型紙の輪郭線 ４ かがりミシン目 ５ 縫い合わせミシン目 ６ フエルト生地 ７ ガーゼ止めゴム ８ 耳掛けゴム通し穴 ９ 耳掛けゴム １０ 滅菌ガーゼ １１ ハトメ付き空気穴

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】合成皮革生地でマスクを作成し、その内側
   には滅菌ガーゼを挟み、マスク上部にはフエルト生地を
   貼り付け、吐く息が上部から漏れるのを防ぎます。