JP3059721U - 布 地 - Google Patents

布 地

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JP3059721U
JP3059721U JP1998009754U JP975498U JP3059721U JP 3059721 U JP3059721 U JP 3059721U JP 1998009754 U JP1998009754 U JP 1998009754U JP 975498 U JP975498 U JP 975498U JP 3059721 U JP3059721 U JP 3059721U
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JP
Japan
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cloth
hole
fabric
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sweat
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JP1998009754U
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English (en)
Inventor
幸子 岡元
Original Assignee
幸子 岡元
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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ジョギング,作業等でかいた汗の拭き取りは
やっかいであったので、容易に取り除き且つマフラーと
して流用できる布の提供。 【解決手段】幅より長さが長い布地の中央部分に人頭部
が通過可能な穴を設け、前記布地の長手方向の少なくと
も一方の端寄りに前記幅を二分する折れ線に対して対称
位置に前記布地を二つ折りしたときの他端が通過可能な
切込穴を設けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は人体の下着の下に装着し又はマフラーとして利用可能な布地に関する 。
【0002】
【従来の技術】
ジョギング,スポーツ,作業などで身体を動かすと全身に汗をかき、顔や頭な どの汗は露出しているのでタオルで簡単にぬぐうことができる。背中や胸,腹部 にかいた汗をぬぐうには下着をめくってタオルでぬぐうことになる。まだしも胸 ,腹部は前側の下着を持ち上げてぬぐうことができる。しかし背中にかいた汗を ぬぐうことは簡単にはできず、家或いはロッカー室に入って下着を脱いでタオル を背中に渡してぬぐうようにしないと十分に汗をぬぐうことができない。 特に女性においては、人前で肌を見せたり、下着の下の汗をぬぐう動作は到底 できないものである。 マフラーの端はまち子巻きにするが一つ結びとされることが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように汗をかたいとき下着の下の汗はぬぐうのに大変困る問題であって、 大量にかいた汗は身体の冷えない間にすみやかにぬぐはないと身体を冷し風邪を 引く原因となる。また汗をぬぐいとらないと汗でぬれた下着は肌に密着して不***がこの上もない。 またマフラーを一つ結びする場合は結び目が膨れ体裁がよくないものである。 本考案は従来のこのような問題点に鑑みなされたもので、その目的とするとこ ろは容易に身体にかいた汗の処置ができ、特に女性でもちょっとした蔭において 簡単に汗対策ができ、また寒いときは体裁の良いマフラーとしても使用できる二 通りに使用可能な布地を提供しようとすものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上述の目的を達成するために、本考案の布地は幅より長さが長い布地の中央部 分に人頭部が通過可能な穴を設け、前記布地の長手方向の少なくとも一方の端寄 りに前記幅を二分する折れ線に対して対称位置に前記布地を二つ折りしたときの 他端が通過可能な切込穴を設けたものである。 また前記人頭部が通過可能な穴は楕円形であり、前記切込穴は長手方向と平行 である。 布を頭からかぶって頭を穴に通しその上に下着をつける。ジョギングで汗が出 たら布を頭から脱ぐ。布で汗が吸収されるので下着は殆ど濡れないですむ。 またマフラーとして使用するときは首にまいた先の一方を切り込みに通す。
【0005】 また、幅より長さが長い布地の長手方向中央部分で二分して、該二分した両布 地の端部を接離可能に接合する接着手段を設け、両布地を接合した状態で接合部 位に人頭部が通過する穴を両布地にわたって設けたものである。 接着テープのついた一方の半片を背中側とし他方半片を胸側として両肩部分を 接着テープで接続して穴に首を通した状態とする。その上に下着を付ける。ジョ ギングで汗が出たら肩に手をやり接着テープを剥がして分離し、下着の前と後ろ の下側から布をそれぞれ引き抜く。汗は布で吸収され下着は殆ど濡れない。
【0006】
【考案の実施の態様】
〔実施例1〕 実施例1を示す図1において、パイル織りされた織り地,パイル編みされた編 み地であって、スポーツタオル,バスタオルが好適である。 また、綿,羊毛,化繊(望ましくはアクリル系)和紙を適当に選別混合した不 織布等の布地の、幅に比して長さの長い布を生地とする。幅はほぼ人体の胸幅が 望ましい。特に布地は吸湿性を第1とし、これに保温性を有するように糸の構成 ,織り方、材料の配合がなされている。 なお、本願の考案で布地とは、被服用の編地,織地,不織布をいう。
【0007】 今実施例として布地はスポーツタオルとする。 タオル布地1のほぼ中央に人頭部が通過できる穴2を切り開く。この穴の形状 は円形,楕円形、菱形,四角形,多角形と自由に選択するものであるが、特に望 ましいのは楕円形で下着のシャツから見えない形状・大きさである。 穴2の周りには、バイアステープ3を当てミシンで縫い付けるか、またはかが りミシンでほつれてくるのを止めるものである。
【0008】 さらに長手方向の一方の端部寄りに、幅を二つ折りにした半幅のほぼ幅中央で 折れ線7に対して対称で、図3に示すように切り込み4を折れ線7と平行に切り 開く。この切り込み長さは幅の1/4が適当である。そしてその切り込んだ縁を バイアステープ5を当ててミシンで縫い付ける。またはバイアステープ5を使用 せずかがりミシンで縁をかがる。 切り込み4は通常線状とするのが、このままで汗拭きとするときに望ましい。 しかし、切り込み4は必ずしも線状である必要はなく、細長い何らかの形状例 えば瓢箪形,ハート形,へちま形等にデザインされたものとすることも自由であ る。マフラーとして用いるときの美観が考慮される。
【0009】 また、布地には色彩でデザインしたり、織り模様を入れたり、プリント印刷で 年齢層に合わせ模様をつけることによりマフラーとして用いるとき効用は一段と 向上する。この切り込み4は、中央は穴に対して長手方向両端寄りに形成するこ とも全く自由であるが一般には片側で充分である。
【0010】 さらに布の四隅等に身体の前側,後側に垂らされた布が巻き込まれたり、ずれ たりすることを防ぐためマジックテープ,接着テープ6等を縫い付け,貼り付け 等で取り付けることも有効な場合がある。
【0011】 このように形成した布地を使用するには、作業またはジョギングの前に素肌の 上に中央の穴2に頭を通して前後に布を図2に示すように振り分ける。この上に シャツ及びウエアを着る。スポーツ,ジョギングによりかいた汗は吸水性の布地 により吸収され汗の湿りは下着までおよばない。運動後、男性ならばその場でも 、女性ならば人目を避けて、汗で濡れた布を頭から脱ぐことにより乾いたシャツ が肌にさわり汗の不快感を避けることができる。
【0012】 さらにマフラーとして使用するときは幅方向に二つ折りにして図4に示すよう に、穴2側を首にさわる側として切り込み4を重ねる。そして他の端を重ねられ た切り込み4に通すことによって弛みがなく体裁の良いマフラーとして使用でき る。穴4を首側にすることにより首まわりがより暖かく、安定する。
【0013】 〔実施例2〕 平面図を示す図5において布地は実施例1と同じである。中央部分の穴2で布 を横に半分に切断して1A,1Bとするものである。半分とした一方の布1Aの 両側の肩に来る部分に接着テープまたはマジックテープ8を取り付ける。他方の 布の両肩部に接着片を取り付けるものである。 なお中央部分の穴2は、タオルを二分して接着テープまたはマジックテープ8 で接合したあと最終に切り開いてもよい。そして切り口にバイアステープ3を縫 い付ける。
【0014】 このように形成したものを装着するには、素肌に、接着テープがついた側の布 1Aを背中側に当て、胸側に他方の布1Bを当て、両肩の部位で接着テープ,マ ジックテープ8で接合する。吸湿した布を取り外すときは接着テープ,マジック テープ8を外して下側,胸側の下側より引き出すものである。引き出すとき髪形 にさわって乱すことがないので女性には特に有用である。
【0015】
【考案の効果】
本考案は上述のとおりであるので、請求項1,2の布地は多量の汗をかくとき に用いると、汗を吸湿するので、この布を取り除くことにより乾いている下着が 肌にさわり不快感を生じない。 またすみやかに汗した布が簡単に取り除けるので風邪引きをさけることができ る。
【0016】 さらに老人ホーム,病院において、老人,病人に着用させ適宜取り換えれば汗 臭さを取り除き、またねたきり病人の床ずれを少なくすることができる。 請求項3の布はさらに布を取り除くとき下側から引き出せるので髪形をいため ることなく女性には好適である。また寝たきり老人の脱着が容易である。 (注)考案の詳細な説明中マジックテープは登録商標である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1の平面図である。
【図2】人体に着用した状態を示す図である。
【図3】幅方向に二つ折りにした図である。
【図4】二つ折りにした布をマフラーとして着用した図
である。
【図5】本考案の実施例2の平面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 布地 2 穴 3,5 バイアステープ 4 切り込み 6,8 マジックテープ,接着テープ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅より長さが長い布地の中央部分に人頭
    部が通過可能な穴を設け、前記布地の長手方向の少なく
    とも一方の端寄りに前記幅を二分する折れ線に対して対
    称位置に前記布地を二つ折りしたときの他端が通過可能
    な切込穴を設けたことを特徴とする布地。
  2. 【請求項2】 前記人頭部が通過可能な穴は楕円形であ
    り、前記切込穴は長手方向と平行である請求項1に記載
    の布地。
  3. 【請求項3】 幅より長さが長い布地の長手方向中央部
    分で二分して、該二分した両布地の端部を接離可能に接
    合する接着手段を設け、両布地を接合した状態で接合部
    位に人頭部が通過する穴を両布地にわたって設けたこと
    を特徴とする布地。
JP1998009754U 1998-12-09 1998-12-09 布 地 Expired - Lifetime JP3059721U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001234404A (ja) * 2000-02-23 2001-08-31 Sakae Tanaka 背なかの汗を吸いとる着物
JP2002253444A (ja) * 2001-03-01 2002-09-10 Asako Yamada 腕ストッパ−付きベビ−用バスタオル
WO2005023032A1 (ja) * 2003-09-05 2005-03-17 Toshimitsu Tachibana 長尺帯体、及びその長尺帯体への線状切欠孔の縫製方法

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