JP3059142B2 - 路車間通信用車載器 - Google Patents
路車間通信用車載器Info
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Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Description
で停車することなく料金の支払いが可能な自動料金収受
システムにおける車両搭載端末に関する。
つとして、料金所側に設置される質問器と車両側に設置
された応答器間の無線通信によって料金収受行為を完了
させる自動料金収受(ETC:Electronic Toll Collec
tion)システムが研究されている。
れた中央処理装置(以下、路側機と呼ぶ)と車両側に設
置された自動料金収受車載器(以下、車載器と呼ぶ)間
の無線通信によって料金所での料金収受行為を代行する
ものである。路側機は、車載器に対して無線送信を行
い、車載器は、受信した内容に従って車両側の情報(車
種情報、入り口料金所情報、チェックバリア情報など)
を路側機側に送信し、路側機は、その情報に従って料金
計算処理を行い、車載器に料金通知などの結果を送信
し、車載器は、受信した料金情報をICカードなどの記
録媒体に書き込んで料金を引き落とすか、後払いで料金
を清算する。
両が混雑している場合には、停車する必要がないため極
めて有効なシステムであるが、車載器を設置してない車
両や設置しているがICカードを持って来るのを忘れた
場合は現金で支払う必要がある。このため、料金所に
は、自動料金収受を行なうブースと、現金で支払うブー
スとがあり、ユーザが任意に選択できるようになってい
る。
における支払いは、現金による支払いの他に、回数券や
ハイウエイカードによる支払いも認められている。回数
券やハイウエイカードは割引の特典があるので、現金で
支払うよりは有利である。そこで、車両が混雑している
場合にはICカードによる支払いを行ない、車両が混雑
していない場合は回数券やハイウエイカードによる支払
いがあると考えられる。ところが、車両が混雑している
のでICカードによる支払いを予定していても、料金所
に近づいて路側機との通信が開始された後に、車両の混
み具合が解消されたり、現金払いのブースが空いている
ので、現金払いのブースに入って回数券やハイウエイカ
ードで支払いたい場合が発生することも考えられる。
て、車載器が自動料金支払い状態に設定されていても、
料金所の直前で自動料金支払い処理を中止することので
きる路車間通信用車載器を提供することを目的とする。
成するために、自動料金支払い処理を停止させるための
スイッチ手段を設けたものであり、このスイッチ手段が
操作されて現金等による支払いが選択された場合には、
路側機にETCキャンセル信号を送信し、ETC処理手
段による自動料金収受処理を停止することにより、料金
所の直前であっても自動料金支払い処理を中止すること
ができ、現金や回数券、ハイウエイカードによる支払い
が可能になる。
は、料金所に設置された路側機と無線で交信することに
より通行料金の支払いをICカードにより実行可能な路
車間通信用車載器において、ICカードによる支払いか
現金等による支払いかを外部から選択する手段と、IC
カードの挿着を検知して自動料金収受を実行するETC
処理手段とを備え、ICカードによる支払いが選択され
た場合には、ETC処理手段により自動料金収受処理を
実行し、現金等による支払いが選択された場合には、E
TC処理手段による自動料金収受処理を停止することを
特徴とする路車間通信用車載器であり、料金所の直前で
あっても自動料金支払い処理を中止することができ、現
金や回数券、ハイウエイカードによる支払いが可能にな
る。
に設置された路側機と無線で交信することにより通行料
金の支払いをICカードにより実行可能な路車間通信用
車載器において、ICカードを挿着することによりET
C支払いモードに移行して自動料金収受処理を実行する
ETC処理手段と、外部からの操作により現金等による
支払いモードに切り替える手段とを備え、現金等による
支払いモードに切り替えられた場合には、ETC処理手
段による自動料金収受処理を停止することを特徴とする
路車間通信用車載器であり、料金所の直前であっても自
動料金支払い処理を中止することができ、現金や回数
券、ハイウエイカードによる支払いが可能になる。
ードによる支払いか現金等による支払いかを表示する手
段を備えた請求項1または2記載の路車間通信用車載器
であり、支払い方法を確認することができる。
ードによる支払いか現金等による支払いかを音声により
表示する手段を備えた請求項3記載の路車間通信用車載
器であり、支払い方法を音声により確認することができ
る。
態を図面を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態
1における車載器の概略構成を示すものである。図1に
おいて、1は車載器全体を制御するとともに、自動料金
収受(ETC)処理を実行するCPUである。このCP
U1には、無線回路2、電源回路3、不揮発性メモリ
4、RAM5、ROM6、操作部7、表示部8、ICカ
ードリーダライタ9および支払いモード選択スイッチ1
1等が接続されている。
の間で無線交信を行なうものである。電源回路3は、車
両のバッテリー電圧を車載器の各部を動作させるに適し
た電圧に変換するものである。不揮発性メモリ4は、こ
の車載器が搭載された車両固有の識別番号と車種情報を
記憶する記憶保持動作が不要なメモリである。RAM5
は、CPU1が行なう制御や処理に必要なデータを一時
的に記憶する随時書き込み読み出し可能なメモリであ
る。ROM6はCPU1が実行するプログラムを格納し
た読み出し専用メモリである。操作部7は、CPU1に
指示や命令を与えるテンキーやタッチスイッチを備えて
いる。表示部8は動作状態や指示内容を文字により表示
する液晶ディスプレイと音声により表示するスピーカと
を備えている。ICカードリーダライタ9は、ICカー
ド10の挿着を検知し、挿入されたICカードに対しデ
ータの読み出し書き込みを行うものである。支払いモー
ド選択スイッチ11は、操作部7に設けられて、車両の
運転者が支払いモードをETCにするか、現金等にする
かを選択するスイッチである。
変更処理について図2のフロー図を参照して説明する。
図2において、ステップS1で、ICカード10がIC
カードリーダライタ9に挿着されたことが検知される
と、ステップS2で、ETC支払いモードが選択された
かどうかを調べる。ICカードが挿着された場合は、通
常は運転者がETCモードを選択する意志がある場合で
あり、運転者は支払いモード選択スイッチ11をETC
モードに切り替える。この動作は、支払いモード選択ス
イッチ11をETCモードに切り替えた後に、ICカー
ド10をICカードリーダライタ9に挿着してもよい。
ETC支払いモードが選択されると、ステップS7で、
ETC支払いモードに移行し、スタンバイ状態になる。
この状態のまま料金所に近づいた時に、運転者が気持ち
を変えて、ステップS3で、支払いモード選択スイッチ
11を現金支払いモードに切り替えた場合、その信号を
基にCPU1が、ステップS4で、支払い方法の表示を
ETCから現金に変更する。この表示の変更は、液晶デ
ィスプレイによる文字による変更のみならず、スピーカ
からの音声により案内され、変更を容易に確認すること
ができる。次いでCPU1は、ステップS5で、ETC
処理を停止する制御を行う。これは、例えば無線回路2
を通じて路側機にETCキャンセル信号を送出すること
により行われる。その後、ステップS6で、運転者は現
金支払いブースに入って、現金または回数券またはハイ
ウエイカードによる支払いを行う。ステップS3で支払
いモードの変更がない場合は、運転者はETC支払いブ
ースに入って、ステップS8で規定通りのETC処理が
行われ、ICカード10に記載された預納または後納金
額から通行料金を減算した金額が書き込まれる。
支払いモードを選択するスイッチ11を備えているの
で、このスイッチで現金支払いモードを選択することに
より、料金所の直前であっても自動料金支払い処理を中
止することができ、現金や回数券、ハイウエイカードに
よる支払いが可能になる。
態2における車載器の概略構成を示すものであり、図1
に示した実施の形態1とは、支払いモード選択スイッチ
11に代えて、現金支払いモードスイッチ12を設けた
点が異なるだけなので、同じ構成要素には同じ符号を付
して、構成についての重複した説明は省略する。
ド変更処理について図4のフロー図を参照して説明す
る。図4において、ステップS11で、ICカード10
がICカードリーダライタ9に挿着されたことが検知さ
れると、ステップS12でETC支払いモードに自動的
に移行し、スタンバイ状態になる。これは、ICカード
が挿着された場合は、通常は運転者がETCモードを選
択する意志がある場合なので、ETC支払いモードに自
動的に移行する。別の狙いとして、ICカードの挿着忘
れ等を防止するために、ICカードを挿着しなければE
TC支払いモードに移行しないようにするものである。
ETC支払いモードに移行した後、運転者が気持ちを変
えて、ステップS13で、現金支払いモードスイッチ1
2を押した場合、その信号を基にCPU1が、ステップ
S14で、支払い方法の表示をETCから現金に変更す
る。この表示の変更は、液晶ディスプレイによる文字に
よる変更のみならず、スピーカからの音声により案内さ
れ、変更を容易に確認することができる。次いでステッ
プS15で、CPU1によるETC処理を停止する制御
が行われる。これは、例えば無線回路2を通じて路側機
にETCキャンセル信号を送出することにより行われ
る。その後、ステップS16で、運転者は現金支払いブ
ースに入って、現金または回数券またはハイウエイカー
ドによる支払いを行う。ステップS13で支払いモード
の変更がない場合は、運転者はETC支払いブースに入
って、ステップS17で規定通りのETC処理が行わ
れ、ICカード10に記載された預納または後納金額か
ら通行料金を減算した金額が書き込まれる。
現金支払いモードスイッチ12を備えているので、この
スイッチで現金支払いモードを選択することにより、料
金所の直前であっても自動料金支払い処理を中止するこ
とができ、現金や回数券、ハイウエイカードによる支払
いが可能になる。
ように、自動料金支払い処理を停止させるためのスイッ
チ手段を備えているので、このスイッチ手段が操作され
て現金等による支払いが選択された場合には、路側機に
ETCキャンセル信号を送信し、ETC処理手段による
自動料金収受処理を停止することにより、料金所の直前
であっても自動料金支払い処理を中止することができ、
現金や回数券、ハイウエイカードによる支払いが可能に
なり、ユーザの選択肢を広げることができる。
成を示すブロック図
更処理を示すフロー図
成を示すブロック図
更処理を示すフロー図
Claims (4)
- 【請求項1】 料金所に設置された路側機と無線で交信
することにより通行料金の支払いをICカードにより実
行可能な路車間通信用車載器において、ICカードによ
る支払いか現金等による支払いかを外部から選択する手
段と、ICカードの挿着を検知して自動料金収受を実行
するETC処理手段とを備え、ICカードによる支払い
が選択された場合には、ETC処理手段により自動料金
収受処理を実行し、現金等による支払いが選択された場
合には、路側機にETCキャンセル信号を送信し、ET
C処理手段による自動料金収受処理を停止することを特
徴とする路車間通信用車載器。 - 【請求項2】 料金所に設置された路側機と無線で交信
することにより通行料金の支払いをICカードにより実
行可能な路車間通信用車載器において、ICカードを挿
着することによりETC支払いモードに移行して自動料
金収受処理を実行するETC処理手段と、外部からの操
作により現金等による支払いモードに切り替える手段と
を備え、現金等による支払いモードに切り替えられた場
合には、路側機にETCキャンセル信号を送信し、ET
C処理手段による自動料金収受処理を停止することを特
徴とする路車間通信用車載器。 - 【請求項3】 ICカードによる支払いか現金等による
支払いかを表示する手段を備えた請求項1または2記載
の路車間通信用車載器。 - 【請求項4】 ICカードによる支払いか現金等による
支払いかを音声により表示する手段を備えた請求項3記
載の路車間通信用車載器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31650498A JP3059142B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 路車間通信用車載器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31650498A JP3059142B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 路車間通信用車載器 |
Publications (2)
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JP2000149077A JP2000149077A (ja) | 2000-05-30 |
JP3059142B2 true JP3059142B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=18077849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31650498A Expired - Fee Related JP3059142B2 (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 路車間通信用車載器 |
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Families Citing this family (2)
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-
1998
- 1998-11-06 JP JP31650498A patent/JP3059142B2/ja not_active Expired - Fee Related
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